東の方でぶつぶつぶつ・・・

困ったときは。

2024年6月26日 17時01分

こんにちは、村瀬です。

予想に反して、陽射しが差し込む時間が長くなっております。

本校では本日、市内の小中学校の先生方がお越しになる会議があり、

村瀬は来校された皆様の車の誘導を行っておりました。

念のためにと、事前に水分を多量に摂取(せっしゅ)したところ、

どうも水分過多(かた)になってしまったようで、

誘導開始3分で、猛烈にお手洗いへ向かいたくなりました。

暑さではなく、違う原因で汗をかきましたが、

どうにか間に合ってよかったです。

そういえば、暑さ以外の汗を、今日は違う場面でもかきました。

 

私たち教員は、

教員である前に、

一人の人間です。

また、一人の保護者である場合もあります。

ですので、時に体調を崩してしまうこともありますし、

保護者のみなさんと同じように、

学校行事や家庭の都合で学校に来られない場合もあります。

それに、出張等で教室を空けなければならないことも多々あります。

そんなときは、担任の代わりに、

誰か教員を配置しなければなりません。

ずいぶん前(昨年度)にぶつぶつしましたが、

そのことを「補欠を組む」といいます。

そんな役目を、村瀬はよく担(にな)います。

そんなとき、いつでも力を貸してくださるのが、

K先生、M先生、H先生、W先生、F先生といった、

普段補助的に各学年、学級を補助して下さっている先生方です。

補助の先生方がいらっしゃらなければ、

間違いなく学校は回っていきません。

「あのぉ、今日は〇〇先生がお見えにならなくてぇ、

 ○年○組で人手が必要なんですけれどもぉ、

 もしよろしければ、そちらに入ってもらえませんかぁ?」

と、村瀬がモジモジしながらお伝えすると、

みなさん、二つ返事で引き受けてくださいます。

村瀬は補助の先生方に足を向けて眠れないので、

立って寝ているほど感謝しています。

 

しかし時に、

補助の先生方の都合が付かず、

村瀬やY先生、教頭先生といった、

担任外の先生方も授業の関係で補欠に入れない、

という非常事態も発生することがあります。

今日もそんな状況でした。

そして、暑さではない、汗をかいていたのです。

 

どうしよう、どうしようと、

危(あや)うく気を失いかけたとき、

「私、3、4時間目、授業ないから入れますよ」

と、4年のY先生が声を掛けてくれました。

「ワタクシも3時間目なら」

と、3年のI先生も。

通級担当のO先生も、

「アタクシも入りますわよ」

と、言葉をくださいました。

 

授業がない時間を「空きの時間」と呼びますが、

何も休憩時間ではありません。

授業の研究や準備、

回収したプリントやテストの○付け、

その他事務的な仕事をこなすなど、

担任の先生方にとって、

「空きの時間」は実に貴重な時間です。

それにも関わらず、

困っているとそんな声を掛けてくださるのです。

 

今日の3名以外にも、

村瀬がパニックになり、ベソをかきそうになっていると、

同じように声を掛けてくださる先生方がたくさんいます。

K先生、S先生、T先生、M先生、U先生、J先生、F先生、I先生などなど、

ざっと振り返っただけで、多くの顔を浮かびあがります。

 

先日なんて、

村瀬が先生方のデスクに背を向け、

腕を組み、天を仰ぎ、口を開けていると、

「村瀬、私、5・6限なら入れますよ」

と、M先生が言葉をくださいました。

きっと村瀬が、頭の中で補欠を組み、

悩んでいるに違いないと思ったのでしょう。

しかしその時、村瀬は、

(あれ、歯医者さんの予約って、

 今日だったっけ? 明日だったっけ?

 あ、歯間ブラシもってくるの忘れたな)

と、どうでもいいことを考えていたのでした。

「先生、ありがとうございます!

お気持ちだけで十分です!」

なんて返しましたが、

M先生、あの時はごめんなさい。

(おまけに歯医者さんの予約は、前日でした。)

 

そんなことはさておき、

「手前みそ」の話になり恐縮ですが、

本校の職員は、

「困ったときはお互い様」という思いやりの精神を大切にして、

行動に移すことができる人々が大勢います。

これは、東小学区のみなさんと同じだなあ、と感じます。

担任が不在の際は、

いろいろとご迷惑やご不便をお掛けすることもあるかと思いますが、

持ち前のその思いやりを発揮していただき、

ご理解いただけますとありがたいです。

 

なんてことを考えて、

担任不在の学級に入り、

テスト監督をしながら、

ぶつぶつしている村瀬なのでした。

 

それでは、また。

見守るということ。

2024年6月24日 15時11分

こんにちは、村瀬です。

6月も最終週を迎えております。

今週の天気予報は雲と傘がずらりと並ぶ、

梅雨らしい天候が続くようです。

 

昨日もぐずついた天候でしたね。

村瀬は目覚めとき、

カーテンをオープンして外の様子を見るようにしています。

昨日もいつもと同じように外を見ると、

灰色の空が広がっておりました。

「おお、空よ、お前もか。

 わしもどんよりしておるのだよ。

 そんなときは、そう、休むにかぎる。

 よし、今日は布団から一歩たりとも出るものか」

と決意し、カーテンを閉じようとしました。

そのとき、視界を横切るものが現れました。

ツバメです。

それも、3羽続けて。

そのうち2羽は、最初に横切った個体より小さく見えました。

きっと、親子に違いありません。

ひょっとすると、

「巣立ち」のときだったのかもしれません。

 

もうご覧になられた方もいらっしゃるでしょうが、

オフィシャルページ「本日のオレンジキッズ」で記したように、

本校の某場所にも現在、ツバメが巣を作り、子育てに励んでいます。

気付いたのは、音楽専科のS先生です。

S先生は、親鳥が巣を作り始めた頃から今日に至るまで、

日夜見守り続けています。

もしもヒナが巣から落ちてしまったら、

という万が一の事態にそなえ、その対応を調べるなど、

本腰を入れてツバメ家族を見守ってくださっています。

先日、S先生に案内をしてもらったのですが、

「ツバメの巣はどこー?

 わー、ほんとだー。あんなところにあるー。

 ツバメは中にいるのー? あれーいないのかなー?」

などと、

S先生が物音を立てない努力をしている一方で、

村瀬一人で騒いでしまったものですから、

危険を感じたのでしょう、

巣から親鳥が飛び立ってしまいました。

呆れ果てたS先生なのでした。

 

もう何十年も前のことになりますが、

村瀬家の軒下(のきした)にも、

ツバメの巣ができたことがありました。

母村瀬は巣の下が汚れることにぶつぶつ言っておりましたが、

少年村瀬は大喜びです。

巣作りは順調に進行し、

やがて、チーチーチーとヒナたちがエサを求めるようになりました。

少年村瀬は興奮します。

何かの映像で見たように、親鳥がヒナにエサを与える瞬間が見たい。

そんな思いで巣のそばで待ち構えていましたが、

一度たりともやってくることはありませんでした。

ただ、そばの電線に停まって、

こちらの様子をうかがっていることはありました。

警戒してのことでしょう。

ヒナたちのチーチーチーは、

「トーチャンカーチャンオナカスイタヨー」

というよりも、

「ムラセジャマダヨドッカイケー」

だったのだろうと、今は思います。

 

