東の方でぶつぶつぶつ・・・

縁の下で。①

2023年9月22日 16時05分

こんにちは、村瀬です。

ここ数日、曇り空の時間が長く、

まだ暑いとはいえ、少し気温が下がったかのように思います。

このまま、秋の気配が濃くなればいいなと願っております。

 

そんな中、5年生が昨日まで野外活動に行っておりました。

引率したB先生が「本日のオレンジキッズ」にて、

活動をリアルタイムに更新してくださいました。

まだご覧でない方はぜひぜひ。

天候が崩れた場面もあったようですが、

予定していた内容を全て消化できたようです。何よりです。

帰ってきた子どもたちの様子も、

多少疲れはあるようでしたが、笑顔がたくさん見られ、

充実した時間になったようです。何よりです。

 

野外活動の様子をB先生がリアルタイムで報告したのと併せて、

学校の様子も村瀬がリアルタイムで報告してやろう、

という企画を人知れず予定していましたが、

見事に実現できませんでした。

ドッタドタのバッタバタで時間が過ぎていきました。

 

まず、5年生が出発する直前、

ガラスが割れる事故が発生。

幸い、けが人はいませんでしたが、

波乱の幕開けでした。

引率者多数のため、学校はいつにも増して人手不足です。

諸事情で担任の先生が不在のクラスがありましたので、

誰かが補欠(代わりにクラスに入ること)に入らねばなりません。

そんなとき、力強く助けてくれたのが、

学級担任ではない先生方でした。

「あのぉ、すみません、

 お忙しいのは重々承知しておりますが、

 2時間目、このクラスに入っていただけませんか?」

と、村瀬が身を縮めながらお願いすると、

いつでも気持ちよく引き受けてくださる方ばかりです。

 

5年生が野外活動に行った2日間は、

主に2・5年をサポートしているM先生、

主に3・4年をサポートしているW先生、

また、週に2日

3・5年生の、主に体育のサポートしているY先生が、

大活躍してくださいました。

M先生は、村瀬が職員室で立ったまま気絶しそうになっていると、

「村瀬、何か手伝いますよ。

 ○付けとかあれば、代わりにやりますよ」

なんて、声を掛けてくださいます。

担任だけでなく、子どもたちからも絶大な信頼を置かれているM先生です。

 

W先生は、人手不足だった本校に(今もで~す)、

7月から降臨(こうりん)してくださいました。

あっという間に子どもたちの心をつかみ、

3・4年生に限らず、どの学年でもすぐに人気者となっております。

大変気が利く方で、授業に限らず、

気付いたことをすぐにサポートしてくださいます。

 

Y先生は、大学院で研究をしながら、

東小の助っ人も担(にな)ってくれています。

体育の専門で、一度授業を参観させてもらいましたが、

さすが、という他ない、指導法でした。

子どもたちに自ら進んで関わってくださるので、

Y先生も間違いなく人望厚い先生です。

 

このお三方以外にも、

縁の下で東小学校を支えてくださっている方が、

たくさんいらっしゃいます。

どの方も子どもたちのために、学校のためにと、

力を尽くしてくださる方ばかりです。

「縁の下シリーズ」と題して、

今後また、どこかでご紹介したいと考えております。

 

村瀬はそんな素晴らしい方々の、

爪のアカを煎(せん)じて飲むべきなのでしょうが、

「爪のアカをください」

とお願いしたら、

ますますヤバイ人と認識され、

ますます立場がなくなるので、控えます。

その代わりに、

一緒に動きながら、少しでも学ばせていただきたいと思います。

 

それでは、また。

誤字脱字。

2023年9月18日 10時45分

こんにちは、村瀬です。

3連休はいかがお過ごしで(したで)しょうか。

ゆっくりできたのなら幸いです。

村瀬は先ほど軽く階段を踏み外し、腰にダメージを負いました。

 

前々から調子が良くないのですが、

夏にアスレチックでやらかして以来(過去ぶつぶつ参照)、

ますますひどい状況です。

運動して足腰を鍛えねば、と思うのですが、

頭の中で完結してしまい、なかなか動かない愚か者です。

 

教師という仕事は、

動きの多い仕事だと感じます。

立ち歩いている時間の方が多い先生がほとんどです。

村瀬も意味なくたくさん動き回るタイプでした。

が、担任を外れてから、着実にその時間が短くなってしまっております。

 

特に先週は顕著(けんちょ)でした。

見て見ぬふりをしてきた書類作成などの事務的仕事の数々が、

「〆切(しめきり)」という槍(やり)で一斉蜂起(ほうき)してきたのです。

「まあ、まあ、落ち着いて。

 何もやらないなんていってませんよ。

 でも、もう少し後でもいいんじゃないかなあ」

と、交渉したところで〆切が延びるわけでもなく、

ようやく重くて痛む腰を上げた次第です。

のほほんと、ぶつぶつしている状況ではとてもなく、

職員室東の隅っこのデスクで長時間パソコンとにらめっこしておりました。

「企業戦士かよ!」

と、自分で自分につっこんでしまうほど、デスクにへばりついておりました。

あまりの疲労困憊(ひろうこんぱい)ぶりを見かねてか、

2年生のM先生が栄養ドリンクをくれました。

姿勢悪く長時間坐っていたせいで、

腰には更なるダメージが加わったのでした。

 

さて、学校で作成された書類は、

外部に出したり、他の先生方に提示したりする前に、

何人かでチェックすることになっております。

主には、

事務職員のTさん、校務主任のB先生、教頭先生、

そして、校長先生です。

通常はここに、恐ろしいことですが、村瀬も加わってしまいます。

できるだけ誤りを減らし、

正しい情報を提供・共有するために、

おそらくどこの学校でも、どこの会社でも行われていることと思います。

 

