先日、学習発表会が行われました。子どもが考え、選んだ「スローガンは年に一度のこの舞台 世界に一つの学習発表会に」。どの学年も、今まで一生懸命練習してきた成果が、存分に発揮され、見ていてワクワクし元気をもらうとともに、涙腺にも響くものでした。1日目の児童向けの会では、児童会役員の進行のもとで行われた開会式、会長の開会の言葉で幕開けしました。素晴らしい発表と同じく、メリハリのある素晴らしい参観の姿もありました。低学年の明るい歌のときは、手拍子が起こり、頑張っている子たちを応援しようという、優しい手拍子でした。笑う時には笑う、しっかり見るときには見る、という感じでした。
子どもたちの、一生懸命な姿は感動します。
2日目は、保護者向けの発表会です。市長、市議会議員、区長、家推役員、地区民生委員、学校評議員、日進中学校長もご参観いただきました。また、本校PTA役員・委員の方が、受付や誘導などをしていただき、学習発表会を一緒に盛り上げてくれました。ありがとうございました。
1年生「きたっこ 1ねんせいの アルバム」
初めての学習発表会、4月からできるようになったこと、学んだことを発表してくれました。最後に「ともだちになろうよ」を元気よく、動きもつけて歌いました。待っているときの様子も、とても立派でした。


2年生「ふたりはともだち『お手紙』」
国語の授業で学習した物語を、みんなで分担して朗読しました。練習を頑張ったように、セリフがスムーズに流れていきました。場面に合った歌を歌ったり、鍵盤ハーモニカを披露したりしました。手拍子に負けない、元気な歌声でした。


3年生「集まれ 音楽星人 ~歌って たたいて ふいて~」
3年生は、音楽の授業で、初めてリコーダーを学びます。音楽の楽しさの幅がぐっと広がります。口で太鼓やシンバルの真似をしたり、体を楽器にしたり、音楽の楽しさを発表してくれました。最後は「ドレミの歌」を軽やかに歌いました。


4年生「ごんぎつね」
国語で学んだ「ごんぎつね」の世界を、自分たちで作り上げました。子どもたちは、物語の雰囲気を大事にしながら演じていました。新見南吉について調べたことの発表もありました。最後に歌った「コスモス」の合唱。きれいな歌声に歌の世界に引き込まれました。


5年生「We are the world ~わたしたちの選択~」
5年生は環境学習に取り組んでおり、校外学習でも「ガスエネルギー館」を見学したりしています。地球の現状を知り、未来の地球のために、未来の人類のために、何が必要で、今の自分に何ができるかを考え、SDGsの歌も併せて発表しました。最後に、一人ひとりの決意をスライドで見せながら、「We are the world」の替え歌を合唱しました。


6年「New world ~過去と未来のつながり~」
6年生は、歴史の学習で学んだ歴史上の人物の人となりや業績を、自分たちで演じながら発表しました。発表のスタートは、外国の人との会話から。これは、修学旅行の取組です。そこから、日本の歴史を紹介するという設定です。歴史はつながっており、そして今がある、という歴史を学ぶ意義の発表でした。6年生は、衣装づくり、スライドづくり、小道具、スポットライトなど、すべて自分たちで行い、練習もグループで考えながら取り組みました。
学習発表会が終わった後、手際よく、一気に体育館の片づけを行いました。片付けからも、6年生のパワーを感じました。





PTA役員・委員
受付、保護者入退場の誘導・案内、スリッパの管理など、支えていただきました。ありがとうございました。

6年生の国語に「みんなで楽しく過ごすために」という単元があります。「目的や条件に応じて、みんなが納得できる結論にたどり着けるような話し合いをしよう」という目標です。目的や条件を「1年生と遊ぶ」として話し合い活動を行い、遊ぶ計画を立てました。当日は、その計画に従って、1時間、班ごとに1年生と遊びました。手作りのゲームをしたり、外で体を動かして遊んだり、トランプをしたり、中には、折り紙やメダルをプレゼントしている班もありました。1年生も6年生と遊ぶ貴重な機会を楽しんでいました。



紹介が遅れましたが、10月下旬に校外学習で、2年生が校区にある様々なお店・施設を訪問し、お店・施設や働いている方々の様子を見学したり、お店・施設の方々にお話を聞かせていただいたり、質問をしたりしました。子どもたちは、とても楽しく時間を過ごせたようです。
訪問したお店・施設は、「岩崎ガラス建窓」「牧自動車」「岩崎郵便局」「岩崎交番」「テラモト」「岩崎公民館」「北部福祉会館」「和食さと」「アトリエ・テン」「クオーレ」「五右衛門」「ロータス名古屋東」「塚本屋」「JAあいち尾東」「稲吉建設」です。お忙しい中、ご対応いただき、ありがとうございました。
また、子どもたちがグループごとに訪問しているので、道中の安全確保等、多くの保護者の方にお助けいただきました。ありがとうございました、
(多くのお店・施設に訪問させていただいたので、子どもたちの様子の写真がなかなか取れませんでした。一部の紹介となります。)

