東の方でぶつぶつぶつ・・・

梅雨ニモマケズ。

2023年6月14日 13時18分

こんにちは、村瀬です。

今週も梅雨らしい気候が続いております。

ムシムシ、ジメジメとしていて、

あまり心地よい気分ではないのですが、

作物がよく育つためには必要な時間です。

そう思って、我慢したいと思います。

 

さて、学校では、

2年生の水泳指導が始まりました。

そして明日は、

1年生が初プール。

水と友達になれるといいですね。

少し時間が経ってしまいましたが、

先週は、

4年生が「東郷美化センター」、

3年生が「市役所・給食センター」へと校外学習に出掛けました。

B先生ぶろぐ「今日のオレンジキッズ」でも紹介されておりますので、

是非ご覧ください。

とても充実した時間になったらしく、

「すごく楽しかった」

「初めてみるものたくさんあった」

「教科書より分かりやすかった」

などなど、嬉しそうに感想を伝えてくれました。

とある3年生の少年は、

「これ、いいでしょ」

と、市役所で市長から直接もらったという名刺を見せつけてきました。

「わーいいなー。

村瀬にもおくれよー」

と、懇願したところ、

「村瀬はだめだよ。

日進市民じゃないだろ」

と、答えとして正しいのか間違いなのかよく分からない返答をくれました。

とにかく、充実した時間になったようでよかったです。

 

校内でも、

子どもたちは村瀬とは違い、

様々な学習に励んでいます。

村瀬が受け持つ6年生の理科でも、

目を覆いたくなるような指導をどうにかカバーしようと、

子どもたちがそれぞれ努力を重ねてくれています。

 

先週まで学習していた単元では、

子どもたちに、

個々でテーマをもって調べさせ、

グループで学び合わせ、

全体で共有する、

という形で学習を深めました。

 

グループでの学び合い(グループ授業と称しました)では、

それぞれ工夫しながら、

単元の内容を学んでいきました。

あるグループは、タブレットを中心に、

あるグループは、ホワイトボードを使って、

またあるグループは、実験を重ねながら、

理解を深める姿が見られました。

「村瀬、いらなくねえ?」

と、自問しながら子どもたちの活動(主に実験)を見守っておりました。

 

この単元(動物のからだのはたらき)で行う実験の中で、

「だ液」のはたらきを調べるものがあります。

この実験、毎度毎度、

きゃーきゃー大騒ぎになることが多い場面です。

「だ液」を試験管の中にストローで入れる、

という行為に、恥ずかしさを覚える子が多いからです。

案の定、多くの班がその場面に差し掛かると、

「あんたやりなさいよ」

「いやあんたがやりんさいよ」

という押しつけ合いが始まりました。

そして、その後、大体、

「村瀬、やってよ」

と、いう流れになります。

当然、「NO」と突き放し、

各班にゆだね、村瀬はにやにや見守ります。

最終的には誰かがシブシブ引き受けて実験開始、

と、なることが多かったのですが、

中には、

「おいどんに任せんしゃい!」

「アタイにお任せあれ!」

と、自ら名乗りをあげる子どももいました。

人が嫌がることを率先して引き受ける姿勢は、

年齢に関係なく素直に尊敬します。

嫌なことから逃げまくっている村瀬も見習わなきゃ、

と、反省させられる実験となったのでした。

実験後、

その善良な子どもたちに、

「いやあ、いいだ液だったね」

と、笑顔で声を掛けたところ、

嫌な顔をされました。

どうやら、褒める角度を間違えたようです。

 

とにもかくにも、

ムシムシ、ジメジメした、

梅雨にも負けず、

学習に運動に励んでいる、オレンジキッズなのです。

 そして、

サウイフ(そういう)モノニ ワタシハナリタイ(宮沢賢治さんより)

と、願う、村瀬なのです。

それでは、また。