当然ですが、作成段階で誤った情報を載せぬよう注意を払うのですが、

人間ですので間違うことはあるでしょう。

まして、村瀬なんて、言うまでもありません。

しかし、作成段階では間違えてやろうなんて気持ちはさらさらありません。

むしろ、

「間違えてたまるか」

という気概(きがい)をもって提出するのです。

やがて、誤りがモリモリと指摘された書類が戻ってくると、

「間違えたっていいじゃないか、人間だもの」

と、大詩人の言葉をなぞらえて自分を慰(なぐさ)める日々です。

以前、教育委員会のM様に誤った書類を送り謝罪したところ、

「完璧を目指してもいいけど、

時には間違いがある方が可愛げがある。

心に余裕をもって職務に専念してください」

という、甘酒のような温かく滋養となる言葉をいただきました。

この言葉も、村瀬の大きな慰めとなっております。

 

さて、今回の書類の話です。

チェックしていたB先生がにやにや村瀬のところへきました。

「村瀬、ちゃんと疲れてるねえ」

と言いながら書類を指さします。

そこには、

「水から考える」

と文字が並んでいます。

村瀬が本来書きたかったことは、

「自ら考える」

です。

どこかの飲料メーカーのキャッチコピーのような間違いです。

赤面を禁じえませんでした。

 

1ページ目で、いきなりの大きな誤り。

この調子では、おそらくズタボロに違いない。

と、慌てて見直します。

すると、出るわ出るわ。

おそらく、作成中意識がなかったのでしょう。

こんなミスする?

というレベルの誤字脱字のオンパレード。

極めつけは、

「東小学校長」

と記すところを、

「西小学校長」

と書く始末。

校長先生ご自身が、その誤りに気付いてくださいました。

左ストレートパンチ(校長先生は村瀬の右隣の席です)が飛んできてもおかしくないところ、

笑って許してくださいました。

 

そういえば、

かつて村瀬が大学生だった頃、

とある授業で、

歌人や俳人について作品と共に考察し、レポートをまとめる、

という課題が出されました。

その頃からまるで成長していない村瀬は、

〆切日を忘れており、前日の夜中に気付き、

作成に取りかかったことがありました。

その当時から興味があった、

「種田山頭火(たねださんとうか)」という俳人を題材に選び、

徹夜でどうにか完成させ、無事に提出しました。

ところが翌日、教授から呼び出しがかかりました。

研究室に出向くと、

教授は村瀬のレポートを手にしながら、こう言いました。

教「誰がこんな恐ろしい考察をしろと言いましたか?」

村「いやいや教授。

 種田山頭火ですよ。

 あの自由律俳句の代表者ですよ。

 まさか教授、山頭火を知らないのではありませんか?

 恐ろしいとは、私の見識の深さが、ということでしょうか。

 あいや、照れますなあ」

教「あんぽんたん!

 知っとるに決まっとる!

 これを見なさい! このタイトルを!」

教授が指さしたタイトルを見て、村瀬は驚愕(きょうがく)しました。

「種田山頭火に関する考察」

と書くべきところが、

「種田さん投下に関する考察」

となっているではないですか。

文芸批評が、もはや、事件です。

謝りに謝り倒し、

どうにか単位を取得できた大学生村瀬でした。

 

一体、長々と何の話をしているか。

それは、

焦(あせ)るとろくなことがないよ、

ということが伝えたかったのです。

それと、

村瀬同様、連休中のんびりしている方の、

ちょっとした暇つぶしになれば、ということで、

ロングぶつぶつした次第です。

どうぞ、お許しを。

 

ということで、

みなさん、今週も踏ん張りましょう。

心に余裕をもって、ですね。

 

それでは、また。

夏休みの忘れ物。

2023年9月12日 14時44分

こんにちは、村瀬です。

ぐずついた天候でスタートをきった今週です。

多少、気温が落ち着き、

また、作物にとっては恵みになったことはよかったかと感じます。

ただ、地域によっては、降りすぎているところもありますし、

雷鳴(らいめい)が響く時間が多く、恐怖も感じます。

何事もほどほどがよいですね。

 

さて、9月も半ばを迎えるところまできました。

夏休みでくずれていたリズムも、

しっかりと取り戻している子どもたちがほとんどだと思います。

そんな傍(かたわ)らで、村瀬は相変わらず、

1学期を取り戻していない様子です。

 

まず、覚えたはずの子どもたちの名前が、出てこない。

かつてぶつぶつしましたが、

村瀬は人の名前を覚えることが苦手です。

それでもどうにか、1学期末には、

授業に入っている6年生に関して、

半分以上は記憶したと自負しております。

(全員頭に入れとけよ、という真っ当な意見には耳をふさぎます。)

 

ところが、どっこいです。

授業中、挙手させ、指名しようとしたところ、

まあ、名前が出てこないことったら。

学級によっては、机に大きく名前の磁石プレートが貼ってありますので、

それをカンニングしながら名を呼べます。

しかし、そうでないクラスは、

「あの、後ろから2番目の、あなた。

そう、あなた」

「ええと、そこの、青いTシャツをあなた。

ちがうちがう、きみじゃない。あなたの横のあなた。

そう、あなた」

といった、失礼極まりない展開がよく起こります。

やさしい6年生は、苦笑いする程度で許してくれていますが、

村瀬本人は猛省している次第です。

 

そんな6年生ですが、さすが最高学年。

2学期早々に、リズムを取り戻し、

授業も集中して取り組んでいるように感じます。

廊下ですれ違うと、

一番元気にあいさつしてくれるのも6年生です。

分団長や委員長として、

努力を重ねている子もたくさんいます。

1年生をはじめ、下級生に優しく接している姿も、

相変わらずよく見かけます。

最高学年らしく、

しっかりと学校を支えてくくれているのです。

感謝、感謝です。

 

そんな立派な子どもたちの名前を、

卒業までには全員覚えるのだ!

