明日が1学期終業式、今日が1学期の授業としては最後です。まとめのテストやドリルをしていたり、クラスでレクレーションをしたり、2年生が学年でレクレーション(王様ドッジ)をしたりしていました。また、自分たちが使った教室、廊下、下駄箱のピカピカ大作戦をしているクラスもありました。すべての学年の様子を写真で撮ることができませんでしたが、一部を紹介します。
6年生が体育で走高跳に取り組んでいました。飛ぶタイミングをつかむことがなかなか難しいようです。三角コーンとコーンバーを使って、棒をまたぐ感覚や飛ぶタイミングをつかむ練習を、教えあいながら行っている子もいました。
4年生の外国語では、時間やその時の行動を英語で何というかの学習をしていました。外国語の大事な学習の一つに、聞き取りがあると思います。子どもたちはペアになって、二人の間に消しゴムを置き、手を頭にのせて、先生がある言葉を言ったら、消しゴムを取る、というゲームをしていました。「次は、先生が『dinner time』と言ったら、消しゴムをとるよ」とテーマを言い、「『morning time』『dream time』『bath time』『dinner・・』」みんなの手が一斉に動きます。見ていて、子どもたちに勝てる自信はありませんでした。
今日の2時間目と3時間目の間の大放課に、突然、シェイクアウト訓練を行いました。休み時間ということで、子どもたちは、いろいろな場所で活動しています。突然ということで、子どもたちは、遊ぶ半分、騒がしくなると思いきや、数秒後には、学校中がシーンとなりました。みんな、それぞれの場所で、机の下にもぐったり、潜るものがないときには、いわゆるダンゴムシのポーズ。ただ、ガラスに頭を向けてうずくまっている子もいたので、ガラスから離れたり、ガラスから頭を守るためにどうしたらよいかを、考えさせなければならないと感じました。終わった後、ある子どもに「先生も机の下にもぐらなきゃ」と叱られてしまいました。意識が高いと思いました。でも、先生たちは、みんなの姿を見て、良いところや課題を見つけているんですよ。
先週の金曜日、5年生の総合の授業で、名古屋国際高等学校のSDGs未来俱楽部Sus-teenのみなさんを講師としてお招きし、SDGsについて学習をしました。高校生の視点から見たSDGs、環境問題を話してもらいました。また、環境問題も自分事としてとらえ、「私たちの理想のまち」を考え、「理想のまちにしていくためにはどうしたらよいか」を話し合うことを通して、自分たちにできることを考えました。
高校生も子どもたちに上手に説明するとともに、困っている児童や班には優しく声をかけて支援をしていました。手作りの大きなSDGsガチャガチャにも興味津々で楽しく学習を進めることができました。お昼ご飯も一緒に食べ、交流も深めました。昨年度学習した6年生もガチャを見たときには歓声を上げて高校生と楽しくお話をしていました。
一つの学習を通していろいろなつながりができるとともに将来の日本について考えを深めることができた良い機会でした。名古屋国際高等学校のSDGs未来俱楽部Sus-teenのみなさま、顧問の先生、ありがとうございました。
以前、理科で作成した、ゴムで走らせる車を、3年生が、体育館で自由に走らせていました。この車は、ゴムで走るだけでなく、発射台を帆の柱にして、それに厚紙の帆をつけ、風を動力にしても走ります。風は扇風機やファンを使っていました。楽しそうに、何度も何度も走らせていました。
昨日、4年生が福祉実践教室(2回目)を行いました。今回は、手話です。初めに、市役所の地域福祉課の方から、「まちの守り人(もりびと)」についての話をしていただきました。「福祉」の言葉の意味の話がありました。「福」は「幸せ」「幸福」「幸い」という意味、「祉」も「幸い」という意味であり、「福祉」は「子どもも、大人も、障がいがあってもなくても、みんなが幸せに、生きていけるようにすること」であることを教えてただ来ました。そして、「まちの守り人」とは、「毎日の暮らしの中で、あいさつや声掛けをして、困っている人がいたらお手伝いをしたり、大人に相談したりして、助け合う人」のこと。つまり、特定の人のことではなく、みんなのこと。素晴らしい「まちの守り人」になれるための6つのミッション
任務① 発見する!(困っている人を発見する)
任務② 声を掛ける!(困っている人を見かけたら声を掛ける)
任務③ 「あれ?」と感じる!(気づきが大きな「助け」につながる)
任務④ 大人に伝える!(大人を呼んだり相談したりする)
任務⑤ 一人一人が「ちがう」ことを理解する!
任務⑥ 「できること・できないこと」があることを知る
(障害がある=全てが「できない」というわけではない)
が与えられました。みんな、メモを取りながら、一生懸命話を聞いていました。
その後は、各教室に分かれて、手話の学習です。世界にはたくさんの言語がありますが、手話も、言語のひとつです。使える言語の数が増えれば、それだけたくさんの人と、より深いコミュニケーションがとれます。子どもたちは、楽しそうに手話の基本を教えてもらいました。
株式会社明治の方を招いて、食育に関する授業を行いました。牛乳の栄養などの他に、酪農家の仕事の様子なども通して、食べ物ついて考えるものでした。子どもたちは、講師の方のウシさん模様のエプロンに大喜び。また、乳牛の等身大の絵と自分たちの身長を比べて、乳牛の大きさにびっくり。牛乳ができるまでの様子や、多くの人たちが関わっていることを知りました。また、牛乳は、人と同じように、子牛が元気よく大きく育つために、母牛が与えるものだから、栄養がいっぱい詰まっている。考えれば当たり前のことですが、話を聞いて、改めて「確かに」と思いました。
「食育」は、栄養や食べ物のことを学ぶことも大切ですが、知識を通して、食べ物への感謝、そこに携わる方々への感謝の気持ちを育てることも大切です。感謝の気持ちをもって「いただきます」が言える心を育てていきたいと感じました。
社会の「くらしを支える食料生産」の授業で、様々な食料品の産地を調べていました。スーパーの広告などを持ち寄って、そこに書かれてある「愛知産」「長野産」などの言葉を見つけながら、その食品の写真を切り取り、日本の白地図に貼っていました。名産品も含めて、47都道府県コンプリートすると、張り切っている班もありました。地域のことや愛知県のこと、日本のことなどを知るとともに、食べる物の出所を意識することも大切なことだと感じました。
4~6年生が「LGBTQ+」について学びました。誰もが安心して生活できる学校を目指していくために、NPO法人「ASTA(アスタ)」様から講師をお招きしてご講話いただきました。一人一人が違うことが当たり前であり、その一人一人誰もが安心して生活できることも当たり前のことのはず。そんな当たり前の社会を目指して、自分や他者への思いを大切にし、相手を一人の人として、どの人に対してもニュートラルな気持ちで接することができる気持ちを育てていきたいと思います。
講話の中に出てきた体験談などを聴いて、私たちの声のかけ方、問いかけ一つで傷つけてしまうことがあることが分かりました。「自分の気持ちを大事にしてください」という言葉がありました。一つ一つの言葉にも責任をもつとともに、一人一人の個性を大切にしていくことの重要さも感じました。
質疑応答では子どもたちから多くの質問が出て、子どもたちが「LGBTQ+」について、自分ごととして考えていることも感じました。
「ASTA」の3名の講師の皆様、本日はありがとうございました。
今日の朝、PTA役員・委員による「あいさつDAY」の取り組みが行われました。門の前で、子どもたちを、あいさつと笑顔で迎えてくれました。