本校では、なしっこ班(縦割り班)が毎年結成されています。これは、本校の大きな特徴の一つで、一年間この班で清掃や児童会の行事に参加することになります。1年生から6年生まで異学年で結成するため、上級生が下級生に優しく接したり、リードしたりする姿が先輩から脈々と受け継がれています。
今日は、そんな「なしっこ班」の始動の日となりました。まずは、全校の半分の人数で「1年生を迎える会」を体育館で行い、半分は教室で自己紹介をして名簿を作成し、掃除の役割分担を考えました。
「1年生を迎える会」は、児童会主催でゲームを2つ行いました。ここからは写真を交えて紹介します。
まずは、児童会からゲームの説明を受けました。
「爆弾ゲーム」 校歌が流れている間、なしっこ班でボールを回しました。
校歌が止まった時に、ボールを持っていた人は…罰ゲームでなく、「幸運の持ち主です」と児童会役員が紹介し、みんなで拍手をしました。
次は「王様ジャンケンゲーム」舞台上の役員とジャンケンです。勝ったらそのまま、負けとあいこは後ろに回って座ります。15回じゃんけんをして班員が残れるかが勝負です。
今日は、この「1年生を迎える会」が楽しみだったのか、登校時の児童の足取りはとても軽かったように思いました。やはり、楽しみがあることは大切だと実感しました。
2時間目からは、6年生の租税教室のために、昭和区税務署より、武山先生がいらしてくださりました。武山先生は、もう10年以上毎年梨の木小学校にいらしてくださっています。教室に行くと、大盛り上がりで、難しい「税」の話をとても分かりやすく、楽しく教えてくださりました。あまりにも手を挙げるので、すごい!!と思っていたら、発言の後に良いことがあったようです。子どもたちはゲンキンです。
どんなところに税金が使われていると思いますか? 警察・消防・図書館・市役所… と答えたら、なんと鉛筆をいただいたようです。なので、子どもたちは必死になって発言しようとしていました。
子ども一人につき、教育費として税金がどれだけ使われていると思いますか?
子どもたちは、はじめ数万円と答えていましたが…答えは…90万! 小学校を卒業するまでに540万円かかっていると知り、子どもたちは驚いていました。
税金はどのように集められているというお話から、どれが公平な税の集め方なのか考える場面がありました。そして、みんなはどんな税を考えられるか?という質問に子どもたちはそれぞれ思い思いのことを発表しました。「リア充税… ニート税… ゲーム税… 課金税…」いろいろなアイデアが…
最後は、税金を正しく使うためにも、きちんと選挙に行って自分たちの代表を選ぶことが大切であることも触れられました。とても大切なことをたくさん学んだ租税教室でした。
今日は、5年生の応援団4名の児童に話を聞きました。そこでのやりとりを紹介します。5年生の応援団は、オーデイションが赤組と白組で別々に行われたそうです。白組は2回もあり、合計約15名が参加して2名の児童が選ばれたそうです。白組は2名の女子(結葵さん・咲奈さん)、赤組は2名の男子(蓮さん・桐理さん)が団員となり活躍しました。
Q1 応援団をやり終えた今の気持ちを教えてください。
・やりがいがありました。負けちゃったけれど、この悔しさを生かして6年で勝ちたい。(蓮さん) ・「赤組を引っ張っている」と感じることができた。またこういう機会があればもっと声を出してやりたい。(桐理さん) ・大きな声は出せたけれど、まだまだ出せそうだから、もっと成長してみんなをまとめたい。(結葵さん) ・はじめは、興味本位だったけれど、なれてうれしかったし、振付を決めるときに楽しかった。それに、みんなが頑張ってくれてうれしかったです。(咲奈さん)
Q2 運動会本番前日に、4・6年生の応援を見たときの感想を教えてください。
・一人一人が大きな声を出してまとめていた。動きがはっきりして良かった。(結葵さん) ・4・6年生が一緒になってパワーを感じたので、来年は2学年でやりたいと思った。(蓮さん) ・4・6年生が混じっていたけれど、同じ学年みたいに協力しあっていた。(桐理さん) ・心を統一して一心同体になっていたのが良かった。動いていても気持ちが入っていて感動した。(咲奈さん)
Q3 この経験を通して、どんな自分になれそうですか?