そう決意して、

夏休みに忘れてきた子どもたちの名前を、一日でも早く取り戻し、

また、新規登録もできるように、

四月に撮影した学級写真に名前が示されているアルバムを、

今日もながめている村瀬なのです。

 

それでは、また。

授業公開デー。

2023年9月7日 13時04分

こんにちは、村瀬です。

汗だくでございます。

今日は、村瀬、

西へ東へ、北へ南へ走り回っておりました。

「村瀬、廊下走るな!」

と、正しいご指摘を子どもたちからもちょうだいいたしました。

反省しております。

 

本日は、2学期の授業公開デーでした。

お忙しい中にもかかわらず、子どもたちのために、

大勢の保護者のみなさんにお越しいただきました。

ありがとうございました。

B先生による「本日のオレンジキッズ」でも、

本日の様子が紹介されております。

ぜひご覧ください。) 

 

全員が空調の効いた部屋の中で参観いただければよいのですが、

スペース的にかなわず、

廊下からご覧いただいた方が多数おられました。

とても心苦しかったのですが、

文句も言わず、静かにご参観いただきました。

それ以前に、

このとんでもない気候の中を、

学校まで徒歩や自転車でお越しいただいた方が、

ものすごい数、いらっしゃいました。

胸が締め付けられる思いなのですが、

不満をこぼさず、整然とお越しいただきました。

その忍耐強さと優しさに、

尊敬と感謝を捧げます。

本当にありがとうございました。

 

その方々の汗に比べれば、

村瀬の汗など、大河の一滴(いってき)でございます。

授業をされた先生方の(冷や)汗に比べても、

村瀬の汗など、天白川の一滴でございます。

 

一応、本日の村瀬の活動についてご報告させていただきます。

朝、運動場に駐車用のラインを引きました。

しかし、その間隔が狭く、

その線に合わせて駐(と)めていたら、1列目以外出られない、

ということが、車が入り始めた後に判明しました。

誘導の際、少人数指導のH先生がそれに気付き、

巧(たく)みに誘導してくださったので、どうにかなりました。

もしもそのラインにそって駐めていたら、

2列目以降に駐めた保護者のみなさんが職員室に押しかけ、

保「あのラインを引いたやつは誰だ!」

職「たぶん、村瀬じゃないかと・・・」

保「やっぱり村瀬か! 村瀬はどこだ!」

職「村瀬はおそらく、

無意味にへらへら校舎内を徘徊(はいかい)しているかと・・・」

保「すぐに呼び出せ!」

なんて押し問答に展開し、

授業公開どころではなくなっていたでしょう。

H先生は命の恩人です。ありがとう。

 

さて、駐車誘導を途中で抜け、

今度は、アナウンス業です。

駅員さんのように素敵な声を響かせたかったのですが、

各方面から叱られること必定(ひつじょう)ですので、

普通(カミカミのつっかえつっかえ)に行いました。

まあ、生まれながらにして「鼻声」のような声なので、

駅員さんっぽかったかもしれません。

 

次は、修学旅行説明会に顔を出します。

本来体育館で行う予定でしたが、

暑さを鑑(かんが)みて、急遽(きゅうきょ)、

空調が効く部屋の中で一番広い、

第二音楽室が会場となりました。

100人近くの大人たちが集合しましたので、

すし詰め状態になっておりました。

窮屈な思いをさせてしまい、申し訳なかったです。

5年生、6年生の保護者の皆様、すみません。

 

会場に行くと、校長から指令がでます。

長「村瀬、一番暇なんだから、

 このプリントをコピーしてきなさい」

村「へい! 合点(がってん)、承知しやした!」

と、廊下を激走。

途中、音楽専科のS先生に出会います。

S「村瀬、遅いからアタシがやってくる」

村「へい! 合点、承知しやした!」

と、責任を放棄し、遠慮なくプリントを渡します。

無職になった村瀬は、へらへらと校舎を徘徊します。

途中、保護者の方から用事を頼まれ、職員室へ。

コピーを終えたS先生に出会います。

S「村瀬、暇なんだからこれ届けて」

村「へい! 合点、承知しやした!」

と、再び廊下を激走。

ちなみに、職員室から最も遠い部屋が、第二音楽室です。

運動不足の老体には身にこたえまくる距離です。

 

3時間目の5年生の場面でも同様の展開です。

長「ずーむがうまく5年生の教室につながってないみたい。

村瀬、暇なんだから見てきて」

村「はあ、はあ・・・。

 へい! 合点、承知でやんす!」

と、三度(みたび)激走。

それを見届けると、今度は5年生のT先生からの指令です。

T「Y先生の肘(ひま)が画面に映っちゃってるんです。

 村瀬、暇でしょうから、よろしければ伝えてきてくれません?」

村「はあ、はあ、はあ・・・・

へい! 合点、承知でい!」

と、四度(よたび?そんな言葉ある?)激走。

おかげで、足が子鹿のように震えおります。

 

途中、大放課に体育館で発表された、

5年生のトーチトワリングのきれいさに心が癒(い)やされました。

短期間の猛特訓で、よくもあれほどきれいに仕上がったものです。

5年生トーチトワリング部隊のみなさん、

指導に尽力しているC先生、

ありがとうございました。

本番でも今日のように上手に披露できるよう、祈っています。

 

あ、それと、

村瀬がうろちょろしているときに、

とある保護者の方に、

「ぶつぶつ書いている村瀬ですか? 楽しみにしています」

という、天にも昇るやさしい言葉をいただきました。

その言葉の勢いで、早速ぶつぶつした次第です。

とある保護者の方、ありがとうございました。

こんな感じで本日はまとめましたが、いかがでしょうか?

