健診シーズン。
2023年5月19日 15時25分こんにちは、村瀬です。
昨日までの真夏ともいえる日差しはどこへやら。
今日は朝からよく降りますね。
こんな日があっても、いいでしょう。
ジタバタジタバタしていたら、
すでに週末になっておりました。
「週一度は更新」という「ぶつぶつ目標」を、
危うくあっさりと終了にしてしまうところでした。
というわけで、ぶつぶつします。
東小学校では、
今週より水泳指導が始まりました。
今年度も、「Oスポーツクラブ」にお世話になっています。
かつて学校のプールを使っていた頃なら、
今日のような気候なら間違いなく中止だったでしょう。
そもそも、こんな時期にはまだ始まっていませんでした。
大体、6月初旬に開始となり、
大体、初めの頃は水温が低すぎて入れず、
大体、6月の中旬あたりからどうにか入り、
大体、最初のうちは紫くちびる少年少女が多発する、
という流れが恒例でした。
Oスポーツ様のおかげで、
どんな気候でも水泳指導が可能です。
しかもプロによる指導。
しかも温水。
よく冷えた消毒槽(そう)に浸(つ)かって数をカウントさせられ、
キンキンに冷えたシャワー(通称「地獄のシャワー」)を浴びさせられていた、
村瀬世代以前の人間たちがその光景を見たら、
暴動を起こすかもしれません。
うらやましそうにしている村瀬を通り過ぎ、
今日も5年生が嬉しそうにバスに乗ってプールに向かったのでした。
ところで現在、
どこの学校も「検査・健診」シーズンとなっております。
今日は1年生が聴力検査を受けていました。
まだ入学して2ヶ月も経っていないのに、
廊下で静かに待っている1年生があまりに多くて、
おったまげました。
さて、本日、村瀬自身も健康診断を受けてきました。
私たち教職員も、
年に一度は検査してもらうことになっています。
健康を維持していく上で、とても大切な時間ですが、
村瀬は苦手です。
特に、「胃」の検査が大の苦手です。
バリウムと発泡剤を飲む、あの検査です。
大人の方なら、きっと理解してもらえますよね。
病院に向かわず、喫茶店でも行こうかと迷いましたが、
1年生の立派な姿を思い出し、
勇気を振り絞って会場に向かったのでした。
いろんな検査をするのですが、
一発目がまさかの「胃」の検査。
うなだれながら検査の部屋に向かいます。
粛々(しゅくしゅく)と発泡剤を飲み、
バリウムを流し込みます。
ここから担当の先生の指示に従い、
身体を動かしまくるのです。
検査中は「げっぷ」が厳禁です。
身体を動かせば動かすほど、
こみ上げてくるものがあります。
それをどうにか必死に飲み込み、
右へ左へ身体を回転させます。
今回の検査が今までと違ったのは、
担当の先生が「のせ上手」だった、
ということです。
指示に対して的確に従うと、
「いいですね。いい回り方です!」
「もう少しだけ、左を向きましょうか。
そうです! そこです! 絶妙です!」
「右側も同じ角度でいけますか?
いけるじゃないですか! 素晴らしい!」
など、次々に褒めちぎってくださいました。
村瀬は、
「そ、そうかい?
ぼく、できるやつなのかい?」
と、まんざらでもない気分になり、
気がつけば、検査が終わっていました。
プロフェッショナルとは、まさにこのことだ。
これは、学校でも生かせるじゃないか、と、
勉強させてもらった上に、気持ちよく検査を終えられたのでした。
(胃は気持ち悪いけど。)
それにしても、今回の検査では、素敵な出来事に多々出会えました。
身長を測(はか)ったら、伸びていました。
実はまだ、成長期かもしれません。
視力測定では、(カンが)さえまくり、
裸眼(らがん)で驚異の数値をたたき出し、
看護師さんの度肝を抜きました。
血を抜かれる場面では、
「すごく刺(さ)しやすい血管!」
と看護師さんに褒められました。
こんな健診も珍しいことです。
これで健康が証明された、と思いたいところですが、
そんなに甘くないのが村瀬の歩む道です。
かつて一度だけ、同じように絶好調のときがありましたが、
後日送られてきた結果は、目を覆いたくなるものでした。
さて今回は、どうなることでしょう。
それにしても気候の変動が激しいこの頃です。
体調を維持するのも一苦労ですが、
子どもたちも保護者のみなさんも、
休めるときにはしっかり休んで、
健康に日々を過ごしてほしいなと願っています。
それでは、また。