東の方でぶつぶつぶつ・・・

「玉どめ」と「おたまじゃくし」。

2024年5月22日 14時15分

こんにちは、村瀬です。

今日は雲が広がり、風も吹き、過ごしやすい気候ですね。

 

今朝、高学年の男の子がやってきて、

「ぼくは気合いを入れて乗り越えるタイプです」

と、村瀬に話しかけてきました。

突然のことにきょとんとする村瀬を、

「ぶつぶつしてたでしょうが!」

と、少年は叱責(しっせき)します。

なるほど、前回ぶつぶつしたことかと、

ようやく合点がいったのでした。

「先生は、のんびり雲が晴れるのを待つタイプだな」

と、返すと、

「だからいつもぼーっとしてるのか」

と、勝手に納得し、少年は立ち去りました。

「少年、待たれよ!

 誤解じゃ、それは見事すぎる誤解じゃ!」

なんて言葉は見事に届かず、少年は昇降口に吸い込まれていったのでした。

 

さて今日は、

オフィシャルページ「本日のオレンジキッズ」

でも記した通り(最近は二刀流の村瀬です)、

PTAのみなさんが、

5年生家庭科の学習支援をボランティアで行ってくださいました。

本日は2クラス(明日も行っていただきます)がお世話になり、

ボランティアさんの数はなんと(延べ)16名にもなりました。

なんて幸せな学校なんだろうと、

その手厚い支援ぶりに感動と感謝の気持ちがあふれました。

ボランティアのみなさん、

お忙しい中にもかかわらず、

子どもたちのためにありがとうございます。

 

今日は「玉どめ」や「玉結び」の学習を行っていたようですが、

授業中、玉どめの練習をしているときに、

担任のU先生が、

「みんな、『おたまじゃくし』になった?」

と、声を掛けておられました。

なるほど、玉どめをして糸を切った後の形が、

確かにおたまじゃくしに見えます。

 

村瀬も小学生のとき、

玉どめや玉結びの大きさや形を、

他のものにたとえて教わったことを覚えています。

ただ、おたまじゃくしなんてかわいらしいたとえではなく、

「鼻くそ」

という、小学生男子だけが喜ぶような言葉に置き換えられていました。

「いいか、みんな。

 目指すは、『リスの鼻くそ』だ」

と発破(はっぱ)をかけられ、見たこともないサイズを目標として、

玉どめの練習を繰り返しました。

が、不器用の代名詞ともいわれる村瀬は、

当然のように、まるでうまくいきません。

やがて、巡回してきた先生に、

「おい村瀬、

それは『リスの鼻くそ』じゃない。

『ゴリラの鼻くそ』だ」

と、告げられたことをはっきり記憶しています。

 

もしもあの当時、

現在の東小と同じように、

優しいボランティアさんに教えてもらっていたのなら、

かわいらしいたとえで「玉」のサイズを教わっていたのなら、

今頃村瀬は、

家庭科の先生として活躍していたかもしれない。

そんなことを恨(うら)みがましく思っていた、

家庭科室での村瀬なのでした。

 

それでは、また。

相方にぶつぶつぶつ・・・。

2024年5月21日 17時26分

こんにちは、村瀬です。

職員室前の植え込みの「サツキ」(たぶん)が満開を迎えています。

ついでに、名を知らぬ草たちも、

わさわさわさわさ生(お)い茂(しげ)っています。

気がつけば5月も下旬です。

夏の入口に立っている、いや、もうすでに入っている気候です。

 

いきなり、村瀬家の話です。

昨晩、娘まーがれっと(通称)がソファーに横たわっておりました。

父「これ、まーがれっとよ、

夕飯を食べたばかりで横たわるとは、

そなたは牛にでもなりたいのか」

娘「父上、お黙(だま)りください。

 どうか構わずにおいてくださいませ」

父「むむむ・・・

そなたは湯船にもつかっておらぬではないか。

 まずはばっちい身体を清(きよ)めてまいらぬか」

娘「父上、お黙りください。

 どうかわたくしより5倍はばっちい自分自身を、

 お清めになってくださいませ」

そばにいた相方も大きくうなずいています。

父「むむむ・・・」

父は唇(くちびる)を噛(か)みしめ、お風呂に向かったのでした。

 

原因不明のアレルギーにより、

鼻水が止まらず、のどもイガイガ。

その上、5年生に進級し、

学習面でも難しさを覚え、

スケジュールもより密となり、ヘロヘロ。

おまけに、交友関係でトラブルが起きたり、

通学団でもトラブルが起きたりと、

まーがれっと、疲労困憊(ひろうこんぱい)。

後ほど、

まーがれっとと同じ症状を抱えた相方から、

鼻声で教えてもらいました。

 

ゴールデンウィークが終わり、はや2週間です。

夏休みはまだ遠く霞(かす)んで見え、

運動会のような大型学校行事もそばに見当たりません。

加えて、学級にも慣れた子どもたちが増え始め、

子どもたちがふわふわした気分になりがちな時期です。

「魔の6月」という言葉が教育界では有名ですが、

学校生活で様々な問題が生じやすい状況に差し掛かっています。

その上、新しい環境に慣れようと気を張っていた疲れが出やすく、

さらには気候の変化もあり、

心身ともに不安定になりがちな頃でもあります。

これは、子どもたちに限った話ではきっとないでしょう。

子どもたちを支えているご家族のみなさんも、

疲労を抱えやすい状況にあるのではないかと推測します。

 

「はあ」とため息をついて、しゃがみたくなるとき。

「あーあ」と声を漏らして、寝そべりたくなるとき。

子どもも大人もきっと、そんな日があるでしょう。

村瀬なんて、毎日です。

抱えた「もやもや」がなかなか晴れず、

うなだれてしまう日々が続くこともあるかもしれません。

 

そんなとき、

「えいや」と気合いを入れて乗り越えるのか。

それとも、

のんびりと、雲が晴れるのを待つのか。

きっとそれは、

その子、その人に合った方法があり、

どちらも正解なのだと思います。

一つ言えるのは、

いつまでも同じ天気であることはない、ということです。 

我が家のまーがれっとのように、

もしもお子様に疲れが見られたら、

しっかりと様子を見て、できたら話を聞いてください。

学校でも、各担任が様子を見たり、声を掛けたりしてはおりますが、

外では無理をして元気なふりをしていることもよくあることです。

子どもたちのために、

学校と家庭の双方から、見守って行けたらなと思います。

そして、みんなでカバーをし合いながら、

連休のない「魔の6月」を乗り切っていけたらと願います。

 

まーがれっとは、

相方にぶつぶつぶつと愚痴(ぐち)をこぼしながら、

今日も学校に向かったようです。

その中に、

「母上とわたくしのこの鼻やのどの症状は、

 きっと父上のせいですわ!」

という、発言もあったそうですが。

まあ、少しでも元気になってくれればいいかと、

悔しさをぐっと飲み込む、父村瀬なのです。

 

それでは、また。

まさおくん2号、出動。

2024年5月14日 09時42分

こんにちは、村瀬です。

今週は、悪天候の週明けとなりました。

雨の月曜日は、憂鬱(ゆううつ)な気分になりがちですね。

そんなタイトルの名曲があったよな、確か洋楽で。

誰だったっけ? 何だったっけ?