今回も、しょーもないでしょ?

 

それでは、また。

夏休みの記憶。

2023年9月4日 16時49分

こんにちは、村瀬です。

今日は、今までで一番と言っていいほど、

「しゅん」とした登校の様子が確認されました。

あいさつしてもなかなか返ってこず、

返ってきても蚊の羽音のような音声がほとんど。

何も責めてるわけではございません。

あいさつしている側(村瀬)も魂が抜けたような状態でしたので。

今日から早速、給食がある日課。

昔は数日、3時間の短縮日課がありましたよね。

それが助走になって、少しずつリズムを取り戻していたものですが、

いきなり通常の学校生活に近い形ですので、

そりゃ、しんどいですよね。

少しずつ、リズムを取り戻してくれたらいいなと思います。

いえ、自分に言い聞かせております。

 

さて、村瀬は本日授業がございませんでした。

積もりに積もった書類の山を少しは片付けようと、

パソコンに向かい合い、

ぽちぽちぽちぽちキーボードを打っておりましたが、

当然のことながら、気力がもちません。

しばらくすると、叫び声を上げてしまいそうな状態になりましたので、

校舎を徘徊(はいかい)することにしました。

 

朝の様子とはずいぶん違い、

多くの子どもたちはちゃんと授業を受けているではありませんか。

村瀬のように現実逃避をしている子が、まあ少ない少ない。

偉いなあ、立派だなあと、反省させられました。

 

ところで、クラスによっては、

「夏休みの思い出」

をテーマにした絵や日記が教室内外に飾られています。

立ち止まって見ると、

海、山、川、プール、温泉、キャンプ、花火、

映画、発表会、動物園、水族館、ネズミの国などなど、

北は北海道から南は沖縄まで、

全国津々浦々(つつうらうら)で紡(つむ)がれた思い出たちが、

ずらりと並んでいます。

ひょっとしたら海の向こうの思い出もあったかもしれません。

笑顔の時間があったようで、何よりだなと感じます。

 

素敵な絵や日記を見てから職員室に戻り、

村瀬も夏休みのことに思いを馳せました。

7月。

早々に体調を崩したな。しんどかったな。

自転車部の大会、おもしろかったな。

それ以外、思い出せない・・・。

8月。

出張、たくさん行ったな。

パソコンと長時間にらめっこしていたな。

昼ご飯、おにぎりばっかりだったな。

ははは。

仕事のこと、ばっかりじゃん・・・。

 

振り返ってみて、涙がこぼれ落ちそうになりました。

 

一応、家族サービスもせねばと、

お出かけしようとしたんですよ。

しかし、あの天候。覚えていますか。

ことごとく、雨にたたられました。

それでも、なんとか、

まいける&まーれっと(息子・娘の通称)の希望にそって、

野球観戦と海上アスレチックに足を運ぶことはできました。

 

野球観戦では、

ひいきの青いチームを懸命に応援しました。

結果、スコアボードには0がきれいにならびました。

惨敗でした。

 

海上アスレチック(海の上に浮かぶビニール製の遊具の数々)では、

足下がゆらゆら揺れる不安定さで酔いました。

障害物を乗り越えようとしたときに、

足を滑(すべ)らせ、

腰をひねり、

そのまま海に落下し、

腰の痛みのためなかなかアスレチック上に戻れず、

監視員さんに引っ張り上げられ、

まーがれっとから白い目で見られたのでした。

 

書いていて、涙がこぼれ落ちそうになりました。

 

と、まあ、村瀬の夏休みは、そんなところです。

くやしいので、

2学期、

学校で楽しい思い出をたくさんつくりたいなと鼻息を荒くする、

村瀬なのです。

 

それでは、また。

2学期、始まりまーす。

2023年9月1日 22時14分

こんにちは、村瀬です。

ご無沙汰しておりました。みなさんお変わりないでしょうか。

もしそうならば、何よりでございます。

 

さあ、2学期が始まってしまい、いや、始まりました。

朝の子どもたちは、思ったよりも生き生きとした顔をしておりました。

どちらかというと、

職員室の面々、特に、

村瀬を筆頭とした、

東の方に並んで座る4人の顔がどんよりしていた気がします。

村瀬なんぞは、朝、通勤路を間違えて、

前任校に向かっていたくらいでした。

 

でもまあ、今日はいいのです。

やる気有る無しに限らず、

忘れ物有る無しに限らず、

今日ここに、生きている。

それだけで、十分なのです。

大げさではなく、心からそう感じます。

ちなみに、校門の脇で生活している、

「さつきちゃん」(羊さん)も元気そうでした。

何よりです。

 

2学期は、各学年行事がてんこ盛りです。

きっとあわただしい日々が待ち受けていますが、

「まあ、なんとかなるでしょ」

くらいのゆとりをもって、

みんなが生活していけたらなあ、と感じます。

 

村瀬も夏休み中に片付けておくべきだった仕事が、

ちゃんと山積みのままです。

どんより、というか、青ざめた顔をしていますが、

「まあ、なんとかなるでしょ」

と、言い聞かせ、ぶつぶつしている次第です。

本来はそんなことしているゆとりはありませんが、

「まあ、なんとかなるでしょ」

と、言い聞かせ、週に一度の更新という目標は変えずに、

今学期もしょーもない情報を発信していきたいと思います。

 

