マスクを外す難しさ
2022年6月27日 13時36分朝の登校時のあいさつを見ていると、今日はいつもよりもあいさつができる児童が少なく、心配になりました。長い距離を歩いてきて体力が奪われているのもあるように感じました。お互いに挨拶が進んでできる北小であってほしいと思うだけに少し残念に感じたのが正直なところでした。
このような状況ではありますが、マスクの着用も子どもたちに考えさせています。「声を出さないのであれば、マスクは外していいよ」とはいうものの、あいさつで声は出せない状況になります。そこで、子どもたちには「マスクは積極的にはずしていいよ。あいさつの声が出せないときは、声を出す代わりに頭を軽く下げる(会釈)ができるといいね。相手の人もうれしいよ。」と話しています。すると、声は出ないけど頭を下げる児童が増えました。「子どもたちもあいさつは元気よくしたいけれどもマスクをしていて声を出すと息苦しい」「マスクなしで声を出してはいけない」という間に挟まれてのことだと思いました。「マスクは積極的に外していいよ」というものの、あいさつで声を出している自分はマスクを着用しているので、子どもたちは外しづらいのかもしれないと思いました。どれを優先するのか。ここが一番大事だと思いました。
子どもなりに考えていると分かったので、考えを尊重しながらもあいさつまたは会釈が進んでできる北小を目指したいと思った朝の挨拶でした。