10/18(金)今日の給食🍚食育の日!
2024年10月18日 16時00分【献立】
・ごはん ・牛乳 ・いわしの蒲焼 ・大豆とひじきのサラダ ・おくずかけ ・型抜きチーズ
「おくずかけ」は、宮城県に古くから伝わる郷土料理の一つです。だし汁に季節の野菜を彩りよく入れて、でんぷんでとろみをつけ、冷めにくいように工夫されたあんかけ料理です。作り方や材料は地域や家庭によってさまざまで、白石地方特産の「うーめん」を入れるところもあります。今は、とろみをつけるのにでんぷんを入れますが、昔は山野に自生する葛の根からとったくず粉が使われていました。
また、「おくずかけ」は、お客様が大勢集まるお盆やお彼岸、法事の時などに「ずんだもち」や「おはぎ」と一緒に仏様に供えられ、精進料理として食べられてきました。もともと精進料理は、お寺のお坊さんが修行中に食べる料理でした。動物を食べてはいけなかったので、肉や魚などを一切使わずに野菜や豆腐、乾物などの食品だけを使用していました。
今日の「おくずかけ」には、にんじんや大根等の野菜の他に、じゃがいもやさつまいも、玉ふなどを使い、具だくさんで食べ応えのある汁に仕上げました。
初めて出た「おくずかけ」という料理がどんなものなのかドキドキしている生徒もいましたが、玉ふが好きな生徒が多いようで、食缶を開けた瞬間、汁に浮かぶお麩を見て「お麩だ!やった~!」という声が上がりました。
型抜きチーズは久々の登場でした。ライオンや飛行機、車など異なる形のチーズにみんなテンションが上がっていましたね!「何の形だった?」や「この形と交換しよう!」などの会話が飛び交っていました!