東の方でぶつぶつぶつ・・・

味。

2025年11月20日 15時59分

こんにちは、村瀬です。

今週に入り、ガクンと気温が低下しましたね。

それと同時に、世間と同じように、

東小学校でも、インフルエンザの広がりを見せ始めております。

近隣には、学級閉鎖の措置をとっている学校もあります。

蔓延を防ぐために、

手洗い、うがい、換気をいつも以上に奨励しております。

できる限り窓も開けておりますので、

廊下の寒いことったら。

外以上に冷たさを感じる気もします。

 

しかし、そんな廊下で、

あたたかさを感じることもできます。

それは、現在、

図化工作で描かれた絵が、

多くの学年で掲示されているためです。

おかげで、

鳥肌を立て、ガクガクブルブル震えながら、

一方で、心はポッとあたためられるという、

身体の内外で矛盾が生じる現象がおきています。

 

話は変わりますが、先日5年ガールに、

「村瀬、一つだけ何かよくできるとしたら、何にする?」

と、問われました。

村「何かをよくできるとは、どういうことだね?」

ガ「だから、苦手なことをなくすとか」

村「なるほど。

  苦手なことをなくせるとしたら、か・・・。

  うむ・・・。

  一週間待ってはくれぬか?」

ガ「なんで?」

村「あまりにも、多すぎるゆえ・・・」

ガ「やっぱり」

なんて、やりとりの後、ガールはあきれて去っていきました。

 

「うーん、何にしようかな」

その後、村瀬は考え続けます。

職員室で腕を組み、うーんうーんと熟考(じゅっこう)していると、

「村瀬、大丈夫? 何か困ってる?」

と、校長先生から声を掛けられましたが、

あまりにもくだらないことで真剣になっていることを悟られぬよう、

「令和8年度の予定について、少し」

と、ごまかしました。

 

さらに考え続けて、時計を進めます。

うーんうーんと熟考中、職員室の予定表が目に入ります。

そして、今日の出張欄に、自分の名前が記されていることに気付きます。

「はっ!」

あわてて更衣室に駆け込み、ちゃんとした格好に着替えます。

よれよれジャージを脱ぎ捨て、

ズボンをはき、白いシャツに袖を通します。

そこにK先生が「お疲れ様です」と入ってきて、

着替え始めました。

少し言葉を交わした後、「お先です」とK先生が出ていきます。

シャツのボタンを掛け終え、次はネクタイです。

そこにI先生が「お疲れ様です」と入ってきて、

着替え始めました。

少し言葉を交わした後、「お先です」とI先生がでていきます。

村瀬は、まだネクタイを締め終えていません。

「はっ!」

村瀬はそこで気付きました。

もしも1つ苦手なことを改善できるなら、

「不器用さ」

にしようと。

 

2人が着替え終わっても、村瀬はまだ完了していない、

なんてことは、日常的な話です。

自他とも認める不器用な村瀬は、

ボタンを掛けるのが苦手です。

社会人になって20年以上が経過していますが、

ネクタイがちょうどよい長さに一発でおさまることは希(まれ)です。

大概(たいがい)は、前後どちらかが長くなってしまい、

二度、三度と締め直すことになります。

一発できれいに結べたときは、ラッキーデーに認定しています。

 

もちろん、他にも不器用さに翻弄(ほんろう)されることがたくさんあります。

その筆頭は「字」でしょう。

バランスよく書く、ということが相変わらずうまくいきません。

それにつながってくることだと思いますが、

まっすぐ線を描くということも苦手です。

定規を当てても、うまくいかないことがあります。

当然ながら、

まっすぐ切る、とか、円を描く、とか、

そういったことも、しっかり苦手です。

村瀬だってね、その改善のために多少は努力してきたんですよ。

でも、なかなか結果がともなわないのです。

そのこともまた、不器用な証拠ですね。

 

そういったことから、少年村瀬が特に苦手だった教科は、

「書写」「図画工作」「技術」「家庭科」あたりです。

理由が大変、分かりやすいですね。

図画工作の時間に、

自分がイメージしたものと、

完成した作品が一致することは皆無でした。

「はみ出さずに塗(ぬ)りなさい」

「線に沿って切りなさい」

と言われ、そう意識を保って臨んでいるのに、

しっかりとはみ出したり、

線の内外ジグザグに切ったりしてしまう村瀬。

先生を何度も唖然(あぜん)とさせてきましたが、

自分でも何度も呆然(ぼうぜん)としたものでした。

 

図画工作の時間が憂鬱(ゆううつ)でしかたなかった少年村瀬ですが、

その意識に変化が表れたのは、中学校に入学し、

「美術」に名称が変わった頃でした。

中学生村瀬は生意気にも思春期に差し掛かり、

一丁前に羞恥心(しゅうちしん)を増大させており、

ひどい仕上がりの作品を周りに見られることが、

心の底からいやでした。

友達に馬鹿(ばか)にされることを恐(おそ)れていたのだと思います。

 

とある絵画の授業でのことです。

予想通り、自分のイメージとかけ離れた作品が完成してしまいました。

作品提出の際、

村瀬は担当のI先生に、

「先生、またへたくそになったわ」

と、投げやりな言葉をこぼしました。

それに対して、I先生はこんな言葉を返してくれました。

「『雑な作品』や『気持ちがこもってない作品』はあると思う。

 自分に『合う作品』、『合わない作品』もあると思う。 

でも、先生は世の中に、『へたくそな作品』なんてないと思う。

 自分はへたくそだなんて思わずに、

他の人とも比べないで、

村瀬は村瀬にしかつくれない、

村瀬の「味」がある作品をつくればいいんだよ」

「村瀬味なんて、気持ちわるー」

と、茶化(ちゃか)してI先生から離れた村瀬ですが、

内心はとても響き、ほっとした気持ちになったことを、

30年以上経った現在も明確に覚えています。

I先生の言葉のおかげで、

技能が上がったわけではありませんが、

作品制作に対する向き合い方は確実に変化したのでした。

中学生村瀬は最後まで伝えられませんでしたが、

I先生には今でも心から感謝しています。

 

そんなことを、

廊下にずらりと並ぶ子どもたちの作品を、

震えて見ながら思い出していました。

ひょっとしたら寒さからではなく、

それぞれの「味」への感動からくる震えなのかもしれません。

間もなく保護者会です。

ご来校の折には、

誰と比べるのではなく、

ご自身のお子様の「味」を噛みしめていただけましたら幸いです。

あ、あたたかい格好で、ぜひ。

 

それでは、また。

2つの運動会。

2025年11月11日 16時54分

こんにちは、村瀬です。

今日は11月11日です。

「1」が4つ並ぶ、なんだか縁起がいい日ですね。

今朝は、一人の低学年ボーイをつかまえて、

「今日は『犬の日』って知ってた?」

と、問いますと、

「どうして?」

と、尋ねられましたので、

「ワンワンワンワン」

と、その由来を鳴き声で示したところ、

ボーイはさわやかに無視して、その場を離れていきました。

2月22日もめげずにトライしたいと思います。

 

さて、そんなことはさておき、

先週土曜日に開催された運動会、いかがでしたか?