と、車中で考えていたら、気がつけば学校に着いていた、

昨日朝の村瀬です。

結局思い出せないままなので、誰か分かったら教えてください。

 

本日は打って変わっての晴天です。

心配していた通り、5月とはいえ、

陽射しがすでに夏を感じさせる日が増えています。

毎年毎年のことですが、

熱中症には十分気を配る必要がありますね。

 

雨が降り、晴れ渡る。

今月はそんな気候が定期的に繰り返されておりますが、

その気候を大喜びしている者たちがおります。

草木さんたちです。

緑豊かな東小学校ですので、

各所で大騒ぎし始めております。

少し前の話になりますが、

校長先生が一日中外に出て、

校長室や職員室前の植え込みをきれいにしてくださいました。

が、残念なことに「もさもさ」が復活しつつあります。

 

自然が豊かで気候が高くなると、

東小では、生き物たちの活躍も目立ち始めます。

「むぎちゃん」(うさぎさん)のような、

優しい生き物ばかりならいいのですが、

残念ながら自然界には私たちにとって、

でんじゃらす(危険な)な者たちもたくさんいます。

本校では、ハチさんやヘビさんがよく目撃されます。

ですので、子どもたちが生活する場所は、

できるだけ環境を整備しておく必要があります。

 

先週のことです。

「村瀬、大変ですわ。

 北館の裏側、モジャモジャですわよ」

校長先生から報告を受けました。

長「暇な私がどうにかしますわ」

村「校長先生が暇だなんて、とんでもない!

暇と言えば私において他におりません!

  その役目、私にお任せあれ!」

出張と提出書類の〆切に追われ、

白目をむき、頭がぽかーんとなっている村瀬にとって、

自然と戯(たわむ)れる時間は、

「渡りに船」の機会です。

心の中で、にやりとします。

長「村瀬は草刈りより、書類提出しなきゃ」

という投げかけられた言葉をシャットアウトして、

久しぶりに外に飛び出したのでした。

 

倉庫に眠っていた草刈りましん「まさおくん2号」

(1号は村瀬の前任校お隣A小学校にいます)

を手に取り、

さっそく北館に向かいます。

校長先生のおっしゃり通り、

なかなかのもじゃもじゃっぷりです。

草さんだけでなく、

花さんたちも顔を出している状況です。

胸が痛みますが、これ以上ほっておくと、

でんじゃらす生物たちの巣窟(そうくつ)になりかねません。

それに、野生の草花さんたちが、

すぐに復活を遂げることを村瀬はよく知っています。

断腸(だんちょう)の思いで、

まさおくん2号を始動させます。

彼も久しぶりの活動で張り切っており、

ぶんぶんぶんぶんぶん絶好調です。

このぶるぶる震える振動、

この耳が壊れそうな騒音、

この筋肉痛確定の重量、

久しぶりの感触に、

村瀬は調子に乗って刈り散らかしていきました。

 

しばらくして、刈り取った場所を振り返ると、

そこに5年生の子どもたちがいることに気付きました。

村「どうしたんだい、きみたち?」

子「村瀬、何か手伝うことはありますか?」

村「な、なんだって?

  きみたちは、なんだね?

  天使かね?」

村瀬はお言葉に甘え、

刈り取った草たちの整理を頼みました。

すると、あれよあれよと片付けてくれるではありませんか。

下校時間寸前まで手伝ってくれたおかげで、

短時間で無事に体育館裏の草刈りを終えることができたのでした。

 

さらには、帰り際、

「きれいにしてくれて、ありがとうございます」

という言葉まで多くの子どもたちが残してくれました。

「こちらこそ、ありがとうだよ」

と、返しながら、

オレンジキッズの優しさに触れ、

村瀬は汗ともに涙をこぼしながら、

素敵な時間を過ごせたと喜んでいたのでした。

まあ、一方で、

提出書類の山は高く険しくなったのですが。

 

それでは、また。

元気なあいさつ。

2024年5月9日 10時03分

こんにちは、村瀬です。

ブルブル震えております。

暑い5月が異常でなく通常になったのか、

今朝の冷え込みは冬かしらと感じる程でした。

あまりの寒さに、

本校のアイドル「むぎちゃん」(ウサギさん)に触れて、

暖をとっていた村瀬です。

むぎちゃんはとても迷惑そうにしていましたが。

そんな中でも、運動場から歓声が聞こえてきます。

体育の学習で盛り上がっているようです。

 

体育の学習といえば、今週から水泳指導が始まりました。

今日は5年生が取り組んでいます。

こんな気候の中でプールなんて、

と思われるかも知れませんが、安心して下さい。

今年度も「Oスポーツクラブ」さんの協力の下、

屋内での活動となります。

きっと今頃、

温泉気分で泳いでいることでしょう。

Oスポーツクラブのみなさん、

今年もよろしくお願いします。

 

ところでゴールデンウィークはいかがでしたでしょうか。

少しでも癒(い)やしの時間になったのでしたら、幸いです。

村瀬の連休は、というと、

あまりのむなしい日々に、

思い出すと涙がこぼれてしまいそうなので、詳細は控えます。

 

連休明け初日は、

しょんぼりとした人々の列が、

昇降口へと続いておりました。

悪天候という状況が拍車(はくしゃ)をかけていたのかもしれません。

ささやくような「おはよう」が、

いくつも風に飛ばされていきました。

なんなら村瀬の「おはよう」も小さすぎて、

子どもたちまで届いていなかったのかもしれません。

 

そんな中で、とびきり元気な「おはよう」が、

何人かの子どもたちから飛んできました。

その瞬間、どんよりとした空気がぱっと弾(はじ)け、

明るい雰囲気に変わりました。

その周りにいた子どもたちも、

つられて元気な声で挨拶(あいさつ)をしてくれました。

さらに、それにつられて村瀬の声も。

元気は連鎖するものですね。

子どもたちから改めて学ばせてもらいました。

 

連休明けに元気な「おはよう」をくれた子どもたちを思い出し、

できるだけ元気に挨拶をしていた村瀬なのでした。

震えながらでしたが。

 

それでは、また。

家庭訪問の思い出。

2024年5月2日 15時05分

こんにちは、村瀬です。

今日は良い天気ですね。

気温もそこまで高く上がらず、過ごしやすい一日だったように感じます。

 

