先生たちがブツブツブツ…(令和4年度)

ボールを必死で。

2022年10月25日 14時13分

こんにちは、村瀬です。

朝の冷え込みが厳しくなってきましたね。

それでも日中はまだ過ごしやすい気候。

それどころか、暑くなりすぎて、

寒暖差に健康を害す人が増えています。

元気だけが取り柄(え)の我が子まーがれっと(通称)も、

久しぶりに体調を崩してしまいました。

教員というより保護者として、

ばたばたしていた今日この頃の村瀬です。

村瀬自身は常時ボロボロですので、現状維持です。

みなさん、どうぞご自愛を。

 

さて、先週末の土曜日、

市内の球技大会が行われました。

サッカー部、バスケットボール部の子どもたちが、

大活躍する一日でした。

写真付きで校長ぶろぐ「児童の活動」にて紹介されておりますので、

素敵な姿をぜひぜひご覧くださいませ。

 

それにしても、両部活とも、

観客の胸が熱くなるような、

素晴らしい試合を見せてくれました。

村瀬はカメラマンの役割を担っていたのですが、

しばしば手が止まり、見入ってしまいました。

 

ボールを必死で追いかける子どもたちを見る度、

「少年村瀬」のことが脳裏に浮かびます。

彼もまた、サッカー部に所属し、

大会にも参加させてもらいました。

かつては日進市、長久手町(市)、東郷町が参加する、

「愛知郡日進市球技大会(郡球)」と呼ばれる、

トーナメント方式の大会でした。

総合運動公園が会場だったと記憶します。

現在と違うところはたくさんありますが、

中でも平日の授業時間中に行われていたことは、

驚くべきことなのかもしれません。

大会に参加しない級友が教室で勉強している中、

運動場でサッカーの練習をして出発するのです。

(勝ち抜けば2日間も!)

ちょっとした優越感に浸っていた少年村瀬です。

 

1点差で負けていた試合終了間際、

友達が放ったフリーキックがゴールに突き刺さったこと。

左ウイングというポジションだった、

(今はもうほとんど聞かないですね。左前のオフェンダーです。)

少年村瀬がボールを持ったとき、

監督のT先生(現南小学校長)がベンチから飛ばす、

「お前しかいない!」という絶叫を背にドリブルで駆け上がったこと。

少年村瀬はふがいないプレーの連続でしたが

仲間の活躍で優勝することができ、

スタンドからみんなで校歌を歌ったこと。

優勝盾を掲げたときのずしりとくる重さ。

優勝祝いにみんなで行ったラーメン屋さん。

監督の短すぎるエンジ色の短パン。

今からもう30年程前のことですが、

試合の光景を、いくつも思い返すことができます。

 

今回全力を尽くした子どもたちも、

時が過ぎ去ってもきっと、

ボールを必死で追いかける少年少女に出会えば、

そのときの光景が目に浮かぶことでしょう。

 

サッカー部、バスケットボール部のみなさん、

素晴らしい時間をありがとう。

きっと村瀬だけではなく、

心を動かされた人は大勢いたと思います。

ぜひこれからも、

何かに熱中できる少年少女であってくださいね。

 

さて、それでは今から、

少年村瀬の監督であったT先生の下へ、

出張に出かけて参ります。

 

それでは、また。