先生たちがブツブツブツ…(令和4年度)

ブン、ブン、ブン。

2022年11月2日 18時05分

こんばんは、村瀬です。

先程も書きましたが、

本日はお日柄(ひがら)もよかったので、

もうひとぶつぶつ。

 

お日柄がよすぎて、

ハチさんがたくさん来校しました。

それも、室内に。

 

まずは第2理科室で、

ハチさんがたくさん飛んでいるとの報告を受けました。

むやみに命を奪ってはならぬと教えを受けておりますので、

左手にタモ(虫取り網)を、右手に念のためやっつけるスプレーを手に、

理科室に向かいます。

途中、3年生に、

子「村瀬、そんな恰好で戦いにいくの?」

と、聞かれたので、

村「ああ、心配ないさ。

 心がきれいな人は刺されないからさ」

と、答えたところ、

子「じゃあ、村瀬、真っ先に刺されるじゃん」

と、返されました。

タモで追いかけまわしてやろうかと思いましたが、

気を取り直し、現場へ向かいます。

 

確かにそこでは、

5、6匹のアシナガバチさんが楽しそうに飛んでいます。

夏休みの少年のように、

タモを振り回して次々捕まえ、外に放ちます。

「なかなか、うまいじゃん」

思わず自画自賛してしまうほど、

手際よく捕まえられました。

すると、

「村瀬、図書室にもいるよ!」

と、声がかかりました。

図書室へ向かうと、

そこにも確かにアシナガバチさんが。

そいつも捕まえて放つと、

「村瀬、家庭科室にもいる!」

「あと、第1音楽室も!」

と、次々に声が飛んできました。

 

家庭科室に向かうと、

3年のM先生がすでに参戦してくれていて、

もうハチさんが退場した後でした。

第1音楽室に向かうと、

4年のD先生も参戦してくれていました。

が、D先生。

明らかに怯えており、

へっぴり腰でスプレーを発射しまくっていたのです。

ハチさんの姿がない場所にも、なぜか発射。

部屋中、ハチさんの嫌いなミントの香りが漂っています。

聞けばD先生、

虫が大いに苦手だそうで、

子どもたちのために仕方なく戦っているそうです。

村瀬は鼻で笑いながら、

見つけたハチにタモで突進していきます。

そして捕まえた、と思ったら、

D先生が村瀬の背後からスプレーを発射したではありませんか。

まるで、役立たずの村瀬も一緒に駆除してやろう、

というD先生の気持ちが透(す)けて見られる出来事でした。

 

とにもかくにも、

どうにかすべてのハチさんを退場させたのですが、

不思議なのは、

全室、窓が締まっており、外から侵入できる状況ではなかったことです。

ひょっとして、通気口かどこかに巣があって、

そこから、こんにちは、ってことか?

だとしたら、どうやって巣を取り除くんだ?

疑問と恐怖で頭に占領されながら、

そっと教室の戸を閉めた村瀬なのでした。

 

どうか、休み明け、

教室がハチさんたちに占拠されていませんように。

 

それでは、また。