しょーん②。~不思議なご縁~
2023年6月28日 17時40分こんにちは、村瀬です。
昨日は曇天模様(どんてんもよう)でしたが、
東小名物キノコバエに悩まされ(過去ぶつぶつ参照)、
今日はストレートな晴天で、
暑さに悩まされる朝となりました。
職員室前であいさつをしながら子どもたちを迎えているとき、
「あち~な~。
めちゃくちゃあち~な~。
たまんなくあち~な~」
と、愚痴(ぐち)をこぼしていたら、
「村瀬、暑い、暑いって言われたら、
余計暑くなるでしょ!」
と、通りがかった高学年の女の子に、
普通に叱られました。
もう、おっしゃる通りです。
反省して、
「さむい~。
ひどくさむい~。
こごえるようにさむい~」
と、方向転換したところ、
「村瀬、嘘はよくないでしょ!」
と、再び叱られました。
難しい年頃ですね。
そんなことはさておき、
今回は、
驚くべき出来事があったことをご報告させていただきます。
前回のぶつぶつで紹介した、
羊の「しょーん」を巡る物語です。
世の中には、
こんなしょーもないページを日々チェックしてくださる、
誠に希有(けう)な方々が存在しております。
当然村瀬は、恐縮しながら感謝、感謝と手を合わせています。
いつもありがとうごぜえます。
そんな中に、
村瀬の小学校の6年担任、T先生がおります。
卒業後もずっと気に掛けていただくという、
幸運に恵まれている村瀬です。
T先生は昨年度まで南小学校の校長を務められ、
現在は日進市の子どもたちのため、
日々市役所にて奔走されております。
ちなみに、
オペラで主演を務められるほどの美声と声量の持ち主で、
T先生が廊下の端でこそこそ話をしていたら、
逆サイドにいた人にまる聞こえだった、
というような逸話をもった方です。
きっと現在も市役所の本庁2階フロアに、
へたしたら本庁1階から5階まで、
美声を轟(とどろ)かせているに違いありません。
脱線しました。戻します。
「しょーん」についてぶつぶつして数日後、
T先生から久しぶりに連絡が入りました。
叱られるのか、とガクガク震えましたが、
他でもない、「しょーん」のことでした。
なんと「しょーん」の保護者(Kさん)が、
T先生の職場にいるというのです。
それもすぐ後ろに。
なんたる「ご縁」でしょう!
そして、
「しょーん」に関する、正しい情報もいただきました。
当たり前の話ですが、
村瀬が勝手に名付けた「しょーん」ではなく、
本名は「さつき」というそうです。
双子の姉妹で、
もう一頭の名は「メイ」(残念ながら、すでに旅立ったそうです。)
なんたる「ネーミングセンス」でしょう!
まるで10年前(「さつき」さんは10歳です)から、
「ジブリパーク」が招致されることを予見していたかのような!
片(かた)や、
「しょーん」って・・・。
「羊の」といえば、
誰もが最初に頭に浮かべるような、
ありきたりな名を付けてしまったことを、
ただただ、恥じ入るばかりです。
ウールのように優しいKさんは、
「しょーんと呼んでもよいよ」
と、言ってくれているようですが、
とんでもございません!
今日からしっかり、
「さつき」さんと呼ばせていただきます。
(人間でいうと50歳くらいだそうで、先輩です。)
ということで、
先ほど、早速あいさつにうかがいました。
今日は「さつき」さん、いらっしゃいました。
木の根元でくつろいでおられました。
村「あのー、さつきさん」
さ「め~~~~~~」
村「いつも青い車でこちらを通らせていただいている村・・・」
さ「め~~~~~~」
村「村瀬と申します。はじめ・・・」
さ「め~~~~~~」
村「はじまして。どう・・・」
さ「め~~~~~~」
村「どうぞよろ・・・」
さ「め~~~~~~」
村「よろし・・・」
さ「め~~~~~~」
村「ちょっと、ちゃんと聞いてよ!」
そんな感じで、
村瀬ごときには、
全く聞く耳をもってくれない「さつき」さん。
そうか、やはりお近付きになるには、
贈答品(ぞうとうひん)だ!
ということで、
足下の草をむしって、プレゼント。
すると、「さつき」さん、
むしゃむしゃ食べてくれました。
感激の極みです。
嬉しくてルンルンスキップをして帰校した村瀬です。
Kさん、誠にありがとうございます。
くたくたでへろへろでぼろぼろの村瀬に、
「さつき」さんから勝手に癒やしをいただいております。
いつか東小学校の中を、
「さつき」さんと散歩する日を夢に見ております。
それでは、また。