先生たちがブツブツブツ…(令和4年度)

野外活動の(あやふやな)記憶③

2022年8月15日 09時46分

こんにちは、村瀬です。

お盆ですね。

みなさん、平和にお過ごしでしょうか。

このご時世ですので、

ご家庭でのんびりと過ごされている方も多いかと思います。

村瀬家もぐうたら、です。

そういえば、

「こだまの森」のイワナの焼き場で働く、

村瀬の師匠(前回ぶつぶつ参照)に、

「お盆いそがしいから、村瀬、手伝いに来い」

と言われ、

「へい、師匠!」

と、約束していたことを、今思い出しました。

もう、間に合いそうにありませんので、

引き続き、ぐうたら過ごしたいと思います。

 

さて、長々と引っ張ってきた、

野外活動ぶつぶつも今回で最終回です。

前回は体験活動までお伝えしましたが、

その後について記したいと思います。

 

体験活動の途中から、

空が暗くなって、

ぽつぽつと水滴が落ち始めました。

担任のY先生はネットの天気予報とにらめっこした後、

本来19時から開始予定だったキャンプファイヤーを、

できる限り早く行うように、日程を組み替えました。

急な変更ですが、

メインイベントとも言えるファイヤーのため、

最善を尽くそうと動いたのです。

その結果、

夕食が16時台から始まりました。

イワナ、ブルーベリーと食べ続ける日程で、

果たして食べられるのかしら、と心配したのですが、

みんなむしゃむしゃしっかり食べることができていました。

先生方も必死で押し込み、完食していらっしゃいました。

 

一方で、

雨脚は強くなっていきます。

予報よりも早く、また、強く降る状況に、

きゃっきゃきゃっきゃと騒ぐ子どもたちを尻目に、

先生方の顔を曇っていきます。

「やっぱりお前、雨雲連れてきたな」

と言わんばかりに、

村瀬に対する視線も鋭くなっていたような気もします。

 

どうにもやむ気配がないので、

こだまの森の支配人Tさんに懇願し、

食堂を借りてレクリエーションを行わせてもらうようにしました。

 

無念、と思いながら、

机やイスをみんなで別室に運んでいると、

急に雨がやんだのでした。

天気予報は、

ずっと傘マークが記されています。

しかし、山の天気は変わりやすく、外れやすい。

そう前向きに捉え、

担任のY先生とK先生は、

少しだけでもファイヤーをやるという決断をしたのでした。

 

その後の全員の行動の速さったら。

あっという間にファイヤー場に集合し、

あっという間に炎が燃え、

あっという間に盛り上がることができました。

長い間必死で練習していた、「トーチトワリング」も、

炎の前で行うことができたのが何よりでした。

 

その終了を待っていたかのように、

再び雨脚が強くなりました。

あわてて食堂に戻り、

実行委員の指揮の下、

残りのレクリエーションを楽しみました。

その盛り上がり方ったら。

食堂の厨房で片づけをしていた従業員の方々が、

呆気(あっけ)にとられるほどの大騒ぎ。

 

特に「ジャンケン列車」をやったときのことです。

低学年、

なんなら、入学前のちびっ子でも知っているはずのゲームです。

音楽が止まったらそばにいる子とジャンケンをして、

負けたら勝った子の後ろにつく、

という簡単なルールです。

しかし、子どもたちは、あまりの興奮から、

音楽が止まっていないうちに、

手当たり次第ジャンケンをし始めたのです。

その時点で、「やばい」と感じていたのですが、

今回は一つ特殊なルールが加えられていました。

それは、

「ジャンケンであいこになった場合、

列車を解散させ、再びばらばらになってゲームに参加する」

というものでした。

このルールが子どもたちの「やばさ」に拍車をかけました。

負けた子は再びジャンケンがしたいものですから、

先頭の子が「あいこ」になることを願い、

「解散! 解散!」

と、叫び始めたのです(もちろん、マスクは着用中)。

音楽が流れている間、後ろにつながる子どもたちは、

「解散! 解散!」

と、ほぼ全員が叫び続けます。

長々と連なり、時に拳(こぶし)を上げながら、

「解散! 解散!」

と、叫び続けるのです。

この光景は、近代史で学んだ、

「学生運動」を彷彿(ほうふつ)とさせます。

これを国会議事堂の前で行っていたら、

おそらく各紙新聞の一面を飾り、

どのニュース番組も冒頭で取り上げるなど、

メディアを騒がせること必定です。

山奥のキャンプ場の食堂内でよかったと、

胸をなでおろしていた、引率者一同なのでした。

 

とにもかくにも、

大盛り上がりで幕を閉じたレクリエーション。

その後は、

豪雨&真っ暗闇の中でケビン(宿泊する小屋)に戻るという、

臨時肝試し大会みたいな時間を乗り越え、

全員が無事に就寝を迎えました。

夜中にとんでもない豪雨で、

その雨音の恐ろしさにデリケートな村瀬を始め、

多くの教員が目を覚ましたのですが、

子どもたちの多くと、

担任の2人は、それに気づかず、

朝まですっかり熟睡し、

2日目を迎えられたようです。

 

2日目のメインイベントは、

何と言っても野外炊飯です。

とはいうものの、

村瀬はかまど係として、

煙に包まれ続け、

1L以上の涙を流していたので、

子どもたちの活動の詳細をお伝えすることがかないません。

まあ、どの班も、

カレー(っぽいもの)が完成し、

おいしく食べることができたようです。

めでたし、めでたし。

 

そして、帰宅の途に着くこととなりました。

村瀬にとっては、

これこそが最も危険であり、

負けられない戦いです。

完全な寝不足状態であり、

涙を流し続けた疲労も重なり、

出発前にすでにボロボロの状態でした。

しかし、村瀬は往路の出来事から学び、

作戦を立案し、実行に移しました。

それは、

「膀胱ぱんぱん作戦」です(前々回ぶつぶつ参照)。

出発前、トイレに行かず、

加えて、栄養ドリンクと炭酸水、

さらにはコーヒーも多めに体内に流し込みます。

重ねて、

恒例の「独りカラオケ大会」も行い、

バスを追随(ついずい)しました。

一度だけ、

70年代のフォークソングが車内を包んだ時には、

意識を失いかけましたが、

作戦が功を奏し、無事に相野山に戻ることができたのでした。

(着いてすぐ、トイレに駆け込みましたが。)

 

超長くなりましたが、

これにて、野外活動の記憶を閉じたいと思います。

今年度も、様々な制限がある中での開催でしたが、

十分に楽しむことができたのではないかなと感じます。

5年生の保護者のみなさんの、

深い理解と力強いサポートのおかげだと、

教職員一同、深く感謝しております。

本当にありがとうございました。

 

それでは、また。