餌付けをする瞬間は一度も見ることはできませんでしたが、

少年村瀬は幸運にも、巣立ちの瞬間を目にすることができました。

公園に遊びに行き、帰宅したときのことです。

巣のへりに3羽のツバメが足をかけていることに気づきました。

少年村瀬は少しだけ学習し、

これはそばに寄りすぎてはいけないだろうと、

「張り込み」をする刑事のように、

離れたところから、じっと見守っていました。

少しして、

見守っているのは、少年村瀬だけではないことが分かりました。

そばの電線に、親鳥が停まっていたのです。

幼いなりにも、その姿に感動を覚えました。

へりの上で、何度も羽をばたつかせるヒナたち。

かなりの時間、その様子が続きましたが、

ある瞬間に1羽が思い切って飛び立ち、

他の2羽がそれに続きました。

その後、親鳥とすぐに合流し、

4羽そろって飛び去っていったのでした。

 

その光景は、

少年から中年へと変貌(へんぼう)を遂(と)げてしまった今でも、

村瀬の宝物となって胸の内にあります。

ただ、かつてはヒナたちが飛び立つ姿が輝いていましたが、

現在は、電線に停まっていた親鳥の姿に眩(まぶ)しさを覚えます。

それはきっと、

学校という場所において、親代わりの立場にいるから、

そして、

村瀬自身も親になったからでしょう。

 

子どもが幼い頃は手取り足取り支える必要があります。

しかし、いつまでも、手をつないでいるわけにはいきません。

ツバメが自分の羽で空をかき、巣立ちのときを迎えるように、

子どももやがては「自立」をして、社会に巣立つ必要があるからです。

手を出さず、「見守る」ということが、

口で言うほど簡単なことではないことは、

子どもを支える立場の人なら、きっと誰でも理解できると思います。

失敗してほしくない、傷ついてほしくない。

そう願うのが親心なのでしょうが、

いつでも先回りして、安全な道を用意していては、

「自立」することが困難になってしまいます。

失敗することでしか、

傷を負うことでしか、

学べないこともたくさんあります。

 

いつまで、どこまで、

手を出すか、口を出すか、

教員としても、親としても迷い続けている村瀬です。

でもきっと、村瀬だけでなく、

多くの教員が、多くの保護者の方が、

同じように悩んでいるのだと感じます。

「親鳥」仲間として、

みんなでヒナたちのことを考え、見守っていけたらと願います。

 

すみません。

ツバメへの想い入れが強すぎて、

ついつい長々とぶつぶつしてしまいました。

最後に、

「ツバメが巣をかける家は縁起がよい」

と、昔から言い伝えがあります。

家ではないのですが、

きっと学校にとってもよいことがあるに違いありません。

 

それでは、また。

戦わない勇気。

2024年6月20日 17時02分

こんにちは、村瀬です。

天気予報に傘マークが並び始めました。

ようやく、梅雨入りでしょうか。

連日雨が続くと気分が晴れないかもしれません。

が、水不足や農作物の生育が心配な状況です。

農家のみなさんの悩みが解消されるくらいには、

雨が降ってほしいものです。

 

さて、気候がすっかり夏に変わり、

暑さに強い生き物たちが活発になってきました。

残念なことに、

人にとってキビしい相手となる者たちも、

いよいよ登場してしまう時期となってしまいました。

ハチさん、そして、ヘビさんたちです。

今週は、

マムシさんの目撃情報が相次いでしまいました。

 

「村瀬、遊歩園にマムシいたよ」

と、どんぐり学級の少年から報告を受けました。

「なぬ! そいつは危険だ!

 皆の者に離れるように伝えてくれ!」

と、返答した2分後、

「村瀬、プールのそばの植え込みにマムシがいたよ」

と、3年生の少年から報告を受けました。

「なぬ! そいつは危険だ!

 皆の者に離れるように伝えてくれ!」

と、リピートしたのでした。

すると少年は、

「村瀬、戦いなよ」

と、とんでもない提案をしてきたので、

「少年よ、戦わない勇気も、

 時には大切なのだよ」

と、なんだか深そうな言葉を返したところ、

全く納得していない顔で去っていきました。

「けっこう、いいこと言ったと思うんだけどなあ」

と、遠ざかる少年を見送ったのでした。

 

そんなわけで、

目撃情報が相次いだ遊歩園について、

当面の間「立入禁止」

という措置をとらざるを得なくなってしまいました。

この後おそらく、スズメバチさんたちも飛来するので、

かなり長い間、閉ざされてしまうでしょう。

とても残念なことですが、

子どもたちの安全にはかえられません。

 

オレンジキッズのみなさん。

しばらくの間、遊歩園は他の生き物たちに貸してあげましょう。

それと、違う場所でヘビさんたちを見かけたら、

そっと離れて、先生たちに教えてね。

決して、戦ったり、いじわるしたりしないように。

戦わない勇気を大切に。

 

それでは、また。

小さなこと。

2024年6月12日 17時27分

こんにちは、村瀬です。

今日も暑かったですね。

給食センター様が気を利(き)かせてか、

デザートに冷凍ミカンを用意してくださいました。

子どもたちは大喜びだったようですが、

村瀬は悶絶(もんぜつ)しかけながら、食しておりました。

なぜなら、「知覚過敏(ちかくかびん)」を抱えているからです。

果肉をかじる度、

眉間に深すぎるしわが寄せられ、

「うひゃっ!」と叫び声をあげそうになっていました。

(他の職員の目を気にして、どうにか声は飲み込みました。)

給食センター様、

次は、「常温よりは少し冷たいミカン」をご準備していただけますと、

ありがたい限りです。

 

さて、

昨日の話です。

午前中、バスに揺られ、思索(しさく)にふけていた村瀬ですが(昨日ぶつぶつ参照)、

午後は担任が不在となった6年生の教室にお邪魔しました。

さすが6年生です。

村瀬がいようがいよまいが、

自分たちで声を掛け合いながら過ごすことができます。

でもまあ、テストでしたので、

さすがにいないのはまずいという理由だけで、教室に座っておりました。

 

感心したのは、

テストを配付するとき、

渡された子どもの多くが「ありがとうございます」と、

お礼の言葉を口にしたことです。

また、提出するときには、

「お願いします」

の一言も。

テスト中、落ちた鉛筆を拾って渡すと、

「すみません、ありがとうございます」

なんて言葉まで。

 

テスト後、帰りの会まで見守っていましたが、

誰に何を言われたわけでもなく、

窓を閉める子、カーテンを束ねる子、

タブレット保管庫を整頓する子、

落ちているゴミを拾う子などなど、

自主的に動く子どもが大勢いました。

 

一つ一つは小さな言葉、

小さな行動なのかもしれません。

しかし、その小さなことが、

みんなが気持ちよく過ごしていくために、

実に大きな意味をもっているように思えてなりません。

 

村瀬はとても清々(すがすが)しい気持ちで、

一日を終えることができたのでした。

 

