3年理科 出前授業『燃料電池』
2023年12月8日 15時30分本日、2限と3限に、愛知総合工科高等学校専攻科の学生4名のみなさんが、3年生7クラスに特別授業をしてくださいました。
授業の内容は
①燃料電池の仕組みと活用
『実演器具を使った水素と酸素による発電の実演』
②実習班の取り組み紹介
『アイデアコンテスト(テクノ愛2023)で準グランプリを受賞した新モビリティの紹介』
です。
地球の環境問題を解決していくための一つの方法である『燃料電池』の実演では、実際に目の前で水素と酸素から電気を作り出してモーターを回し、燃料電池のラジコンを動かす体験をさせてもらいました。実際に車に乗って運転させてもらえた生徒はとてもいい表情でした。
テクノ愛2023というアイデアコンテストで準グランプリに輝いたホバークラフトが、床から浮いた状態でスイスイと走行する姿に歓声が上がっていました。生徒からは、「ホバークラフトを利用した靴があったら楽しそう」という意見も出ていました。
地球の環境問題を解決していくために、誰もが過ごしやすい未来のために、研究をしている学生の皆さんのお話は、中学校3年生の生徒に、とてもよい刺激をいただけたと思います。
「工業系にますます興味が湧きました」「水素ステーションを意識的に探してみます」という感想が聞かれました。
引率してくださった先生方の研究は、大阪万博に出展することも決まっていて大忙しとのことです。お忙しいスケジュールの中、日進中学校にお時間をいただきありがとうございました。
今日の特別授業で見て聞いて、体験させてもらえた経験が、今後の生活のどこかで役に立つ時が来るかもしれない。もしかしたら、将来、地球の環境問題を解決してくれるような科学者がこの中から・・・
中学校3年間で習った知識を卒業後も活用できるように、あと3ヶ月、理科の学習を共にがんばりましょう!
※お帰りになられる際に『大きな声であいさつできて、質問もたくさんしてくれてすごいですね!私たちが中学生のときとは比べ物にならない!』と学生さんたちがお話しされてました。やはり、どんな時でも大切なのはこういったコミュニケーションですね。もしかしたら未来の地球を救うのは『さわやかなあいさつ!?』かもしれませんね。
3年理科担当(生徒指導主事)