【6年生】アルキメデスさん、ありがとう!
2024年10月10日 13時37分10月10日(木)3・4時間目 図書室前廊下
長い休憩時間が終わると、6年生のある学級の児童が続々と図書室前に集まってきました。
手には、筆箱と理科の教科書。ここで何かが行われるらしい・・・。いったい・・・。
「ハ~イ、静かに静かに~!声は出さない!まず座る~!」担当教師の声が響きます。
みんなが腰を下ろすと・・・、
「ハイ!力自慢の人、その砂の入った袋持ち上げてみて!さあ!我こそはと思う人!」
子どもたちは気合を入れますが、なかなか重そうな砂袋です。
どうやら、理科の「てこのはたらきとしくみ」の学習が始まるようです。
「どうしたら、この思い砂袋を楽に持ち上げられるかなあ?」と問題が投げかけられると、早速、周りの友達と相談が始まりました!
てこの「支点」「力点」「作用点」を確認した後、てこを使ってできるだけ小さい力で重い物を持ち上げるにはどうしたらよいかを予想し、実験で確かめる学習です。
実験を終えると、ひとりの児童がつぶやきました・・・。
児童A:「俺はこんなに重い砂袋も、楽々と持てるなんて・・・。アルキメデスさん、発見してくれてありがとう・・・!」
世の中では、てこの規則性が様々な所で活用され、役立っていますね!みなさんは、これからどんなことに活用することができるのかな?
大変貴重な学習に取り組んだ6年生でした!
【文責】子どもたちが「楽勝!」といって、てこの原理で楽々と砂袋を持ち上げる姿を見て、「てこでも動かないこの石頭、何とか柔軟にしないといかんなあ・・・」と、ひとり神妙な面持ちで実験を眺めていた校長より