本日は「連休の谷間」の最終日です。

子どもたちには、この三日間、

「よくぞ学校にきた!」

と,褒め称えながら朝出迎えました。

「うちのお父さん10連休だよ。

 学校出てくとき、まだ寝てた。

 くやしかったから、踏んづけてきた」

と、伝えてきた少年がおりました。

よくやった、と、言いそうになりましたが、

「きっとお父さんは、

 きみがお休みのときに、

 我慢をして働きにいくこともあるんだ。

 許してあげようじゃないか!」

と、寛容な心で受け止めるよう言って聞かせた大人の村瀬です。

 

さて、昨日、今日の二日間、

本校では、子どもたちの下校後、

「家庭・地区確認」が行われています。

校区内を先生たちが動き回っているわけです。

どなたか迷子の教員を見かけられませんでしたでしょうか。

 

少し前まで、

「家庭・地区確認」ではなく、

「家庭訪問」だったことをご存じの方も多くいることと思います。

期間ももう少し長く、4日間だったと記憶しています。

保護者のみなさんが描いてくださった地図を手に、

あちらこちらと自動車で走り回っておりました。

 

ちなみに村瀬、

なぜか今年度は外国語を、

昨年度は理科を教えていた身ではありますが、

一応、「社会科」の免許をもつ教員です。

その中でも、「地理」を専攻しておりました。

「地理」の学習では、地図をよく使用し、学びを深めていきます。

ですので、地図さえあれば、

自分の現在地から目的地まで、迷うことなく向かうことができる、

なんなら距離を見極めたり、到着時間を算出したりすることができる、

という特技をもつ人が、地理を専攻した者には大勢います。

 

ところがどういうわけか、

村瀬にはその特技が身に付いておりません。

なんなら、すぐに道に迷う(人生においてもですが)人間です。

かつて、

「男性は話を聞くのが苦手で、女性は地図を読むのが苦手」

という主題の本が流行したことがありましたが、

「何これ、両方苦手なことじゃん・・・」

と、唸(うな)った記憶もございます。

 

そんな村瀬ですので、

家庭訪問期間は常に緊張していました。

分刻みのスケジュールが組まれておりましたので、

一度道に迷えば、それ以降の予定が総崩れになる危険があります。

ですので、家庭訪問の日にはクラスの子どもたちに、

「家の外に出て、村瀬を誘導せよ」

という理不尽な指示を与えていました。

すると、子どもたちの中には、遊びにも行かず、

待ち受けて案内してくれる天使も現れ、

「おいおい、どこいっちゃうんだよ!」

と、普通に通り過ぎようとする村瀬を制して誘導するなど、

幾度も助けてくれたのでした。

 

また、地域によっては、

「これが、Dくんちか。

 ん? 横もDだと?

 なに?! 向かいもD、奥もDではないか!

 ここは、Dの意思を継ぐ者たちの集落なのか!」

というように、同じ名字の家が建ち並ぶ場所もありました。

そんなとき村瀬は直感を信じ、

えいや、とインターホンを押すわけですが、

8割方外してしまい、

「そのDは2軒となりだわ」

なんて、教えていただくことも頻繁にあったのでした。

 

そんな苦い思い出にふけながら、

いつもより人が少ない職員室の東の端で過ごしている村瀬です。

 

さて、明日からゴールデンウィーク後半戦です。

健康や安全に十分留意していただきつつ、

少しでも癒(い)やしの時間を過ごすことができるよう願っております。

 

それでは、また。

幸運の印。

2024年4月25日 16時39分

こんにちは、村瀬です。

本日はきれいな青空が広がっております。

昨晩までの雨に濡れた、満開に近いツツジが、

目に眩(まぶ)しく映ります。

気温もそこまで高くなく、とてもさわやかな気候です。

 

さて、4月も下旬を迎えております。

村瀬、いえ、子どもたちが、待ちに待ったゴールデンウィークも、

手の届くところにきております。

考えてみれば、入学式からまだ3週間しか経過しておりません。

先日、学校の先生にとっての「師走」(しわす)は3月だ、

なんてぶつぶつしましたが、

4月も加えたいと思います。

ばたばたのじたばたのどたばたで日々が過ぎ去り、

昨日の記憶さえ定かではない状態です。

まあきっと、中身の濃い時間だったのでしょう。

 

この3週間で、村瀬は5歳くらい年を重ねたかのように、

身体の各所に不具合が生じています。

目、鼻、耳、のど、肩、腰、ふくらはぎ、シミなどなど、

不具合の総合商社と化しております。

ほどほどの疲労は深い睡眠につながるようですが、

いきすぎた疲労は眠りまで浅くしてしまうのか、

新聞配達員さんより早く目覚めることもしばしばです。

 

朝、職員室の前に立ち、

子どもたちにあいさつをしながら迎えるようにしているのですが、

まあ、あくびがとまらないことったら。

「村瀬、先程から9回もあくびしてますよ」

と、5年生の少年から指摘を受けました。

「これはこれは、失礼いたしましふぁ~~あ」

と、詫(わ)びながらあくびをする始末です。

 

そんな無礼者が、今朝も子どもたちにおはようを伝えていると、

1年生の少女が村瀬に近寄ってきて、

「村瀬、これあげる」

と、オレンジ色の折り紙を渡してくれました。

村「なんだい、これは?」

子「中に入ってるの」

村「何がだい?」

子「四つ葉のクローバー」

村「天使かよ!」

村瀬のくたびれた姿を見るに見かねてでしょうか、

幸運の印の代名詞を、プレゼントしてくれたのでした。

その優しさに、涙がちょちょぎれそうになります。

 

その1年生だけではなく、

時折摘(つ)んできたお花をくれる2年生の少女たちもいます。

肩を自分でほぐしていると、

「やってあげるよ」

といって、肩たたきをしてくれる4年生の少年もいます。

尋常じゃない強さなので、「肩たたき」というより、

「肩こわし」というほうがしっくりくるかもしれませんが。

村「どうして先生の靴底、両方ともやぶれたんだろ?」(過去ぶつぶつ参照)

子「それ、見るからに古そうじゃん」

子「歩き方が悪いんじゃない?」

子「日頃の行いでしょ」

と、朝から村瀬のしょーもない疑問に付き合ってくれる、

少年少女もいます。

そんな朝の何気ない優しさややり取りが、

村瀬の憩(いこ)いの時間となっております。

かまってもらえて、ありがたい限りです。

そこで元気をもらって、

どうにか立っている現在の村瀬です。

 

この三週間、新しい学年、新しい学級、新しい環境の中で、

「頑張って」過ごしている子どもたちも、

多くいるのではないかなと推測します。

村瀬以上に疲労が溜まっている子どももいることでしょう。

保護者の方の中にも、きっといるのではないかと思います。

明日を乗り越えれば、とりあえず3連休です。

その中で、ほっと一息つける時間が、

どこのご家庭にも生まれるといいな。

そんなことを、

四つ葉のクローバーを見ながら願っている村瀬なのです。

 

それでは、また。

試練。

2024年4月22日 19時07分

こんばんは、村瀬です。

本日は、授業公開にお越しいただき、誠にありがとうございました。

多くの保護者のみなさんに足を運んでいただき、

子どもたちはもちろん、我々教員も嬉しく思いました。

 

