別れ、再び。
2021年9月29日 11時33分こんにちは、村瀬です。
明け方、
きれいなうろこ雲が空に広がっていました。
朝焼けに照らされて、
素晴らしい光景でしたが、
どこかさみしさを覚えました。
「秋」という字の下に「心」をつけると、
「愁い」(うれい)という字になりますね。
そう感じやすい季節なのかもしれません。
その感覚が予見していたかのように、
本日、
さみしい出来事が起きてしまいました。
飼育していたうさぎの「ココア」が、他界しました。
獣医さんの診察では、
先月召(め)された「ちゃちゃじろう」と同じように、
老衰(ろうすい)であろうとのことでした。
今朝、用務員のKさんが気付いてくださったのですが、
一緒に暮らしていた「ホワイトソックス」が、
「ココア」に寄り添っていたそうです。
最期を仲間に看取られて、よかったと思います。
「ちゃちゃじろう」のときは、夏休みで叶いませんでしたが、
なかよしタイムに飼育委員を集め、
みんなでお別れをした後に、
「ちゃちゃじろう」の横に、埋葬しました。
コスモスとマリーゴールドを献花しましたが、
「ちゃちゃじろう」の眠る場所には、クリが置かれていました。
やさしい子どもたちが、供えてくれているようです。
かつて賑(にぎ)やかなことで有名だった、
相野山小学校の飼育小屋ですが、
とうとう、「ホワイトソックス」一羽になってしまいました。
彼もまた、「ちゃちゃじろう」や「ココア」と同級生だそうなので、
身体は決して元気とはいえません。
加えて、ひとりぼっちになってしまったさみしさを考えると、
心が痛みます。
しかし、
心やさしい相野山小学校の子どもたちです。
「ホワイトソックス」の気持ちを考えながら、
その日がくるまで、
愛情をいっぱい注いで、一緒に過ごしていくことでしょう。
「ココア」
その「愛くるしさ」で、
相野山小学校のみんなにいやしを与えてくれたね。
長い間、本当にありがとう。
今頃、「ちゃちゃじろう」と一緒に駆け回っているのかな。
けんかしないで、仲良く遊ぶんだよ。
それでは、また。