先生たちがブツブツブツ…(令和3年度)

旅の思ひ出①

2021年10月19日 16時58分

こんにちは、村瀬です。

予報通り、

今週に入って急激に気温が下がりましたね。

職員の長袖率は急上昇。

半袖で過ごしているのは、

教頭先生くらいです。

子どもたち、特に男の子たちは、

短パン・半袖で過ごす強者(つわもの)がまだたくさんいます。

村瀬自身も、かつてはそんな、

季節感のない「短パン・半袖ボーイ」でした。

なぜ、そんな状態で笑っていられたのか、

不思議で仕方がない、朽(く)ちかけている村瀬です。

 

先週の修学旅行は、二日間、

半袖でも汗ばむほどの気候でした。

そんななか、最初に訪れたのは、

法隆寺、ではなく、

その手前の「太子堂(たいしどう)」です。

バスを降りて早々に昼食を食べる日程で、

何も動いてないけど、食べられるのかなと心配していましたが、

多くの子どもがものすごい勢いでガツガツかきこんでおりました。

メニューは「カツカレー」だったのですが、

ぱっと見るとカツが見当たりません。

担任のH先生は、

「これ、頼んだものと違うんじゃないの!」

と、店員さんに詰め寄ろうとしましたが、

よく見ると、カツはルーの中にかくれんぼしていました。

宝探し感覚も味わってもらおうという粋(いき)な演出だったようです。

あやうくH先生が理不尽なクレーマーになるところでした。

 

子どもたちは食べ終わった子から、

併設されているおみやげ屋さんに足を運び、

品々を物色し始めました。

今年度の6年生はみんな冷静で、

おこづかいを使い切ることなく、店を後にしていました。

担任だったころ、

おこづかいの3分の2をこの店に捧げ、

京都にて深く後悔していた子どもの姿を懐かしく思っておりました。

その後向かった法隆寺は、大変空いていて、

五重塔の内部を並ばずに見られたのは、初めてのことだったように思います。

とてもラッキーでした。

 

次に訪れた東大寺も比較的空いていました。

多くの子どもたちが、大仏の迫力に感嘆の声を漏らしていました。

大仏をバックに写真を撮るグループが多い中、

一つのグループだけ、

大仏の脇で控えめにたたずむ仏像(十分「大仏」ですが)をバックに、

集合写真を撮っていました。

初めて見る控えめな光景に、思わずシャッターを切る村瀬でした。

 

大仏見学後は、第2回おみやげ購入&しかせんべいタイムです。

そんな子どもたちがウキウキ活動しているとき、

迷子を防ぐために、

村瀬は静寂に包まれた鎮守(ちんじゅ)の森の中、

一人佇(たたず)んでいました。

役割とはいえ、少し寂しかったです。

たまに、しかさんが寄ってきてくれるのですが、

持ち合わせがないことがわかると、

冷たい目を向けてさっさと行ってしまうので、

余計寂しかったです。

 

初日の見学地は以上です。

そのまま、宿へと向かいました。

5年以上になるのでしょうか、

「お花坊」という宿を相野山小は利用させていただいております。

前にも記したように、女将(おかみ)さんをはじめ、

この宿で働く皆様は、本当に温かくて優しい方ばかりです。

このご時世、苦境に立たされている状況にもかかわらず、

変わらぬ笑顔で迎えてくださいました。

ありがたい限りです。

 

ということで、思い出前編はここまで。

後編は、お風呂に入るあたりからぶつぶつしたいと思います。

 

それでは、また。