東の方でぶつぶつぶつ・・・

しょーん。

2023年6月23日 14時16分

こんにちは、村瀬です。

「やっと金曜日かあ」

と、朝3年生の子どもが、

大きく伸びをしながら叫んでおりました。

そのそばで深くうなずいていた村瀬です。

 

今週村瀬は、出張の豪華三本立てでした。

いつものよれよれジャージ姿よりも、

ちょっと上品な服を身にまとう時間の方が長かったです。

子どもたちも、もの珍しそうに近寄ってきます。

「村瀬、どうしたの? 面接?」

「村瀬、どうしたの? お見合い?」

など、問い合わせが殺到したのでした。

「これ、いつもより、かっこいいねえ」

と、ダンゴムシをニギニギしていた手で、

ベタベタ触ってくる少年もいました。

「お、おう。ありがとう」

と、どうにか笑顔で返した村瀬です。

 

ところで、

校門を出てすぐ右手の草むらに、

時折、お客さんが現れるのをご存じでしょうか。

白くふわふわしたものを身にまとい、

草をもしゃもしゃと食べ続けています。

そう、羊さんです。

初めて見たときは腰を抜かしそうになりましたが、

現在、勝手に、「しょーん」と名付け、

一方的に愛着をもっております。

 

先日のことです。

出張に向かう途中、

車を停車して窓を開けると、

「しょーん」はちゃんと、

「め~~~~~~」

と、声を掛けてくれたのです。

彼(彼女?)の言葉を日本語に訳すると、

「気を付けて行ってこいよ」なのか、

「サボらずちゃんと参加してこいよ」なのか、

「ここ、駐停車禁止だぞ」なのか分かりませんが、

なんだかとても嬉しい気分になります。

「くっちゃね、くっちゃね(食っちゃ寝)して、

 しょーんは幸せだな」

と、声を掛けると、再び、

「め~~~~~~~」

この言葉は何となく分かりました。

「村瀬もそんなに変わらねえじゃないか!」

返す言葉もないので、

窓を閉めて出発しました。

 

この後、今週ラストの出張です。

すこぶる重い気分ですが、

たまには学校のため、日進のため(そういう内容です)、

働いてきたいと思います。

 

しょーん、いるといいなあ。

 

それでは、また。