ということで、

2学期もどうぞよろしくお願いいたします。

 

それでは、また。

オモテでぶつぶつ。

2023年7月26日 10時01分

こんにちは、村瀬です。

本日は、オモテ(本日のオレンジキッズ)もウラ(このページ)も、

村瀬がぶつぶつしています。

歴史的快挙です。

引率予定だったB先生の代理で、自転車部の顧問団に紛れ込みました。

とはいえ、村瀬ができることは、まるでないので、

せめて子どもたちの勇姿をリアルタイムで伝えようと、

敏腕(びんわん)サラリーマンのように、

会場の片隅でキーボードを打ちまくっております。

なんならぶつぶつも、

リアルタイムで更新してやれ、と、無茶しています。

現在、子どもたちは学科試験中です。

ここから、

村瀬がどれくらいバスに酔ったか詳細をつぶやこうと思いましたが、

子どもたちが帰ってきましたので、

断念します。

それでは、また。

1学期しゅ~りょ~。

2023年7月20日 15時48分

こんにちは、村瀬です。

今日もしっかり暑いですが、

子どもたちはいつもより、明らかに、

元気な子が多かったです。

そりゃそうですよね。

明日からいよいよ夏休みです。

子どもたちの顔が快晴である一方、

保護者のみなさんの顔が曇(くも)っているであろうことは、

想像に難(かた)くありません。

 

ということで、

1学期終了です。

どんな時間になったでしょうか。

楽しかったでしょうか?

しんどかったでしょうか?

いっぱい笑えたでしょうか?

涙がこぼれたでしょうか?

きっと人それぞれだったと思います。

どんな時間を過ごしたとしても、

今日にたどり着くことができた。

という、事実は、手放しで喜ばしいことですし、

誇りに思うべきことだと思います。

それを祝して、

村瀬がみなさんに盛大な拍手を送ります。

ぱちぱちぱちぱちぱち。

 

さて、そんな村瀬の一学期は、

どんな時間となったのか。

振り返ると、

いろいろなことがありました。

とは思うものの、

具体的な出来事はなかなか思い出せません。

朧気(おぼろげ)な記憶を、

月別にどうにか辿(たど)ってみましょう。

 

4月。

久しぶりの東小学校。

ドキドキし続けた毎日。

もう、何が何だか分からないまま、

時間だけが通り過ぎていきました。

 

5月。

相変わらず、

ドキドキし続けた毎日。

相変わらず、

何が何だか分からないまま、

時間だけが通り過ぎていきました。

あ、そういえば、

ジブリパークに連れて行ってもらえませんでした。

 

6月、7月。

なんだかんだ言って、

ドキドキし続けた毎日。

結局、

何が何だか分からないまま、

時間だけが通り過ぎていきました。

そして、

やり残した仕事の数々が、

村瀬の未来を薄暗くしているのでした。

 

そんなわけで、

振り返っても意味がありませんでした。

ただ、はっきりと理解していることは、

東小学校でなければ、

村瀬はすでに、干からびていたであろう、

ということです。

子どもたちのやさしさ、

保護者のみなさんのやさしさ、

市役所のみなさんのやさしさ、

そしてまた、

手前みそながら、

本校教職員のやさしさのおかげで、

どうにかこうにか、

村瀬は今日も職員室の片隅に、

居座ることができています。

村瀬の半分以上は、

みなさんの「やさしさ」でできています。

某(ぼう)頭痛薬以上の割合です。

ありがとうございました。

 

また、

レアな読者のみなさんから、

ごく希(まれ)にいただいた声援を頼りに、

このようにぶつぶつし続けることもできました。

重ねて御礼申し上げます。

 

さあ、明日から夏休みです。

各ご家庭で、

一つでも素敵な思い出が創られますことを、

願ってやみません。

くれぐれも、

安全と健康にはご留意いただき、

再び元気な顔で全員集合できることを祈りつつ、

口を閉じたいと思います。

 

それでは、また。

海を越えて。

2023年7月19日 15時31分

こんにちは、村瀬です。

溶けますね。

マイフレンド、ひつじの「さつき」さん(過去ぶつぶつ参照)も、

もふもふに包まれて、見るからにうなだれています。

「さつきさん、大丈夫ですか?」

「め~」

いつもより小さく短い返事に心配になります。

「よければ、もふもふ、ぼくが切りましょうか?」

「め~~~~~~~~」

大きな声を上げ、立ち上がりました。

寄ってくるかと思ったら、木の陰に隠れました。

これは、喜び、ではなく、拒絶。

どうも村瀬の不器用さは、

羊界にも知れ渡っているようです。

さて、いよいよ、

1学期も終わりを迎えます。

振り返ればいろいろあったのでしょうが、

頭が茹(ゆ)立っているようで、

ぼんやりとしか思い出せません。

いや、

ぼんやりとしているうちに、

終わってしまうというのが、

正しい表現なのかもしれません。

 

日々、あ、あれをぶつぶつしよう、

お、これをぶつぶつしよう、

と、思い立つのですが、

土砂崩れのように降りかかる仕事に埋もれ、

もごもごもがいているうちに、

大概(たいがい)は内容が消え去っている、

というのが定番です。

が、

そんな中で、

一つ思い出したことがあるので、

本日はそれをぶつぶつしようと思います。

 

東小学校は、

6月から国際色豊かな学校となっていたことを、

ご存じでしょうか?