村瀬的には、今年度もとてもよかったです。

子どもたちの輝きがあり、

保護者のみなさんのあたたかさがあり、

そんな素敵な雰囲気が運動場いっぱいに広がっていて、

そこに身を置けることの幸せを、

今年も特等席(本部)で噛みしめておりました。

 

多くの方にお越しいただき、直接目にしていただきましたので、

こちらで詳細をぶつぶつするのは控えます。

代わりに、

運動会の裏側で巻き起こっていた騒動について、

ぶつぶつしたいと思います。

とはいうものの、この騒動、

ただただ村瀬の個人的な物語でありますし、

ダラダラと長くなるに違いないので、

お忙しい方は、引き返すなら今のうちですよ。

 

まず、正直に申し上げますと、

村瀬、東小学校の運動会に、

途中までしか参加しておりません。

もちろん、最後までいたかったというのが本音ですが、

やむにやまれぬ事情で、

撤退をよぎなくされたのでございます。

 

その事情とは、

「運動会」への参加です。

なんと、

我が娘まーがれっと(通称)の運動会が、

重なってしまったのです。

運動会の「はしご」は初めての経験でした。

 

本部にいる立場上、迷いましたが、

まーがれっとは今年卒業で、最後の運動会です。

東小運動会における村瀬の重要度の低さと、

家庭での村瀬の立ち位置を熟知している校長先生や教頭先生から、

「いてもいなくても変わらないんだから、

行かないなんてありえないわ!」

との力強い言葉をいただき、

村瀬は迷いを振り切り、途中から向かうことを決意したのでした。

 

運動会前日、その旨をまーがれっとに伝える父村瀬です。

父「喜べ、まーがれっとよ!

  そなたの運動会に向かう許可が下りたぞ!」

ま「はあ、それはそれは・・・」

父「して、父はどのあたりで見ればよいのじゃ?」

ま「こちらの地図をご覧くだされ。

  このあたりがよろしいかと・・・」

父「ほうほう、ここであるな。

  最後の運動会、そなたの雄姿を、

  ばっちり撮影してしんぜよう。

  大船に乗った気持ちで舞うがよい!

  かっかっか」

素直に喜ばないまーがれっとでしたが、

父村瀬は撮影ポジションを頭に焼き付けたのでした。

 

当日のことです。

本部にてノリノリで楽しんでいる父村瀬のもとに、

相方から連絡が入りました。

『競技が巻き(前倒し)で進んでおるゆえ、

 速やかに来るべし』

その言葉を見て、

各方面にお詫びを入れつつ、あわてて学校を後にします。

『どれぐらい巻いておるのじゃ?』

学校を出発する前問いかけた言葉に対し、

相方からの反応はありません。

わざわざこんなことを伝えたということは、

相当前倒しで進んでいるのではないか。

焦る父村瀬は、車を(法定速度内で)ぶっ飛ばし、

まずは自宅に向かいます。

家についても、なんら音沙汰はありません。

これは、まさか、すでに・・・。

父村瀬は、車を飛び出し、着替えることもなく駆け出しました。

その速度は、2年生くらいまでの徒競走なら、

どうにか1位を取れるほどの猛スピードです。

 

道中、これまでの運動会の思い出が頭を巡ります。

学年全員が同じような格好をしていたため、

ずっと違う子を撮影していた年もありました。

体調不良のあまり、めまいに敗(やぶ)れ、

ずっと地面を撮影していた年もありました。

知り合いの方に偶然出会い、

話し込んでいるうちに競技が終わっていた年もありました。

最後の運動会までやらかしてしまったら、

ただでさえわずかしか残っていない父の威厳や居場所が、

木っ端微塵(こっぱみじん)に吹き飛ぶこと必定(ひつじょう)です。

間に合わない、なんて選択肢はありえません。

 

全ての体力を使い果たし、どうにか会場にたどり着き、

繰り広げられている演技を確認します。

終わっているどころか、始まってもいないし、

なんなら予定より遅くプログラムが進行しているではありませんか。

「おのれ、謀(はか)ったな、相方!」

尋常(じんじょう)じゃない速度で心拍を刻みながら、

(心の中で)絶叫する父村瀬。

その後、しばらくして、

『時刻が調整されたゆえ、

安心されたし』

という連絡が相方から入ったのでした。

 

もう仕方がないので、

マーガレット以外の学年の演目を見始める父村瀬。

ああ、この学校の運動会も盛り上がって素晴らしいなあ。

ささくれ立った心が癒されていきます。

そんな中、そばの児童席に座っていた少年たちが、

村瀬を見てくすくす笑っているではありませんか。

見たことのない少年です。知り合いではありません。

知らぬ顔しながら少年たちのやりとりに聞き耳を立てます。

少1「あれ、何?」

少2「気持ち悪いオジサンだ」

少3「『ヒガシ』って書いてあるよ。

   ここ東じゃないのにね」

その言葉を聞き、ハッとして目を下に落としました。

 

本校のオフィシャルぶろぐ「今日のオレンジキッズ」でも紹介しましたが、

東小学校では今年度も、運動会を盛り上げるために、

4年担任F先生デザインの学校Tシャツを制作しました。

今年度は3種類のデザイン展開だったわけですが、

「村瀬は東小愛が強いから、これにしなよ」

と、F先生に勧(すす)められるがまま、

本校正門の横に鎮座している石像をモチーフにした、

「鈴木先生(石像になった方)」Tシャツをチョイスしたのでした。

ご覧いただければ分かりますが(「運動会」ぶろぐ一番下の写真参照)、

鈴木先生を知らない人が見れば、わけのわからないデザインです。

村瀬だって多少の羞恥心(しゅうちしん)を持ち合わせておりますので、

上着をはおり、ジッパーを上げ、

Tシャツを隠すようにしてまーがれっとの運動会に足を運んだのです。

が、走ってきた途中に下がったのか、

息苦しくて、無意識で下げたのかわかりませんが、

気が付けば、ジッパーが全開となり、

鈴木先生も全開となっているではありませんか。

「おのれ、謀ったな、F先生!」

あわててジッパーを上げ、その場から去りながら、

(心の中で)絶叫する父村瀬。

その後、学校にてF先生を理不尽に説教したのでした。

 

なんにせよ、

まーがれっとの出場する種目には間に合いました。

そして、予定した場所のポジション取りにも成功します。

いろいろあったけど、まあ、これでよし。

ささくれ立った心をどうにか落ち着かせ、

携帯を取り出し、撮影準備にかかります。

入場の合図とともに、5・6年生が運動場に流れこみます。

まーがれっとを探す、父村瀬。

ところが、見当たりません。

きょろきょろきょろきょろ目をフル回転させ、

ようやく見つけました。

はるか、遠方に。

指示された場所とは真逆の場所に。

「おのれ、謀ったな、まーがれっと!」

近場のお子様を熱心に撮影する父母に囲まれながら、

(心の中で)絶叫する父村瀬。

撮影は諦(あきら)め、

目を凝(こ)らしてまーがれっとを見る父村瀬。

おかげで、運動会での最後の姿を、

脳裏に焼き付けることに成功しました。

ちなみに、相方は、

すぐそばでの撮影に成功していたのでした。

めでたし、めでたし。

 

というわけで、

長々とぶつぶつしてしまいましたが、

事前に予告したので、今回は謝罪しません。

 

あまりにも中身がないぶつぶつになので、

最後にこれだけは伝えておこうと思います。

 

運動会って、いいよね。

 

それでは、また。

スポーツの秋。

2025年11月6日 13時39分

こんにちは、村瀬です。

気が付けば、11月に突入しておりました。

肌寒いと感じる時間が大幅に増えましたね。

どうやら風邪をちょうだいしたようで、

久しぶりにマスクをつけて登校している村瀬です。

 

