本日は、豊田森林組合の方々に「なしっこマウンテン」の間伐をしていただきました。目的は、「なしっこマウンテン」を竹の侵食から守るだけでなく、子どもたちが入っても安全な山にすることです。5年生の総合的な学習の時間の1年間の総まとめとして、3つの体験を予定していました。それは、豊田森林組合の方々に間伐をしていただく前(before)と後(after)の比較すること、竹を粉砕する機械を持ってきていただき粉砕作業を体験すること、そこでできた竹チップの感触を確かめることの3つでした。しかし、残念ながら雨天となってしまったため、後(after)を見ることができず比較することはかないませんでしたが、竹の粉砕体験と竹チップを触ることはできました。その時の様子を紹介します。
先日のしがらみ作りで出た竹の不要な部分を集めたところ

竹を粉砕する機械を持ってきていただき、子どもたちが粉砕作業を体験しました。




豊田森林組合の方が伐採した竹を機械の場所まで運んでくれました。


粉砕された竹チップを触る体験をしました。皆、初体験の感触に様々な感想を述べていました。




雨が降ってきてしまったため、残りは豊田森林組合の方が全てやっていただけました。竹チップの山を見て、大量の竹がなしっこマウンテンで伐採されたことを実感しました。

3月2日(土)に、なしっこサポーターズの皆さん、保護者ボランティアとそのお子さん(1~5年生までの5名)、本校職員が力を合わせて、里山保全アドバイザーの真弓さんの指導を仰ぎながら「しがらみ作り」に挑戦しました。これは、なしっこマウンテンの土が運動場に流れ出てしまい、運動場の地面が凸凹になるばかりでなく、雨の後に乾きにくくなってしまっている問題を解決するために実施しました。今回は、竹に侵食され始めている「なしっこマウンテン」を守るために、造園会社さんに伐採してもらった竹を利用して「しがらみ」を作りました。想像していた通り大変な作業でしたが、参加者全員の力を合わせ、半日で横10m以上の「しがらみ」が出来上がりました。その作業の様子と、完成品をご覧ください。
しがらみ作りを設置する前の「なしっこマウンテン」の斜面

真弓さんから杭の打ち方や竹の割り方を学ぶ


学んだことを実践




しがらみの設置は全員で取り組みました。


しがらみ作りのメンバーと出来上がった「しがらみ」


先週、保健委員会が制作した「手洗い動画」で、風邪予防博士が手洗いをいい加減にすると、手を通じて体にウイルスが入りやすくなり、風邪をひきやすくなってしまうことが紹介されました。その動画の中には、「洗わない手」「水だけで洗った手」「石鹸を使った手」それぞれどれくらい汚れが残っているのか「色の濃さの違い」で分かりやすく説明する場面がありました。その内容を紹介します。先ずは「手洗いチェッカー」を手につけてブラックライトが設置された箱に手を入れると、汚れがどれほど残っているか分かる仕組みになっていました。実際の画像でその差をご覧ください。


手洗いをしない場合

水洗いのみの場合

石けんをつけて手洗いした場合

横から見ても差は歴然でした

この画像を見れば、手洗いをするときは「石けんをつけて手洗いをしよう」と思わざるを得ないですね。
今朝、栄方面から登校する子どもたちは「玄関を開けたら霧で真っ白だった」「あまりにも白くて雪かと思った」などと、口々に霧に包まれた景色について感想を言い合っていました。勿論、いつも梨の木小学校から見える米野木方面のマンションも、霧のため全く見えませんでした。それにしても、気になるのがこの暖かさです。このまま暖かくなっていったら、5月頃はどんな気温になってしまうのか心配なほどです。でも、暖かくなったら良いこともたくさんあります。梨の木小の中庭に「春」がやってきました。11月の全国育樹祭ていただいた「梅の木の苗」に花が満開になったのです。そして、チューリップの芽が顔を出してきました。写真をご覧ください。

中庭の花壇に、チューリップの芽がたくさん出てきましたが、下の写真で分かるでしょうか。


「もしかしたら桜は卒業式に満開になるのではないか」とも職員室で話題になりました。梨の木小の正門からの坂道と畑横には桜並木があります。種類が違うため、満開になる時期が少しずつ異なりますが、新1年生がランドセルを背負って来る頃まで花が咲いているか今から心配です。