昨日の先生方の救命救急講習に引き続き、今日も尾三消防の方に来ていただき6年生が講習を受けました。
先ずは、6年生の講習の様子をお伝えします。「今までに救急救命の講習会を受けたことがある人はいるか」という質問に対して一人も手を挙げなかったので、全員が今日初めての救急救命の講習だったようです。
始めに、心臓突然死が一年間に7万人もいる話を聞いて誰にでも起こり得ることなんだと認識しました。そして次に、もし突然目の前で人が倒れたらどうしら良いか動画で学びました。その後、胸骨圧迫を実際に体験しました。動画で胸骨圧迫の仕方について見た後、ピンクのハートの形をしたクッションのような物を人の身体に例えて実践しました。2回目は連続100回も押したため、終わった後は子どもたちから自然と「はぁ」と声がもれていました。実際は、疲れる前に複数人で交代するのが理想だそうです。また、テンポが速過ぎてもよくないことを教えていただきました。最後にAEDの使用方法について学んで終わりました。
次に、昨日の先生方の救急救命講習について紹介します。これは、毎年プールの授業が始まる前に必ず実施しています。教職経験が長いほど、経験回数が多くなります。力は減退しているような気もしますが…。今回は、三場面に分けて実践してみました。「倒れた人を見付けたとき」「胸骨圧迫をするとき」「AEDを使用するとき」です。まずは倒れた人を見付けたら、周囲の安全確保を確認して人を呼んで救急車を呼んでもらうこと、AEDを持ってきてもらうことを依頼します。そして呼吸があるか確認します。
呼吸を感じられなければ胸骨圧迫をします。心臓は体の真ん中にあるので、そこに手のひらの下の方を当てて、両手で肘を曲げずに垂直に押します。体の3分の1程度へこむように押すそうです。子どもの場合は5~6センチだそうです。それでも全身の血液の3割程度しか循環しないそうで、中断するとすぐに血圧が下がってしまうため、できる限り中断しないよう向き合ってやると良いとのこと。次にAEDの使用方法ですが、心臓をはさむように二か所貼ること、電気ショックを与える瞬間に他の人が触ってしまうことのないように注意するよう教えていただきました。最後は、プールでの事故を想定して、児童役、職員室の職員等役割を決めて実践しました。今後、何もなければないことを祈りつつ、いざというときはチームワークよく対応できるようにしておきます。
電気が走るので、触らないでと注意しているところと、胸骨圧迫を三人態勢で交代しながら行っているところです。
今日は、昨日に引き続き、栄養教諭の加藤先生に来校していただき、3年1組の栄養指導をしていただきました。
教室に行くと、黒板に三大栄養素の分類分けをされた大きな掲示物が貼られており、先生が名前を挙げた食品がどの部類にあるのか確認しているところでした。そこでは「マーガリンて何?」という質問が出ていました。この質問や小学校3年生は、まだまだ出会っていない食品がたくさんあることが分かりました。
この栄養指導を機会に、子どもたちには、3つの栄養素「体をつくるもとになる食品」「エネルギーのもとになる食品」「体の調子を整えるもとになる食品」をバランスよくとれるよう好き嫌いなく食べられる人になってほしいものです。
この授業を見させていただいてワークスペース(廊下)に出ると、隣のクラスの子たちが粘土で作った作品を見ていました。皆さん、上手に作っています。偶然そこに居合わせた児童が作品を紹介してくれました。一つは、ハリーポッターでおなじみのニンバス2000でした。もう一つは、トマトを切った状態のものだそうで、へたに注目してほしいと言われました。3年生は、この粘土の作品を作って互いに見合って感想を書いたそうです。ワークスペースがちょっとした作品展になっていました。
先週の土曜日に地域学校協働活動の一環として、草刈りを行いました。
親子で約40名ほどと、地域からも折戸区、米野木区、日の出団地、栄の皆さんが参加してくださりました。中には、回覧板を見て、毎回楽しみに来てくださっているお子様が梨の木小OBだというご夫婦もいらっしゃいました。お休みのところ、貴重な時間を割いていただき、ありがとうございました。
畑の周りは、地域の皆さんが草刈り機で勝った草を熊手で集めて一輪車で運ぶ作業を繰り返し、2時間ほどでともきれいになりました。中には、「楽しい」と言いながら一生懸命黙々と作業をしている2年生がいました。普段は見られない姿が見られてうれしかったです。
皆様のおかげで、子どもたちが畑を観察するときにとても歩きやすくなりました。ありがとうございました。また、この草刈りでは、畑の周りだけでなく運動場の隅のほうに生えている草を抜く作業も毎回行っています。梨の木小の運動場は、隅のほうから草が生えて中央に向けて広がってくる特徴があります。子どもたちが走り回るところは、転びやすくなるため危険が増えます。その危険を回避するために草を抜く必要があるのですが、この季節は勢いよく広がっていくので毎年悩まされています。
今回の草刈りで、畑の周り、駐車場の周り、そして運動場が見違えるほどきれいになりました。参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
