東の方でぶつぶつぶつ・・・

冬休みの思ひ(い)出。

2025年1月7日 17時44分

ご無沙汰しておりました、村瀬です。

2025年がスタートしました。

オフィシャルぶろぐ「本日のオレンジキッズ」にも記しましたが、

思いの外、元気にはつらつとした子どもが多く、

朝から驚かされました。

「村瀬、明けましておめでとうございます。

 今年もよろしく」

と、6年生の少女から声を掛けられました。

喪中(もちゅう)であり、

新年の挨拶を控えていた村瀬でしたが、

あまりの爽(さわ)やかさに、

「おめでとうございます!

 こちらこそよろしくお願いします!」

と、爽やかにマナー違反を犯(おか)してしまったのでした。

とにもかくにも、

長期休暇明け、誰よりもうなだれていた村瀬は、

早朝から元気を分けてもらいました。

加えて元気をもらったのは、

これまた6年生の少女から、年賀状をいただいたことです。

そこには、ぶつぶつを愛読してくれているとの言葉が!

嬉しすぎて、

冬休み、だらだらになったせいで、

いつも以上に山積みにされている仕事を脇におき、

ぶつぶつし始めちゃった次第です。

 

さて、冬休みはいかがでしたでしょうか。

ご家族で素敵な思い出はできましたでしょうか。

穏やかに日々を過ごすことができたでしょうか。

「村瀬、海入ってきたよ」

「なんですと?!

 この時期に海水浴、

 さては、南国に旅立ったのであるな!」

「村瀬、雪遊びできたし、

 海鮮丼もおいしかったよ」

「なんですと?!

 雪に加えて海の幸を楽しむ、

 さては、北の大地に足を運んだのであるな!」

と、羨(うらや)ますぎる話もちらほら耳に飛び込んできました。

 

村瀬家の冬休みは、といいますと、

その対極にあるといっても過言ではありませんでした。

まず、開始早々、

相方がダウンしました。

流行の最先端を捉え、

インフルエンザとやらに感染してしまったのでした。

そして、息子まいける(通称)も、後を追うように。

ポンコツ家庭人で名高い、

父村瀬が出動せざるを得ない状況となりました。

何年か前、

相方とまいけるが、

例のういるすにやられてしまい、

父と娘まーがれっと(通称)による、

七転八倒の日々を過ごしましたが、

それが再びやってきたような日常でした。(A小学校過去ぶつぶつ参照)

比較的軽症であったのが幸いでしたが、

まーがれっとまでも引き込まれないように、

できる限りの隔離(かくり)政策がとられました。

 

「まーがれっとよ、

 外に出て運動じゃ!」

と、二人で寒さに震えながら、

まーがれっとの日誌の課題で出されていた、

「縄跳び」にトライした日がありました。

二重跳びに挑戦するまーがれっと。

失敗を繰り返していたので、

「はっはっはっ、まーがれっとよ、まだまだじゃな。

 どれ、父が手本を見せてやろうではないか。

見よ、この軽やかなハチドリのような舞いを!」

と、父村瀬は縄を回し、ぴょんぴょん跳び始めました。

「そいや!」

と、二重跳びを開始。

そして、2回目で引っかかり、

あげくには着地で足をぐねり。

「おのれ、謀(はか)ったな、縄跳びめ!」

と、叫ぶ父を白い目で見ていたまーがれっとなのでした。

 

何はともあれ、

父とまーがれっとは魔の手を振り切り、

どうにか健康なまま、年を越しました。

そんな正月のとある日、

「父上、

 このままでは日誌の思い出のぺーじに、

 何を書いたらよいかわかりませぬ」

と、まーがれっとがぼそりとこぼしました。

今年は喪中の身でありましたので、

初詣などにも行けません。

相方やポンコツ父に代わり、

家事を頑張っていたまーがれっとです。

少しは報(むく)いてあげたいと、

父はこんな提案をします。

「まーがれっとよ、

 そなたの愛好している、

 米国の漫画『落花生(らっかせい)』で活躍しておる、

 白と黒の犬の品々が売っている専門店があるじゃろう。

 どうじゃ、久しぶりに行きたいか?」

まーがれっとは珍しく喜び、

父は連れていったのでした。

店についてそうそう、

期待に輝いていたまーがれっとの目が、

みるみる曇(くも)っていきます。

「父上、一大事でございまする。

こちらをご覧(らん)ください・・・」

父は言われるがまま、店内のちらしに目を運びます。

「閉店のお知らせ」

と、記されているではありませんか!

その準備のためでしょう、

商品が多く片付けられ、

まーがれっとが見たかった商品のかけらもありませんでした。

お気に入りだった店舗がなくなることを知り、

まーがれっとは強く衝撃(しょうげき)を受け、

「これも父上のせいでございますわ!」

と、ひどい言葉を父に投げてきたのでした。

 

いかがですか、村瀬家の冬休みは。

なかなかのものでしょう。

何事もなく、穏やかな日々を過ごせたのなら、

十分幸せなことなんだと感じませんか。

 

ところで、年末年始、

病院に行ったり買い物に行ったりしたわけですが、

そこでつくづく感じたことがあります。

多くの人が華(はな)やいで過ごす日々の中で、

それを支えてくださっている人が大勢いる、ということです。

きっと、東小学校の保護者の皆さんの中にも、

世間のカレンダーに関係なく、

周りのために活躍していた方もいらっしゃることでしょう。

皆さんのおかげで、

冬休み、多くの笑顔が生まれたのだと確信します。

お疲れ様でございました。

それ以上に、ありがとうございました。

そんなご家庭で過ごしていたお子様たちよ、

どうぞ誇りに思ってくださいね。

 

そんなわけで、

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

余裕があれば、

このしょーもないぶつぶつも、

どうぞよろしくお願いいたします。

 

それでは、また。