LGBTQ+講座 様々な個性を尊重する世の中に
2025年7月2日 16時36分 4~6年生が「LGBTQ+」について学びました。誰もが安心して生活できる学校、世の中を目指していくために、NPO法人「ASTA(アスタ)」さんから講師をお招きしてご講話いただきました。統計的には、「LGBTQ+」にあたる方々は、左利きの人の割合や、血液AB型の人の割合と同じぐらいの割合でいらっしゃるそうです。一人一人が違うことが当たり前であり、その一人一人誰もが安心して生活できることも当たり前のことのはず。そんな当たり前の社会を目指して、自分や他者への思いを大切にし、相手を一人の人として、どの人に対してもニュートラルな気持ちで接することができる気持ちを育てていきたいと思います。
講話の中に出てきた体験談などを聴いて、私たちの声のかけ方、問いかけ一つで傷つけてしまうことがあることが分かりました。「自分の気持ちを大事にしてください」という言葉がありました。一つ一つの言葉にも責任をもつとともに、一人一人の個性を大切にしていくことの重要さも感じました。
質疑応答では子どもたちから多くの質問が出て、子どもたちが「LGBTQ+」について、自分ごととして考えていることも感じました。
講座が終わった後、講師の方とお話をしましたが、「ASTA」さんが、今日のような講演会をしていたり、啓発活動をしていたりすることについて、スウェーデンなどの国の方々は驚かれるそうです。私たちの周りに左利きの人やAB型の人がいることは当たり前で、それと同じような感覚だからです。左利きやAB型の人たちの理解を求める講演や活動があったらびっくりしますよね。日本でもそんな感覚にしていきたいですね。
「ASTA」の4名の講師の皆様、本日はありがとうございました。