グローバルな学習
2022年6月22日 09時22分先日、「夏至(げし)」の記事を書きました。夕方、帰宅すると日進中で一緒に働いていた教員(同僚)から理科に関する画像をいただきました。夏至という日は、「1年の中でお昼の時間が一番長い日」ということを書きました。また、この日は太陽が真南に来た時、1年の中で一番高い角度(南中高度といいます)になる日です。これはその土地の緯度が関係しています。日進(緯度35.7度)では、計算すると77.7度になります。(計算は、90度ーその土地の緯度+23.4度でできます。この計算は夏至の日のみです。)
同僚は、台湾の日本人学校に勤務していて、太陽がほぼ真上にあったとのことです。日進なら太陽が真上に来ることはないのでさまざまなもので影ができますが、台湾では、太陽がほぼ真上にあるため写真を撮影すると影が真下にでき、影がわかりにくい状況になるとのことです。知識としては分かっているのですが、同僚も実際に体験する(見る)と驚きだったと言っていました。画像も見せてもらったのですが、理科を教えていた自分も画像には驚きでした。影が真下にしかない画像(お昼の時間だけですが)の掲載の許可もいただいたので、ご覧ください。ちなみに太陽が沈む方角は北西の方向に近かったそうです。いろいろなことが日進では経験できないことでした。いろいろ情報を交換することでグローバルな学習(経験)をさせてもらったひと時でした。
(左:自転車の影が真下にある写真、右上:本人が直立で立ち、離れたところから撮影した写真。影はある?)
(下は同僚が水平に手を伸ばしたときの影の写真。真下に影があります。日進ではできないですね。)
(画像を追加しました。見事に影がありません。右の写真ではスマホで撮影している影はありますが、影は真下にあるということです。)