オフィシャルぶろぐ「本日のオレンジキッズ」でも、

授業公開について触れました。

先程書き終えて、ほっと一息つき、

なぜか担任以上に疲労感を前面に出して、

帰り支度を始めたときに、思い出しました。

今日、お越しいただいたとある保護者の方に、

「ぶつぶつ読んでますよ」

と、大変ありがたいお言葉をいただき、

「今日も書きますよ!」

と、思わず約束していたことを。

 

ということで、あわてて着座し、

再びまじめな仕事をしているふりをして、

パソコンに向き合っている次第です。

 

昨日のことです。

黄砂(こうさ)やら花粉やら鳥のフンやらで汚れきっていたので、

昼中、洗車に勤(いそ)しんでみました。

そして、ちゃんと、雨が降り始めました。

村瀬の洗車後の降水確率は余裕で70%を越えます。

まあ今回は、天気予報通りだったようですが。

 

夜になり、雨が強くなり、急に不安が高まります。

あれ、今日中に雨やむんじゃなかったっけ?

あわてて天気予報を確認すると、

午前9時まで傘マークになっているじゃないですか。

ということは、

授業公開が始まるまで、雨。

ということは、

雨の中、

保護者が来校。

ということは、

徒歩や自転車で来られる保護者のみなさんは、

ずぶ濡れ。

ということは、

駐車場のラインが引けず、

運動場が大混乱し、クラクションの嵐。

ということは、

ずぶ濡れの保護者のみなさんや、

クラクションを鳴らしまくる保護者のみなさんの、

怒りの矛先は、当然村瀬に。

傘を振り上げた人々に追い回される村瀬。

これは、まずい。

村瀬はあわてて、

まーがれっと(娘の通称)がコレクションしている、

てるてる坊主型ご当地キーホルダーをかき集め、

窓辺に飾ります。

「おお、お天道(てんとう)様、

 どうか、雨をやませてくだせえ。

 すぐに、とは言いませぬ。

 明け方頃で大丈夫でございやす。

 7時前までには、どうにかおねげーします。

 叶えてくださるのであれば、

 我に試練を与えていただいても構いませぬ。

 でも、まあ、できる限り小さな試練で・・・」

夜中、そう祈りを捧げたのでした。

 

そして、その祈りは叶えられました。

なんと珍しいことでしょう。

これで村瀬に対する武力蜂起(ぶりょくほうき)はなくなりそうです。

朝、てるてる坊主たちに手を合わせ、

ルンルン気分で登校しました。

運動場も思ったよりは水溜まりが少ない状況です。

ルンルン気分でラインを引きます。

水溜まりにはまらないように、慎重に歩みを進めながら、

四本のラインを引き、臨時駐車場を完成させました。

その喜びを表現しようと、

万歳三唱(ばんざいさんしょう)しようとしたときに、

足元に違和感を感じました。

靴の中がびしょ濡れになっているではありませんか。

まてまて、あれほど慎重に歩いたんだぞ。

じゃーじだって汚れてない。

靴の表面だって乾いているじゃないか。

一体どうなってるんだ?

靴を脱ぎ、状況を確認して、分かりました。

靴底、破れてる!

それも、両足とも!

「お、お天道様、

 こ、これが、与えられた試練なのですね。

 確かに、小さい試練・・・」

 

そんな試練を乗り越え、

駐車場に立ち続けていた村瀬です。

今年度も、皆さんがルールを守ってご来校いただき、

何一つ大きなトラブルもなく、駐車場は埋まっていきました。

自動車組だけでなく、

遠方より徒歩や自転車できていただいた方も、

ぶーぶー言うことなく、

実に爽やかな笑顔で挨拶をしながら来校し、

また、帰宅されていきました。

そのマナーの良さったら。

さすがです。

 

保護者のみなさん、

本日はご多忙の中お越しいただき、

また、子どもたちの手本となるような行動をとっていただき、

誠にありがとうございました。

 

そんな感謝を胸にして、

裸足に革靴という、

どこかのトレンディー俳優のような格好で、

今度こそ帰宅しようと思う、村瀬です。

 

お声を掛けて下さったお母様。

約束、守りましたよ。

どうです、今日もしょーもないでしょ?

 

それでは、また。

無礼者。

2024年4月17日 07時06分

おはようございます、村瀬です。

昨晩、村瀬の住む街では、激しい雷雨に見舞われておりました。

日進市はどうだったのでしょうか?

これが朝や帰りの登下校時でなくてよかったと、

部屋の窓から光る空を、夜遅くまで見上げていた村瀬でした。

 

そんなわけで今日は寝不足です。

そうなった理由は、何もカミナリ様のせいだけではありません。

昨日、自分がしでかした罪業のせいだと自覚しております。

 

ご承知のように、村瀬は毎日、何かしら、着実に、やらかします。

それはもう、抜群の安定感です。

ついさっきも、作成した文章を保存せずに消してやりました。

職員室でご一緒に滞在していたのなら、

「うはっ」とか「ぶへっ」とか「ぐふっ」とか、

村瀬から定期的に奇声が響くことが確認できます。

 

小さなものから大きなものまで、

日々飽きることなくやらかし続ける村瀬ですが、

昨日はホームラン級の失敗をしでかしてしまいました。

 

オフィシャルぶろぐ「本日のオレンジキッズ」でも紹介しましたが、

昨日は「交通少年団委嘱状伝達式」が行われました。

詳細はそちらに記した通り、来賓をお招きするなど、

東小学校にとって、とても大切な式典です。

交通少年団も立派な姿で役割を果たしましたし、

来賓の方々の言葉も、

子どもたちにとって分かりやすく、とても素敵な話でした。

そんなわけで、とても良い式になったのでした。

ただ一点を除いては。

そうです、村瀬の失敗です。

 

村瀬の役割は、司会進行です。

その時点で、やばい、と誰もが思うわけですが、

その期待にそってやらかしてしまったのです。

なんと、来賓で来ていただいた、

現PTA副会長(交通少年団育成会長代理)のT様のお名前を、

思い切り間違えてしまったのです。

 

こんな村瀬であっても、

名前を間違える無礼をはたらいてはいけないことは、

重々承知しております。

ましてご多忙の中お越しいただいた来賓の方の名前などは、

舌がちぎれても間違えてはいけない。

そう思ってはおります。

ですので、不精(ぶしょう)者の村瀬であっても、

役職や名前のところは読む練習をしております。

(よく教頭先生と一緒に練習します。)

T様のお名前も事前に何度も読み上げておりました。

なんなら式中も、

用意した式次第(しきしだい:進行表)に書いたお名前を、

指でなぞりながら読み上げたのです。

さらには書いたお名前は、

読み間違えのないに、ひらがなで書いておいたのです。

それなのに、思い切り、間違えたのです。

マイクを通して高らかと誤った名前を響かせた3秒後に気付き、

速やかに訂正はしましたが、

申し訳なさの極みです。

ひらがなさえ読めなくなってしまったのかと、

自分に対して恐怖さえ感じておりました。

 

式終了後、教頭先生により、

体育館から校長室へと案内されていく来賓の方々に駆け寄ります。

その気持ちは「田中正造」(6年社会科の歴史より)に近いものです。

「T様、T様、お待ち下さいませ!

