半分以上は。
2022年6月2日 12時50分こんにちは、村瀬です。
今日もすっきりとした天候です。
陽射しが強く暑さも感じますが、からっとしています。
青空の下、
先程まで6年生がせまってきた本番に向けて、
最後の調整を行っていました。
6年担任S先生の熱のこもった檄(げき)や、
子どもたちの気合の入ったかけ声が、
響き渡っておりました。
本当なら今頃、
その周辺で村瀬は「まさおくん」(草刈ましーん)と、
草たちをビシバシやっつけている予定でしたが、
ご存じの通り(過去ぶつぶつ参照)、
うなだれながら室内に引きこもっております。
いきいきと生い茂る、
運動場周辺の草たちが目に入る度、
申し訳なさで、床に寝そべり嗚咽(おえつ)してしまいます。
そんな村瀬を見るに見かねて、
教頭先生や、
地域協動活動推進員のHさんが、
「うちの村瀬、
使いものにならないから、
なんとかしてくれませんか?」
と、地域に掛け合ってくれました。
その結果、
毎年PTA行事「美化作業」で大活躍してくださる、
「北新グリーンクラブ」様が、
草刈りボランティアに登録してくださり、
ご協力いただく運びとなったのでございます。
「悲哀」以上に、「歓喜」の涙で、
村瀬の周りの床は水浸しになっております。
一昨日は、T様たちが、
昨日は、M様が、
そして本日は、
北新グリーンクラブのS様、T様。
相野山家庭教育推進委員会のH様、M様、I様、H様。
そして、連日のボランティアM様が、
「キング・オブ・役立たず」の代わりに、
環境整備に励んでくださったのです。
(校長ぶろぐ「児童の活動」でも紹介されるはずです。
ぜひ、ご覧くださいませ。)
村瀬はこの学校に来て7年目を迎えますが、
ことある度に思うのです。
相野山小学校の半分以上は、
「優しさ」でできている、と。
(残りは、まあ、税金とか、です。)
今回も傷口に沁(し)みるほど、
痛切に感じています。
ボランティアに来ていただいているみなさん、
連日になりますが、本当にありがとうございます。
怪我が治りましたら、
すぐにでも「恩返し」をしたいところですが、
気が付けば「仇」(あだ)で返してしまう悪癖がある村瀬です。
なのでせめて、
受けた恩に対する感謝は、
この先もずっと忘れずにいることは約束します。
そしてどこかで、
ちゃんと良い形でお返しできたらと、
企(たくら)んでおります。
それでは、また。