・みんなの前だけでなく、保護者の前でできたので、目立つことでもできそう。度胸がついた。(蓮さん) ・勇気と度胸がついた。これからも増すようにしていきたい。(桐理さん) ・人前で大きな声を出すのに自信がついた。これからもみんなをまとめることができたらいい。(結葵さん) ・全員で一生懸命やったことで、みんなが協力して過ごしやすくなれそう。みんなの前でやることを楽しくやれそう。(咲奈さん)
5年生の応援団の皆さんは、「最高学年になる来年(6年生)もある」ことを意識した回答だったように思います。オーディションを受けた人数から、「来年こそは応援団」と思っている人もたくさんいると思います。また、前日に6年生の応援を見て、「憧れ」をもった人もいるでしょう。それぞれ、今からやれることは何か考えながら、目標をもって学校生活を送ってもらえたらと思います。来年の応援団が今から楽しみです。
今日は、お花ボランティアの方々に来ていただき、昼放課に花壇の花の苗植えを行いました。苗を植えたのは、自然環境委員の6年生です。また、朝は緑の募金を呼び掛けていました。募金への協力、ありがとうございました。その時の様子を紹介します。
朝、昇降口で緑の募金を呼び掛けていた自然環境委員の皆さん
掃除の時間に新しい土を入れて、耕してくれた4年生
昼放課に集まって苗を植えてくれた自然環境委員の6年生
自然環境委員が苗を植えやすいように、先に穴を掘っていただいたり、放課が終わった後に引き続き草を抜いてくださったりしたボランティアの皆さん
昨日、6年生の団長だった竣太さんと、悠真さんに運動会を終えて感じたことを聞きました。
Q 1 なぜ、団長をやりたいと思ったのですか?
悠真さん…1.2年のときに見た6年生の応援団長がかっこよかったから。
竣太さん…1年のとき、団長が1から5年生を引っ張っている姿を見て憧れたから。
Q2 その憧れの団長になって、実際にやり終えた今、感じていることを教えてください。
悠真さん…初めての経験で楽しかったし、引っ張っていけたと思います。やって良かったです。
竣太さん…憧れていた団長みたいにできたかな、と自分で思います。僕もやって良かったです。
Q3 運動会の前はライバル関係だったけど、二人ではどんな話をしたのかな?
二人で、タイミングを合わせるために、こぶしを前に突き出したときの秒数とか、話し合って決めた。ライバルというより、一緒に頑張ろう、ていう雰囲気だった。
Q4 後輩に伝えたいことは?
竣太さん…次の団長も、みんなを引っ張っていく活躍をしてほしい。
悠真さん…4年生の子たちが今日(実際には昨日)、また応援団をやりたいと言っていたから、5年生のときに、また後輩を引っ張っていってほしい。
この後、二人からこの日、4年生と6年生の応援団が25分放課に集まって、感想を述べあって、感謝の気持ちを伝え合ったことを教えてもらいました。その時の顔は、充実感と自信にあふれた良い表情をしていました。ここ3年コロナ禍の中では、思いっきり声を出す応援団は結成できませんでしたが、今年は4年振りに応援団が結成され、1・2年生の時に見た先輩の姿に憧れ、挑戦できたことに喜びを感じていたようでした。2学年ずつの開催になったため、4・6年で応援団を結成して本番を迎えましたが、実は予行練習には5年生が見に来ていました。来年度、今年の6年生の姿を見て、「あんなふうになりたい」と思った子たちがまた挑戦し、応援団の姿を継承していってくれることを期待しています。
授業中に中庭に4年生が来て、気温を測っていました。温度計の見方を学習したようです。気温を聞いてみると、まだ11時なのに29~30度でした。25分放課もたくさんの児童が外に出て遊んでいましたので、熱中症には気を付けるよう呼び掛けていきます。
その25分放課に、中庭に来た児童から「ミントはどこにありますか」と聞かれたので、ミントが植えられている場所を教えてあげました。すると、すぐに見つけて葉を指でこすって、その匂いをかいで「ミントだ!」と喜んでいました。一緒にいた友達も匂いをかいだところ「洗ったばかりのシャツの匂いだ」などと感想を述べていました。もう一人は、「担任の先生に持って行こう」と話していました。
中庭の池には、きれいに睡蓮の花が咲いています。この花を見て「レンコンは取れるの?」と子どもたちから質問が…。質問されたときに、「レンコン?蓮?睡蓮と蓮の違いは何?」と自分の中でうやむやな部分があったので調べてみました。見分け方は簡単だそうです。「蓮は水面から1メートルくらい上に花が咲き、睡蓮は水面近くに花が咲く」「葉っぱに切れ目があるのが睡蓮は切れ目が無いのが蓮」と書いてありました。中庭の花は睡蓮なので、レンコンはとれないということでした。花が咲く時期は10月頃まで咲きます。長い間花を愛でることができるので、多くの子どもたちに見に来てほしいと思います。
