珍しい光景。
2024年12月12日 15時09分こんにちは、村瀬です。
今日は保護者会3日目です。
本日もお忙しい中お時間をつくっていただきありがとうございます。
明日まで、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、相変わらず、感染症の暴風が吹き荒れている東小です。
残念ながら、早退者が相次ぎ、
明日から閉鎖される学級も出てしまいました。
早退者も相次ぎ、その対応をはじめ、
なんだかんだとてんやわんやの職員室です。
今日は慌てふためいていた教頭先生が、
給食センターに連絡を取ろうとして、
なぜか職員室に「内線」連絡をかけ、
それを斜め前に座っている事務のTさんが応対する、
という珍しい光景が見られました。
かくいう村瀬も、
連絡すべき内容を校内の電子掲示板に書き込んだつもりが、
全小中学校の掲示板に記す、
という行動をとってしまいましたが。
しかしまあ、こちらのやらかしは、すぐに自分で気付き、
おそらく誰にも気付かれていなかったので、
このまま闇に葬(ほうむ)りたいと思います。
ちなみにこの失敗は、年に1、2度やっております。
さて、本校は現在、4学級が閉鎖しております。
ですので、職員室に人が複数いる時間が長くなっています。
これもまた、最近の東小学校では珍しい光景です。
職員室にぽつんと一人になり、
お手洗いに行くことも憚(はばか)られる、
という状況が頻繁(ひんぱん)に起こっております。
複数の電話が掛かってきたら、お手上げです。
もしも学校に電話されたときに、
昼中にも関わらず誰も出ないというときは、
そういう状況にあるんだなあとご理解いただければ幸いです。
ところで、
閉鎖中の学級担任が何をやっているのか。
別に、暇でぼーっとしているわけではありません。
各クラスの子どもたちの健康状態をチェックしたり、
閉鎖開けの授業内容を考えたり、
村瀬のように頬杖(ほおづえ)をつきながら、
ぽかーんと口を開けてサボっていることなく、
皆さん働きまくっております。
自分の学級のこと以外にも、
学年や学校全体のサポートも買って出てくれています。
「補欠を組む」(過去ぶつぶつ参照)担当の村瀬が、
「困った困った。この時間は人が足りぬなあ。
どこかに人はおらぬかなあ」
と、わざとらしく声を上げると、
「私行けますけど」
「自分も大丈夫です」
と、駆け付けてくれます。
「え? いいんですか?」
と、内心ニヤニヤしながら代役を依頼している、
悪徳教務主任と化した、今週の村瀬です。
さて、現在は保護者会中です。
その準備で、多くの担任陣は下校に参加することができません。
そんな中、閉鎖中の学級担任S先生とF先生が、
電話での懇談に切り替わったご家庭が多くあったのか、
時間に余裕ができたということで、
下校の全体指揮の役目を引き受けてくれました。
本来は村瀬がやるべきことでしたが、
「え? いいんですか?」
と、内心ニヤニヤしながらお願いしました。
初日、S先生は教員が少ない中、子どもたちを上手に指導して、
スムーズに下校させました。
二日目、F先生も、子どもたちをほめながら、
速やかに静かにさせることに成功しました。
が、この後、一体どういう話の流れだったか記憶にないのですが、
マイクを通して、次のような言葉を残しました。
「先生は今27歳で、すっかりおじさんになりましたが・・・」
この音声は、運動場だけでなく、
校舎内にも響き渡っていました。
この言葉を聞いた瞬間、多くの先輩教員がピクッと反応した様子です。
F先生が職員室に戻ったとき、
先輩教員陣に取り囲まれ、
「あなたがおじさんだったら、私たちは何?」
「あなたの倍近く生きている、私たちは何?」
と、散々とっちめられた、とのことでした。
あいにくその場にいなかったので、
そんな珍しい光景を、ニヤニヤしながら見たかったなあと思う、
悪徳教務主任の村瀬です。
さあ、そろそろちゃんとした業務に戻らないと、
真面目に懇談している保護者の皆さんや担任陣にとっちめられそうなので、
口を閉じます。
まあ、その光景は珍しくありませんが。
それでは、また。