先生たちがブツブツブツ…(令和4年度)

ラッキー。

2022年10月13日 18時12分

こんにちは、村瀬です。

今朝、学校の駐車場で、

イタチを見ました。

時折ゴミ集積場を荒らす問題児ですが、

なんだか、ラッキー、と思いました。

 

今日はきっと、いいことあるぞ、

と、ワクワクしていたのですが、

一向にありません。

何事もないまま、

なかよしタイムを迎えると、

事務のRさんがやってきました。

R「村瀬、今業者さんが遊具の点検に来ましたよ」

村「ああ、そういえば、今日はそんな日でしたね」

R「私、叱られましたよ」

村「え?」

R「逆上がりの補助器具、

 ずっとだめって指摘してるのに、

まだ使ってるのかって」

村「はっ!」

R「そんな学校はうちだけだって」

村「ひっ!」

R「それと、砂場前のサッカーゴール、

 傾きすぎだって」

村「ふへっ!」

R「私、村瀬の代わりに謝っておきましたから」

村「ほっ…」

というわけで、

良い出来事が待っていたどころか、

とんでもない悲報が飛び込んできたのでした。

 

確かに以前より、

鉄棒の「逆上がり補助器具」(蹴り上がって回る気分を味わえるやつ)が、

指摘を受けていたことは存じていました。

本来なら買い換えてあげたいところですが、

安い買い物ではありません(むしろ、高い!)ので、

なかなか難しいのが現実です。

業者さんに修理を頼もうかと問い合わせたところ、

これまた高い…。

 

ということで、

村瀬の全力を尽くして修理にあたりました。

村瀬的には、どうにか形になったかなと思ったのですが、

今回のこの指摘。

あわてて現場を見に行けば、

修理前の形に戻っているではないですか!

考えてみれば、

修理した日以来、

再び見に行くことがありませんでした。

あきらかに、村瀬の不手際です。

猛省です。

無駄に叱られてしまったRさんにも顔向けできません。

ただただ、猛省です。

 

村瀬の技量ではもうどうしようもないことが分かりましたので、

不具合が生じている補助器具は撤去しました。

せめて、サッカーゴールの傾きを正そうと、

昼前からスコップと一輪車をお供にえっちらおっちら。

巨大な樹の根が作業をさえぎり、

心が折れそうになりましたが、

叱られたRさんの悲しい顔を思い出し、

自分を奮い立たせました。

「村瀬、砂遊び、楽しそうだね」

途中、体育をしていた4年生に声を掛けられました。

「え、まあね・・・」

「村瀬、サッカーの試合するから、邪魔だよ」

放課には無邪気な3年生に指摘をされました。

「お、おぅ・・・ごめんね・・・」

そんな声や飛び回る蚊にめげず、

作業を続けました。

 

「今頃どこにいるかなあ」

修学旅行中の6年生の顔がふわふわ頭に浮かびます。

「国宝、いくつ見つけられたかなあ」

社会の授業に『国宝探し』という課題を与えました。

きっとちゃんと取り組んでいることでしょう。

「無事に帰ってくるといいなあ」

肉体のしんどさを紛(まぎ)らわすためか、ぶつぶつが止まりません。

そして、ふと、思いました。

「ちょっとまてよ。

京都や奈良には確かに、国宝がたくさんある。

だけど、本当の国宝って、

子どもたちのことだよな」

突然浮かんだ素敵な言葉に、思わず身震いをしてしまいます。

これ、今度の社会の時間に言おっかな。

と、思いましたが、

きっと言葉を放った瞬間に、

失笑がクラスを包み、

なんだったら鉛筆やら消しゴムやらが投げつけられそうなので、

ここでのみ、ぶつぶつすることにしました。

せっかくだからもう一度。

「本当の国宝って、子どもたちのことだよな」

(みなさんどうぞ、各所で使って広めてください。)

 

そんな「国宝」が、

とてもきれいな夕焼けの中、

先程無事に帰ってきました。

その顔から、充実した時間になったことがうかがえます。

(「児童の活動」ページもぜひご覧ください。)

こんなラッキーが最後にあるなんて、

イタチを見てよかったなとしみじみ思う、

村瀬なのでした。

 

それでは、また。