2年生 追いかけ続けること
2021年12月10日 09時00分職員室で話をしている中で、こんな話題が出てきました。
不安や悩みを抱えて学校になかなか足が向かない子ども、反抗的な態度を取り続ける子ども、
40人弱の人数が学級には、色々な子どもたちがいます。
ある生徒と卒業後しばらくしてから再会したときに、このような話があったと松浦先生が話されました。
中学生の時、反抗心から早退しようとしたとき、あっさり帰されることなく、
引き止められて話を何度もしたことが、当時は鬱陶しいと態度で示していたが、
今となってはそれが有難くてうれしかった。見放すことなくかかわってくれたことがうれしかった。
と、言っていたそうです。我々としては、大切な学級の一員であり、学年の一員です。
集団の中の一人としてではなく、個人一人と向き合っただけであります。
手がかかるからめんどくさい、そんなことを思う教員はいるのでしょうか。
職員室で話していた教員みな、子どもの人生の一部に関われる大切な時間を共に過ごすことにやりがいや喜びを感じるから教員になりました。
当たり前であると思ってやっていることが、当事者の子どもにとっては救いになっていることがあると感じた瞬間でした。
もちろん、子どもにも様々な特性がありますので、一律にこうすればよいということはありません。
個に応じて、対応を変えたり、日によって違うアプローチをしたりと、試行錯誤です。
何にせよ、子どもの人生の一部に関わっているという責任を感じながら、
これからも一人の教員として、一人ひとりの子どもたちと向き合っていきたいねと、話を終えました。
我が子もこんな暖かい先生たちに見守られながら、大人へと成長してほしいと思いました。
拙い文章で申し訳ありません。少しでも我々の思いが伝われば幸いです。
(2年生学年主任)