6年生のみなさん、

どうもありがとう。

ぜひその「小さなこと」を大切にして、

この先も過ごしてくださいね。

後輩オレンジキッズたちの、手本になってほしいなと願います。

そして、みなさんが、

そのまま大人になってくれたら、

さらに、みなさんのような気持ちの人が、

増えていってくれたのなら、

きっと今より、

やわらかい世の中になるのだと思います。

 

それでは、また。

バスに揺られて。

2024年6月11日 15時52分

こんにちは、村瀬です。

今日は30℃を超える「真夏日」となる予報となっております。

水分補給が大切です。

のどが渇く前に補給しようと子どもたちに呼び掛けております。

ということで、村瀬も朝からお茶をごくごく飲みまくっております。

おかげでお腹がいっぱいです。

 

さて、本日は、5年生の水泳指導の最終日でした。

ご承知の通り、「Oスポーツクラブ」にお世話になっており、

学校からバスで向かいます。

安全上、バスには必ず教員が添乗することになっておりまして、

本日村瀬は、添乗員としての役目を仰(おお)せつかりました。

学校とプールの道のりを3往復するという任務です。

 

最初に乗車したバスには、

ぶつぶつの愛読者という実に珍しい少年がそばの席に座っていました。

「村瀬、今週のぶつぶつのネタは見つかったの?」

と、問われましたが、

「いや、まるで、ないです」

と、返答するしかなく、少年に悲しそうな表情をさせてしまいました。

そうだ、バスに揺られている間に、考えよう。

そう思い立ち、腕を組み、思案を始めます。

 

最初に頭に浮かんだのは、

教頭先生のことです。

先日送った「ラーケーションカード」に関するお知らせを、

コドモンで各家庭に送付したとき、

タイトル名に、

「令和6年」

ではなく、

「平成6年」

と記しておられました。

 

平成6年。それは今から、30年前。

リレハンメルオリンピックが開催されたり、

関西空港が開港したり、

プロ野球の青いチームと黒いチームが「10.8」に優勝決定戦をしたりした年です。

また、ドラマのセリフであった、

「同情するなら金をくれ」というインパクトのある言葉が流行しました。

当時中学生だった少年村瀬は、

夏休み、とある事情で夏休みに学校に来て欲しいと担任に頼まれた際、

この言葉をアレンジして、

「登校するから金をくれ」

と、言い放ったところ、

これでもかというほど激しく叱られたのでした。

 

いやいや、そんなミスを、大々的に公表したらまずいだろ。

そう頭を振り、思案し直します。

 

すると、再び教頭先生が浮かんできました。

教頭先生はよく、

デスクチェアの背もたれに思い切りもたれかかり、

背中を伸ばしておられます。

ほぼ180°のラインまで背中を反(そ)ります。

椅子の背もたれも、まさかそこまで反られるとは思っておらず、

間違いなく悲鳴(ひめい)をあげています。

あと何回したら、あの背もたれがバキッといき、

職員室で、ひっくり返るだろう。

そうわくわく、いや、心配しながら多くの職員が見守っています。

 

いやいや、これはまったく、中身のない話だ。

というわけで、また、思案。

 

どういうわけだか、三度(みたび)、教頭先生です。

教頭先生、実は先週、

「還暦」を迎えられました。

その日は、

「親父たちのボランティアデー」だったのでした。

(オフィシャルページ「本日のオレンジキッズ」参照)

きっと、控えめな教頭先生ですから、

村瀬のように「さあ、みんな、祝え」なんてことは言わず、

誰にも伝えることなく、

親父たちと黙々と汗をかき、作業に没頭していたに違いありません。

ですので、みなさん、いつか教頭先生に出会ったときには、

祝福の言葉を伝えていただければと願います。

 

教頭先生は、35年以上教職の道を歩まれてきたそうです。

その道中には様々なドラマがあり、

苦労もたくさんされてきたことでしょう。

それを超えて、今日に到るまで、子どもたちの前に立っておられます。

 

何かを続ける、何かをやり通すということは、

実に尊いことなのだと感じます。

親父たちのボランティアの中にも、

お子様はすでに東小を卒業しているにもかかわらず、

毎年力を貸してくださる方々がいます。

村瀬は心から尊敬している次第(しだい)です。

 

ちなみに村瀬の娘まーがれっと(通称)も、

奇遇(きぐう)なことに教頭先生と同じ誕生日です。

当日、

「喜べ、まーがれっとよ。

そなたの誕生日は、

 あの天下の副将軍と同じであるぞ。

 そなたも副将軍と同じように、

 器の大きな人間になるのであるぞ」

と、まーがれっとに伝えたところ、

「まず、副将軍を存じ上げませぬ。

 それに、父上こそ、

 器を大きくする努力をすべきでございます」

と、返されたのでした。

 

以上が、3往復中に思い浮かんだことなのでした。

 

それでは、また。

市役所に行ったよ。

2024年6月6日 18時23分

こんにちは、村瀬です。

今日も暑くなりましたね。

1年生が植えたアサガオの鉢が職員室前にずらりと並んでいますが、

水をあげているものとそうでないものの葉の「イキイキさ」が、

全く違います。

1年生や植物を育てている学年のみなさん、水やりを忘れないようにね。

 

さて本日は、前回予告したとおり、

村瀬が連れて行ってもらえた、3年校外学習の話の続きをぶつぶつします。

 

給食センターの見学を終えた後、日進市役所へと向かいました。

市役所で応対していただいたのは、

学校教育課のOさんとFさんでした。

お二人とも、村瀬がいつもお世話になりっぱなし、謝罪しっぱなしの方です。

市内の学校を支えるために、日々力を奮(ふる)っていただいているのに、

まさかこんな役割まで担っているとは!

と、びっくらこいたところから見学がスタートしました。

 

まずは1階を横切り、市民のみなさんを驚かせ、2階への階段に向かいます。

そこで、思いがけない方に遭遇しました。

かつて村瀬が東小学校でお世話になった、

なんなら村瀬の姉も40年程前にお世話になった、

前日進中学校校長のS先生です。

現在は、市内の学校や地域のために市役所にて尽力していると、

話は聞いておりましたが、初めて出会うことができたのでした。

しかし、村瀬は引率者ですので、立ち話することもできず、

「ホームページがんばっとるねえ」

という言葉だけいただき、離れてしまったのでした。

 

さて、次は2階です。

2階には、学校教育課や学習政策課、学び支援課などの、

村瀬が、いえ、学校がお世話になりっぱなしの課がずらりと並んでいます。

その入口では、

村瀬の6年生の頃の担任であり、

過去ぶつぶつで度々登場している、

前南小学校校長のT先生が、

相変わらずの大きな声で出迎えてくださいました。

聞くところによると、3年生担任のT先生も、

かつて南小学校でお世話になっていたそうです。

思いがけぬ遭遇に、足が震えたと申しておりました。

 

その後は3階です。

そこでも、前任校のA小学校にて、

PTA活動を中心にお世話になった保護者の方に声を掛けていただきました。

また、同じフロアに、

これまた前任校にて、ICT関係のことや施設のことで度々力を借りたIさんが、

いらっしゃいました。

当時何度も何度も連絡させていただきましたので、

大変懐かしく思い、Iさんに対して、

「Iさん、久しぶり!