8名の子どもたちが、

転入生、または、「体験入学」生として、

オレンジキッズの仲間となっていたのです。

以前東小にいた子もいたのですが、

ほとんどは、日本の小学校が初体験、ということでした。

 

人懐(なつ)っこいオレンジキッズたちは、

どの子に対しても興味津々で距離を詰めていきます。

気がつけば、一体誰が新入りなのか、

分からなくなるほどでした。

来てくれた子どもたちも、素直で素敵な子ばかりで、

村瀬のつたない英語に笑って(失笑して)くれたり、

村瀬の精一杯のイタリア語に笑って(失笑して)くれたりしました。

ちなみに村瀬が放ったイタリア語は、

「グラッツェ(ありがとう)」

「ボーノ(おいしい)」

「パスタ(ぱすた)」

です。

脈絡(みゃくらく)もなく唐突(とうとつ)に放ったので、

戸惑わせてしまったこと間違いなしです。

なぜ「チャオ(こんにちは)」が口から出てこなかったのか、

今更ながら反省しています。

 

それにしても、

異国の地で、学校に通ってみよう、

というその勇気に、

村瀬は敬意を表します。

もし同じ立場で、

「現地の学校に行ってみるかい?」

と、提案されたら、

元来(がんらい)人見知りの村瀬は、

mmも迷わずに、

「No!」

と、叫ぶことでしょう。

「好きなおもちゃを3個買ってあげるからさ」

と、提案されたら、

1cmほど迷ってから、

「・・・No・・・.」

と、呟(つぶや)くことでしょう。

 

一方で、今回体験入学した子どもの中には、

「もっと東小学校にいたい!」

「給食食べたい!」

と、訴えている子もいると聞いています。

なんだかとても、嬉しいです。

しかし、残念なことに、8人の子どもたちは、

ホームグラウンドに戻るため、

1学期をもって、全員お別れの運びとなってしまいます。

寂しい気持ちが膨(ふく)らみますが、

今回の体験が、それぞれにとって、

少しでもあたたかい思い出になってくれていたら、

東小学校一同、幸せに思います。

そしてまた出会えることを、楽しみにしています。

その日まで、海の向こうでも輝け!

8人のオレンジキッズ!

 

それでは、また。

さりげなく。

2023年7月12日 16時46分

こんにちは、本日も、村瀬、アゲイン、です。

またしても、スコールのような雨。

もう、

ケッペンの気候区分で言えば、

亜熱帯や熱帯気候帯に属しているかのような、

気候ですね。

あ、すみません、

社会科の教員として、

思わず知識をひけらかしてしまいました。

 

そんなことはさておき、

雨が降り始めてすぐ、

校長先生が職員室に飛び込んできて、

「廊下! 窓!」

と、叫びました。

この雨脚で窓が開いていたら、

室内大惨事決定です。

校長先生の声を聞き、

教頭先生、B先生、音楽専科のS先生、

そして村瀬が職員室を飛び出します。

 

全員、老体にムチを打ち、

明日の筋肉痛を顧(かえり)みず、ダッシュです。

村瀬は北館に向かったのですが、

そこで素敵な光景を目にします。

3年生か4年生の保護者の方が、

窓を閉めてくださっていたのです。

お礼の言葉を伝える間もなく、

姿を消してしまいました。

 

突風により、

1年生のアサガオの鉢植えがいくつも倒されてしまいました。

雨が収まったら、直しにいこう、と考えていたのですが、

一つ一つ鉢を起こしながら帰って行く保護者の方々が、

職員室の窓越しに見られました。

こちらもお礼を言う間もなく、

通り過ぎていきました。

 

さりげない思いやりを目にして、

ほっこりとあたたかい気持ちになれました。

さりげなく人に優しくできる子が東小に多いのは、

きっと同じように、

さりげない思いやりをもった保護者の方が多いからだろうな、

と、強く感じました。

一方で、

どうでもいい知識をひけらかした自分を、

恥じ入るばかりです。

 

窓を閉めてくださったお母さん。

鉢を直してくれたお父さん、お母さん。

その行為に、心から敬意を表すると共に、深く感謝します。

本当にありがとうございました。

 

それでは、また。

行ってみたいな。

2023年7月12日 14時36分

こんにちは、村瀬です。

今日もちゃんと、暑いですね。

溶けそうになりながら、子どもたちは校外に流れていきました。

入れ替わりで保護者の自動車が運動場に。

保護者会3日目です。

 

ところで我が子、まいける&まーがれっと(通称)が通う学校でも、

先日保護者会が行われました。

保護者のみなさんを教室で迎えることは何度もありますが、

保護者として教室に向かったことは今まで一度もありません。

どんな気分なのだろうと、村瀬は興味津々(しんしん)です。

ということで、打診してみます。

 

父「まいけるよ、そちの保護者会、

父が足を運んでしんぜよう」

息子「父上、何を申しておられますか。

   父上はご多忙の身。

   拙者(せっしゃ)のような者のために、

   父上の貴重な時間を使うなど、

   もってのほかでございます。

   どうぞ、来るな、

いや、お控(ひか)えいただきとうございまする。

それでも参るとのことであれば、

親子の縁を切らせていただく覚悟でござる」

父「え?

