先生たちがブツブツブツ…(令和4年度)

進んであいさつ。

2022年5月13日 15時27分

こんにちは、村瀬です。

今日は朝から、よく降りますね。

多くの命にとっては恵みとなることでしょう。

村瀬のライバル、

緑の集団たちにとってもです。

来週にはまた元通り、なんてことも十分考えられます。

最近、へびさんが散歩している目撃情報を多々受けていますので、

「まさおくん」とバリバリ刈り散らかしておりましたが、

今日は外での作業ができませんので、

昼下がりにこうしてぶつぶつしている次第です。

えげつないほど身体がボロボロなので、

ちょうどよかったのかもしれません。

今朝なんぞは、

インターホン(教室間の電話)がなっているのに、

電話がなっていると思い込み、

「もしもし、おはようございます。相野山小学校の村瀬です」

と、相手のいない受話器に、

無駄にさわやかにしゃべりかけておりました。

 

さて、

連休明けの一週間がようやく終わろうとしています。

今週初めの登校時、

子どもたちにあいさつした際は、

おもしろいほどのウィスパーボイス(ささやき声)で、

「オハヨウ」と返ってきました。

まあ、仕方ないよなあ、

自分もそうだもんなあ、

なんて考えていたら、

「おはよーございまーーーーす!」

と、絶叫に近い元気な声で、

あいさつをしてくれる5年生に出会いました。

とても元気をもらえた気分になりました。

 

ちょうど相野山小学校の今週の生活目標が、

「自分から進んであいさつをしよう」で、

ちょうど朝会で子どもたちに目標を伝える担当が、

村瀬でした。

そこで、

1年生の子の中に、

地域の人に進んで挨拶をしている子がいること、

あいあい学級の子の中に、

来校者に進んで挨拶をしている子がいること、と併せて、

全校にその話を披露しました。

「今週のどこかで、自分から挨拶して、

誰かに元気を分けてあげられるといいね。

 苦手な子は一度でもできたら、花丸だね」

そう締めくくって朝会を終えたわけです。

 

その後のなかよしタイム(長い休憩時間)。

廊下を歩いていると、

各方面から「こんにちはー」と元気な声が飛んできました。

校長先生も、校舎を巡っているときに、

何度もあいさつされたそうです(授業中にもかかわらず)。

ああ、なんて素直な子たちが多いのだろうと、

感動を覚えました。

 

翌朝の登校時も、

子どもたちの方から次々に挨拶が飛んできました。

そんな中、1年生の女の子が、

村瀬の袖を黙って引っ張ってきました。

「ん? どないしたの?」

と、かがんで目線を合わせると、

とても小さな声でしたが、「おはよう」と言ってくれました。

きっと恥ずかしがり屋さんで、精一杯の声だったのでしょう。

「素晴らしい! 花丸だね!」

と絶賛すると、嬉しそうに友達の方へと駆けていきました。

心温まる光景でしょ?

 

ところで、第一線で世の中を支えている人々に、

「社会に出て伸びる人・活躍する人とはどんな人か」

を問う記事をよく目にしますが、

「素直な心」をもつ人、

「感謝の気持ち」を忘れない人、

という回答が多く見られるような気がします。

 

そういう意味では、

「素直さ」を多分にもつ相野山小学校の子どもたちは、

社会で活躍できる素養が、十分にあるといえるのではないでしょうか。

その素晴らしい長所は、

私たち教職員が学ぶべきものだと感じます。

 

村瀬は、感謝、感謝、感謝の日々ですので、

その気持ちを失ったことはない、と自負しておりますが、

「素直な心」については、

どこかに置き忘れてしまったのかもしれません…。

もし、どなたか、どこかで見つけた際には、

村瀬までお返しいただけますと、幸いです。

 

それでは、また。