ところで、11月は、3連休という絶好のスタートでした。

いかがお過ごしだったでしょうか。

村瀬は、

「スポーツの秋」

を満喫しておりました。

とはいっても、

観戦専門です。

主に、2つのスポーツに熱中しておりました。

 

1つは、「ワールドシリーズ」です。

村瀬と同じように、

胸を熱くした方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

メディアで連日取り上げられておりますので、詳細は省きますが、

漫画以上のハチャメチャなストーリーで完結しましたね。

伝説となるであろう第7戦(最終戦)の当日、

村瀬は法要に出掛けておりました。

移動時間などにチラチラと状況を確認していたんですが、

どうにも敗色(オオタニさんがいるチーム)が色濃い様子です。

まあ、しょうがないよねえ、よく頑張ったよねえ、

と、心の中で労(ねぎら)い、おとなしくしておりました。

 

法要が終わり、最後に食事をとっていると、

携帯に連絡が入っていることに気付きます。

見ると、この試合に関する情報がならんでいます。

「同点ホームラン!」

「山本!」

なんて、気になるフレーズがずらり。

静かな食事会場の中、こっそりと中継をオン。

そこには、前日先発した山本がマウンドに立っていました。

「わーーー!」

と、思わずうなってしまい、会場中の注目を受け、

相方に叱られた村瀬です。

その後、勝ち越しのホームランを、

息子まいける(通称)と確認し、

二人で「わーーー!」と叫び、

再び相方に叱られた父子です。

 

最終回、会場を後にせねばならなくなります。

運転手である父は、中継を見られません。

「よいか、まいける。

 そなたが実況して、

 状況を事細かに伝えるのじゃ」

まいけるに依頼すると、

「御意(ぎょい)」

との返事があり、携帯を渡します。

ところがまいける、

「打たれた」「やばい」「ピンチ」「送った」「ファーボール」

などと、時折単語をつぶやくだけ。

自分だけが大いに楽しみ、

実況の「じ」の字も果たしてくれません。

歴史的フィナーレも、

「あ、

勝った」

で、締めくくる始末でした。

仕方なく、帰宅後、

様々なテレビのスポーツ番組やネットの世界をサーフィンし、

その偉業を祝っていた父村瀬でした。

 

2つ目は、「サッカー」です。

とはいっても、代表選やプロではなく、

部活動の試合です。

2日にサッカー部最後の交流試合が行われました。

本校オフィシャルぶろぐ「今日のオレンジキッズ」にも記しましたが、

これにて、サッカー部の活動に幕が下りることとなりました。

かつて、東小サッカー部の顧問をやらせていただいただけでなく、

一人のサッカー少年として部活動に汗をかいていた村瀬ですので、

寂(さみ)しさも一入(ひとしお)でした。

子どもたちのプレーを見ながら、

いろんな思い出がよみがえってきました。

 

4年生の入部した当初、ボールには触らせてもらえず、

とにかく校庭の周りを走らされたこと。

(昭和的指導ですね。)

初めて買ってもらった、

青いサッカーボール。

(へたっぴだったので、ボールだけ目立っていました。)

デザインが気に入り過ぎて、

1cm以上大きいサイズなのに買ってしまったスパイク。

(当然、ボールと一緒によく飛んでいきました。)

大した活躍はできなかったけど、

大会で任された「左ウイング」というポジション。

(左利(き)きでなかったら、おそらく出場できていないでしょう。)

優勝を収め、

祝勝会としてみんなで食べたラーメンの味。

(許されていた時代でした。)

 

顧問としての思い出も、もちろんたくさんです。

むしろ、そちらの方が多いのかもしれません。

特に、東小学校にて「郡市球技大会」で優勝させてもらったことは、

輝かしい思い出です。

でも、一番の嬉しかった記憶は、

大会で結果を残せたことより、大会中に起きた出来事です。

 

K小学校で顧問をしていたときの話です。

一進一退の攻防が続き、

PK戦に突入したことがありました。

ご存じのようにPK戦は、大変シビアな戦いです。

2人目まで、両チーム、シュートが決まりました。

相手チームの3人目の順番です。

ボールが、枠の外へと飛んでいきました。

こちらが一歩リードです。

そんな状況ですが、ピッチやベンチにいた選手は、

喜びを外に表しませんでした。

応援席から一瞬歓声が起きましたが、

それもすぐに静まりました。

相手チームの4人目が同じようにシュートを外したときは、

応援席からも、一切歓声が起きませんでした。

 

「失敗は誰だってする。

それに、望んで失敗する人なんて誰もいない。

 失敗を責めたり喜んだりするのではなく、

いいプレーをみんなで称(たた)える。

そんなチームを目指そう」

技術的な面に関しては、

素人(しろうと)に毛が生えた程度の指導力しか有しておりませんでしたが、

心の成長につながることに関しては、

妥協せず、しっかりと行っていきたい。

村瀬のくせに生意気ですが、

そんなことを考えながら顧問をしておりました。

上の言葉は、そんな村瀬がよく伝えていた言葉です。

 

「喜んじゃだめだよ。

 シュートを外したのは、

相手の失敗なんだから」

保護者から歓声が上がったとき、

一人の部員がそのように大きな声で止めたのだと、

応援席にいた当時のM校長先生から試合後に伝えられました。

「大人が学ばせてもらいました」

との言葉もいただきました。

その子は、3年間懸命に努力をしましたが、

ベンチ入りを果たせなかった少年でした。

ああ、ちゃんと伝わっていたんだなあと、

その話を聞き、

試合結果以上に感動し、

今でも一番の思い出として大事にしている村瀬です。

 

さて、

部活動を引き受けている顧問のほとんどは、

技術より心を育もうと考えているに違いないでしょう。

きっと現在の東小サッカー部、バスケットボール部でも、

変わらないと思います。

両部活動とも、今月で一区切りとなりますが、

子どもたちにはぜひ、

その「心」を忘れずに、

次のステップへと向かってほしいなと願います。

 

ついつい熱くなり、長くなってしまいました。

ごめんなさい。

 

それでは、また。

草刈りダービー。

2025年10月30日 14時04分

こんにちは、村瀬です。

穏やかな気候が続いております。

現在は6年生が運動会の練習に励んでおります。

2週間を切り、各学年仕上げの段階を迎えつつあります。

疲労も蓄積されているはずですが、

元気はつらつとした子どもが多く、驚かされます。

当然ですが、指導者である各学年の担任陣も、計画や準備に追われ、

絵に描いたようなあわただしい日々を過ごしています。

こちら側の疲労の蓄積は、手に取るように分かります。

 

こんな村瀬ですら、ちゃんと疲労しています。

どれくらいのレベルか、というと、以下の通りです。

 

先日、病院で健康診断を受けました。

その際、受付で検尿用のカップを渡され、

村瀬はその任務を完遂(かんすい)するため、

お手洗いへと向かいました。

そして、用を足し終えました。

空のカップを手に持ったまま。

呆然(ぼうぜん)としながら、受付に戻り、

その旨を伝えたところ、

「相当、お疲れですね」

との言葉をいただきました。

 

と、いうレベルです。

伝わりましたでしょうか。

 

そんなことはさておき、

とにもかくにも素敵な運動会にしようと、

全校が力を合わせて努力しております。

その輪の中に入らねばと、

にわかに焦(あせ)る村瀬です。

 

さて、何をしたら、

役に立てるだろうか。

職員室からぼーっと外を見ていると、

思いつきました。

そうだ、草を刈ろう!

