先生たちがブツブツブツ…(令和3年度)

お互い様。

2022年1月26日 13時03分

こんにちは、村瀬です。

本日は久しぶりに、穏やかな日柄ですね。

日射しの暖かさを噛みしめております。

 

噛みしめるで思い出しましたが、

村瀬はここのところ、歯の痛みに悩まされております。

先々週から物を噛むとかなりの痛みを感じ、

先週には激痛に変わり、

慌てて歯医者に向かった次第です。

結果、歯の一部が欠けており、

加えて、かつて詰め物をしたその下で虫歯たちが繁栄している、

というなかなかの状況が確認されました。

一挙に治療する時間はなく、

先週は痛みと闘いながら過ごす日々を送っておりました。

食事も苦行のような状態でしたが、

やさしい用務員のKさんと配膳員のHさんは、

いつもより小盛りにして給食を提供してくれました。

村瀬が減らした分、増量された隣の席のY先生やM先生が、

冷たい視線を送っているような気もしましたが。

 

月曜日、ようやく治療を終え、

多少の痛みはまだ感じるものの、症状は大幅に改善されました。

歯医者様に感謝、感謝、

食べられる喜びに感謝、感謝です。

 

これで元気ばりばり、と言いたいところですが、

村瀬は他にもちゃんと疾患を抱えております。

「傷病(しょうびょう)の総合デパート」という異名をいただいたくらい、

様々なところに不具合が生じています。

特に、左目の状態が芳(かんば)しくありません。

自分自身のことながら、全く困ったものです。

 

寄る年波には勝てぬのか、とため息をついているのですが、

村瀬の周りの同級生は、どういうわけか、ぴんぴんしております。

Yくんという友達に至っては、

「俺、夜は歯を磨かない主義なんだ」

という謎の主張を、小学生だった頃聞かされましたが、

現在も虫歯の一本もなく、ガツガツと物を噛み砕いているそうです。

世の中は、理不尽ですね。

 

理不尽といえば、

今世の中を混乱させている例のういるすもそうです。

どれだけ対策をしていても、感染してしまう状況が次々と生じています。

不運にも感染してしまった方、

また、身近に苦しんでいる人がいらっしゃる方の心中は、察するに余りあります。

 

しかし、その理不尽さは、見方を変えれば、

いつ誰がそのような立場になってもおかしくない、

ということになるのだと考えます。

だからこそ、

もしもその身に災難が降りかかってしまったとしても、

迷惑をかけていると落ち込むのではなく、

運の悪さを嘆(なげ)きながらも、

療養に、または家族のケアに集中すればよいのだと思います。

 

相野山小学校の職員室では、昔から、

「お互い様」という言葉がよく飛び交っています。

とても素敵な言葉です。

誰もが、「明日は我が身」と感じていることと思います。

ですので、不運にも仲間が離脱を余儀なくされたとしても、

心配こそしますが、マイナスな感情が発生することはありません。

手前みそではありますが、そんなあたたかい雰囲気を、誇りに思っております。

きっとこのあたたかさは、

この学区が育んでくれているもののようにも感じます。

「お互い様」と支え合って、

子どもたちのために行動してくださる場面をどれだけ見てきたことでしょう。

その姿勢はきっと、私たち教職員がそうであるように、

子どもたちにも伝わっていることと信じています。

 

この厳しい難局を、そのあたたかさで包みながら、

不必要に傷ついたり、傷つけたりすることなく、

みんなでどうにか乗り越えていきたい。

心からそう願う、村瀬、いえ、全教職員なのです。

 

それでは、また。