先生たちがブツブツブツ…(令和4年度)

警察のお仕事。

2022年7月12日 17時46分

こんにちは、村瀬です。

また梅雨?

といった天候が続いております。

暑さが多少控えめになってくれたり、

ダムの貯水率が上がったりと、

いいこともあるのですが、

猛烈な雨や雷は勘弁してほしいものです。

 

さて本日は、

「交通安全教室」が行われました。

愛知県警の「あゆみ」

という交通安全を啓発するチームの方に来校いただき、

夏休み前の子どもたちにしっかりとご指導を賜(たまわ)りました。

大変分かりやすい内容で、

さすが警察! と感じさせる時間となりました。

(詳細は校長ぶろぐ「児童の活動」をご覧くださいませ。)

 

それにしても、警察の方々は、

私たちが安全に生活を送ることができるよう、

様々な場所で力を尽くしてくださっています。

朝も夜もなく、

常に緊張感をもって任務に当たらなければならないなんて、

常に弛緩(しかん/ゆるんでいること・たるんでいること)し続けている村瀬は、

想像するだけで、疲労困憊(こんぱい)です。

 

余談ですが、

我が娘まーがれっと(通称)は、

「警察24時」的な番組が大好きで、

見る度に興奮しています。

テレビを見ながら、

「すごい」「かっこいい」「すてき」なんて称賛を繰り返すので、

「父も警察官になろうかな」

と提案してみたところ、

「絶対無理」「どう考えても無理」「ありえない」「逆に捕まるよ」なんて、

罵詈雑言(ばりぞうごん)を浴びせられました。

無理に決まっていることは、自覚しておりますが。

危機管理能力や洞察(どうさつ)力などの、

警察官に必須であろうものは、

どれだけ探しても、

村瀬からは見つからないものばかりです。

 

さらに余談ですが、

「職務質問」(いわゆるショクシツです)

を何度かされたことがあります。

一番最初に「ショクシツ」されたときのことは、

鮮明に覚えています。

 

あれは、村瀬が教育実習生として、

中学校に通っていたときのことです。

その日は翌日の授業準備のために、

深夜1時まで学校で作業していました。

(今ではありえない話です。

村瀬と一緒に学校に残ってくださっていた、

T先生に今更ながら謝罪と感謝です。)

深夜、帰路に就くため、

ほぼ誰もいない道路を、

妙に高いテンションで自転車をこぎまくっていました。

下り坂に差し掛かると、

足を八の字に思い切り広げ、

声こそ上げませんでしたが、

心の中で「ひゃっほー!」と叫びながら下っていきます。

なぜか、満面の笑みを浮かべながら、です。

 

坂を下り切ったところで、

1台の車が横切り、すぐに停まりました。

赤色灯を消していた、パトカーでした。

警察官が2人出てきました。

「お兄さん、お兄さん、ちょっと止まってー」

村瀬は青ざめながら止まります。

「お兄さん、ちょっと自転車降りてねえ」

おとなしく指示に従います。

「お兄さん、なんだか楽しそうだけど、何してたの?」

笑いながら疾走していたのを見られていたようです。

「いや、教育実習の帰りでございます」

「こんな時間まで? ほんとー?」

「ええ、そこの中学校で。

T先生も一緒でしたよ」

警察官が知るはずもない先生の名前を挙げて、

疑惑を晴らそうとします。

「まあいいや。

とりあえずさ、この機械に、

息吹きかけてみて」

謎の陽気さは、

アルコールが引き起こしていると考えたのでしょう。

飲酒を疑われているようです。

自転車でも飲酒運転の対象ですから、

重い罪となります。

もちろん、一滴も飲んでおりませんので、

反応するはずないのですが、

びびってしまい、吐く息が乏しくなってしまいました。

「もっとしっかり吐いて!」

夜中の路上で叱られてしまいました。

もう一度しっかり息を吐きましたが、

当然反応しません。

それでようやく疑いが晴れました。

「ごめんねー、疲れてるときに」

「いえいえ、

お二人こそ、ご苦労様です!」

「車少ないけど、

スピード出し過ぎないようにね」

「はい、ありがとうございます!」

「それでは気を付けて、村瀬くん」

そう言い残し、パトカーは去っていきました。

 

ん? 最後、村瀬って言ったぞ?

一度も自己紹介してないぞ?

警察は、全国民の名前を把握しているのか?

なんと恐るべき組織だ!

 

翌日、

興奮しながらT先生に昨晩の出来事を報告します。

「T先生、

どうやら警察は、

全国民の名前を掌握しているようであります!」

T先生は答えます。

「あんぽんたんか、お前は。

どうせ自転車に名前書いてあるんだろ。

それ見て言っただけだろうが。

そんなことも分からないんじゃ、

警察にも先生にもなれんぞ」

そう返答され、

返す言葉もない、実習生村瀬なのでした。

 

と、長々とぶつぶつしましたが、

私は一体何が伝えたかったのでしょうか。

完全に見失ってしまいましたが、

とりあえず、

「あゆみ」をはじめ、

私たちが安全に暮らすため、

日々奮闘されている警察関係者の皆様に、

感謝を捧げたいと思います。

いつもありがとうございます。

 

それでは、また。