  あ、いや、そこまで父のことを気遣うとは、

  天晴(あっぱ)れである。

  では、まーがれっとよ、

  そちの保護者会に参ろうか」

娘「いやじゃ」

父「・・・」

 

というわけで、

父の夢はあっさりと砕(くだ)かれ、

村瀬家は今回も相方が、

それぞれの学校に向かったのでした。

仕方がないので、

村瀬は東小学校にて、

保護者のみなさんを温かく迎え入れたいと思います。

お気を付けて、いらっしゃいませ。

 

それでは、また。

家庭科室の天使たち。

2023年7月11日 14時15分

こんにちは、村瀬、アゲイン、です。

先ほど子どもたちが帰っていきました。

各家庭に無事たどり着くのを祈るばかりです。

入れ替わりで、

保護者のみなさんがやってきています。

お忙しい中、ありがとうございます。

 

下校前、

村瀬は保護者用の駐車場の準備をしていました。

とはいっても、

運動場に直線を3本引くだけですが。

それだけでも、意識が遠のいていきました。

引き終わった線を振り返ると、

ことごとく、歪(ゆが)んでいます。

曲線、といっていいほど、歪んでいます。

昨日はB先生が引いてくれましたが、

見事な直線でした。

「心が歪んでいるからだろう」

と、B先生に指摘を受けました。

否定できない、村瀬です。

 

さて、本日は、

6年生の家庭科の授業に、

天使たちが舞い降りていました。

6月30日付けのB先生ぶろぐ「本日のオレンジキッズ」で、

すでに紹介されておりましたが、

PTAの児童活動支援委員会のみなさんが、

今日もボランティアで助けにきてくれていたのです。

6年生はミシンを使用してナップザックを作製しております。

各グループにそれぞれ天使がはり付き、

的確な支援をしてくれるようです。

なんたる手厚さ!

担任のU先生、O先生、T先生も大喜びです。

 

遙(はる)か昔、

6年生の担任をしていたときに、

村瀬も家庭科を教えていたことがあります。

村瀬を知っている方々なら、

「あの村瀬が家庭科を教えるだって?

 子どもたちが哀(あわ)れではないか!」

と、一様に顔をしかめているに違いありません。

ええ、分かりますよ、その気持ち。

この村瀬が、調理実習。

この村瀬が、裁縫。

被害者の子どもたちの顔を思い浮かべると、

「すまなかった!」

と、叫んでしまいそうになります。

 

もちろん村瀬も、

先輩教師からレクチャーを受け、

それに基づいて授業を展開していました。

が、いかんせん、アドリブがききません。

少しでも予期せぬことが起こると、お手上げです。

最終的に「精神論」を説いて終わる、

というのがいつものことでした。

 

調理実習のときのこと。

子「村瀬、これくらい小さくなった野菜は、

  どうやって切ればいいの?」

村「・・・。集中して、かな・・・」

子「聞くんじゃなかった!」

 

子「村瀬、なんか味が微妙なんだけど、

  何が足りないのかな?」

村「・・・。愛情、かな・・・」

子「聞くんじゃなかった!」

 

裁縫の授業のときのこと。

子「村瀬、ミシンでまっすぐ縫えないよ」

村「はっはっはっ。

きみ、それはだね、

  心が歪んでいるからさ」

子「なんだと!

  じゃあ、村瀬、やってみせてよ」

村「さあ、見ていなさい」

(引かれた線からどんどん離れていく糸の列)

子「村瀬の心、とんでもなく歪んでるじゃないか!」

村「・・・。ヒテイデキナイ・・・」

 

他にも、ボビンから出た下糸が、同時多発的に絡まりまくり、

修理に追われすぎた結果、

しばらくの間「ボビン」という単語を聞くだけでめまいがする、

「ボビン恐怖症」を患(わずら)ったり、

北島三郎大先生の名曲「まつり」をCDでかけながら、

「まつり縫い」をさせて大騒ぎしていたところ、

学年主任に叱られたりと、

散々な授業を展開し続けたのでした。

 

もしもあの頃、

今日舞い降りたPTAの天使たちがそばにいてくれたら、

あの子たちの調理レベルも裁縫レベルも、

格段に上がっていたのかなあ。

B先生の言葉から、

そんなことを考えていた村瀬なのでした。

 

それでは、また。

初日のハプニング。

2023年7月11日 12時08分

こんにちは、村瀬です。

本日も「熱中症指数」は、

遠慮なく、ぐんぐんと上昇しております。

気温に加えて、湿度も高いときております。

全く、困ったものでございます。

 

そんな中、

昨日から保護者会が絶賛開催中です。

それぞれの子どもたちについて、

保護者のみなさんと直接話し合える大変貴重な時間と、

私たちは捉えております。

お忙しい中お時間をいただき、ありがたい限りです。

 

しかしながら、

初日はなかなかのドタバタっぷりで、

保護者のみなさんをお迎えすることになってしまいました。

 

最大のハプニングは、

4年生のエアコンたちが、ストライキを起こし、

温風しか吐き出さなくなったことでしょう。

T先生、F先生、J先生は遊牧民の首長のように、

一族(子どもたち)を引き連れて、

空調が生きている部屋から部屋へ、

転々と移動しながら授業をされておりました。

給食も特別教室で、

保護者会も特別教室で、

気がつけば特別教室で、

という特別な一日になりました。

4年生の子どもたちと保護者のみなさんには、

大変ご迷惑をお掛けしました。

昨日午後、尋常じゃない暑さの中で、

ちゃんと冷風を出すよう、

業者様が必死に説得(修理)してくれたおかげで、

本日はストライキを解除し、ちゃんと働いてくれています。

めでたし、めでたしです。

 

16時頃には、

突然の嵐に見舞われました。

空の暗さ、風の冷たさから異常を感じました。

1年生のアサガオや2年生の野菜が植わった鉢植えたちも、

吹き飛ばされそうになっていました。

暴風雨の中、

先生たちで手分けして、一時的に鉢を倒しました。

アサガオたちは隣どおしで、

ツルを絡(から)ませ合っていました。

「きみたち、仲いいなあ。

 素敵だなあ。

 人間も、きみたちと同じように、

手を取り合って暮らしていきたいものだよなあ」

と、感心してアサガオを見つめていたら、

1年生のI先生に、

「村瀬、ぼーっとしてないで、

さっさと倒して!」

と、叱られました。

人間がアサガオのように暮らす日は、

はるか遠くだなあと感じながら、

ずぶ濡れになったのでした。

 

