先生たちがブツブツブツ…(令和3年度)

すてきな給食。

2021年7月9日 14時40分

こんにちは、村瀬です。

連日の雨模様ですね。

さっきまで晴れてたのに。

そんな中、

今日も懇談会にお越しいただき、

申し訳なさとありがたさを感じております。

 

担任ではない村瀬は、

当然ですが、

担任の先生方より、

ゆとりのある三日間です。

ここぞとばかりに外で作業をしたいところですが、

残念ながら行えません。

「まさおくん」も「たみよちゃん」も(草刈りましーん)、

農機具庫で舌打ちをしていることでしょう。

そんなわけで、

ぶつぶつするわけでございます。

 

ところで、

近頃の給食の献立、

ご存じですか?

結構、豪華なラインナップだったのですよ。

月曜日なんて、

メロンがでたんですよ!

あの、メロンが!

家に持って帰って、

我が子にも分けてあげたいと思いながら、

むしゃむしゃ食べました。

 

子どもたちの健全な成長のために、

栄養価をしっかり考え、

さらには、

子どもたちの食に対する好奇心を高めるために、

様々なアレンジも考え、

その上で、

物価が上がる世の中であっても、

どうにか価格も抑えつつ、

日々違う献立を考え続けるなんて、

給食センターの皆様には頭が下がるばかりです。

いつもありがとうございます。

 

時折訪れるビッグサプライズに、

子どもたちも盛り上がっていました。

「先生、今日メロンでるんだよ!」

なんて言葉を、

何人もの子どもたちから伝えられました。

「なんだって?!

 それは事件だな!」

と、その度に返答していました。

 

ずっと昔、

村瀬が6年生だった頃、

同じようにビッグサプライズの給食がありました。

なんと、

「まつたけごはん」がでたのです!

今も大して変わりませんが、

少年村瀬なんぞが、

まつたけの香りや風味の素晴らしさなど、

理解できるわけがありません。

しかし、

「高価な物はいい物だ」

という偏見の元、

同じような愚か者の級友たちと、

大騒ぎとなったのでした。

 

そして給食の時間、

愚かな村瀬一味は、

「まつたけごはん」の中から、

「まつたけ」だけを取り出し、

ティッシュでくるみ、

給食後も集団でちびちび食べていました。

さらには、掃除の時間は机の中にしまい、

昼放課になると再び食べ続始めました。

最後の一かけらは、

「もう君(まつたけ)には会えないかもしれない」

と、嘆きながら、

みんなで同時に食べたことをよく覚えています。

 

まったく、

今では考えられないことです。

そんな愚か者を見つけたら、

「あんぽんちん!」

と、村瀬でもご指導を入れるところです。

しかし、時代が時代だったせいか、

担任のT先生(現南小学校の校長先生)は、

「きったねーなー」

と言いながらも、

笑いながらその様子を見守ってくれました。

 

さて、しばらく経ってからのことです。

夕方、家に帰ると、

母親から突然、ぽかりと一撃をくらいました。

村「母上、何をするのでありますか!」

母「まったくお前ってやつは!」

村「一体ワタクシが何をしたというのでありますか!」

母「みっともないったらありゃしないわ!」

村「なんのことかさっぱり分かりませぬ」

母「あんた、まつたけ、

ティッシュにくるんでたそうじゃないか!」

村「は!」

母「放課にちびちびちびちび食べてたんだって?」

村「むむ・・・」

母「『いやあ、村瀬君、

   実に愛おしそうに、

一つ一つ手でつまんで食べていましたよ』

  って、先生に言われたわ。

  もう、あたしゃ情けないよ!」

 

その日は個人懇談会。

T先生はまつたけの出来事を、

しっかりと村瀬の母親に告げてくださったのでした。

 

これが、村瀬の懇談会の素敵な思い出です。

長々と失礼いたしました。

よい、週末を。

 

それでは、また。