梨の木小学校では、5年生の総合学習で毎年「自然環境の保護」をテーマに学習活動に取り組んでいます。そこで昨日は、里山保全アドバイザー・森林インストラクターの真弓さんにお越しいただき、5年生と一緒に「なしっこマウンテン」に登り、木々を観察しながら里山の保全について様々な観点から話していただきました。里山に対する竹の問題、広葉樹の働き、森林農業等、5年生が総合学習で学んできたことについて改めて実物を見ながら、スケッチブックに記された資料をもとに話をしていただきました。5年生は学びが深まったようで、山から下りてきた児童は皆笑顔で「良く分かった」「勉強になった」「楽しかった」と口々に言っていました。ここまで、里山を守るためには人の手が必要であることを学んできたので、今後は、森林組合の方に「なしっこマウンテン」の間伐をする前と後を見てもらう予定です。
梨の木小では、本日より放課に運動場で遊ぶ児童が減ってしまう寒い時期に「体を動かすことの楽しさを知る」「思いやりの心を育む」「クラスの団結力の向上を図る」を目標に「なわとびチャレンジウィーク」が始まりました。2週間にわたって8の字跳び(1年生は一人ずつ縄跳び)をクラスで練習し、初日と最終日で2分間で跳べた回数を計ります。初日の今日は1・3・6年生が記録しました。コロナ禍の前はクラス対抗で行われていたのですが、今回は久しぶりに開催されるため、クラスごとに目標を決め、その目標をクリアするためにクラス毎に練習したり工夫したりすることになりました。本日の最高記録は、6年3組の299回でした。十分早く回していたように見えましたが、担任曰く「まだまだこれからです」とのこと。2週間後、それぞれのクラスがどれだけ回数を伸ばすことができるのか楽しみです。
謹んで新年のご挨拶を申し上げると共に、能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
石川県では、始業式を開催できないばかりか、同級生が無事かどうかも分からずに過ごしている児童もいることをニュースで知りました。当たり前に日常生活を送ることができている日々に「感謝」を感じずには居られません。そして、「何か出来ることはないか」と考えさせられます。そんな思いを始業式で伝えました。
また、全校の皆さんに「新年を迎えるにあたり目標を決めてきてほしい」と宿題を出してあったのですが、その目標を達成するために「今すぐにできることはないか」を考え、日々過ごしてほしいと話しました。3学期は、学校生活の中で一番短く感じられます。一日一日を大切に過ごしてほしいものです。校長先生の目標は、この梨の木小を「笑顔あふれる学校」にすることです。それを実現するために「今できること」に取り組んでいきたいと思います。
3学期から3名の仲間が加わり、全校児童数623名となりました。今年の4月には、学区編成により100名増え、全校児童が約730名になる予定です。新しい仲間が、すぐに梨の木小に慣れることができ、安心して登校できるよう準備を進めて参ります。
終業式では、まず、11月に参加した育樹祭でいただいた表彰状を披露しました。そして式辞の中で、冬休み中に新年を迎えるにあたり、冬休みの宿題を出しました。それは、「2024年の目標を決めてくること」です。2023年に活躍した藤井聡太さんは小学校のとき、「将棋の横綱になりたい」と言っていたそうです。また、大谷翔平選手が「目標達成シート」を作っていたことは広く知られており、5年生の道徳の教科書にも掲載されています。自分の先生という職業柄、たくさんの子どもたちと出会ってきましたが、やはり「目標」や「将来の夢」をもった人は、想像以上に力を伸ばし成長する姿をたくさん見てきました。自分はどんなことが好きで、どんなことが得意で…と自分を見つめて目標を決めてほしいと思います。話に続き、昨日まで折角校歌の練習に取り組んできたので、初めてZOOMで全校で歌うことを試みましたが、ピアノの音がうまく聴こえず歌いにくかったようです。今後は改善して取り組んでいきます。
2人の代表児童も2学期を振り返って書いた作文を立派に発表しました。その後、生徒指導の先生より、先ずは最近気になることとして「黄帽のゴムが伸びて紐のようになっている人は冬休み中に付け替えること」もお願いしました。そして「SNSに関するルールについて必ずお家の方と話し合うこと」「公共の場での遊び方に気を付けること」「交通ルールを守ること」「お金の使い方に気を付けること」について話がありました。下の写真は、通知表を渡している様子と、それを待っている教室の様子です。
下校を見守っていると、多くの子どもたちが「さようなら」だけではなく、「良いお年を」「良い年をお迎えください」と言って笑顔で帰っていきました。1月9日に、大きなけがや病気もなく、元気な子どもたちに会えることを、職員一同楽しみにしております。