 不肖村瀬、此度(こたび)はとんでもない無礼をはたらいてしまいました。

 誠に、誠に申し訳ありません。

 T様がお望みとあらば、

 今後式典の司会は全てY校務主任に任せ、

 村瀬は体育館のすみっこで体操座りしている所存であります!

 他にもいかなる処罰も受け入れる覚悟でございます!」

村瀬の涙ながらの訴えに、

T様は実にさわやかな笑顔でこう答えました。

「そんなこと気にしないで下さい。

 私も全然気にしてませんから。

 何なら、どう呼んでいただいても構いませんよ」

なんたる寛容(かんよう)さ!

まさに、本校が目指す姿そのもの!

その姿はまるで、天使。

はたまた、菩薩(ぼさつ)。

去りゆくT様は後光が差しているかのように眩(まぶ)しく映(うつ)り、

村瀬は思わず手を合わせていたのでした。

 

お言葉に甘えて、今後「菩薩様」とお呼びしようかしら。

いやいや、そんなことより、ミス、減らさなきゃ。

そのためには、どうしたらいいんだ?

なんてことを、ああだこうだ、と考えていたら、

寝不足で朝を迎えることとなった村瀬なのでした。

 

それでは、また。

ベストメンバー。

2024年4月11日 20時19分

こんばんは、村瀬です。

先程まで、離任されたY先生と一緒に仕事をしておりました。

学校が変わっても、東小学校のためにと、

村瀬のちんぷんかんぷんな質問の数々に対して、

Y先生らしく丁寧に答え、解決してくださいました。

ウサギ好きのY先生ですので、

そのお礼に「むぎちゃん」(うさぎさん)を貸してあげようと思いましたが、

日々むぎちゃんに愛情をたくさん注いでいるT先生に、

何をされるか分からないので、やめました。

Y先生、ありがとうございました。

 

オフィシャルぶろぐ「本日のオレンジキッズ」にも記したように、

本日は、「離任式」でした。

ご都合もあり、離任された先生方全員が参加することはかないませんでしたが、

8名の先生に来ていただきました。

 

東小を後にした先生方の功績はそれぞれに大きく、

空いてしまった穴の大きさにうなだれる近頃の村瀬です。

「A先生ならきっと分かるよな」

「B先生どうやってたっけ?」

「こりゃC先生しか知らないな」

という事態が頻発しております。

どの先生の替わりも、村瀬には到底務まるものではありません。

本日の離任式で、それぞれの先生方の話を聞きながら、

「いかないで! 帰ってきて!」

と、涙をこぼして叫んでしまいそうになりました。

 

しかし、そんな中で、思い出したことがあります。

 

随分前ですが、サッカー部の監督を務めていたことがあります。

不甲斐ない監督のために、

大変優秀なベテランコーチM先生が、

日々サポートしてくださっていました。

 

とある大会のときのことです。

予定していたメンバーが、様々な事情で欠席となってしまいました。

予定していたプランがだめになり、

ポンコツ監督は慌てふためきます。

「やべー、やべー。

 Aがいない、Bもいない、おまけにCもいない。

 これじゃどーしよーもねー。

 げーむおーばーだ」

そんな様子を見て、横で座っていたM先生が、

ぽんこつ監督に肩を組み、こう言ったのです。

「あれがいない、これがいないなんて、

 考えても仕方がない。

 今ここにいるメンバーが、

ベストメンバー」

その言葉を聞いて、

ポンコツ監督は目が覚める思いをしたのでした。

 

東小学校は、確かに大きな戦力を失いました。

でも、新しく東小学校にきてくれた先生方もたくさんいます。

そして、それらの先生方は、

まだ日は浅いですが、東小の子どもたちのためにと、

離任された先生方と同様に日々、奮闘してくださっています。

 

空いた穴は、埋まらないのかもしれません。

だけど、

新たな場所を耕し、新しい東小学校に変えていくことは可能でしょう。

今、ここにいる教職員が、

東小学校のベストメンバー。

そう信じて、子どもたちの成長のために手を取り合っていく。

それがきっと、離任された先生方への恩返しになるのではないかと思います。

 

子どもたちから感謝の拍手で見送られていく先生方をみながら、

そんなことを考えていた、元ポンコツ監督なのでした。

 

それでは、また。

入学式、プレイバック。

2024年4月7日 17時00分

こんにちは、村瀬です。

青空が眩しい日曜日です。

みなさん、平和にお過ごしでしょうか。

少しでも心休まる日になっていたら幸いです。

 

村瀬家では今朝、こんなやりとりが繰り広げられました。

父「皆の者喜べ、今日は父も休日であるぞ。

  本来は山のようにたまった残務整理をせねばならぬが、

  皆の者のためにこうして家にとどまっておるのだ。

  まいける(息子の通称)よ、

  そなたはどこへ行きたいのだ?」

息「父上、拙者は今から友人と出陣であります。

  これにてごめん!」

父「ほほう、そうであったか。

  では、まーがれっと(娘の通称)よ、

  そなたはどうじゃ?

  そうだ、桜でも見に行くか?

  駅前でふぇすてぃばるも開催されておるようじゃ。

  よし、そうしよう。

  それでは支度(したく)にかかれ」

娘「父上、落ち着きなさいませ。

  わたくしは母上と買い物でございまする。

  父上に構っている暇はのうございまする」

父「ほ、ほう、そうかそうか。

  して、そこに父の付き添いは・・・」

娘「当然、必要ございませぬ」

父「で、あるか・・・」

こうして、父親はひとり取り残され、

仕方ないので、ひとり散歩に出かけ、

ひとり桜を愛(め)でていたのでした。

今年の桜の美しさは、

なんだか滲(にじ)んでいましたとさ。

 

帰宅後も相変わらずひとりですので、

現在はこうしてぶつぶつしているのです。

ただ、このまま終わったら、

ただの村瀬家のかなしい日常を晒(さら)すだけになってしまいます。

ということで、ここからはちゃんと、学校のことをぶつぶつします。

入学式のプレイバックです。

 

オフィシャルページ「本日のオレンジキッズ」にも記しましたが、

とても落ち着いた素敵な雰囲気で、滞(とどこお)りなく式を終えました。

(司会者以外)

その後、学級別に親子記念写真を撮影したのですが、

例年、ここで苦慮することが多いのです。

厳粛な式の後です。

小学生成り立ての子どもたちにとっては、

集中力が切れて大騒ぎしたくなるのは当然のことなのです。

それをなだめすかせて、笑顔にさせて、レンズの方を向かせるのが、

私たち教員とプロカメラマンさんの腕の見せ所であります。

村瀬も子どもたちに近づき、声を掛けます。

「おお、みんなかっちょいい恰好をしているね。

 きみはネクタイか。

 おお、きみは蝶ネクタイ。

きみはポケットからハンカチーフを出しているのだね。

おしゃれだなあ。

先生もそんな服、ほしいなあ」

するとある少年が、

「いいよ。あげるよ」

と、言ってくれました。

なんと気前がいいこと!

