教育総務課さん、ありがとう。
2022年9月14日 16時31分こんにちは、村瀬です。
最高気温、34度越えですって。
少し前なら、
運動会練習をバリバリやっていた時期です。
もしも行っていたら、
指導者も子どもたちも、
みんな茹(ゆだ)っていたことでしょう。
ところで昨日は、
午後たくさんのお客様がお見えになり、
教職員みんなでバタバタしていました。
村瀬も珍しくちゃんとした格好をして出迎えました。
村瀬のメインのお客様は、
足を向けて眠れないほどお世話になりっぱなしの、
日進市教育総務課のみなさんでした。
さて、相野山小学校のみなさん。
吉報が届きました。
長年私たちを苦しめ続けてきた、
あの悪名高き、
『相野山小トイレ』が、
とうとう改修してもらえる運びとなった(なりそうな)のです。
長年の訴えを教育総務課の方が受け入れてくれ、
改修予算獲得のために市役所で闘ってくださったのです。
(まだ決定ではないそうですが。)
その歴史的快挙を記念して、
教育総務課主催『トイレ改修設計ワークショップ』
が4年生を対象に行われたのでした。
(詳しくは校長ぶろぐ「児童の活動」をご覧ください。)
4年生は現在、
「総合的な学習の時間」を中心に、
「SDGs」に関する学習を深めています。
教育総務課のみなさんはそれを踏まえ、
今回のトイレ改修設計や工事が「SDGs」とどのように関わっているのか、
子どもたちに考えさせる内容で準備してくださいました。
1学期末、
今回代表として子どもたちに色々と説明してくださったKさんに、
ワークショップを打診されました。
普段お世話になりっぱなしですので、
二つ返事で引き受けた次第ですが、
当初は、教育総務課の2人がお越しになり、
ご教授願う程度だと認識しておりました。
ところが当日、
二人どころではなく、
教育総務課から4人の方(課の半数以上)がやってきて、
その上、トイレの設計を担当してくださっている方もやってきて、
さらには、中日新聞と朝日新聞の記者さんまでやってきて、
ひょっこり、I教育長までやってくるという、
一大イベントへと変貌を遂げていたのでした。
村瀬はへらへら写真を撮る程度でいいのですが、
大変なのは担任の先生A先生とD先生です。
「そんな、大それた会じゃないっすから、
普段通りにこにこ参加すればいいんっすよ」
なんて村瀬の軽口を信じ、
引き受けてくださったA先生ですが、
事の大きさに気づき、
「おい、だましやがったな!」
と、口では言いませんが、
授業中、村瀬に鋭い視線をぶつけていた気もします。
しかし、子どもたちは、
Kさんの説明が上手だったことも手伝って、
それぞれがしっかり学びを深めることができていたようでした。
グループ発表の場面では、
今までの学習の成果が生きたのでしょう、
教育長からお褒めの言葉をいただけたくらい、
どのグループも上手に行うことができたのでした。
授業中、Kさんが出題した、
「市長は誰でしょう?」
という、顔写真を見て答える3択問題で、
9割近い子どもがI教育長を選び、
大人たちがざわついたこと。
(これが市長に知れたら、トイレ改修が取り消しになる可能性があるので、
どうぞ、ご内密に…)
また、司会を務めた、ピカピカ新任教師D先生が、
来客の多さに圧倒されて緊張しまくり、
終わりの言葉で迷走している姿に、
大人たちがざわついたこと。
質疑応答の時間に、
トイレ改修についての質問を求めたはずが、
「いつから働き始めたのですか?」など、
Kさん自身に関する質問が続き、
律儀に全て答えていただいたこと。
ワークショップが始まる前、
6年生が会場準備を手伝ってくれたのですが、
改修工事が来年度であることを知り、
「私たちって、新しいトイレ、使えないんだね…」
と肩を落として去っていったことなどを除けば、
大変貴重で意義深い時間となったのでした。
教育総務課のみなさん、
この度は超ご多忙の中、
素敵なワークショップを開催していただき、ありがとうございました。
子どもたちも我々教職員も、
いえ、きっと保護者の方々も、
新しいトイレを、心の底から楽しみにしています。
どうぞ予定通り、予算を獲得し、
実現させてくださいますよう、お力添えをよろしくお願いいたします。
そういえば、いつ、
新聞で紹介されるかなあ。
楽しみだなあ。
それでは、また。