 

オフィシャルぶろぐ「今日のオレンジキッズ」に記したように、

本校では「草取りダービー」という、

全校で除草作業に取り組むイベントが実施されました。

35分間で集められた草の量は、

ごみ袋、なんと150袋以上。

収集車がパンパンになってしまうほどの量でした。

子どもたちの努力に、惜(お)しみない拍手を送りたいと思います。

 

しかし、さすがは自然豊かな東小学校です。

150袋を越える量の草たちがいなくなったはずなのに、

それをあざ笑うかのように風に揺れる緑が、まだまだたくさんいます。

そういえば、出張と重なり、

「草取りダービー」に参加できませんでした。

その負(お)い目を払拭(ふっしょく)するためにも、

「ひとり草取りダービー」の開催じゃい!

ということで、倉庫に走り、

相棒の「たみおくん2号」(草刈りましーん)を手に、

運動場へ飛び出しました。

 

久しぶりの出動に「たみおくん2号」は絶好調で、

草さんたちをバリバリ刈り散らかしていきます。

朝から始め、気が付けば2時間目が終わっていました。

大放課中は危険なため、たみおくんを休憩させて、

プールそばのフェンスに絡(から)まったツタを手で取る作業に切り替えます。

そこに、虫かごをもった1年ボーイ3人が近寄ってきました。

子「村瀬、何してるの?」

村「草を刈っていたんだよ。

ほら、きれいになったでしょ?」

子「ぼくたちが取った草の方がたくさんだよ」

村「お、おう。まあ、そうだな」

子「なんでそんなことしてんの?」

村「先生はさ、『草取りダービー』に参加できなかったのだよ。

  だから今日『一人草取りダービー』をやっているのだよ」

子「村瀬、だめだよ。

  草取ってないじゃん」

村「え?」

子「草刈ってるだけだよ。

  ぼくたちみたいに取ってないよ」

村「あ・・・」

子「村瀬、ずるいよ」

村「お、おう・・・ごめん・・・

  じゃあ、『一人草刈りダービー』にするよ・・・」

子「それならいいよ」

村「ありがとう・・・」

1年生らしからぬ、大変的確な指摘をちょうだいし、

立ち尽くす村瀬。

するとボーイたちが、

「手伝ってあげるよ」

と、からまったツタを取り除いたり、

そばにある草を抜いたりしてくれました。

これぞ、まさに『アメとムチ』!

「これで『草取りダービー』だね」

と、粋(いき)な言葉までボーイから飛び出し、

その優しさとあたたかさに号泣した村瀬です。

 

ボーイたちは放課の終わり、

「がんばってねー」

と、労(ねぎら)いの言葉を残し、

運動会の練習へと向かっていきました。

その姿を横目に見ながら元気をもらい、

目標とした場所をすべて刈ることができました。

それでもまだまだモサモサはありますが、

お客様をお迎えする環境に向けて、一歩前進、でしょうか。

 

その一方で、さらなる疲労が身体にズシリと。

二日経過しましたが、未(いま)だ全身が悲鳴をあげており、

昭和に生産されたロボットのように、

ガチガチの動きしかできません。

それでも、達成感と触れた優しさにより、

心の疲労は軽減した、村瀬です。

 

それでは、また。

くんくんくん。

2025年10月22日 15時27分

こんにちは、村瀬です。

早いもので、修学旅行に足を運んでから一週間が経ちました。

先週の今頃は、

インバウンドのお客様とシカとフンにまみれていたことと思います。

 

10月も下旬に入り、さすがに季節が進んだように感じます。

学校の樹木も、少しずつ色づきはじめたように見えます。

自然豊かな東小学校では、その変化を見るのも楽しみの一つです。

昨日は、あいさつをしながら子どもたちを迎えていると、

3年ガールと4年ガールが、

お花を手渡してくれました。

村瀬らしく、花の名前が全く分からないのがお恥ずかしい限りですが、

その美しさは感じ取ることができます。

嬉しさのあまり、もらったお花を湯飲みに浮かべてデスクにおいている、

粋(いき)な男、村瀬です。

 

さて、本校オフィシャルぶろぐ「今日のオレンジキッズ」に記したように、

運動会の練習が熱を帯び始めました。

各学年、運動場や体育館、時には教室で声を響かせ、

練習を重ねています。

その様子を見ていると、

乞(こ)う、ご期待、と言いたくなるところです。

しかし中には、練習に消極的な子も見られます。

それはそうでしょう。

誰にでも得手不得手(えてふえて)があります。

運動が得意でない子もいれば、集団での行動が苦手な子もいるはずです。

そういう子にしてみれば、

とても大変な時期だろうと考えます。

それでも、その子なりに参加しようと精一杯努力している。

その姿は、

競争の結果や演技の出来栄(できば)えに関係なく、

本当に立派なものだと思います。

人と比べることなく、

一人一人の努力を見守っていきたい。

そう願うこの頃です。

 

そんな練習を運動場で見守っていると、

風に乗って漂(ただよ)う匂(においを、村瀬の鼻がキャッチしました。

むむ! この匂いは!

くんくんくんくん、匂いの元を探しにいくと、

やはりありました。

キンモクセイです。

毎年ぶつぶつしておりますが、

村瀬の最も好きな香りです。

鼻に詰めて歩いていたいほどです。

この木を「市の木」に選定した日進市のセンスの良さには、

脱帽です。

 

オレンジの可憐(かれん)な花は、

まだ満開な状態ではない様子です。

ということは、もうしばらくは香りを楽しめるでしょうか。

でも、この香り、

すぐになくなってしまうんですよね。

まあ、楽しめる期間が短いからこそ、

余計に芳(かぐわ)しく感じるのかもしれません。

 

一日中、木に埋もれていたい。

そう思いながら、

貴重な匂いを、

ふんがーふんがー、

目いっぱい鼻に吸い込もうと努力します。

すると、不思議なことに、匂いが変わってきました。

これは、「揚げ物」の匂いです。

ご近所の家庭からか、

それとも近隣のの食品加工工場からか、

はたまた給食が届いたからか、

そんな推理をしていると、

お腹が鳴りました。

今日の給食、なんだったかな。

そう思い、

あっさりとキンモクセイから離れ、

献立を確認しに行く、

結局は、

無粋(ぶすい)な男、村瀬なのです。

 

それでは、また。

奈良と京都の裏日記⑥(完結編)

2025年10月17日 14時22分

こんにちは、村瀬です。

今日は10時30分頃、

6年生の面々がぞろぞろと学校に到着しました。

その顔には疲れが、

と、思いきや、

そういう子は少数で、

多くが元気はつらつとしているように見えました。

当然村瀬は、

誰よりも何もしていないくせに、

顔どころか全身から疲労があふれかえっております。

 

さて、昨日、6年生は無事に帰還し、

オフィシャルぶろぐ「今日のオレンジキッズ」では、

旅日記を完結させることができました。

が、こちらの裏日記を閉じていないということに、

昨日、湯船に浸(つか)りながら、

旅の思い出を湯気とともにユラユラと浮かべているときに思い出しました。

と、いうわけでこうしてぶつぶつしているのです。

 