先日の土曜日、日進市民会館の大ホールで、日進バンドフェスティバルが開催されました。日進市内の全小中学校の金管バンド部と吹奏楽部、中部第一高等学校の吹奏楽部が参加して、素敵な演奏を披露しました。北小学校は、「銀河鉄道999」と「プレミアム・ブラス・セレクション【ジブリ編】」を演奏しました。今まで取り組んできた「銀河鉄道999」ももちろんのこと、2学期から取り組んできた「プレミアム・ブラス・セレクション【ジブリ編】」も、短期間で取り組んだとは思えないほど、素敵な演奏でした。聞いていてウキウキ、明るい気持ちになりました。演奏後、顧問の先生から「息が合っていたよ」という言葉がありました。また、「短い期間であそこまでの演奏ができたことに驚いた」という言葉もありました。「楽器を演奏するには「息」が大事。「息」という言葉は、「自分」の「心」と書く。自分の心を感じられると楽しい」と、先日紹介した「クピパトリオ」の方々がおっしゃっていました。「息が合う」ということは「心が合う」ということと思います。そんな心が合っている北小の子どもたちを誇りに思います。


先週のことですが、4年生が道徳の授業を行いました。友達とのよりよい関係を考える授業です。「絵はがきと切手」という教材をしようしました。なかよしの友達から届いた絵はがきが料金不足で、不足分を払ったことを伝えるか、はがきをもらったことのお礼だけを伝えるか、主人公が悩むという話です。子どもたちは、自分ならどう伝えるかを考えました。考えるときは、タブレットのポジショニングという機能を使い、自分の考えの立ち位置を示すと、全員のポジションが一つにまとめられ、みんなで見ることができるようになります。みんな、自分ならどうするかという考えから、友達とよい関係とはどういう関係かを考えていました。主人公の「正子(手紙をくれた主人公の友達)は、自分の思いを分かってくれる」という言葉から、絆が大事とか、互いに相手を考えることが大事とか、いろいろな考えが出てきました。また、この授業は、他の学校の先生たちも参観し、その後、参観者全員で、授業の検討会を行いました。


前回の、日向と日陰の土の温度の比較の実験を受け、今度は、鏡を使って太陽の光を集め、温度の上昇を見る実験です。が、雲がかかって、なかなか日が出ない状況でした。子どもたちは、太陽にかかった雲をめがけて「かめはめ波」ならぬ「はれはれ波」を打ち込んでいました。すると一瞬、子どもたちが喜んだのも束の間、まさに一瞬でした。自然には勝てないことも学んだのではないでしょうか。

本日、日進市の音楽アウトリーチ(公的機関や文化施設などによる地域への出張サービス)の取組で、「クピパトリオ」の3名の方が見えて、4年生の子どもたちに音楽の楽しさを味わわせてくれました。これは、音楽のまちを推進する日進市が、将来地域社会を築く子どもたちの豊かな心を育むために実施している取組です。4年生各クラスが1時間ずつ体験しました。とても楽しい1時間でした。クラリネット、ピアノ、パーカッションでの素敵な演奏から始まり、その流れで、動物の鳴き声を模したリコーダーとクラリネットの掛け合い、「子犬のワルツ」のピアノ演奏で、曲の雰囲気が変わるところで手を上げようクイズ、ヴィブラスラップなどの楽器だけでなく、レストランの呼び鈴や小さい子が使う音の出るおもちゃ、音の出る豚やにわとり?のぬいぐるみなども、楽器として使った演奏などで、盛り上がりました。また、代表の子が3種類のパーカッションを使って、「風になりたい」を演奏しました。さらに、子どもたちもリコーダーを持ってきており、みんなで「もののけ姫」を演奏しました。最後は、「情熱大陸」の演奏をしてくれました。その時、踊ったり、手拍子したり、好きな聴き方で聴いて、という言葉を受けて、一人の子が、踊り始めました。踊りと演奏のセッションです。見ていて、踊れること、演奏できること、とてもうらやましかったです。
心から演奏を楽しんでいる3名の方につられ、子どもたちも、すぐに音楽の世界に引き込まれ、音楽の魅力を存分に味わっていました。「楽器、音楽は、言葉が通じない人たちとも、コミュニケーションが取れ、すぐに打ち解けることができる」そんな言葉も印象的でした。授業が終わるとき、子どもたちは、名残惜しそうでした。



←こちらのすべて、楽器として使われました。