変化の先。
2024年10月21日 13時29分こんにちは、村瀬です。
今日は冷え込みが強く感じますね。
でも本来は、10月下旬としては、これでも暖かいくらいだったのかもしれません。
人は慣れていく生き物ですね。
さて、オフィシャルぶろぐ「本日のオレンジキッズ」にも記しましたが、
19日に、日進市球技大会が開催されました。
村瀬は応援兼カメラマン兼ホームページ更新係として、
それぞれの会場に顔を出させていただきました。
両会場とも、多くの保護者の方々が応援に足を運んでくださっていました。
間違いなく、選手の力になっていたと思います。
誠にありがとうございました。
サッカー会場にて、
村瀬は大会本部長からベンチに入り撮影することを許可され、
選手たちのすぐそばで試合を観戦させていただきました。
ちなみに大会本部長は、本校の教頭先生です。
なんだか癒着(ゆちゃく)を疑われそうですが、
全校オッケーだったので問題ありません。
村瀬は元々、サッカー部の顧問を長い間務めておりましたので、
ベンチに入ると、なんだか、こう、熱いものが込み上げてきます。
「そこだ! それいけ! おりゃー!」
と、ついつい叫びたくなってしまいます。
が、現在はサッカー部を受け持っていない身。
さらにはカメラマンとして特別にピッチサイドにいる身。
そんな第三者が指示を出したり過剰な応援をしたりするのは、
ルール違反です。
それに、顧問陣や子どもたちにも混乱を招いてしまいます。
ということで、グッと歯を食いしばり、心の中で絶叫しながら、
シャッターを切り続けていたのでした。
サッカーの会場は総合運動公園だったわけですが、
今から30年以上前、
村瀬も選手として大会に参加し、ピッチを走り回った過去があります。
その時の思い出は、今でも色濃く残っています。
教員になってからも、同じ場所で数多く大会に臨みました。
ベンチやスタンドからの声援や、
必死でボールを追いかける子どもたちを見て、
それらの懐かしい情景が、次々に浮かび、胸が熱くなりました。
きっと、今回が、最後の球技大会だったということも、
大きく影響していたのだと思います。
長きに渡る伝統の行事が幕を閉じる。
それはやはり、寂しいものです。
バスケットボール会場にて、
大きな声で選手たちにエールを送り続けてくださったお父様とも、
「こうして子どもたちが活躍する大会がなくなるのは寂しいですねえ」
と、しみじみ言葉を交わしました。
球技大会を含め、この地区の小学校の部活動が幕を閉じる、
ということに関しては、多くの議論が起こり、様々な意見が飛び交いました。
賛否両論あるわけですが、
学校教育を取り巻く現在の状況では、
これまで通りの形で運営を続けるのは困難だと、多くの方が認識しています。
そこで、地域の力を借りながら、
子どもたちの活躍の場を創り出していこうと、
教育委員会をはじめ、関係機関の方々が、
現在も試行錯誤しながら尽力してくださっています。
否定的な意見もある中で調整を進める。
その苦しさは大変なものでしょう。
それでも、「子どもたちのために」という想いを支えに、
「火中の栗を拾う」ような立場を引き受けてくださっている方々に、
敬意を表したいと思います。
変化の先に何があるのか、それは誰にも分かりません。
うまくいくこと、いかないこと、色々と生まれるのでしょう。
しかし、
まずは、やってみる。
そして、振り返る。
さらに、改善していく。
これは、私たち教員が、
学習を進めたり、学級経営を進めたりする上で、
子どもたちに求める行動に他なりません。
日進市で歩みを進める子どもたちが、
変化の先にも、明るく成長を遂げることができるよう、
学校だけでなく、地域の皆さんと一緒に、
考え、行動できたらと願います。
変化といえば、
球技大会と同日の午後から、もう一つの大きな行事が本校でありました。
こちらもオフィシャルぶろぐに記しましたが、
「東学区かすい」主催の「学校へ泊まろう!」というイベントです。
例のういるすにより、
長い間、取りやめになっていた企画です。
それを復活させるということにも、
きっといろんな意見があったのではないかなと想像します。
企画、準備、運営のどれをとっても、大変なことに違いありません。
それを乗り越えて、実施してくださったその裏側には、
「子どもたちのために」「地域のために」
という想いが支えとなっていたのだと思います。
復活という変化の先に、多くの子どもたちの笑顔があったことを、
昨日、少しだけでしたが、現地の様子を見て感じました。
ぶろぐの内容と重なりますが、
このイベントを支えてくださった皆さんに、
心からの敬意と感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
ついつい長くぶつぶつしてしまいました。ごめんなさい。
ところで、「変化」について、
東小学校では、もう一つ大きな出来事がありました。
それについては、また次回以降のぶつぶつで。
それでは、また。