まずもって、参加者全員が始まりから終わりまで、

元気に過ごし、無事に帰宅することができたことが、

何より嬉しい限りです。

ところで、6年生のみなさん、そして、保護者のみなさん。

みなさんが帰宅の途へ向かおうとする頃、

一大事件が起きてきたことを、ご存じですか。

通称、「バッグ連れ去り事件」です。

一人の少年のバッグが、

バスの荷物置き場でかくれんぼしており、

そのままバス会社へと連れていかそうになった、

という事件です。

危うくバッグだけ、

再び次の修学旅行へと向かいそうになりそうでしたが、

どうにかそれは阻止し、届けていただきました。

心の広い少年とお母様は笑って許してくださいましたが、

多大なご心配と時間を掛けてしまいました。

誠に申し訳ありませんでした。

この事件は、語り継いでいきたいと思います。

(本人の許可を得てぶつぶつしております。)

 

最後の最後に大きなハプニングに見舞われてしまいましたが、

全体としては実に平和な旅であったのは、

オフィシャルぶろぐに記した通りです。

子どもたちの様子についても同様に、

ちゃんと伝えられたかなとは思います。

様子がよく分かってありがたかったと、

あたたかい言葉を何人かの保護者からいただきました。

引率者として、わずかでも役に立てたのかもと感じ、

涙がこぼれるほど、嬉しく思いました。

ありがとうございました。

しかしまあ、18回も記事をあげることができたのは、

平和だった証(あかし)といえるでしょう。

何か事が起きていたら、

もちろんそちらを最優先に動きますので。

 

さて、

オフィシャルぶろぐに書いていなくて、

他に伝えるべきことは何があるのか。

うーん、うーん、うーん。

そうだ、今回の旅で、

村瀬の心に響いた言葉を紹介しよう。

 

ということで、2つの名言を。

1つは、就寝前の班長会の折、

養護教諭I先生から飛び出した言葉です。

(こちらはぶろぐに記しましたが。)

『仏の顔も9時半まで』

もちろんこの言葉、

『仏の顔も3度まで』

がベースにありますが、

実にいい響きですね。

9時半の就寝時間を越えたら、

騒ぐでないぞ。

騒いだら今は大目に見ている優しい先生たちも、

鬼になってしまうぞ。

ということを端的(たんてき)にまとめています。

おまけに、

数々の仏に出会う京都と奈良の修学旅行もからんでいる、

実に秀逸(しゅういつ)な言葉です。

I先生には、何か贈っておきます。

 

もう一つ。

これは、西本願寺の入口付近に掲げられていた言葉です。

『誰もが、ただ、いていい場所』

なんか、ほっとしませんか?

もちろん、このお寺がそういう場所でありたい、

という願いの言葉だと思います。

しかし、この言葉は、

学校にも家庭にも当てはまってほしい、

と、感じてなりません。

ただ、そこにいる。

活躍できなくても、

成功をおさめなくても、

ただ、そこにいてくれるだけで、

誰かの救いになっている。

そう感じることのできる東小学校でありたい。

それを実現させるためには、

どうしたらいいんだろう?

そんな宿題にもなった、言葉です。

 

といった、素敵な言葉を紹介できたところで、

ご覧いただいたみなさんに感謝しつつ、

裏日記も閉じたいと思います。

 

それでは、また。

奈良と京都の裏日記⑤(つれづれなるままに編)

2025年10月16日 16時28分

こんにちは、村瀬です。

オフィシャルぶろぐ「今日のオレンジキッズ」に記したように、

ほとんどの行程を無事に終え、

現在、東小学校に戻るため、一路邁進(まいしん)中でございます。

現在、帰り道恒例のDVD鑑賞会が行われています。

今回は「頭の中」という主題のアニメで、

擬人化された感情たちが動き回っております。

眠いはずの子どもたちの多くが、今は熱中しております。

 

さて、今年度は、長時間のバス移動がそれほど多くなく、

ぶつぶつしている暇があまりありませんでした。

まあ、その必要性は皆無(かいむ)に等しいわけですが、

せっかくの隙間時間ですので、ぶつぶつしておこうと思います。

 

とは、いうものの、相変わらず平和な旅ですので、

取り上げることもない。

考えているうちに、うとうとしてしまい、

気が付けば、土山サービスエリアに到着しておりました。

いかんいかんいかん。

頭を振って、ぶつぶつに集中することにします。

 

なんて考えていたのですが、

DVDが面白過ぎて、しばらくそちらに集中してしまいました。

気がつけば、四日市ジャンクション。

いかんいかんいかん。

残り1時間を切ってしまったではないか。

 

何をぶつぶつしようか。

夜深くまで激論を交わした、T先生とのやりとりについてか?

いやいやいや、

内容が高尚(こうしょう)過ぎるゆえ、

読者がついてけなくなるから控(ひか)えておこう。

 

校長先生が「雨女」だという噂についてか?

いやいやいや、

かつて「雨男」という色眼鏡で見られ傷ついた自分には、

その話題は取り上げられない。

ていうか、今回、

雨に祟(たた)られたのは、

清水坂のお土産タイムと金閣寺の入場付近のみだったではないか。

降水確率70パーセントを超えていたのに。

ということは、校長先生、全然雨女じゃないじゃん!

いや、むしろ、村瀬が晴男に変化したのか?

しかしまあ、この話はデリケートな内容のでやめておこう。

 

では、なんだ?

清水坂で「お土産いいの買えた?」

と、話しかけた子どもから不審の目を向けられたことか?

いやいやいや、

あれはあの少年も悪い。

似たような校章を付けた黄色の帽子をかぶっていたのだから。

(日進市立A小学校のあなた、怖がらせてすまなかった!)

しかしまあ、これは2年に一度は犯(おか)す過(あやま)ちだから、

特段取り上げる必要もないだろう。

 

それじゃああれか、

安物の皮靴のせいで、靴ずれがハンパないことか?

いやいやいや、

それは前もぶつぶつした。

うーん、うーん、うーん、

と、思案をしていたら、

高速を降り、一般道に入ってしまいました。

そろそろ帰り支度をせねば。

というわけで、

ぶつぶつのページらしく、

無理矢理閉じたいと思います。

 

それでは、また。

奈良と京都の裏日記④(就寝編)

2025年10月15日 23時01分

夜分遅くにすみません、村瀬です。

オフィシャルぶろぐ「今日のオレンジキッズ」で触れましたように、

初日が無事に終了しました。

少し前に、教員と添乗員さん、カメラマンさんで反省会を行いました。

子どもたち、よく頑張ってたよね、というのが結論でした。

夜の見回りもしておりますが、

どの部屋も概ね穏(おだ)やかにしております。(男子部屋しか状況が分かりませんが)。

まだ眠れぬ子もいる感じですが、静かなので、まあ、目をつむります。

就寝前、「恋バナ」に花を咲かせていた部屋もあったようです。

修学旅行の夜っぽいので、まあ、目をつむります。

 

さて、村瀬、

今夜はT先生と部屋を共にします。

二人とも、もういい歳ですので、

「恋バナ」ではなく、

今後の我が国の行末(ゆくすえ)について熱く議論しながら、

夢の世界に入りたいと思います。

ということで、本日はこれにて、口を閉じます。

たくさんの方にご覧いただいたようで、

感謝して眠りにつきます。

明日もお暇でしたら、覗いてやってくださいませ。

 

それでは、また。

奈良と京都の裏日記③(ガイドさんもすごいぞ編)

2025年10月15日 17時04分

こんにちは、村瀬です。

奈良の目的地は全てクリアし、

京都の宿に向かうバスの中でございます。

 