「地域学校協働活動」は、日進市が3年前より取り組んでいるもので、名前の通り幅広い地域住民の参画を得て、地域全体で子供たちの学びや成長を支えるとともに、「学校を核とした地域づくり」を目指して、地域と学校が相互にパートナーとして、以下の様々な取組を組み合わせて実施する活動です。梨の木小学校では、昨年度、草刈りの他、お花ボランティア、九九ボランティア、読み聞かせボランティア、ミシンボランティア、図書館ボランティア等を募集し、学校活動を助けていただいたり、支えていただいたりしました。今年度も様々な場面て地域の方のお力をお借りすることになると思います。よろしくお願いいたします。そして、子どもたちには、地域の方に支えられながら学校生活を送っていることを伝えていきたいと思います。
昨日は、たんぽぽ学級と2年生がサツマイモの苗植えをしました。
梨の木小には、広大な畑があります。その畑には、たくさんの野菜が植えられています。今は、タマネギとジャガイモが立派に成長し、収穫時期を迎えています。その横に2年生がサツマイモの苗を一人一苗植えました。植えるときには、地域の方がみえて植え方を教えてもらいながら、移植ごてを使って植えました。植える場所は、マルチに穴を開けてくださっていたおかげで、子どもたちは迷うことなく植えることができました。実は、子どもたちが植える前に、畝づくりをしてマルチをかけるという大変な作業があるのですが、これも、地域の方が全てしてくださりました。梨の木小の畑は、地域の方の協力なしでは維持できません。地域の方は、いつも「自分の健康のため、子どもたちのため」とおっしゃっていただけます。このような地域の方に支えられながら小学校は成り立っています。感謝しかありません。
地域の方に教えてもらった植え方は以下の通りです。①移植ごてで斜め上から持ち手のところまでしっかりと刺す。②そのまま土を持ち上げ、そこに苗を植える。③最後は、移植ごてをそのまま抜くと土が苗の上にかかる。これで上手に植えられるそうです。説明をしっかりと聞いていたので、子どもたちは皆上手に植えることができました。やはりプロに教えていただくと違います。今から収穫する秋が楽しみです。
本日より、教育実習が始まりました。梨の木小には2名の教育実習生がきています。早速、朝の会にクラスを訪問して様子を見させていただきました。教室に入ると、子どもたちが矢継ぎ早に教育実習生に質問をしていました。「好きな〇〇は何ですか」「苦手な〇〇は何ですか」「誕生日はいつですか」等、子どもたちが親しみをもって、でも失礼のないように質問の内容を選んでいたことに感心しました。実習生はすてきな笑顔で子どもたちの質問に答えて、終始初対面とは思えないような和やかな雰囲気でした。
その後に、同じクラスで始まった1分間スピーチの様子がとても印象的だったので紹介します。「一人の児童が1分間スピーチをする」これが一般的なスピーチですが、このクラスは違いました。スピーチ(今日はネッシーについての発表)をしている横で、同時にホワイトボードに話の内容の要約を書いている児童がいるのです。そして、他の児童の質問や意見を述べる時間になると、それも書き加えていました。絵や色ペンも使って上手にまとめていました。まず、この姿に感心しました。次に、他の児童の質問や意見の内容が素晴らしいのです。「僕はネッシーは居ないと思います。なぜなら……だからです。」と次々に自分の意見を述べては理由を最後までしっかりと述べている姿に感動しました。最後に担任の先生がタブレットで調べたネッシーをテレビ画面に映し出すと、またみんなで感想を述べ合っていました。一人の児童が発した情報をもとに、こんなにも話題が広がるなんてすてきだなと思いました。この様子を見ていた実習生も「小学生でこんなにも自分の意見を言い合えるなんて凄いですね」と感想を述べていました。
本校では、なしっこ班(縦割り班)が毎年結成されています。これは、本校の大きな特徴の一つで、一年間この班で清掃や児童会の行事に参加することになります。1年生から6年生まで異学年で結成するため、上級生が下級生に優しく接したり、リードしたりする姿が先輩から脈々と受け継がれています。
今日は、そんな「なしっこ班」の始動の日となりました。まずは、全校の半分の人数で「1年生を迎える会」を体育館で行い、半分は教室で自己紹介をして名簿を作成し、掃除の役割分担を考えました。
「1年生を迎える会」は、児童会主催でゲームを2つ行いました。ここからは写真を交えて紹介します。
まずは、児童会からゲームの説明を受けました。
「爆弾ゲーム」 校歌が流れている間、なしっこ班でボールを回しました。
校歌が止まった時に、ボールを持っていた人は…罰ゲームでなく、「幸運の持ち主です」と児童会役員が紹介し、みんなで拍手をしました。
次は「王様ジャンケンゲーム」舞台上の役員とジャンケンです。勝ったらそのまま、負けとあいこは後ろに回って座ります。15回じゃんけんをして班員が残れるかが勝負です。
今日は、この「1年生を迎える会」が楽しみだったのか、登校時の児童の足取りはとても軽かったように思いました。やはり、楽しみがあることは大切だと実感しました。
2時間目からは、6年生の租税教室のために、昭和区税務署より、武山先生がいらしてくださりました。武山先生は、もう10年以上毎年梨の木小学校にいらしてくださっています。教室に行くと、大盛り上がりで、難しい「税」の話をとても分かりやすく、楽しく教えてくださりました。あまりにも手を挙げるので、すごい!!と思っていたら、発言の後に良いことがあったようです。子どもたちはゲンキンです。
どんなところに税金が使われていると思いますか? 警察・消防・図書館・市役所… と答えたら、なんと鉛筆をいただいたようです。なので、子どもたちは必死になって発言しようとしていました。
子ども一人につき、教育費として税金がどれだけ使われていると思いますか?