すると横にいた少年が、

「オジサンには小さいから着れないよ」

と、言いました。

なんと的確な指摘!

これから一緒に過ごすことが楽しみになったのでした。

 

そんなやりとりもありながら、

考えていたよりもずいぶん早く整列が完了しました。

ここからは、カメラマンさんの戦いです。

なかなかレンズを見てくれない子や、

姿勢が整わない子、

緊張で笑顔を浮かべられない子たちに、

巧みに声を掛け、惹(ひ)きつけていきます。

「手はお膝の上がすてきだなあ。

 そうそう、上手上手。いいねえ。

 その姿勢のまま笑おうか。

 あ、ピースはしちゃだめよ。

 ピースはなしで、顔だけ笑顔ね」

子どもたちとカメラマンさんの手に汗握る攻防です。

なかなか笑顔がそろわない子どもたちに対して、

カメラマンは必殺の言葉を投げかけます。

「みんな、『1たす1』は分かるかなあ?」

カメラマンさん、それは無茶です。

今後算数科において学習することです。

村瀬は心の中でつぶやきました。

ところが、

「2だよ~」

と、多くの子どもたちが返したのです。

天才かよ!

村瀬は驚愕しました。

カメラマンさんは畳(たた)みかけます。

「じゃあみんな、もう1度いくよ。

 『1たす1』は?」

回答した瞬間、シャッターボタンを押せば、

にこやかな顔が並んだ記念写真になるに違いない。

プロの技に村瀬は唸ります。

そして、子どもたちは答えました。

「に~」

見事にみんなの口角は上がりました。

しかし、同時に、

顔の横で指を2本上げる子どもたち。

きれいな、「ピースサイン」がずらりと並びました。

カメラマンさんや見ていた教員陣は苦笑いを浮かべたのでした。

 

さて、明日からまた、

学校生活が続いていきます。

特に1年生は、

 

生活リズムをつかむことに苦労するかもしれません。

しかしそれは、当たり前のことです。

おそらく、これまでの生活とは大きく違うのでしょうから。

馴染(なじ)むのに時間がかかって当然なのです。

どうか焦(あせ)らず、

ご家庭と学校が一緒になって見守っていけたらと思います。

 

相変わらず村瀬の家族は帰ってきておりませんが、

村瀬も明日からの学校生活に備え、

今から座禅でも組んで精神を統一したいと思います。

 

それでは、また。

口を、開きます。

2024年4月6日 18時00分

ご無沙汰しております、または、はじめまして、村瀬です。

入学式、始業式が無事に終わり、607人のオレンジキッズたちと、

(たぶん)47人の教職員で船出となった、

令和6年度東小学校でございます。

本年度も何卒(なにとぞ)何卒、よろしくお願い申し上げます。

 

ご存じのように、子どもたちだけではなく、

10名以上の教職員が入れ替わる、新しい体制となっております。

A校長をはじめ、東小学校を熟知している先生方が去り、

きっと保護者のみなさんも心許(もと)ないことと思います。

もちろん、先輩方に甘え、依存しきっていた村瀬も、

生まれたての小鹿のように震えながら立っておりました。

が、しかし、

I校長をはじめ、今年度より赴任された先生方も、

東小の子どもたちのために力を尽くそうとする姿勢が、

この年度始めの一週間で随所に見られ、

大変心強く感じたのでした。

「よし、これでまた、甘えられるぞ!」

と、少しだけ震えが収まった村瀬です。

 

というわけで、早速交渉です。

村「あの、校長先生、少しご相談したいことが」

校「どうしましたか、村瀬? そんなふざけた顔をして」

村「あ、これは、生まれつきです。

  実は、本校のホームページのことなのですが」

校「ホームページですね。知っていますよ」

村「本校のホームページはですね、

  『本日のオレンジキッズ』

というページで学校の様子を日々更新しております」

校「ええ、知っていますよ。

  写真付きのページですね」

村「そうです。あれがいわゆる、

  学校を紹介するオフィシャルなページです。

  実はですね、本校、

もう一つ学校を紹介するページがございまして・・・」

校「ええ、知っていますよ。

  しょーもないページのことでしょ?

  たしか、『つぶつぶ』とかなんとか」

村「ええ、おっしゃる通り、

  しょーもないことがずらりと並び、

  時折『時間泥棒』と罵(ののし)られることもあるページです。

しかし校長、

『つぶつぶ』ではありません!『ぶつぶつ』です!」

校「あらやだ、失礼」

村「その『ぶつぶつ』をですね、

  今年度も、続けさせてもらってもよろしいでしょうか?」

校「ええ、いいですよ」

村「ほ、本当ですか?

  公的機関のホームページのくせに、

あまりにもどうでもよすぎる内容で、

  苦情が舞い込みご迷惑をお掛けすることになりうるかもしれませんが」

校「ええ、いいですよ。

  どうぞ『つぶつぶ』し続けちゃってください」

村「あ、ありがとうございます!

  されど校長、

『つぶつぶ』ではありません!『ぶつぶつ』です!」

校「あらやだ、失礼」

 

そんな感じで、

またしても心の広い校長先生に恵まれ、

今年度もこのしょーもないページの存続が決定した次第です。

数少ない読者のみなさん、

今年度も目標を決して高めることなく、

「週に一度の更新」

を目指して、つぶつぶ、いや、ぶつぶつしていきたいと思います。

オフィシャルページ『本日のオレンジキッズ』をご覧いただくついでに、

こちらを覗(のぞ)いていただければ幸いでございます。

もちろん、よほどの時間があるときに限ってですが。

 

ちなみに、

本来オフィシャルページは、

校長先生&校務主任が担当しておりますが、

お二方とも、赴任されたばかりで、超多忙の身でありますので、

しばらくの間、

村瀬が「二刀流」で運営していきたいと考えております。

というわけで、今年度もどうぞよろしくお願いします。

 

それでは、また。

口を、閉じます。

2024年3月25日 14時54分

こんにちは、村瀬です。

令和5年度最後の一週間が幕を開けました。

といっても、

学校は静かです。

ご承知の通り、先週の金曜日、無事に修了式を終えております。

本来なら、修了式の日に、

ぶつぶつを残しておこうと思っておりました。

と言いますか、ぶつぶつは残していたんです。

ただ、公開ボタンを押し忘れていたんです。

そのことに、今朝気付き、慌てて文章を一部修正し、

こうして公開した次第です。

修了式当日だと思い込んでご覧いただければ幸いです。

 

はじめに、

オレンジキッズ全員が無事に「修了証」を手にすることが出ました。

そのことを嬉しく思います。

ところで保護者の皆様、

3学期の「修了証」が通知表の裏側に載せられていること、

ご存じでしたか?