ホームページをご覧の皆様も良い年をお迎えください。
児童会企画の「めざせ校歌マスター」の最後の日として、今までの練習の成果を試すために全校児童が体育館に集まり、校歌を斉唱しました。梨の木小学校の校歌は、「元気良く歌おう」より「なめらかに歌おう」が似合う曲想です。また、1番と2番で歌詞に合うように音の高さやリズムが違っているところもあり、正確に歌うことが難しい校歌です。そんな校歌を、2週間各クラスで練習して今日を迎えましたが、体育館に響き渡る全校児童の声を聴いて、練習の成果が確実にあったことを実感しました。コロナ禍で歌う機会が減ってしまい、なかなか覚えられなかった校歌を、これを機にいつでも口ずさんでもらえたらと思います。
今日は今学期最後の給食でした。クリスマスに因んだメニューで、クリスマスツリーの形をしたハンバーグや3つの種類から自分で選んだデザートがあり、子どもたちにとってはとても楽しみな給食だったようです。朝から「どんなロールケーキなんだろう」「今日はクリスマスのメニューだ」と子どもたちの間で話題になっていました。そして、養護の先生が「午前中に保健室に来た子はほとんど居ませんでした」と仰っていたのですが、体の調子を崩したら給食を食べられなくなってしまうため、気持ちが張っていたようです。「給食の力は恐るべし」です。2枚目の写真は3種類のデザートです。職員室でかき集めて撮影しました。
清掃活動も2学期最後の日でした。本日はなしっこ清掃日で、昨日お花ボランティアの保護者の方の続きを5.6年生が植えてくれました。先日まで、夏の花なのに元気良くきれいに咲いていた「マリーゴールド」を先週の委員会で自然環境委員会が全て抜いてくれました。そこに、「デイジー」と「アリッサム」に変えました。形は隣の花壇がダイヤの形を作ってあったので、ハート型にしてみました。今は、隙間が空いていますが、春にはきれいなハート型になるのを楽しみにしています。その他の花壇も梨の木小の先生が考えてくださったデザインになっています。冬の景色と春の景色を比べられるよう撮影しておきました。最後の写真は中庭の木の中に「檸檬」の木があります。今年もたくさん実がなりました。
これは、冬なのに元気に咲いていたマリーゴールド、夏は暑すぎて元気がありませんでしたが、涼しくなってから元気になりました。これを委員会で抜いて、次のようなハート型のデザインにしてみました。
サツマイモの苗植えや芋掘りでお世話になった地域の方に来校していただき、子どもたちから感謝の気持ちを伝えました。子どもたちが書いたお礼の手紙を渡し、なしっこ公開日で歌った「音楽のおくりもの」を歌い、地域の方の話を聞いた後、子どもたちからの質問タイムを設けました。その質問タイムではたくさんの質問に答えていただけました。その中で「イモの数を増やすなら苗を斜めに植えると良い」「大きく育てるためには苗を縦に植えると良い」「今回植えたサツマイモの種類は『紅あずま』ということ」「サツマイモはアサガオと同じ種類に属していてどちらもツルがある」「サツマイモは蒸かすとおいしい」「銀紙で巻いてストーブの上に置くと焼き芋になる」など、サツマイモの知識が身につくお話をたくさんしていただきました。梨の木小学校にある広大な畑は、多くの地域の方の手をお借りして成り立っています。子どもたちには、この畑での経験を積んで、農作物を植えて育てる大変さや、収穫するときの楽しさやうれしさを感じ取ってもらい、何よりも食べ物を粗末にしない心を育んでもらえたらと思います。
なしっこサポーターズとボランティアで参加していただいた方と一緒に中庭(西側)の窓ガラス清掃をしました。前回は東側を清掃し、窓枠のクモの巣などの汚れを取りました。今回も、時折雨も降ってきましたが、児童も含め10人で窓の清掃を行いました。終わったあとは、校舎内が明るくなったように感じました。参加いただいた皆様ありがとうございました。
本日「戦争体験を聞く会」が開かれました。これは、日進市が「非核平和都市宣言関連事業」として毎年日進市内の小中学校で開催しています。今年度梨の木小は、日進市在住の方に語り継ぎ(戦争体験者から話を聞き、それを元に詳細を伝える人)としてお越しいただきました。パワーポイントで地図や写真を交えながら、ご自分の両親や親族の方の長崎の原爆体験についてとても分かりやすく詳しく話していただいたため、子どもたちは最後まで真剣な眼差しで聞き入り、メモをたくさんとっていました。中でも、原爆の被害にあった広さや距離を、梨の木小から実在するどの施設までの距離と同じか示していただいたことで、子どもたちに実際の距離を掴みやすかったようです。子どもたちは、「原爆の威力を実感した」「戦争の悲惨さを実感した」「平和な時代を築きたい」と感想を書いていました。