オフィシャルぶろぐ「今日のオレンジキッズ」で記している通り、

予定通りの行程を無事に終えることができております。

いたって平和でございます。

おかげ様で、こうしてぶつぶつすることができております。

  

さて、こちらのページ、

何かハプニングが起きたらぶつぶつしてやろうと、

虎視眈々(こしたんたん)とイヤらしく辺りを見回しながら付き添っているのですが、

平和過ぎて何もぶつぶつできない。

それならば、このページ、いらないではないか、

と、葛藤しながら今もぶつぶつしております。

 

それでも、奈良の地を無理矢理振り返ってみようと思います。

法隆寺。

うーん。

修学旅行生が全国各地から来ていたなあ。

人混みの中、ガイドさん頑張って案内していたなあ。

そういえばガイドさん、バスの中でも分かりやすく、

場所に応じていろいろ解説してくださっています。

その知識や言葉選びには脱帽です。

かつて、村瀬が担任をしていた頃、

バス内でハプニングが生じたことがありました。

その対応をガイドさんがしてくださり、

代わりに観光ガイドを頼まれました。

すでに何回か似た行程の修学旅行を経験しておりましたので、

任せんしゃいと、ガイドマイクを持ち、みんなの前に立ちます。

「左手をご覧ください。

 あれが、えっと、なんだったっけ・・・。

 あ、あれだ、ほれ、ほれ、ナントカ寺」

思い出した頃にはすでに通過してしまい、

子どもたちからヤジとブーイングの嵐です。

 

ところで、奈良や京都では「景観条例」が定められており、

商業施設の看板等の高さや色づかいが制限されている地区があります。

ガイド中、日進市とは違う色のコンビニの看板を見つけました。

よしこれだ、と村瀬、再びガイドマイクを手にします。

「皆様、右手、コンビニ。

 ほら、コンビニ、色、違う。

 君が知っている色と違う。

 どうしてか、それは、えっと、あ、そうだ、

 じょーれい、ある。

 じょーれいのせい。

 色、違う」

焦(あせ)ってなぜかカタコトになってしまったガイドに、

「何言ってんだよ」

「じょーれいってなんだよ」

と、再びヤジが飛びます。

ハプニングに対応していたガイドさんと運転手さんが、

大笑いしていたことが今ではよい思い出です。

 

そんなわけで、先ほどぶつぶつした通り、

バスの運転手さんも尊敬していますが、

ガイドさんにも畏敬(いけい)の念を抱いている村瀬です。

 

完全に話は脱線しましたが、

ぶつぶつらしい内容になりました。

残りの奈良の特筆すべきハプニングは、

とある少年が地雷(フン)を踏み、

「終わった・・・」

と、つぶやいていたことくらいでしょうか。

 

お、バスがいよいよ京都に突入しました。

ガイドさんの話も始まったので、

そろそろ口を閉じたいと思います。

 

それでは、また。

奈良と京都の裏日記②(プロフェッショナル編)

2025年10月15日 09時31分

どうも、村瀬です。

先ほど、予定通り「関ドライブイン」につき、

出すものをしっかり出して、再びバスに揺られております。

実は朝、トイレに行き忘れており、ちょっと焦っていた村瀬です。

これでもう、無敵です。

 

今のところ、平和な時間が流れており、こうしてぶつぶつできております。

先ほどまで、後ろの席のがーるたちが、しりとりをしており、

「もう、『す』ばっかりじゃん!」

と、いわゆる「「す」攻(ぜ)め」にあい、

ご立腹されていたことが唯一のトラブルだったでしょうか。

 

現在は「名四国道」を奈良に向かって走っております。

渋滞もなく、実に快適なドライブです。

快適なのは、運転技術も大きいのかも、とも思います。

ブレーキや車線変更がとてもスムーズに感じます。

運転手さんの真後ろに座っていますので、

「よっ、ナイスドライブ!」

と、言葉をかけたいところですが、

集中を妨(さまた)げることになりますので、我慢しています。

 

当然のことですが、大型バスの運転は、

普通サイズの自動車を運転するのとはわけが違うでしょう。

かつて、バスの運転席に座らせてもらったことがありますが、

ハンドルなどのサイズや各種レバーの多さなど、

全く違う作りに驚きました。

それと同時に、このモンスターを巧みに操る運転手のみなさんに、

畏敬(いけい)の念を覚えました。

 

ご存じの方も多いかと思いますが、

「名四国道」はトラックの走行量が大変多い道路です。

今日もたくさんのトラックが駆け回っております。

バスだけでなく、トラックの運転も大変難しいことでしょう。

そんなプロフェッショナルに支えられ、

今日も日本の流通は、そして、観光は支えられています。

感謝、感謝です。

 

なんて、修学旅行から少し外れたことも考えられるほど、

平和な時間が流れているバスの中です。

 

それでは、また。

奈良と京都の裏日記①(ドキドキ出発編)

2025年10月15日 07時51分

おはようございます、村瀬です。

本校オフィシャルぶろぐ「今日のオレンジキッズ」に記しました通り、

村瀬、ただいまバスに揺られて奈良へと向かっています。

今年度も修学旅行に連れていってもらえることになったのです。

自慢ですが、担任をしていた頃を含め、これで7年連続であります!

ありがとうございます!

毎年、担任の先生方や村瀬以外の引率の先生、

そして、子どもたちがしっかりしているので、

村瀬は子どもたち以上に興奮しながら歴史的建造物に触れるのみ、

という、社会科の教員冥利(みょうり)に尽きる時間になっています。

もちろん、何か起きた時は、やってやるぞ!

という気持ちはちゃんとありますが。

 

しかしまあ、観光旅行のようにただ楽しむだけでは気が引けますので、

せめてできることは、と思い、ホームページの更新に励んでいるのであります。

ちなみにこちらのページでは、

いつも通り、どうでもいい情報を付け加えてぶつぶつしたいと思います。

そんなわけで、先ほど旅のスタートを切りましたが、

実はヒヤヒヤの出発でした。

まず、村瀬の家で、トイレが詰まりました。

その処理をしていて、学校の到着がギリギリになりました。

急いで出発式の場所へと向かいます。

そして、気づきます。

バッグを職員室へ忘れたことを。

こんなうっかり者、いないよなと落ち込んでいたら、

「あら、かばん忘れたわ」

との声が。

それは、校長先生。

体育館の脇に忘れていたようです。

きっと村瀬を孤独にさせないために、

わざとしたことでしょう。

そんなあたたかい気持ちになって出発した村瀬です。

 

それでは、また。

どろぼう。

2025年10月7日 16時03分

こんにちは、村瀬です。

今日は昨日と違い、曇天模様となっております。

なんでも台風がせまっているとか。

被害がなく、かつ、恵の雨だけもたらしてくれるコースとなるよう、

願うばかりです。

 

さて、昨日は秋の入口から遠ざかるような、

30度を超える「真夏日」となってしまいました。

前日との気温差が8度を超え、

そのアップダウンに村瀬の身体は、

絶叫(ぜっきょう)ともいえる悲鳴(ひめい)をあげています。

この体調管理が難しい気候は、

子どもたちにも影響を与えている様子です。

2学期が始まり、一か月頑張ってきた疲れも加わっているのかもしれません。

どうぞ無理せず、健康第一でお過ごしください。

 

とはいうものの、

厳しい気候となった昨日は、

不思議なほど欠席者が少ない状況でした。

そのことは、職員室でも話題となり、原因をみんなで追究したところ、

あっさりと結論が導き出されました。

それは、昨日が、

「お月見どろぼう」

の日だったということです。

恐るべし、お菓子の力!

