魔女の森。
2021年9月14日 17時54分こんにちは、村瀬です。
今週から通常日課。
と、思いきや、
4~6年生は月曜日に臨時委員会が行われましたので、
オール6時間授業という、
歴史的な一週間となりそうです。
高学年の子どもたちよ、
おめでとうございます。
さて、
近頃、デジタルの世界に翻弄されている日々ですが、
村瀬はその波に酔ったときは、
アナログの世界に逃げることにしています。
こちらの世界では、
草木がぼーぼーと生い茂っています。
刈ったり抜いたり切ったり掃いたりして「さようなら」をしても、
しばらくしたら「こんにちは」。
そんな毎日です。
先週末から、
体育館裏、通称「魔女の森」を戦場としています。
昨年度、
ツタがはびこり、落ち葉が熟成し、
得体の知れぬ植物や昆虫がうごめく、
恐ろしさしか感じない場所でした。
しかし今年度は、
相変わらず鬱蒼(うっそう)としてはいますが、
足を踏み入れることに躊躇(ちゅうちょ)するような怖さは感じません。
昨年度が、
「マレフィセント」(白雪姫に出てくる魔女)
が潜んでいそうな場所だとしたら、
今年度は、
「魔法使いサリー」(昭和世代用)や、
「おじゃ魔女ドレミ」(平成世代用)
あたりが登場しそうな場所といえば分かるでしょうか?
分かりづらいですね。
ともかく、
ある程度、刈ったり抜いたり切ったり掃いたりしたら、
そこそこきれいな状態に戻すことができました。
休憩のために、
途中、体育館の隅で腰を下ろし、
ぼーっと掃除をした場所を眺めながら、
しみじみ思いました。
やってきたことは、
無駄にならないんだなあ。
なんだか、
「あいだみつお」さん風の感想になってしまいましたが、
実感を伴(ともな)った思いです。
すでにぶつぶつした通り、
押し寄せるデジタルの波に乗ろうと、
相野山小一丸となってぶつかっておりますが、
うまくいかないことがたくさんあります。
それでも、
トライを繰り返していくうちに、
小さな波を捉えはじめ、
やがてはビッグウェーブに乗れちゃうのかもしれません。
そんな淡い期待を抱きながら、
デジタルの世界に戻ろうと思う、
アナログの申し子、村瀬なのでした。
それでは、また。