【竹の山小】今日の竹の子たち

小中合同不審者侵入対応訓練!

2024年8月24日 14時13分

 8月23日(金)午前10時~

 竹の山小学校と日進北中学校の先生方が合同研修で、愛知署から講師の先生をお招きして「不審者侵入対応訓練」を行いました。

 蒸し暑い体育館の中での訓練となりましたが、愛知署の講師の方の情熱あふれる講義や実技指導にも誘われ、先生方も真剣に取り組んでいました。

 先ずは、「さすまた」の取り扱い方の講習を受けました。

さすまた1

 「さすまた」は、使い方を誤ると相手に取り上げられてしまい、相手の武器になってしまうこともあるそうです。相手を取り押さえるのではなく、距離をとって威嚇することで、警察が到着するまでの時間を稼ぎます!

 「さすまた」の先端を左右になるように持つのではなく、上下になるように持って威嚇する方がより効果的であることを実証実験で学びました。

 次に、複数で対応する時の位置取りや足かせとなるさすまたの使用方法、また、取り押さえ方などを学びました。

とりおさえ

 同じ方向から不審者と対峙するのではなく(写真1番上左)、人間の視界の限界を用いて180度反対側からそれぞれ対峙すること(写真1番上右)で、不審者の死角に入ることを狙います。

 また、人体の関節や筋肉の特性を知り、相手の動き封じ込める方法も教えていただきました。

 私の心の中には、23年前、大阪 池田市で発生した、児童8人が犠牲となった大阪教育大学附属池田小学校不審者侵入事件の当時の映像が、まだ生々しく残っています。

 あの当時、既に学校の教員をしていた者として、今の若い先生方にも、不審者侵入対応の仕方をしっかりと伝え、また、あのような事件が起こらないように学校の危機管理体制をしっかりと構築してい参りたいと思います。

 本日は、愛知警察署の講師の方、誠にありがとうございました。

 そして、夏休みにもかかわらず、今回の研修会に参加して頂いた日進北中学校と竹の山小学校の先生方、お疲れさまでした!!

 【文責】不審者対応は組織で対応することが重要であることを改めて学習し、若い頃は「不審者は、俺が1人で退治してやる!」と息を巻いていた自分が恥ずかしい 今では暇さえあれば防犯カメラを眺めている校長より