ひょっとして、毎日、昇降口にお菓子を置いていたら、

欠席者が激減するのではないか。

そんな暴論も生まれましたが、

子どもたちにとって、

このイベントがどれほど大きなものなのかということを改めて感じた、

きのうの出席簿なのでした。

 

本校オフィシャルぶろぐ「本日のオレンジキッズ」に記しましたが、

村瀬は昨日、「お月見どろぼう」の取材に行くことを許可され、

地域を巡りました。

村瀬が想像していた以上に、

「どろぼう」たちを支援しているご家庭が多く、

両サイドの家々がずらりとお菓子を並べている通りもありました。

それを見ただけで、なんだかすごく嬉しい気分になりました。

言葉にするのはぐっとこらえましたが、

途中で出会った子どもたちに、

「いいなあ、うらやましいなあ」

という顔をしていたら、

パリッとしている2枚組のせんべいをくれた、

優しいどろぼうもいました。

それと、さらに嬉しかったのは、

どろぼうたちを引き連れてくださる「親分(親御様)たち」を、

大勢目にすることができたことです。

おかげさまで、安全が保たれたことと思います。

親分たち、ありがとうございました。

また、

子どもたちの笑顔を守るため、

支援し続けている各家庭・地域に対して、心からの敬意を表します。

ぜひこれからも、続いてほしいなと心から願います。

 

ところでこの「お月見どろぼう」、

村瀬が住むお隣のN市にまで広がりを見せています。

日進市に隣接しているN市の一部地域は昔からあったようですが、

その範囲が年々拡大している様子です。

少年時代、村瀬の学区ではこのイベントは実施されていませんでしたが、

ここのところ、参加する家庭が増えた感じを受けます。

 

「お月見どろぼう」前日の日曜日の夕食時、

娘まーがれっと(通称)が、

「母上、明日のお月見どろぼう、楽しみでございますわ」

と口にしました。

父「ほう、まーがれっとよ、

  そなた、お月見どろぼうを知っておるのか?」

ま「ええ、当然でございますわ。

  昨年も参加したではございませぬか。

  忘れたのでありますか、

  手に入れたお菓子の数々を父上が勝手に食べて、

わたくしの逆鱗(げきりん)に触れたことを」

父「お、おう、そうであったな・・・」

ま「して、母上、

  我が家の前に出すお菓子のかごは、

  ご準備いただけましたか?」

うなずく相方。

ま「うれしゅうございます。

  もらうだけでは申し訳ないですもの。

  今年はいろいろな種類を準備しましたゆえ、

  どろぼう様たちに喜んでいただけますといいですわ」

まーがれっとの言葉を聞き、

父村瀬の箸(はし)が止まります。

 

我が家の前に出すお菓子。

いろいろな種類のお菓子。

それは、納戸にしまってあったお菓子のことか。

「お、平家(へいけ)をやっつけた者たちのパイがあるではないか!

 ぬぬ、子守熊(オーストラリアの動物)が行進しているチョコまで!

 ややや、「赤ちゃん星」のラーメンまでも!

 まてまて、少し硬(かた)めのカラフルな熊さんグミもか!

 そろいもそろって、父の好物ばかり。

 ははーん、どうもこれは父へのさぷらいずじゃな。

 誕生日をまるで祝わなかったことへの贖罪(しょくざい)であるな。

 かわいいやつらめ。

 お腹は膨張気味(ぼうちょうぎみ)ではあるが、

 せっかくの好意(こうい)じゃ、

遠慮なく、いただくとするかのう」

昼下がり、誰もいないことをいいことに、

片っ端(かたっぱし)から開けていったお菓子たち。

まさか、あれが・・・。

 

その後の夕飯は、味がしませんでした。

その日は何事もなく時が流れました。

当日の帰宅後、どうなったか。

みなさんの想像通りです。

相方に、

「ただのどろぼう」

という称号までいただき、

今年もしっかりと逆鱗に触れた、父村瀬なのでした。

 

それでは、また。

秋の入口で。

2025年10月3日 17時13分

こんにちは、村瀬です。

10月に入りました。

秋っぽさが少しずつ色を濃くしていますね。

朝晩はちゃんと肌寒く感じるこの頃です。

 

十月初日から、本校は3日連続で大きなイベントが入り、

村瀬さえも慌(あわ)ただしい日々となっておりました。

危(あや)うく、「週に一度はぶつぶつ」というささやかな目標にさえ、

つまづいてしまうところでした。

 

本校オフィシャルぶろぐ「本日のオレンジキッズ」にも記しましたが、

昨日は就学時検診が実施されました。

当然のことですが、

お客様をお出迎えするということで、

いつものヨレヨレした格好から、

このところ、少しきつくなってきたズボンと、

パリッとした白地のシャツに身を包んでいた村瀬でした。

しかし、そんな日に限って、

給食でカレーうどんの登場です。

さすが村瀬、

案の定、しずくを飛ばし、

シャツにペチャ。

おまけにデザートに現れたミカンの果汁も、

シャツにブシャ。

もう、笑うしかありませんでした。

幸い、二つとも首から下げた名札の影に隠れる位置で、

見事に隠し通して(いたつもり)、検診を終えました。

 

就学時検診中は、

来年度入学のニューオレンジキッズと少しだけですが交流することができ、

楽しいひと時でした。

「ねえ、なんでこんなところに電車があるの?」

と、体育館横に鎮座(ちんざ)する「市電」を見ながら、

村瀬に尋(たず)ねてきたボーイがおりました。

「あのね、小学校に入ったら、担任の先生から教えてもらえるんだよ」

と、返答し、どうにかごまかした村瀬です。

少し気温は上がっていましたが、

検査を終えたニューオレンジキッズが

からっとした空気の中、

笑いながら校庭を走っている姿を多く見ました。

ここからも季節の変化を感じるとともに、

なんだか微笑(ほほえ)ましい気持ちになりました。

 

その頃、在校生たちは、

いつもよりうんと早い下校時間でしたので、

しあわせな午後のひと時を送っていた子が多かったでしょう。

「昼から友達と公園に行くんだ」

「みんなでサッカーする予定」

「自転車乗り回すよ」

登校してきたボーイあんどガール何人かから、

午後のスケジュールを教えてもらいました。

外で遊ぶ予定が多く、

こちらにも季節の変化を感じるとともに、

なんだかうれしく感じました。

 

大放課や昼放課の様子を見ても、

外で遊ぶ子どもが日に日に増えています。

タモをもって、逃げる虫たちを追い掛け回す子どもたち、

戦術もへったくれもなく、全員でボールを追い掛け回す子どもたち、

くるくるくるくる、鉄棒で回転し続ける子どもたちなど、

まだ少し暑さはありますが、

それでも過ごしやすくなった空の下で楽しそうにしています。

子どもだけではなく、

鬼ごっこで走り回っている2年担任のN先生や4年担任のF先生、

一緒にサッカーをしている5年担任のK先生など、

大人の姿もちらほら見えます。

ああ、いいなあ、

あんな頃もあったなあ、

今鬼ごっこしたら、

4秒でつかまるだろうなあ、

その前に、アキレス腱、ぷちっとやりそうだなあ。

と、職員室からしみじみ見ております。

 

