先生たちがブツブツブツ…

「よいお年を」、とは

2023年12月28日 09時12分

 令和5年もあとわずかとなりました。

 年末のあいさつとして、「よいお年を」と言いますが、この意味をご存じですか。

 「よいお年をお迎えください」を短くしたもの、ですが、「よい年を迎える」とは。

 一説には、よい年(来年)を迎えるために、年内にやるべきこと(借りたお金を返す、大掃除など)を済ませましょう、だとか。そして、大晦日はすでに新年を迎える準備ができている(はずな)ので、大晦日に「よいお年を」は使えないそうです。

 では、「よいお年」とは。

 日本は、古来よりいろいろなものやことに神様が宿ると考えてきました。新しい年、元旦にやってくるのが「年神様」という神様。新年を迎えるにあたって、玄関に門松を立てたり、しめ縄を飾ったりするのは、年神様への目印だそうです。また、部屋の中の鏡餅は、年神様に滞在していただく場所だそうです。

 というわけで、「よいお年を」とは、「新年を迎える準備(借りたお金を返すとか、大掃除を済ますとか)はできていますか、年神様を迎える準備はできていますか」といった意味になります。

 保護者、地域に皆様には、令和5年も本校の教育活動にご理解・ご協力くださいまして、大変ありがとうございました。よいお年をお迎えください。