さて、今日は保護者会2日目です。

今のところ、全室、空調、効いてます。

外の気温とのギャップもお楽しみいただければ幸いです。

 

それでは、また。

仲間が増えたよ。

2023年7月4日 19時02分

こんばんは、村瀬です。

今日もちゃんと、暑かったですね。

朝、音楽専科のS先生に、

「村瀬、二重(ふたえ)になってるよ」

と、指摘されました。

村瀬は疲労がたまりまくると、

二重になるという謎の体質を抱えています。

この暑さと、

日々のドタバタのおかげで、

しっかり二重になっておりました。

なかなかレアな姿です。

そしてまた、

なかなか似合わないことでも、

名を馳(は)せております。

「かわいいでしょ?」

と、念のため問うたところ、

S先生は鼻で笑っておられました。

正しい反応かと思います。

さて、そんな中、

今日は大変喜ばしい出来事がありました。

東小学校に、

教員仲間が加わったのであります。

学習指導補助のW先生です。

この加入が、

どれほど本校にとって大きなことか。

学校が置かれている状況が、

ここのところよくニュースで扱われております。

その中で、

「教員の数が足りない!」

という話を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

本校も、しっかりその該当校だったのですよ。

はははは。

なんて、笑ってはいられない状況です。

本校に限らず、

同じ問題を抱えている学校は近隣(きんりん)にも多くあるのです。

一人足りなければ、

その分、みんなでカバーしなければなりません。

東小の先生方は大変協力的な方ばかりで、

この現状を「しゃーない」と受け止めて、

その負担を嫌な顔せずに引き受けてくれております。

本当にありがたい限りです。

そんな中での、W先生の登場は、

教職員一同、

諸手(もろて)を挙げて喜ぶ出来事なのです。

おそらく、W先生を、

最も頼りにしてしまうのは、

他でもない、村瀬なのでしょう。

初出勤して間もないW先生に、

村瀬は歩み寄り、こう告げたのです。

「初めまして、村瀬です。

 今日は二重(ふたえ)ですが、

 いつもは眠そうな一重(ひとえ)です。

 さて、そんなことはさておき、

 来て早々大変申し訳ございやせんが、

 6時間目、5年生の教室に、

 入ってはもらえませぬか?」

そばにいたS先生たちは、

「村瀬、鬼かよ!

 二重の鬼かよ!」

という驚愕の視線を村瀬に送ります。

「だって、仕方ないだろ!

 人が足りないんだもん!

 ぼくだって、そんなお願いしたかないやい!」

と、泣き叫ぶ直前、

W先生は、

笑顔で引き受けてくださいました。

S先生たちは、

「W先生、天使かよ!

 東小に舞い降りた天使かよ!」

という感嘆(かんたん)の眼差(まなざ)しを、

W先生に送っておられました。

少しだけ、

村瀬のぱっちり二重が緩(ゆる)み、

一重に近づいた気がしたのでした。

W先生、

東小の子どもたちのため、

これからどうぞどうぞ、よろしくお願い致します。

それでは、また。

恵まれた環境。

2023年7月3日 19時12分

こんにちは、村瀬です。

いよいよ7月に入りました。

夏本番といわんばかりの暑さでした。

おかげで、外遊びが中止の事態に。

困ったものです。

かつては、

学校に冷房器具など皆無にふさわしかったのは、

多くの保護者のみなさんにご理解いただけると思います。

よくもまあ、

それで普通に(普通なふりをしながら)学校生活を送っていたものです。

いつだったか、はっきり覚えていませんが、

「扇風機」が設置される知らせを受けた日のこと。

村「喜べ、皆の者!

  教室に扇風機がつくことになったぞ!」

子「うぉ~~~~~~!」

村「それも、

  なんと、

  4台もじゃ!」

子「うぉ~~~~~~~~~~~~!」

と、大盛り上がりした光景を記憶しています。

それが今では、

各教室エアコン完備。

特別教室もエアコン完備。

少年村瀬たちがこの光景を見たら、

「ふざけんなよ!」

と、叫んでいることでしょう。

「隔世(かくせい)の感」とは、

まさにこのことですね。

ただし、

ところ変われば、事情が変わります。

少し前、

それぞれ違う地区で働く先生方と、

4人で話をする機会がありました。

そんな中で、とある地区の先生が、

「体育館にもエアコンがついてますよ」

と、発言。

「ふざけんなよ!」

と、村瀬を含む3人の先生が、

危うく掴(つか)みかかるところでした。

しかし、まあ、

上を見たら、きりがありませんね。

今の環境がどれだけ恵まれていることか、

今一度、噛み締めよ、と、

汗だくだくの少年村瀬が、

頭の中で囁(ささや)いております。

子どもたちが暑さの中でも集中して学習に取り組めるよう、

エアコンを設置するために、

教育委員会のみなさんや、

学校教育に携わる部署のみなさんが、

市役所の中でどれほど頑張ってくださったことか。

その尽力の上に、

市民のみなさんの理解があり、

大切な税金を使って素敵な環境が整えられたことを、

忘れるでないぞ、と、

服べとべとの少年村瀬に、

頭の中で諭(さと)されております。

おっしゃる通りですね。

外で遊べなくても、

中で快適に過ごせる。

それだけでも、

ありがたいことです。

子どもたちよ、

感謝を忘れる出ないぞ、と、

中年村瀬も訴えたいと思います。

ありがとう、市役所のみなさん。

ありがとう、納税者のみなさん。

涼しい風を受けながら、

手を合わせていた村瀬なのでした。

それでは、また。