つまり、通知表をもらえた、ということが、

進級できる、ということにつながるわけであります。

中身はどうであれ、手にしたら次のステップへ進めます。

ちなみに6年生の通知表の裏側は、

1~5年生と違い、修了証は載せられておりません。

6年生の場合は、修了証の代わりに、

「卒業証書」が渡されるわけです。

もし卒業生の兄弟姉妹がいらっしゃるなら、

見比べてみてください。

以上、どうでもいい豆知識でした。

何はともあれ、

みなさん、進級おめでとうございます。

 

さて次に、

お詫びさせていただきます。

学校最終日という節目に、

保護者の皆様には多大なるご迷惑をお掛けしてしまいました。

行事予定表に下校時刻を誤記してしまいました。

他でもない、村瀬が主犯です。

この場を借りて、心より謝罪申し上げます。

誠に申し訳ありませんでした。

苦情が殺到するに違いないと、

コドモンで事の次第を伝えた後、

村瀬はコールセンターで働く方々のように、

電話の前で待機をしておりました。

「申し訳ございません」「すみません」「ごめんなさい」

「そーりー(英語)」「どぅいぶーちー(中国語)」「こーとー(タイ語)」

など、謝罪の言葉を各種取り揃え、

神妙な顔で受話器に手をかけておりました。

が、数件、迎えに行くという旨(むね)の連絡があっただけで、

村瀬に怒号を浴びせるような方は誰一人おられませんでした。

きっと、昼からのスケジュールに支障が生じたご家庭もあったでしょう。

それでもしっかりと、アンガ―をマネージメントしていただき、

暴動を起こさずにすませていただきました。

 

繰り返しますが、本当にごめんなさい。

来年度の修了式の下校時刻は決して間違えません。

すでに訂正したスケジュールを組み込ませていただきました。

いや、修了式の日以外の予定も、

絶対、いや、決して、いや、極力、いや、できる限り間違えません。

間違えたら、ちゃんと謝ります。

心配なので、先に謝っておきます。ごめんなさい。

 

そして最後になりましたが、

感謝を伝えさせていただきます。

これが今回、一番ぶつぶつしたかったことです。

 

子どもたちだけでなく、保護者の皆様には、

上にぶつぶつしたように、

最後の最後までご迷惑をお掛けし続ける村瀬に対しても、

機織池(はたおりいけ)よりもずっと広い心で、

接していただきました。

こんな村瀬が、

ヨレヨレながらも、どうにかこうして今日を迎えられたのは、

困った人を見て見ぬふりをしない、

失敗をおおらかに受け止めてくれる、

そんな子どもたちや保護者の皆様が創り出している、

東小の「あたたかさ」があったからに他なりません。

そういえば、校長先生は修了式の式辞において、

「寛容」の心の尊さを子どもたちに伝えておりました。

(詳細はお子様に尋ねてみてください。)

皆様を見習い、

「寛容」の心を育むことができるよう、

村瀬も精進していく所存でございます。

 

保護者の皆様。

今年度も東小の教育活動全体を、

常々強力にサポートしていただき、

職員一同、心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。

 

また、ご家庭以外にも、

地域の皆様、

市役所の皆様、

関係諸機関の皆様、

数え上げればきりがありませんが、

子どもたちのため、日々ご尽力いただきました全ての方々に対しても、

同様に御礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

それに加えて、

ご多忙の中にもかかわらず、ヒマなふりをして、

誰に対しても何の影響も与えないことで有名なこのぶつぶつを、

定期的にご覧くださっていた、

希有(けう)な存在である、そこの御方。

どういうわけだか時折届くエールのおかげで、

「週に一度は更新」

という、ごくごく低いハードルを、

どうにかまたぎ続けることができました。

腰を180度曲げつつ、御礼を伝えます。

ありがとうございました。

 

というわけで、

以上をもちまして、

今年度のぶつぶつはこれにて終了でございます。

来年度、このページかあるのかどうか、

それは、村瀬にも分かりません。

とりあえず、

4月からも皆様が笑顔でいられる日々が続くことを願い、

口を閉じたいと思います。

 

それでは、また。

5年生のおかげで。

2024年3月21日 15時04分

こんにちは、村瀬です。

本日も穏やかな気候です。

3学期も残すところ、修了式だけとなりました。

今日は各クラス、

わーわーきゃーきゃー騒いだり、

せっせせっせと大掃除に励んだりと、

「学級」として活動している時間が多くあったように感じます。

 

靴箱の掃除を頑張っていた1年生と、

村「えらいねえ、がんばるねえ」

子「村瀬の顔も洗ってあげようか?」

なんて会話を繰り広げていたとき、

不意にぶつぶつし忘れていたことを思い出しました。

それは、5年生の活躍です。

 

卒業式の前日の話です。

5年生は、6年生に気持ちよく巣立ってもらうために、

式の準備を手伝ってくれました。

毎年のことなのですが、

通常は、5・6時間目を使うところ、

式前日が月曜日ということもあり、

5時間目(+昼放課の時間)だけで仕上げる、

という状況になっておりました。

短い時間で果たして完了するだろうか、

という村瀬の心配は杞憂に終わります。

それどころか、時間が余ってしまう、という状況が生まれました。

なにも、手を抜いたから、というわけではありません。

清掃活動や飾りの準備、椅子や机の設置などに、

5年生が集中し、団結して、手際良く終わらせたからに他なりません。

その仕事ぶりに、迷いなく「あっぱれ」を差し上げたいと思います。

 

村瀬は体育館を担当していたのですが、

多岐に渡る仕事を次々にこなし、

「村瀬、他に仕事ありませんか?」

「村瀬、それ運んであげましょうか?」

「村瀬、邪魔だからどいてくれませんか?」

など、自分から貪欲に役割を探す姿がたくさん見られ、

感心しました。

そして、

「ああ、この子たちが最高学年になるなら、大丈夫だな」

と、安心もしました。

 

椅子を丁寧に並べていた子どもたちは、

チームを組みながら、

「この列、シビれない」

と、謎の言葉を発しつつ、きれいに整列させていました。

訊(き)くと、

「ワタクシのシビれたとき、

 それは椅子がばっちりと並んだときザマス」

との返答でした。

なんだかよく分かりませんが、

確かにばっちりきれいに椅子が並んでおりました。

あまりの見事さに、

「シビれる」という言葉を、

今後村瀬も積極的に使用していこうと決意したのでした。

 

そんなことはさておき、

今年の6年生と同じように、

5年生も、

「誰かのために」活動する、

そのことの尊さや大切さを理解しているように感じました。

 

5年生のみなさん。

おかげで、素晴らしい卒業式になりましたよ。

これからどうぞ、

自分たちらしく、

東小学校を支えていってほしいなと、期待しています。

どうもありがとう。

 

それでは、また。

いってらっしゃい。

2024年3月19日 21時05分

こんばんは、村瀬です。

今朝、途切れ途切れではありましたが、

太陽を囲うように、虹が見られました。

ご覧になられましたでしょうか?

