先生たちがブツブツブツ…(令和4年度)

負けないで。

2022年9月9日 13時48分

こんにちは、村瀬です。

今日は太陽が顔をのぞかせております。

昨日は予定していたあいあい学級の「川遊び」が、

中止になってしまい、とても残念でした。

新たな台風も登場したようです。

穏やかな気候が早く戻ってくると嬉しいですね。

 

さて、夏休みが明けて、一週間が経過しました。

「長いなあ」という感覚が強いのは、村瀬だけでしょうか。

朝の挨拶や授業の様子を見ていると、

どこかお疲れ気味の子どもも多いような気もします。

 

村瀬の身体もすっかりくたびれてしまっています。

気候のせいでもありますが、

先週末の過ごし方が大きく影響している感が否めません。

 

何をしたかというと、走った、のです。

別に、趣味で、とか、

健康のために、とかではありません。

必要に迫られて、です。

 

ところで、

我が子、まいける(通称)ですが、

「学童」に加入しております。

夏休み、学童でキャンプを行う予定だったのですが、

このご時世で中止となってしまいました。

キャンプではトーチトワリングを披露する予定だったようで、

せっかくだからと、週末に市役所の駐車場を借りて、

発表会をする運びとなったのです。

 

父親以外の3人は早めに自動車で会場へと向かいました。

駐車場所が少ないということだったので、

父親は歩いていくことにしました。

会場まで徒歩25分程かかりますので、

発表時間の30分ほど前に家を出発しました。

 

道中、事件が起こります。

お腹が痛くなったのです。

歩き方も変わってしまうような、なかなかの痛みです。

通り道にあるドラッグストアのトイレに飛び込んで、

どうにか事なきをえましたが、

なかなか痛みが治まりません。

時計はみるみる進み、

開始時間はみるみる近づいてきます。

 

なんとか治まった頃には、

残り15分となっていました。

まだ3分の2ほど距離が残ってきます。

発表に間に合うための手段はただ一つ、

「走る」ということだったのです。

 

勢いよく、駆け出します。

久しぶりの疾走に、

風が気持ちいい。

なんて感じていたのは、30秒ほどでした。

早速、徒歩に切り替えます。

いかんいかん、息がもたん!

しばらく歩いて時計を見ます。

いかんいかん、これじゃ間に合わん!

あわてて再度、走り始めます。

じょじょに、

歩いているのか走っているのか分からない速度へと変わっていきますが、

それでも足を動かし続けます。

もしも間に合わないようなことがあれば、

ただでさえ吹けば飛ぶような父親としての威厳や居場所が、

木っ端(こっぱ)みじんとなること必定です。

 

朦朧(もうろう)とする意識の中で、

エンドレスで歌が流れ始めます。

 

まけないで~ ほ~ら~そこに ゴ~ルはち~か~づい~てる~

 

思わず沿道に手を振りそうになります。

100km走る人、とんでもないよなあという、

どうでもいい感慨がよぎります。

 

いよいよ、市役所が見えてきました。

歌が切り替わります。

 

さくら~ふぶ~きの~ さらい~のそらは~

 

思わず目頭が熱くなります。

「さらい」って、何だったっけ、という、

どうでもいい疑問が浮かびます。

 

そして、開始一分前。

感動のゴールを果たしました。

こうして、

チャリティー精神も何もない、

2kmにも満たないであろうマラソン大会は、

幕を閉じたのでした。

 

まあ、まいけるのトーチトワリングを、

無事に見ることは見れたのですが、

携帯で撮影した動画には、

「ぶへー、ぶへー、ぶへー」

と、父の荒い呼吸が録音され、

おまけにブレブレの映像になってしまっていました。

結局、

父親の威厳と居場所は、

木っ端みじんになりましたとさ。

 

ということで、

今週末は、絶対に走らないと心に決め、

のんびり過ごしたいなあと考えております。

各ご家庭、健康管理にはどうぞお気を付けて、

ご無理のないおだやかな休日を楽しんでくださいね。

 

それでは、また。