子どもたちは、はじめ数万円と答えていましたが…答えは…90万! 小学校を卒業するまでに540万円かかっていると知り、子どもたちは驚いていました。
税金はどのように集められているというお話から、どれが公平な税の集め方なのか考える場面がありました。そして、みんなはどんな税を考えられるか?という質問に子どもたちはそれぞれ思い思いのことを発表しました。「リア充税… ニート税… ゲーム税… 課金税…」いろいろなアイデアが…
最後は、税金を正しく使うためにも、きちんと選挙に行って自分たちの代表を選ぶことが大切であることも触れられました。とても大切なことをたくさん学んだ租税教室でした。
今日は、5年生の応援団4名の児童に話を聞きました。そこでのやりとりを紹介します。5年生の応援団は、オーデイションが赤組と白組で別々に行われたそうです。白組は2回もあり、合計約15名が参加して2名の児童が選ばれたそうです。白組は2名の女子(結葵さん・咲奈さん)、赤組は2名の男子(蓮さん・桐理さん)が団員となり活躍しました。
Q1 応援団をやり終えた今の気持ちを教えてください。
・やりがいがありました。負けちゃったけれど、この悔しさを生かして6年で勝ちたい。(蓮さん) ・「赤組を引っ張っている」と感じることができた。またこういう機会があればもっと声を出してやりたい。(桐理さん) ・大きな声は出せたけれど、まだまだ出せそうだから、もっと成長してみんなをまとめたい。(結葵さん) ・はじめは、興味本位だったけれど、なれてうれしかったし、振付を決めるときに楽しかった。それに、みんなが頑張ってくれてうれしかったです。(咲奈さん)
Q2 運動会本番前日に、4・6年生の応援を見たときの感想を教えてください。
・一人一人が大きな声を出してまとめていた。動きがはっきりして良かった。(結葵さん) ・4・6年生が一緒になってパワーを感じたので、来年は2学年でやりたいと思った。(蓮さん) ・4・6年生が混じっていたけれど、同じ学年みたいに協力しあっていた。(桐理さん) ・心を統一して一心同体になっていたのが良かった。動いていても気持ちが入っていて感動した。(咲奈さん)
Q3 この経験を通して、どんな自分になれそうですか?
・みんなの前だけでなく、保護者の前でできたので、目立つことでもできそう。度胸がついた。(蓮さん) ・勇気と度胸がついた。これからも増すようにしていきたい。(桐理さん) ・人前で大きな声を出すのに自信がついた。これからもみんなをまとめることができたらいい。(結葵さん) ・全員で一生懸命やったことで、みんなが協力して過ごしやすくなれそう。みんなの前でやることを楽しくやれそう。(咲奈さん)
5年生の応援団の皆さんは、「最高学年になる来年(6年生)もある」ことを意識した回答だったように思います。オーディションを受けた人数から、「来年こそは応援団」と思っている人もたくさんいると思います。また、前日に6年生の応援を見て、「憧れ」をもった人もいるでしょう。それぞれ、今からやれることは何か考えながら、目標をもって学校生活を送ってもらえたらと思います。来年の応援団が今から楽しみです。
今日は、お花ボランティアの方々に来ていただき、昼放課に花壇の花の苗植えを行いました。苗を植えたのは、自然環境委員の6年生です。また、朝は緑の募金を呼び掛けていました。募金への協力、ありがとうございました。その時の様子を紹介します。
朝、昇降口で緑の募金を呼び掛けていた自然環境委員の皆さん
掃除の時間に新しい土を入れて、耕してくれた4年生
昼放課に集まって苗を植えてくれた自然環境委員の6年生
自然環境委員が苗を植えやすいように、先に穴を掘っていただいたり、放課が終わった後に引き続き草を抜いてくださったりしたボランティアの皆さん