2学期終了。
2021年12月23日 14時11分こんにちは、村瀬です。
いよいよ、2学期最終日です。
今日はいつもより早く目が覚めました。
部屋の窓から外を見ると、陽が昇る直前で、
濃紺から橙色(だいだいいろ・オレンジ色)へと変化する、
反則級の美しいグラデーションが東の空を染めていました。
相野山に向かう道中には、朝陽がきれいに登り始め、
また、反対側には、雲一つない青空に月が静かにたたずんでいました。
「寒椿(かんつばき) 月は西空 日は東」なんて、
こじゃれた俳句が頭に浮かびます。
「菜の花や 月は東に 日は西に」という、
与謝蕪村(よさぶそん)さんの俳句を見事にオマージュして(くすねて)おりますが。
沿道の枯れ草には霜が降り、水田の水たまりには氷が張っています。
それもまた、素敵な光景だなと、趣(おもむ)きを感じ、
なんだか今日は文化的な人間だなあ、
なんて少し自分に酔いしれながら学校付近まで来たとき、
気付きました。
下半身が「寝巻(ま)き」であることに。
というわけで、村瀬は相変わらずのまま、この一年を終えそうです。
一方、子どもたちは、着実に成長していることを感じています。
個人的に強く思うのは、
「目を見てあいさつ」ができるようになった子どもが、
一学期に比べて格段に増えてきたことです。
小さなことかもしれませんが、
この習慣は、生涯に渡って生きてくるものだと思います。
ぜひ、これからも大切にしてほしいなと願っています。
もちろん、その他のことでも、成長は見られます。
今年の2学期は、
修学旅行や学習発表会などの学校行事だけではなく、
校外学習や出張授業といった、学年行事を数多く行うことができました。
それぞれの行事は、机上で学ぶことのできないものを身に付ける、
大切な時間となります。
それができたことも、成長を促す一助になったように思います。
今学期も、いつもと変わらず、
相野山小学校は多くの方々に支えられてきました。
消毒・草刈りボランティアに来ていただいたみなさん、
登下校の見守りを続けていただいたみなさん、
PTA・家推の行事を企画・運営していただいたみなさん、
校外学習や出張授業で学びを深めていただいたみなさん、
学習面でも施設面でも助けていただいた数々の業者のみなさん、
様々な面で学校をサポートしていただいた市役所のみなさん、
そして何より、
子どもたちの日々の生活を、しっかりと支え続けてくださった保護者のみなさん、
本日を無事に迎えられたことを心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
明日から冬休みです。
例の状勢に少しずつ雲がかかってきている雰囲気がありますが、
健康に十分留意していただきつつ、
各ご家庭で少しでも素敵な思い出が創られますよう、
心より願っております。
さて、
希有(けう)なこのページの読者のみなさん、
これが今年最後のぶつぶつになるかもしれません。
今学期もお付き合いいただき、ありがとうございました。
ということで、念のために伝えておきます。
それでは、良いお年を。
ついでに、めりーくりすます。