6年生の担任、T先生も見たと、嬉しそうに話しておりました。

 

そんな吉兆のような光景が日進市に広がっていた本日、

卒業式が挙行されました。

113名の卒業生が、

実に立派な姿で、

無事に巣立っていきました。

掛け値無しで、実に素晴らしい式になったのだと感じます。

 

卒業生の保護者の皆様、

職員一同、心かよりお祝いを申し上げます。

今日に到るまで、

各ご家庭で様々なドラマがあったことと思います。

それは決して、

楽しく、幸せな物語ばかりではなかったことでしょう。

苦しみや悲しみに滲む時間もあったのではないでしょうか。

ひょっとすると、今現在も不安を抱えている日々なのかもそれません。

 

しかしどうか今日ばかりは、

お子様がこうして、

無事に生きて、

門出を迎えられた。

そのことを手放しで喜んでいただけたらと願います。

それは、

実に当たり前のようで、

実はとても幸運なこと。

そう感じてやみません。

 

本日は誠におめでとうございました。

 

卒業生のみなさん。

式中のみなさんは、

とても素敵な姿でしたよ。

さすが、ですね。

 

いよいよ、新しいステージです。

この先、

笑顔満開の晴れ渡る日々が続いていく、

というわけには、なかなかいかないものです。

立ち止まったり、涙がこぼれたり、

まるで雨降りのような日々が、

時には訪れることでしょう。

だけど、そんな日々も、

大切なのだということを、

伝えておきたいと思います。

もちろん、雨降りの中では、

そう考える余裕もなく、

悲しみや痛みを強く感じるだけかもしれません。

だけど、

その悲しみや痛みを乗り越えたときには、

「たくましさ」が生まれます。

その悲しみや痛みを通して知る、

「優しさ」もあります。

みなさんの心が育つのは、

きっとそんな雨降りの日なのだと思うのです。

やがて雨がやんだとき、

きっとみなさんの心の中は、

「虹」を見たときと同じように、

希望で満ちあふれることでしょう。

だから、

晴れの日も雨降りの日も、

堂々と、胸を張り、

自分らしく、

歩みを進めてくださいね。

笑っては泣いて、怒っては落ち込んで、

たくさん心を動かして、

どうかあわてず、

大人になってくださいね。

 

卒業、おめでとう。

 

それでは、いってらっしゃい。

 

おっと。

なんだか村瀬らしくなく、

まじめなぶつぶつになってしまいました。

では最後に、村瀬らしく、

どうでもいい話を一つ。

 

村瀬は今日の卒業式で、

とんでもないミスをしでかしてしまいました。

さて、どんなミスでしょう?

答え合わせは、次、あなたと会ったときに・・・

一日芸能人体験。

2024年3月14日 17時14分

こんばんは、村瀬です。

今日は一日穏やかな気候で、

しばらく足を止めてしまったほど、

とてもきれいな夕景が広がっていました。

 

今週も相変わらず、ばたばたまっただ中の村瀬です。

しかし、そんな中、

「村瀬、毎日見てるんだけどさ、

 最近、ぶつぶつ全然してないじゃん。

 どういうつもりなの?」

と、朝、子どもに問い詰められました。

「あ、いや、一応ですね、

 週に1度の更新は、どうにか守っているのですが・・・」

「でもさ、村瀬誰よりもヒマなんでしょ?

 ぶつぶつでもそう言ってるじゃん」

「あ、いや、まあ、確かにですね、

 他の先生方に比べたらそうかもしれませんが、

 話を少し盛ってしまっているというか、何というか・・・」

「言い訳してないで、ちゃんとぶつぶつしなさいよ!」

「は、はい・・・すみません」

ということで、反省しながらぶつぶつしている村瀬です。

 

さて、6年生が巣立つ日まで、

あと「3日」となってしまいました。

今日はそんな6年生に、「卒業アルバム」が配付されました。

子どもたちは嬉しそうに思い出に浸っていました。

アルバムの最後の方には、

「寄せ書き」が残せる白紙のページが用意されています。

今日の休み時間は、

先生たちにメッセージをもらいに言ってもよい、

という許可が特別に出されていました。

大放課、チャイムが鳴ると同時に、職員室に6年生が駆け付けました。

「おいみんな、村瀬がいるぞ」

「鼻ほじって、ヒマそうだぞ」

「村瀬、サイン書いて下さい」

「ぼくも」「わたしも」「おいどんも」「アタイも」

と、あれよあれよと人だかりができました。

「しかたないなあ」

と、ニヤニヤしながら職員室前の廊下に出て、応じました。

すると、どんどん列が出来上がります。

芸能人やスポーツ選手は、毎日こんな生活かあ。

大変だなあ、とますますニヤニヤします。

「村瀬、何にやにやしてるの?」

「いやあ、アイドルみたいだなあって」

「え? 違うよ」

「あ、すいません・・・」

叱られながら、子どもたちの要望に応じ続けました。

貴重な体験ができて、よかったです。

 

ところで、本日は、

村瀬の授業ラストデーでもありました。

今年度は、畑違いの理科を教えていたのですが、

どちらかというと、教わる機会の方が多かったように思います。

とても楽しかった気持ちと、

申し訳なかったという気持ちで、いっぱいです。

被害者である6年生の子どもたちなのですが、

どの学級でも、

一人一人のメッセージが書かれた素敵なプレゼントを渡してくれました。

教師冥利(みょうり)に尽(つ)きる贈り物です。

涙がちょちょぎれるほど、嬉しかったです。

 

さすが6年生です。

「社交辞令」というテクニックを身に付けているのでしょうか、

「楽しかった」「理科が好きになった」など、

好意的な文面がずらりと並んでいました。

お世辞だと分かっていても、

涙がちょちょぎれるほど、嬉しかったです。

そんなメッセージの中、

一段と目をひかれるものが一通ありました。

他の子どもたちが、恐らくいやいやながらも、

「村瀬先生」

と、敬称をつけて書いているのですが、

一人だけ、

「理科は苦手だったけど、村瀬のおかげで好きになりました」

と、甘過ぎる言葉を、見事な呼び捨てで塩気を加え、

絶妙なメッセージに仕上げてくれたのでした。

 

6年生のみなさん、一年間ありがとう。

一緒に勉強できて、村瀬はとても幸せな一年でした。

残り僅かの日々ですが、最後まで笑顔で過ごせるよう、

村瀬も全力でサポートしますね。

一緒に素敵な卒業式にしましょう。

 

それでは、また。