 村瀬だよ!

 あの頃は仲良くしてくれてありがとう!」

という想いを込めて、満面の笑みで会釈をしました。

Iさんは、

怪訝(けげん)そうな顔で軽く頭をさげてくれました。

あの顔は、すっかり村瀬のことを忘れていたに違いありません。

どうやら、想いは一方通行だったようです。

(それか、Iさんとは全く違う方だったかのどちらかです。

 その際は、怖がらせてしまい、ごめんなさい。)

 

そんな邂逅(かいこう)を何度も繰り返し、

最後に5階の「議場」に到着しました。

議場での子どもたちの様子は、

オフィシャルページ「本日のオレンジキッズ」をご覧ください。

ところで、そちらに記しましたが、

議場を見学中、思いがけないスペシャルゲストがやってきました。

本来公務のために来ることができないはずだった、

日進市長様が、

どうにか時間をつくって顔を出してくださったのです。

(3年3・4組のみなさん、ごめんなさいね。)

市長様は、

時間いっぱいまで子どもたちの質問に答え続けてくださいました。

市長様、

議会よりも激しく、また難解な質疑に対して、

とても丁寧にご回答いただき、誠にありがとうございました。

また、名刺のお土産までいただき、重ねて御礼申し上げます。

 

そんなこんなで、

子どもたちにとっても、村瀬にとっても、

大変実りの多い時間になりました。

なかには、

お父様やお母様が市役所で働いている子どももおり、

にわか「職場見学」にもなり、

余分に充実した時間となったようでよかったです。

 

市役所の皆様、

子どもたちのため、学校のため、市民のため、

日々力を尽くしていただき誠にありがとうございます。

そんな中、見学をさせていただき、感謝感謝感謝です。

このご恩に報いるために、

今回見学したことを、

3年生はしっかりとまとめ、学びを深めてくれるはずです。

そして、

「ぼくたちのためにこんなにがんばってくれてるんだ!」

「わたしたちのために素敵な街にしてくれてるんだ!」

と感じたはずですので、

良き日進市民ともなるはずです。

ちなみに、

村瀬の住民票は他地区にありますが、

心は、日進市民です。

 

2日間に渡り、ありがとうございました。

 

それでは、また。

給食センターに行ったよ。

2024年6月5日 18時08分

こんにちは、村瀬です。

6月に入りましたね。

本日は30度近くまで気温があがったようで、

いよいよ夏本番といったところでしょうか。

 

さて本日の東小学校は、

朝からバタバタしておりました。

村瀬もいつも通りバタバタしており、

補欠を組んだり、(「補欠」という言葉については過去ぶつぶつ参照)、

様々な先生にお願いしたり、

それ以上の先生に謝罪したり、

舌を噛んで出血したりしている内に、

2年3組で行われていた「PTA絵本読み聞かせ」が終わっており、

悔しい思いをしたのでした。

(ボランティアのみなさん、今日もありがとうございました!)

 

それでも、今日は珍しく、

村瀬は3年生の校外学習に連れて行ってもらえる喜びがあったので、

どうにか乗り越えることができました。

見学の詳細については、

すでにオフィシャルページ「本日のオレンジキッズ」に、

写真付きで紹介させていただきました。

ということでこちらには、

それ以外のことをぶつぶつします。

いつも通り中身がないので、

引き返す方はこちらで幕を下ろしてください。

 

本日の見学は、「給食センター」と「日進市役所」でした。

他の地域に放出することは危険だという判断からなのか、

村瀬は教員生活の全てを日進市で送っております。

とても幸運なことですが、

日進市に閉じ込められて、かれこれ20年近くになるにも関わらず、

村瀬は初めて給食センターに足を踏み入れたのでした。

映像で確認したことはあったものの、

実際にその目で見て、

調理施設の規模や調理器具の大きさにびっくらこきました。

幸運にも調理(下処理)をしているところも目にすることもできました。

7、8人の方々が役割を分担し、

メロンを次々に一人分の大きさにしていく姿や、

1m越えの大きなしゃもじを使い、具材を炒めている姿を見て、

再びびっくらこきました。

野菜の裁断等、マシンを導入しているところも当然あるのですが、

ここまで「人の手」が必要とされていることに、驚かされました。

この作業を毎日、毎日、毎日、毎日繰り返していると考えると、

自然に頭(こうべ)が垂(た)れ、

合掌(がっしょう)していた村瀬なのです。

 

「本日のオレンジキッズ」にも記しましたが、

給食センターの方の一番の喜びは、当然かもしれませんが、

「残菜がない」ことだそうです。

これだけ苦労をして作った物が、

残された状態で返ってこれば、

猛烈に悲しいに決まっています。

 

村瀬が担任だった頃、

少しでも残菜を減らすために、

「残菜0パーティー」なるものを開催していました。

これは、残菜がなかった日が一定数になると発動し、

学級活動等でレクリエーションができる、というものです。

もちろん、アレルギー等を抱える子どももいますので、

無理はさせられません。

残すことも減らすことも許されず、

掃除の時間まで、

へたしたら午後の授業まで、

給食を食べさせられた経験のある村瀬ですが、

そんな昭和的指導は当然ながらできません。

「いいかね、きみたち。

きみたちを支えるために、

どれだけの命が給食に並んでいるか、

考えたまえ。

きみたちが給食を食べるために、

どれだけの人が関わっているか、

考えたまえ。

それを残すということは、

どれだけの命を、どれだけの労力を、

無にする行為なのか、

考えたまえ」

などと、心に訴えるのみです。

素直な子どもたちは、そんな言葉だけでも、

大きく変わります。

一体何回パーティーをしたことでしょう。

学習が遅れるというデメリットもありましたが、

命を無駄にしないということは、

それ以上に大切なことだと、村瀬は認識しておりました(現在も)。

 

農家の方、漁師の方、食材を準備する方、

献立を考える方、調理する方、運搬する方、などなど、

本当に多くの方の努力があって、はじめて給食をいただける。

それを支える無数の命があって、はじめて私たちは生きていられる。

そのことを常に心に留(と)めておいてほしいと願います。

そして、いつの日か、できる限り早い内に、

残菜量市内ワーストワンという汚名を払拭してほしいと期待します。

 

最後になりましたが、

給食に携わる全ての方々と命に、心より感謝申し上げます。

 

長くなりましたので、今日は口を閉じます。

次回「市役所に行ったよ」編でお目にかかりましょう。

 

それでは、また。

ささいな出来事。

2024年5月31日 15時04分

こんにちは、村瀬です。

今日はぐずついた天候ですね。

気圧が不安定だと、身体に影響がでやすい人もいますよね。

台風は温帯低気圧に変わったようですが、

気圧も早く落ちついた状態になるといいです。

 

ちなみに村瀬のお腹(なか)もぐずついております。

こちらの理由は大変明確です。

今朝、健康診断を受けてきたからであります。

我々教職員は、

年に一度は健診を受けることになっております。

 

お腹がぐずついている原因、

それは他でもない、バリウム(+混ぜられたもの)です。

胃の検診のために、ごくごく飲まされるものです。

相変わらず、苦手です。

得意な人など、いるのでしょうか。

 