明日は、「運動会を振り返って編 1号」として、6年生の赤白両団長に話を聞いたので紹介したいと思います。楽しみにしていてください。
本日は、暑い中たくさんの保護者の方に来ていただき、ありがとうございました。子どもたちは、いつも以上に張り切っていたように感じました。応援の声もいつも以上に大きかったと先生方で話題になりました。また、お家でも様々な場面でお子様を励まし、心の支えになってくださり、ありがとうございました。おかげさまで、運動することや皆で同じことをすることが苦手な子も今日は立派に走り、競遊にも参加することができました。そして、受付を担当されたり、運動会が終わった後にテントや杭を片付けたりしてくださった保護者の皆様、ありがとうごさいました。保護者の皆様に支えられての運動会だったと思います。
昨日の暑さを受けて、急遽日進東中より7張りを借りての本番となりました。このテントと子どもたちの本番への意気込みのおかげで、今日はほとんど熱中症の症状を訴える子どもはいませんでした。これは、昨日の準備で起点を利かせていただいた先生方のおかげです。5月の早い段階での運動会開催だったらテントは不要だろうと考えていましたが、甘かったです。明日からはさほど暑くないと聞くと少しもやっとしますが、天気だけはどうにもならないですね。柔軟に対応していくのみです。
コロナ禍を終えても、昨年度までと同様2学年ごとに約1時間で行いました。今年は、昨年度までの競争・競遊に加えて、各学年の先生方のアイデアで3分間の声出し・応援・ダンス等を行いました。どの学年もコロナ禍にはできなかった「思いっきり声を出す」ことができ、子どもたちの顔も晴れ晴れとしていました。閉会式では、「悔しい」も「嬉しい」も一生懸命やったからこそ沸いてくる感情だと話しました。そしてその感情が自分を成長させるとも話しました。この運動会で、自分の新しい面、友達の知らなかった面も知ることができたと思います。この運動会の経験をこれからの学校生活に生かしてほしいです。
今日は、保護者の方が写真をたくさん撮られたと思います。学校でも先生方が撮りましたが、多すぎて選べませんでした。各家庭で写真やビデオを見て振り返っていただけたらと思います。
本日運動会のリハーサルを行いました。どの学年も練習の成果を発揮し、順調に進みました。しかし、気温が上がるにつれ体調を崩す児童も出てきました。対応策として、演技の間に休憩をとることと一時休憩する簡易テントの数を増やしました。
そのためCoDMONで配信しました会場図と一部異なります。ご理解とご協力をよろしくお願いします。
また、PTAの方も準備の手伝いに来てくださいました。ありがとうございました。明日も暑い日となる予報です。児童の体調を最優先して運動会を行います。ご家庭での体調管理もよろしくお願いします。
今日も朝から清々しい空気で、子どもたちが外で活動するにはとっても良い環境でした。
朝から、4年生がヘチマの種植えをしていたので、そこにお邪魔しました。先生が種を植える時の注意事項について質問すると、すぐにたくさんの子たちが手を挙げ、しっかりと答えていました。教科書やタブレットを見ることなく答えていた姿に感心しました。1つのポットに3つずつ種を植え、後で間引くそうです。どの種が元気良く芽が出るか楽しみですね。
次に、2年生の野菜の苗植えを紹介します。梨の木小には、中庭が二つあります。1つは、先日紹介した日進市の形をした池のある中庭、もう1つは、「ハナミズキ」のある中庭です。野菜の苗は、この「ハナミズキ」のある中庭で育てます。今年は、ピーマン・トマト・ナス・オクラ・キュウリの5種類から自分で選んだそうです。
次の写真は、それぞれが選んだ野菜の苗の葉っぱの特徴を発表しているところです。
彼が5つの野菜の種類を教えてくれました。
では、次の苗は何の苗か分かるでしょうか?
答えは、お子さまから聞いてみてください。2年生以上なら答えられると思います?!
2年生の写真を撮っていた横では、3年生がホウセンカの芽の観察をしていました。その様子も紹介します。3年生はタブレットで写真を撮り、拡大して芽を観察しながら絵を描いていました。イマドキですね。
中庭の全体の様子は次の写真の通りです。これから毎日子どもたちは水やりに来ます。毎日少しずつ成長する野菜や花を観察しながら、植物を育てる楽しみや大変さも学んでほしいと思います。昨年は、カラス対策に悩まされました…。