先生たちがブツブツブツ…(令和4年度)

ほっと一息。

2022年5月31日 16時50分

こんにちは、村瀬です。

これで、5日連続のぶつぶつです。

連続ぶつぶつ新記録ではないでしょうか。

ええそうです、

ピースサインを強(し)いられている右手は、

未だに回復しておらず、

なんなら見通しすら立っていない状況であります。

 

何も役に立てない焦りや罪悪感、

いつまでピースしていなければならないのか分からぬ不安などで、

日々震えながら学校で過ごしている村瀬を見かねて、

今日は5年生が、

「ティーパーティー」に招待してくれました。

家庭科の学習の一環として、

初めて家庭科室を活用して、

お茶を淹(い)れてくれたのです。

(校長ぶろぐ「児童の活動」をぜひご覧くださいませ。)      

 

水を沸かし、

まず、茶碗に一度お湯を注いで器をあたため、

茶葉の入った急須(きゅうす)にお湯を戻して、

しばらく蒸らした後、再び茶碗にお茶を注ぐ。

グループで話し合いながら、

正しい作法でお茶を淹れてくれました。

おそらくはそんな所作に慣れていない男の子が、

プルプルしながら慎重にお茶を注いでいる姿が、

とても初々しくて素敵です。

二つの班でごちそうになったのですが、

同じ茶葉なのに味が違い、

興味深く味わわせていただきました。

 

基本的には、

ただお湯を沸かすくらいの、簡単な作業ではありますが、

これも一つの調理実習です。

何かを切ったり炒めたり、

そんな大きなアクションがあるわけではないのに、

子どもたちの楽しそうなことったら。

 

例の情勢のために、

昨年度まで調理実習がほとんどできない状況でした。

今年に入り、今のところですが、

どうにか実施できる状態ではあります。

6年生も先日、野菜を切る実習を行っておりました。

 

子どもたちの顔を見ていると、

調理実習をはじめ、

『体験』する活動の意義の深さを強く感じます。

 

今年度は『水泳指導』も2年ぶりに再開される予定です。

得手不得手(えてふえて)は当然あるでしょうが、

きっとその時間も、

子どもたちにとって大事な体験となるのだと思います。

 

5年生のみなさん、ごちそうさまでした。

おかげで心がほっと一息つけて、

震えがおさまりましたよ。

みなさんのやさしさで、

きっと明日には怪我も治っていることでしょう。

 

それでは、また。