健診会場で思い出したのですが、

昨年度はさまざまな検査で褒められました。

(一年ほど前のぶつぶつ参照)

よし、今年も褒められるぞ、と意気込んで検査に臨(のぞ)んだわけですが、

残念な結果でした。

昨年度、胃検診では、病院の先生の望む角度に身体の向きを整え、

「いいですね! 素晴らしいです! 絶妙(ぜつみょう)です!」

と、次々褒め言葉をもらいながら、

検査台の上で身体を回転させておりました。

しかし今年度は、

「すみません、もうちょっと身体を傾(かたむ)けて。

あ、それは行き過ぎです。少し戻して。

あら、戻し過ぎちゃった」

と、だめ出しのオンパレードでした。

意気消沈(いきしょうちん)しながら受けた心電図検査では、

「ちょっと、肩の力を抜きましょうか」

と、指摘を受けました。

さらには昨年、冴(さ)え渡った視力検査では、

自信満々の回答が見事に違い、

両目ともしっかり下落する結果となりました。

なぜだか、身長だけは伸びており、

「老化」と「成長期」のハイブリッドな自分に、

戸惑いを隠せない村瀬なのでした。

 

まあ、昨年は、

検査中は褒められたとはいえ、

検査結果はヤバい項目も見られました。

特に血液検査の結果(悪玉コレステロール値など)で、

なかなかの数字をたたき出してしまいました。

そこで今年は、

血液を採取される際に、

美しい川の流れをイメージすることで、

血液もきれいでサラサラにする、

という作戦に打って出ました。

目を閉じ、

日本を代表する清流「四万十(しまんと)川」を思い起こしていました。

きっとうっとりした表情をしていたので、

検査をしていた方を戸惑わせてしまったことでしょう。

検査結果が楽しみです。

 

そんなことはさておき、

学校に戻った後もお腹の症状が変わらず、むしろひどくなり、

うーうー言っております。

それでもやるべきことはやらねばなりません。

給食のコンテナの運搬を助けるために、

北館に向かっていたときのこと。

お腹を押さえ、苦悶の表情をして歩く村瀬に対して、

「村瀬、どうしたの? 大丈夫?」

と、声をかけてくれた少女(たぶん3年生)がいました。

村「うん。ちょっとお腹が痛いんだ」

子「だったら休んだ方がいいよ」

村「でも、コンテナ運ばなきゃ」

子「えらいね」

なんて優しい言葉をかけてくれました。

お医者さんに褒められるより嬉しかったです。

 

先程の昼放課の話です。

うーうー言いながら廊下を漂(ただよ)っていると、

低学年の子だと思いますが、村瀬の前を歩く少年がいました。

その少年は途中で立ち止まり、

廊下の隅の一点を見つめはじめました。

しばらくした後、その隅に手を伸ばし、

何かを手のひらに乗せ、昇降口から出ていきました。

そっと追いかけて様子を見ると、

保健室前の畑にしゃがみこみ、校内に戻っていきました。

その場所に行くと、小さなダンゴムシが。

おそらく、少年が逃がしてあげたものでしょう。

心がほっこり温まり、お腹の痛みも引いた気がしました。

 

日常にありふれた、

ささやかな言葉や行動も、

誰かにとっては、

とても大きな支えや喜びとなることもあると感じます。

学校は、そんなささやかな出来事の宝庫なのでしょう。

私たち教員にとっての一つの喜びは、

それらにたくさん触れられることにあるのだと思います。

ささいなことでも拾い上げ、

その素晴らしさを子どもたちに伝えてあげられる、

そういう教員でありたいな、

と、お腹を押さえながら思っています。

 

どうやら、給食時、

「これ、飲んだら、やばいかな。

 でも、おいしいもんな」

と、誘惑に負けて飲んだ牛乳が、

しっかりと胃腸を刺激しはじめたようなので、

これにて失礼します。

 

それでは、また。

プロの教え。

2024年5月28日 17時16分

こんにちは、村瀬です。

ただいま、暴風雨が運動場を荒らしております。

 

まずもって、本日は保護者のみなさんに感謝申し上げます。

急な日程変更でしたが、

どのご家庭も子どもたちのため対応していただきました。

ありがとうございました。

 

お迎えに来ていただいた際には、混乱を避け、

間違いなく引き渡しできるよう、

保護者のみなさんには雨の中で待たせてしまいました。

また、オフィシャルページ「本日のオレンジキッズ」にも記しましたが、

教員間で情報がうまく伝達されておらず、

ご迷惑をお掛けしてしまったご家庭もありました。

誠に申し訳ありませんでした。

 

とにもかくにも、子どもたちが無事に帰宅の途につけたことに、

安堵している教員一同です。

ご協力、誠にありがとうございました。

 

それにしても、ちょうど一年前、

全く同じように緊急下校を行っていたこと、

覚えていらっしゃるでしょうか。

そのときは、今日の状況よりひどく、

高速道路の高架下が冠水し、

村瀬はおぱんつまでびしょびしょになった惨事(さんじ)が起きたほどでした。

(一年ほど前のぶつぶつ参照)

こういった危険な気象現象が確かに増えてしまいましたね。

 

ところで本日は、日課変更のばたばたに加え、

人手不足のばたばたに溺(おぼ)れていた村瀬です。

午前中はピンチヒッターとして、

水泳指導に付き添う時間もありました。

 

今年度も本校の水泳指導は「Oスポーツクラブ」にお願いしています。

これまた一年ほど前にぶつぶつしましたが、

さすがの指導です。

「餅は餅屋」「蛇の道は蛇」「海のことは漁師に問え」

なんてことわざの通り、

「水泳指導はプロインストラクター」

だなあと、改めて痛感させる時間となりました。

 

短時間ではありますが、

無駄のない指導や声掛け。

子どものタイプを見極め、

褒め称えたり、ズバリと指摘したり、

実に的確な対応。

その子その子に応じて、

技能を高めるために工夫してくださっています。

当然苦手な子もいるでしょうが、

どの子も最後まで頑張る姿が見られるのは、

その工夫のおかげなのだと思います。

 

生意気な話かもしれませんが、

村瀬、こう見えて、多少、泳げます。

背泳ぎ、クロール、平泳ぎなら、どうにかこなせます。

バタフライは、前に進めず、

ただただ溺れている人のようになります。

なぜ泳げるかといえば、

生意気にも小学校低学年の頃に、

スイミングスクールに通っていたからです。

 

ただ、ちびっ子村瀬は、イヤイヤ通っており、

すぐにサボろうとしていました。

学校で黒板消しが足の指に落下し、

本当は全然痛くなかったのですが、

少し赤くなっていたのをチャンスと思い、

「母上、ご覧ください、この親指を。

 赤くなっておりますでしょう。

 足に重傷を負ってしまいました。

足が痛くてバタ足ができませぬ。

 無念、実に無念ではございますが、

 本日は水小屋(プール)に行けませぬ」

なんて訴えて、母親にため息をつかせること度々でした。

まるで、デッドボールだったと、

赤くなった皮膚(ひふ)を審判に見せて必死にアピールする、

昔のプロ野球選手(H島のT捕手)のようなあんぽんたんでした。

反省しています。

 

