先生たちがブツブツブツ…(令和4年度)

夏休みの宿題。

2022年8月23日 12時23分

こんにちは、村瀬です。

今日も業者の方々が、

校内の草を刈りまくってくださっています。

昨日は村瀬も一部、

草を刈ったり剪定してみたりしたのですが、

「ああ、人はこうして、熱中症に陥(おちい)るのだな」

と、短時間でも茹(ゆだ)ってしまいそうでした。

そんな中、力を貸してくださる業者さんには、

感謝しかございません。

 

さて、

夏休みもいよいよ一週間ほどとなってしまいました。

ここのところの急激な降雨は、

子どもたちのため息が集まって形成された積乱雲の仕業に違いありません。

まあ、その一部には、村瀬のため息も交じっておりますが。

 

ところで、

各ご家庭、

『宿題』の進み具合はいかがなものでしょうか。

すでに終わらせて、残りわずかのハッピータイムを満喫している子、

あと少しだけど、難題(読書感想文など)が残っていて頭を抱えている子、

えげつないほど課題が残り、白目を向いている子、

いろんなタイプの子どもがいるかと思います。

 

我が家にも「まいける」「まーがれっと」(通称)という二人の小僧がおります。

当然ですが、宿題を抱えての夏休みを過ごしておりますが、

二人とも、「難題を残す」タイプのように見受けられます。

まいけるは「自由研究」。

まーがれっとは「読書感想文」が残っていることを把握しておりました。

「早くやれば楽になるのに」

とは思いますが、

あまり口やかましく言うと、

ただでさえ相手にされていないのに、

ますます遠ざけられること必定ですので、

ぐっとこらえております。

 

つい先日、

仕事から帰ると、

リビングのテーブルの上に様々なお菓子が乱雑に置かれていました。

よくみると、全て封が切ってあります。

中には、父が楽しみにしてとっておいたお菓子まで。

父は怒髪天(どはつてん・髪の毛が怒りで逆立っている)となり、

叫びます。

父「このような不届きな働きをしておるのは誰じゃ!!」

その言葉を聞いて、

トイレからまいけるが出てきました。

ま「父上、拙者(せっしゃ)でございます」

父「おのれマイケル、

 夏休みであるからとはいえ、この乱れた生活は何事であるか!

 このように菓子を並べ、

その上食べきらぬまま、全ての封を切るとは!

さらには父の好物、

いちご味の「子守熊の行進曲」まで手をつけるとは、

鬼畜の所業(きちくのしょぎょう)なり!

断じて許さぬ! 表へ出よ!」

ま「父上、落ち着いてくだされ!

 これは勉学でござる!

 自由研究でござる!」

父「自由研究とな?」

ま「左様(さよう)でございます。

 ただ今実験の途中でござる」

よく見ると、テーブルの上には模造紙も置かれ、

『1gのグルメ』というタイトルが記されていました。

まいけるに内容を確認したところ、

お菓子を1g分食べ、

満足感を比べる、というものでした。

 

各種お菓子が星印の個数で評価され、

それぞれに感想が記されています。

どれどれ、と覗いてみると、

「物足りない」

「意外にたくさん食べられる」

など、書かれています。

なかには、

「しけっている」

という、

村瀬家サイドの管理の問題であり、

商品うんぬんの問題ではない感想が残されていました。

気になる父の好物の評価は、

「好みの味ではない」

と記されたうえ、

最低評価を与えられていたのでした。

到底納得はいきませんし、

まいけるの完全なる主観によるまとめとなっていましたが、

なかなかおもしろい視点の研究でしたので、

許すことにしたのでした。

 

ま「父上、何かご助言はありますでしょうか?」

父「うむ。

 この余白の部分に、

 松重豊氏(テレビドラマ「孤独のグルメ」主演)

の肖像画を貼るがよかろう。

さすれば、説得力を増すに違いない」

ま「父上に聞いた拙者が愚かでした…」

 

残りわずかの夏休み、

宿題でも諍(いさか)うのではなく、

それぞれのご家庭で一つでも多く、

心穏やかな思い出ができますよう、

願っております。

 

それでは、また。