先生たちがブツブツブツ…(令和4年度)

おふくろの味。

2022年12月1日 14時15分

こんにちは、村瀬です。

いよいよ12月に入りました。

気温もしっかりと下がってきており、

風の音にも寒さが混ざって聞こえます。

 

この寒暖差に村瀬はついていけず、

身体はどうもご機嫌斜めです。

先週末にはPTA(おやじの会)主催の美化活動があったのですが、

それさえも欠場してしまう始末です。

間近にせまった相野山小PTA伝統行事の1つ、

「親子ふれあいやきいも大会」の燃料づくりともなる大事な活動です。

今回も、子どもたちを含めた30名以上の心優しい人々によって、

校庭を美しく、また、やきいも大会の準備もしっかりとしていただけたようです。

詳しくは教頭ぶろぐ「PTA・地域の活動」のページをご覧ください。

ご参加いただいたみなさん、

お力に全くなれず、申し訳ありませんでした。

それ以上に、どうもありがとうございました。

 

さて今週に入り、村瀬は出張にまみれております。

ドタバタジタバタし続けておりますので、

頭の中では常々ぶつぶつし続けているのですが、

なかなかそれらをアウトプットすることができませんでした。

だからといって、

それが誰の迷惑につながるわけではありません。

しかし、ごくごく一部のマニアックな読者(5年生)から、

「村瀬、さぼってんじゃねえよ」

と、お叱りのお言葉をちょうだいしましたので、

今日はこうしてキーボードをたたいている次第です。

一週間を振り返ると、いろいろあったはずですが、

その記憶たちは、

日々のドタバタが巻き起こした風と共に去っていきましたので、

タイムリーな出来事について触れたいと思います。

 

今日は5年生が調理実習を行いました。

「味噌汁」作りです。

本来算数の補助的立場として5年生の授業に参加しているのですが、

久しぶりの火や包丁を使った実習ということで、

万が一にそなえて、村瀬もお手伝い(ひやかし)に参上しました。

 

担任のY先生が作り方をしっかりと指導した後、

実践(戦?)開始です。

当然ですが、いろいろな子どもたちがいます。

日頃から家でも調理の手伝いをしている子たちは、

なんなく包丁で具材を切り整え、

手際よく片付けまで行っています。

一方で、包丁をおっかなびっくり使い、

コンロの火をおっかなびっくりつける子どももいます。

出汁(だし)に使った煮干しを、

こっそりおやつ代わりに食べている子もいます。

硬いものから煮るという指示の下、

最初にキャベツを投入するという斬新な子もいます。

昨今の情勢から、

グループでの調理ではなく、

自分の物を自分で作るスタイルです。

にもかかわらず、一体何人前を作る気なんだ、

とつっこみたくなる具と水の量を用意する子もいます。

水で戻った際の乾燥ワカメの増え方(巨大化)の恐ろしさを知らず、

大量に入れる子もいます。

見ていて飽きない、

とても楽しい実習となりました。

まあ、笑っていた村瀬の調理レベルも、

目を覆いたくなる程なのですが。

 

Y先生のフォローもあり、

どうにかこうにか、

全員無事に完成させることができました。

完成後、子どもたちに声を掛けられます。

 

子1「村瀬も食べる?」

村 「え、いいのかい? ありがとう!

   これは、赤味噌だね。

   うん、なかなかおいしいじゃないか!」

子2「村瀬、私のもいる?」

村「おお、ありがとう!

  今度は、合わせ味噌かな?

  うん、野菜もしっかり火が通ってて、

  これもおいしいよ!」

子3「村瀬、あげる」

村「いいのかい? ありがとう!

  このもやしの食感がいいね。

  うん、おいしいなあ」

子4「村瀬、はい」

村「お、おぅ、ありがとう。

  さつまいもの甘みがいいアクセントだね。

  おいしい、おいしい」

子5「村瀬、食べな」

村「え? あ、ありがとう。

煮干しの頭やはらわたを、

そのまま入れてくれたんだね。

この苦みが、大人にはたまらなくおいしいよ」

子6「村瀬、ほら」

村「あ、あ、ありがとう。

  なかなかの濃さだね…。

  熱中症対策にはばっちりだ。

  名古屋人にはぴったりのおいしさだね」

子7「村瀬、食え」

村「う、うぅ…。 ありがとう。

  ほー、なかなかのワカメ量だね…。

  まるで海の中を泳いでいるようだ。

  髪にはやさしいおいしさだね」

子8「村瀬、ほれ」

村「う、う、ううぅ…。 あり、ありがとぅ…。

  この大根、

  まるで採れたての歯ごたえだね…。

  素材を生かしたおいしさでいいと思う」

子9「村瀬、もう食べれないから、これ食べといて」

村「げぷっ(残菜処理?)

  (でも、まあ、一応)あ、あ、ありがとぅ…げぷっ」

 

というわけで、

9杯の味噌汁をいただきました。

成人男子が一日にとっていい塩分量を、

軽々とオーバーする食事となりました。

歩く度にお腹からタポタポ音がこぼれます。

給食もお願いして、

か弱き女性並みの量にしていただきました。

身体へのダメージはハンパないです。

が、

村瀬に味噌汁を分けてくれた、

9人の子どもたちの名誉のために言っておきますが、

どれも本当においしかったです。

ありがとうね。

 

 

ちなみに明日も、

違うクラスが味噌汁作りです。

ちなみに明日も、

村瀬は手伝いに行く予定です。

明日は、

朝食を極力抑えてこようと思います。

 

それでは、また。

げぷっ。