完全に話が逸(そ)れてしまいましたが、

イヤイヤでも通っていたおかげで、一応、泳げます。

が、「泳ぐことができること」と、

「泳ぐことができるようにすること」は、

全くの別物なのです。

村瀬も水泳指導を何年も行っておりましたが、

ついつい、

「腕はバッと伸ばして、

 顔はガッと上に向けて、

 口はパカッと開けるんだ!」

と、感覚的にものを言ったり、

「あと少し、気合いだ、気合いだ、気合いだー!」

と、根性論を振りかざしたりと、

散々な指導を繰り返していた気がします。

 

インストラクターのみなさんの指導を見ていて、

なるほど、そういう風に教えていたらよかったのか、

と、何度も目から鱗(うろこ)がこぼれるとともに、

かつての自分の指導を猛省(もうせい)する時間となったのでした。

 

Oスポーツクラブのみなさん、

今年度もお力添えをいただき、誠にありがとうございます。

子どもたちのため、素晴らしい指導を、

どうぞよろしくお願いします。

 

それでは、また。

「玉どめ」と「おたまじゃくし」。

2024年5月22日 14時15分

こんにちは、村瀬です。

今日は雲が広がり、風も吹き、過ごしやすい気候ですね。

 

今朝、高学年の男の子がやってきて、

「ぼくは気合いを入れて乗り越えるタイプです」

と、村瀬に話しかけてきました。

突然のことにきょとんとする村瀬を、

「ぶつぶつしてたでしょうが!」

と、少年は叱責(しっせき)します。

なるほど、前回ぶつぶつしたことかと、

ようやく合点がいったのでした。

「先生は、のんびり雲が晴れるのを待つタイプだな」

と、返すと、

「だからいつもぼーっとしてるのか」

と、勝手に納得し、少年は立ち去りました。

「少年、待たれよ!

 誤解じゃ、それは見事すぎる誤解じゃ!」

なんて言葉は見事に届かず、少年は昇降口に吸い込まれていったのでした。

 

さて今日は、

オフィシャルページ「本日のオレンジキッズ」

でも記した通り(最近は二刀流の村瀬です)、

PTAのみなさんが、

5年生家庭科の学習支援をボランティアで行ってくださいました。

本日は2クラス(明日も行っていただきます)がお世話になり、

ボランティアさんの数はなんと(延べ)16名にもなりました。

なんて幸せな学校なんだろうと、

その手厚い支援ぶりに感動と感謝の気持ちがあふれました。

ボランティアのみなさん、

お忙しい中にもかかわらず、

子どもたちのためにありがとうございます。

 

今日は「玉どめ」や「玉結び」の学習を行っていたようですが、

授業中、玉どめの練習をしているときに、

担任のU先生が、

「みんな、『おたまじゃくし』になった?」

と、声を掛けておられました。

なるほど、玉どめをして糸を切った後の形が、

確かにおたまじゃくしに見えます。

 

村瀬も小学生のとき、

玉どめや玉結びの大きさや形を、

他のものにたとえて教わったことを覚えています。

ただ、おたまじゃくしなんてかわいらしいたとえではなく、

「鼻くそ」

という、小学生男子だけが喜ぶような言葉に置き換えられていました。

「いいか、みんな。

 目指すは、『リスの鼻くそ』だ」

と発破(はっぱ)をかけられ、見たこともないサイズを目標として、

玉どめの練習を繰り返しました。

が、不器用の代名詞ともいわれる村瀬は、

当然のように、まるでうまくいきません。

やがて、巡回してきた先生に、

「おい村瀬、

それは『リスの鼻くそ』じゃない。

『ゴリラの鼻くそ』だ」

と、告げられたことをはっきり記憶しています。

 

もしもあの当時、

現在の東小と同じように、

優しいボランティアさんに教えてもらっていたのなら、

かわいらしいたとえで「玉」のサイズを教わっていたのなら、

今頃村瀬は、

家庭科の先生として活躍していたかもしれない。

そんなことを恨(うら)みがましく思っていた、

家庭科室での村瀬なのでした。

 

それでは、また。

相方にぶつぶつぶつ・・・。

2024年5月21日 17時26分

こんにちは、村瀬です。

職員室前の植え込みの「サツキ」(たぶん)が満開を迎えています。

ついでに、名を知らぬ草たちも、

わさわさわさわさ生(お)い茂(しげ)っています。

気がつけば5月も下旬です。

夏の入口に立っている、いや、もうすでに入っている気候です。

 

いきなり、村瀬家の話です。

昨晩、娘まーがれっと(通称)がソファーに横たわっておりました。

父「これ、まーがれっとよ、

夕飯を食べたばかりで横たわるとは、

そなたは牛にでもなりたいのか」

娘「父上、お黙(だま)りください。

 どうか構わずにおいてくださいませ」

父「むむむ・・・

そなたは湯船にもつかっておらぬではないか。

 まずはばっちい身体を清(きよ)めてまいらぬか」

娘「父上、お黙りください。

 どうかわたくしより5倍はばっちい自分自身を、

 お清めになってくださいませ」

そばにいた相方も大きくうなずいています。

父「むむむ・・・」

父は唇(くちびる)を噛(か)みしめ、お風呂に向かったのでした。

 

原因不明のアレルギーにより、

鼻水が止まらず、のどもイガイガ。

その上、5年生に進級し、

学習面でも難しさを覚え、

スケジュールもより密となり、ヘロヘロ。

おまけに、交友関係でトラブルが起きたり、

通学団でもトラブルが起きたりと、

まーがれっと、疲労困憊(ひろうこんぱい)。

後ほど、

まーがれっとと同じ症状を抱えた相方から、

鼻声で教えてもらいました。

 

ゴールデンウィークが終わり、はや2週間です。

夏休みはまだ遠く霞(かす)んで見え、

運動会のような大型学校行事もそばに見当たりません。

加えて、学級にも慣れた子どもたちが増え始め、

子どもたちがふわふわした気分になりがちな時期です。

「魔の6月」という言葉が教育界では有名ですが、

学校生活で様々な問題が生じやすい状況に差し掛かっています。

その上、新しい環境に慣れようと気を張っていた疲れが出やすく、

さらには気候の変化もあり、

心身ともに不安定になりがちな頃でもあります。

これは、子どもたちに限った話ではきっとないでしょう。

子どもたちを支えているご家族のみなさんも、

疲労を抱えやすい状況にあるのではないかと推測します。

 

「はあ」とため息をついて、しゃがみたくなるとき。

「あーあ」と声を漏らして、寝そべりたくなるとき。

子どもも大人もきっと、そんな日があるでしょう。

村瀬なんて、毎日です。

抱えた「もやもや」がなかなか晴れず、

うなだれてしまう日々が続くこともあるかもしれません。

 

そんなとき、

「えいや」と気合いを入れて乗り越えるのか。

それとも、

のんびりと、雲が晴れるのを待つのか。

きっとそれは、

その子、その人に合った方法があり、

どちらも正解なのだと思います。

一つ言えるのは、

いつまでも同じ天気であることはない、ということです。 

我が家のまーがれっとのように、

もしもお子様に疲れが見られたら、

しっかりと様子を見て、できたら話を聞いてください。

学校でも、各担任が様子を見たり、声を掛けたりしてはおりますが、

外では無理をして元気なふりをしていることもよくあることです。

子どもたちのために、

学校と家庭の双方から、見守って行けたらなと思います。

そして、みんなでカバーをし合いながら、

連休のない「魔の6月」を乗り切っていけたらと願います。

 

まーがれっとは、

相方にぶつぶつぶつと愚痴(ぐち)をこぼしながら、

今日も学校に向かったようです。

その中に、

「母上とわたくしのこの鼻やのどの症状は、

 きっと父上のせいですわ!」

という、発言もあったそうですが。

まあ、少しでも元気になってくれればいいかと、

悔しさをぐっと飲み込む、父村瀬なのです。

 

それでは、また。

まさおくん2号、出動。

2024年5月14日 09時42分

こんにちは、村瀬です。

今週は、悪天候の週明けとなりました。

雨の月曜日は、憂鬱(ゆううつ)な気分になりがちですね。

そんなタイトルの名曲があったよな、確か洋楽で。

誰だったっけ? 何だったっけ?

と、車中で考えていたら、気がつけば学校に着いていた、

昨日朝の村瀬です。

結局思い出せないままなので、誰か分かったら教えてください。

 

本日は打って変わっての晴天です。

心配していた通り、5月とはいえ、

陽射しがすでに夏を感じさせる日が増えています。

毎年毎年のことですが、

熱中症には十分気を配る必要がありますね。

 

雨が降り、晴れ渡る。

今月はそんな気候が定期的に繰り返されておりますが、

その気候を大喜びしている者たちがおります。

草木さんたちです。

緑豊かな東小学校ですので、

各所で大騒ぎし始めております。

少し前の話になりますが、

校長先生が一日中外に出て、

校長室や職員室前の植え込みをきれいにしてくださいました。

が、残念なことに「もさもさ」が復活しつつあります。

 

自然が豊かで気候が高くなると、

東小では、生き物たちの活躍も目立ち始めます。

「むぎちゃん」(うさぎさん)のような、

優しい生き物ばかりならいいのですが、

残念ながら自然界には私たちにとって、

でんじゃらす(危険な)な者たちもたくさんいます。

本校では、ハチさんやヘビさんがよく目撃されます。

ですので、子どもたちが生活する場所は、

できるだけ環境を整備しておく必要があります。

 

先週のことです。

「村瀬、大変ですわ。

 北館の裏側、モジャモジャですわよ」

校長先生から報告を受けました。

長「暇な私がどうにかしますわ」

村「校長先生が暇だなんて、とんでもない!

暇と言えば私において他におりません!

  その役目、私にお任せあれ!」

出張と提出書類の〆切に追われ、

白目をむき、頭がぽかーんとなっている村瀬にとって、

自然と戯(たわむ)れる時間は、

「渡りに船」の機会です。

心の中で、にやりとします。

長「村瀬は草刈りより、書類提出しなきゃ」

という投げかけられた言葉をシャットアウトして、

久しぶりに外に飛び出したのでした。

 

倉庫に眠っていた草刈りましん「まさおくん2号」

(1号は村瀬の前任校お隣A小学校にいます)

を手に取り、

さっそく北館に向かいます。

校長先生のおっしゃり通り、

なかなかのもじゃもじゃっぷりです。

草さんだけでなく、

花さんたちも顔を出している状況です。

胸が痛みますが、これ以上ほっておくと、

でんじゃらす生物たちの巣窟(そうくつ)になりかねません。

それに、野生の草花さんたちが、

すぐに復活を遂げることを村瀬はよく知っています。

断腸(だんちょう)の思いで、

まさおくん2号を始動させます。

彼も久しぶりの活動で張り切っており、

ぶんぶんぶんぶんぶん絶好調です。

このぶるぶる震える振動、

この耳が壊れそうな騒音、

この筋肉痛確定の重量、

久しぶりの感触に、

村瀬は調子に乗って刈り散らかしていきました。

 

しばらくして、刈り取った場所を振り返ると、

そこに5年生の子どもたちがいることに気付きました。

村「どうしたんだい、きみたち?」

子「村瀬、何か手伝うことはありますか?」

村「な、なんだって?

  きみたちは、なんだね?

  天使かね?」

村瀬はお言葉に甘え、

刈り取った草たちの整理を頼みました。

すると、あれよあれよと片付けてくれるではありませんか。

下校時間寸前まで手伝ってくれたおかげで、

短時間で無事に体育館裏の草刈りを終えることができたのでした。

 

さらには、帰り際、

「きれいにしてくれて、ありがとうございます」

という言葉まで多くの子どもたちが残してくれました。

「こちらこそ、ありがとうだよ」

と、返しながら、

オレンジキッズの優しさに触れ、

村瀬は汗ともに涙をこぼしながら、

素敵な時間を過ごせたと喜んでいたのでした。

まあ、一方で、

提出書類の山は高く険しくなったのですが。

 

それでは、また。

元気なあいさつ。

2024年5月9日 10時03分

こんにちは、村瀬です。

ブルブル震えております。

暑い5月が異常でなく通常になったのか、

今朝の冷え込みは冬かしらと感じる程でした。

あまりの寒さに、

本校のアイドル「むぎちゃん」(ウサギさん)に触れて、

暖をとっていた村瀬です。

むぎちゃんはとても迷惑そうにしていましたが。

そんな中でも、運動場から歓声が聞こえてきます。

体育の学習で盛り上がっているようです。

 

体育の学習といえば、今週から水泳指導が始まりました。

今日は5年生が取り組んでいます。

こんな気候の中でプールなんて、

と思われるかも知れませんが、安心して下さい。

今年度も「Oスポーツクラブ」さんの協力の下、

屋内での活動となります。

きっと今頃、

温泉気分で泳いでいることでしょう。

Oスポーツクラブのみなさん、

今年もよろしくお願いします。

 

ところでゴールデンウィークはいかがでしたでしょうか。

少しでも癒(い)やしの時間になったのでしたら、幸いです。

村瀬の連休は、というと、

あまりのむなしい日々に、

思い出すと涙がこぼれてしまいそうなので、詳細は控えます。

 

連休明け初日は、

しょんぼりとした人々の列が、

昇降口へと続いておりました。

悪天候という状況が拍車(はくしゃ)をかけていたのかもしれません。

ささやくような「おはよう」が、

いくつも風に飛ばされていきました。

なんなら村瀬の「おはよう」も小さすぎて、

子どもたちまで届いていなかったのかもしれません。

 

そんな中で、とびきり元気な「おはよう」が、

何人かの子どもたちから飛んできました。

その瞬間、どんよりとした空気がぱっと弾(はじ)け、

明るい雰囲気に変わりました。

その周りにいた子どもたちも、

つられて元気な声で挨拶(あいさつ)をしてくれました。

さらに、それにつられて村瀬の声も。

元気は連鎖するものですね。

子どもたちから改めて学ばせてもらいました。

 

連休明けに元気な「おはよう」をくれた子どもたちを思い出し、

できるだけ元気に挨拶をしていた村瀬なのでした。

震えながらでしたが。

 

それでは、また。

家庭訪問の思い出。

2024年5月2日 15時05分

こんにちは、村瀬です。

今日は良い天気ですね。

気温もそこまで高く上がらず、過ごしやすい一日だったように感じます。

 

本日は「連休の谷間」の最終日です。

子どもたちには、この三日間、

「よくぞ学校にきた!」

と,褒め称えながら朝出迎えました。

「うちのお父さん10連休だよ。

 学校出てくとき、まだ寝てた。

 くやしかったから、踏んづけてきた」

と、伝えてきた少年がおりました。

よくやった、と、言いそうになりましたが、

「きっとお父さんは、

 きみがお休みのときに、

 我慢をして働きにいくこともあるんだ。

 許してあげようじゃないか!」

と、寛容な心で受け止めるよう言って聞かせた大人の村瀬です。

 

さて、昨日、今日の二日間、

本校では、子どもたちの下校後、

「家庭・地区確認」が行われています。

校区内を先生たちが動き回っているわけです。

どなたか迷子の教員を見かけられませんでしたでしょうか。

 

少し前まで、

「家庭・地区確認」ではなく、

「家庭訪問」だったことをご存じの方も多くいることと思います。

期間ももう少し長く、4日間だったと記憶しています。

保護者のみなさんが描いてくださった地図を手に、

あちらこちらと自動車で走り回っておりました。

 

ちなみに村瀬、

なぜか今年度は外国語を、

昨年度は理科を教えていた身ではありますが、

一応、「社会科」の免許をもつ教員です。

その中でも、「地理」を専攻しておりました。

「地理」の学習では、地図をよく使用し、学びを深めていきます。

ですので、地図さえあれば、

自分の現在地から目的地まで、迷うことなく向かうことができる、

なんなら距離を見極めたり、到着時間を算出したりすることができる、

という特技をもつ人が、地理を専攻した者には大勢います。

 

ところがどういうわけか、

村瀬にはその特技が身に付いておりません。

なんなら、すぐに道に迷う(人生においてもですが)人間です。

かつて、

「男性は話を聞くのが苦手で、女性は地図を読むのが苦手」

という主題の本が流行したことがありましたが、

「何これ、両方苦手なことじゃん・・・」

と、唸(うな)った記憶もございます。

 

そんな村瀬ですので、

家庭訪問期間は常に緊張していました。

分刻みのスケジュールが組まれておりましたので、

一度道に迷えば、それ以降の予定が総崩れになる危険があります。

ですので、家庭訪問の日にはクラスの子どもたちに、

「家の外に出て、村瀬を誘導せよ」

という理不尽な指示を与えていました。

すると、子どもたちの中には、遊びにも行かず、

待ち受けて案内してくれる天使も現れ、

「おいおい、どこいっちゃうんだよ!」

と、普通に通り過ぎようとする村瀬を制して誘導するなど、

幾度も助けてくれたのでした。

 

また、地域によっては、

「これが、Dくんちか。

 ん? 横もDだと?

 なに?! 向かいもD、奥もDではないか!

 ここは、Dの意思を継ぐ者たちの集落なのか!」

というように、同じ名字の家が建ち並ぶ場所もありました。

そんなとき村瀬は直感を信じ、

えいや、とインターホンを押すわけですが、

8割方外してしまい、

「そのDは2軒となりだわ」

なんて、教えていただくことも頻繁にあったのでした。

 

そんな苦い思い出にふけながら、

いつもより人が少ない職員室の東の端で過ごしている村瀬です。

 

さて、明日からゴールデンウィーク後半戦です。

健康や安全に十分留意していただきつつ、

少しでも癒(い)やしの時間を過ごすことができるよう願っております。

 

それでは、また。

幸運の印。

2024年4月25日 16時39分

こんにちは、村瀬です。

本日はきれいな青空が広がっております。

昨晩までの雨に濡れた、満開に近いツツジが、

目に眩(まぶ)しく映ります。

気温もそこまで高くなく、とてもさわやかな気候です。

 

さて、4月も下旬を迎えております。

村瀬、いえ、子どもたちが、待ちに待ったゴールデンウィークも、

手の届くところにきております。

考えてみれば、入学式からまだ3週間しか経過しておりません。

先日、学校の先生にとっての「師走」(しわす)は3月だ、

なんてぶつぶつしましたが、

4月も加えたいと思います。

ばたばたのじたばたのどたばたで日々が過ぎ去り、

昨日の記憶さえ定かではない状態です。

まあきっと、中身の濃い時間だったのでしょう。

 

この3週間で、村瀬は5歳くらい年を重ねたかのように、

身体の各所に不具合が生じています。

目、鼻、耳、のど、肩、腰、ふくらはぎ、シミなどなど、

不具合の総合商社と化しております。

ほどほどの疲労は深い睡眠につながるようですが、

いきすぎた疲労は眠りまで浅くしてしまうのか、

新聞配達員さんより早く目覚めることもしばしばです。

 

朝、職員室の前に立ち、

子どもたちにあいさつをしながら迎えるようにしているのですが、

まあ、あくびがとまらないことったら。

「村瀬、先程から9回もあくびしてますよ」

と、5年生の少年から指摘を受けました。

「これはこれは、失礼いたしましふぁ~~あ」

と、詫(わ)びながらあくびをする始末です。

 

そんな無礼者が、今朝も子どもたちにおはようを伝えていると、

1年生の少女が村瀬に近寄ってきて、

「村瀬、これあげる」

と、オレンジ色の折り紙を渡してくれました。

村「なんだい、これは?」

子「中に入ってるの」

村「何がだい?」

子「四つ葉のクローバー」

村「天使かよ!」

村瀬のくたびれた姿を見るに見かねてでしょうか、

幸運の印の代名詞を、プレゼントしてくれたのでした。

その優しさに、涙がちょちょぎれそうになります。

 

その1年生だけではなく、

時折摘(つ)んできたお花をくれる2年生の少女たちもいます。

肩を自分でほぐしていると、

「やってあげるよ」

といって、肩たたきをしてくれる4年生の少年もいます。

尋常じゃない強さなので、「肩たたき」というより、

「肩こわし」というほうがしっくりくるかもしれませんが。

村「どうして先生の靴底、両方ともやぶれたんだろ?」(過去ぶつぶつ参照)

子「それ、見るからに古そうじゃん」

子「歩き方が悪いんじゃない?」

子「日頃の行いでしょ」

と、朝から村瀬のしょーもない疑問に付き合ってくれる、

少年少女もいます。

そんな朝の何気ない優しさややり取りが、

村瀬の憩(いこ)いの時間となっております。

かまってもらえて、ありがたい限りです。

そこで元気をもらって、

どうにか立っている現在の村瀬です。

 

この三週間、新しい学年、新しい学級、新しい環境の中で、

「頑張って」過ごしている子どもたちも、

多くいるのではないかなと推測します。

村瀬以上に疲労が溜まっている子どももいることでしょう。

保護者の方の中にも、きっといるのではないかと思います。

明日を乗り越えれば、とりあえず3連休です。

その中で、ほっと一息つける時間が、

どこのご家庭にも生まれるといいな。

そんなことを、

四つ葉のクローバーを見ながら願っている村瀬なのです。

 

それでは、また。