とにもかくにも、

ようやく秋の入口に立っている様子です。

外で過ごす子どもたちや先生方に刺激を受け、

今年は「食欲の秋」を控えて、

「運動の秋」にしよう、

そう決意しながら、

膨張気味(ぼうちょうぎみ)のお腹をさする、村瀬なのです。

 さて、みなさんは、どんな秋にされるでしょうか。

それでは、また。

ブンブンブン。~その後~

2025年9月25日 16時30分

こんにちは、村瀬です。

今日も過ごしやすい気候ですね。

私たちと同様に、

同じように感じている生き物も多いことでしょう。

 

どうやら、東小やその周辺にお住まいのハチさんたちも過ごしやすいようで、

活発に飛び回っております。

昨日ぶつぶつした通り、

職務放棄をしつつ、

村瀬が正門(オレンジ門)脇で発見したスズメバチの巣も、

早朝にのぞいたところ、活発に出入を繰り返しておりました。

さらには、

体育館駐車場の脇に並ぶ樹木周辺でも、

多くのスズメバチが飛び交っていることに、

1年担任のK先生が今朝気付き、

急きょ周辺を封鎖したのでした。

その話を聞いた村瀬と校務主任のY先生は、

巣の位置を確認するため、現場に向かいました。

二人ともへっぴり腰で該当の樹木に近づきましたが、

発見には至りませんでした。

 

幸い、昨日のうちに市役所の学校教育課の方が、

駆除をしてくれる方を手配してくださっており、

早速(さっそく)、午前中に来てくださいました。

本校にも何度も来てくださっているプロフェッショナルで、

Y先生が現地に案内すると、

すぐに撤去(てっきょ)するとの頼もしい言葉をいただきました。

 

余談ですが、

我が娘まーがれっと(通称)は、

危険生物と戦う人々の番組を愛好しており、

放映される度にテレビにかじりついております。

特にスズメバチと対峙(たいじ)する職人さんを尊敬しており、

その活躍を羨望(せんぼう)のまなざしで見つめています。

そんなに熱中するならばと、

「どうじゃ、まーがれっとよ、

 将来弟子入りして、そなたも参戦してみるのは?」

と、問い掛けたところ、

「父上、なめておられますのか?

 この仕事は命がけの仕事。

 興味本位で就(つ)くことができるほど、

 甘い仕事ではございませぬ。

 もっと職人様たちに敬意をはらうべきでございます」

「う、うむ。すまぬ・・・」

と、ぐうの音(ね)も出ない説教をされたのでした。

 

ところで、

そういう番組で見る職人さんたちは、

宇宙飛行士のような防護服を着て、

煙を使ったり、掃除機を使ったり、粘着テープを使ったりと、

それぞれが様々な工夫をして対決に臨んでいます。

その勇気と知恵には毎度毎度感心させられます。

 

そんな場面が、

ひょっとして繰り広げられるのか?

それを、目の前で見ることができるのか?

幸運にも、受け持つ授業が始まるまで、まだ時間がある。

というわけで、Y先生と一緒に、

「蜂(はち)マスター」(業者さん)の動向を追います。

ちなみに、へっぴり腰(ごし)の二人は、

正門からかなり離れた来賓(らいひん)玄関から、

ガラスにへばりつくようにして蜂マスターを見守っていました。

 

蜂マスターは軽トラックを巣のそばで停めました。

その格好は、半そでシャツに短パンという、完全なサマースタイルです。

え? まさか、その格好で戦うのか?

さすがに、無謀(むぼう)だろ?

へっぴり腰ブラザーズは、ぶつぶつ言いながら見つめます。

すると蜂マスターは、荷台に載せていた撃退グッズを手にしました。

まずは防護服を着用し始めました。

これで上半身は鉄壁(てっぺき)です。

ほっとする、へっぴり腰ブラザーズ。

次に手にしたのは、虫取りアミ。

そして、恐らく市販の殺虫スプレー。

ん?

下、短パンのままだぞ。

煙とか、特殊器具とかは?

え?

そのまま近づいていったぞ!

あれ、塀で見えない。

でも植え込みがワサワサ揺(ゆ)れてる。

お?

動きがなくなったぞ。

蜂マスターは無事か?

戻ってきた! 蜂マスターが車に戻ってきた!

見ろ、アミの中に巣がある!

勝ったんだ! 蜂マスターが勝ったんだ!

サマースタイルで勝ったんだ!

大騒ぎのへっぴり腰ブラザーズ。

颯爽(さっそう)と軽トラックで去っていく蜂マスター。

ありがとう、蜂マスター!

これからもよろしく、蜂マスター!

いつまでも手を振っていた、へっぴり腰ブラザーズなのでした。

 

このように、

素人(しろうと)が決して真似してはいけない、

蜂の生態(せいたい)を知り尽くしたプロフェッショナルだからこそ可能だった、

その戦い方に触れることができ、

テレビより興奮した村瀬です。

巣はなくなりましたが、

今現在、家がなくなったことを知らず、

戻ってくるスズメバチもおりますので、

今しばらくお気を付けくださいね。

 

「ところで、

 まだ巣の所在が分からない体育館方面のハチと、

マスターはどう戦うのでしょうか?」

浮かんだ疑問を村瀬はY先生に問います。

「うーんとね、

 なんか、長い棒でつついて、

 場所確かめるらしいよ」

「なんですと?!

 令和の時代に、棒でつんつんですと?!

すごい! すごすぎるぞ、蜂マスター!」

勇気も知識もないので、見習うことは決してできませんが、

蜂マスターに対する感謝と尊敬の念を強くした村瀬なのでした。

 

ちなみに、授業で見られませんでしたが、

そちらも無事に撃退(げきたい)したとの話です。

めでたし、めでたし。

 

それでは、また。

ブンブンブン。

2025年9月24日 15時55分

こんにちは、村瀬です。

今日は本校で会議があり、

市内の小学校からお越しになる先生方の自動車を誘導するために、

子どもたちあこがれの、

あの有名な銀河系SF映画に出てくる、

青い『ライトセイバー』(本当はただの青い誘導棒)をもち、

校門前に立っておりました。

 

それにしても、随分と季節が進んだように感じますね。

酷暑が続いたせいか、

30度に満たないと、「涼しい」

25度に満たないと、「ちょー涼しい」

20度に満たないと、きっと「寒い」と感じるのではないでしょうか。

人はこうして、環境に適応していくのだなあと、

道路に立ちながらしみじみ感じ入っていた村瀬です。

感じ入りすぎて、

誘導するのを忘れてしまい、ご迷惑を掛けました。

 

これはいけないと、

集中し直して、再び車を待ち構えます。

そんな中、頭上にトンボが飛んでいるのに気付きました。

3羽、4羽と飛び交っています。

先日、赤トンボが激減しているというニュースを目にしましたが、

それを感じさせない飛びっぷりです。

ああ、やっぱりちゃんと、

秋になってきているんだなあと、

ライトセイバーを天にかざし、

停まるのを期待していた村瀬です。

期待しすぎて、

再び誘導に失敗してしまい、ご迷惑を掛けました。

きっと通り過ぎた先生の目には、

職務放棄(しょくむほうき)しているSF映画好きに映ったことでしょう。

 

これはいけないと、

集中し直して、三度車を待ち構えます。

そんな中、今度は険しい羽音(はおと)が聞こえてきました。

振り返ると、

目の前に、スズメバチ!

思わずライトセーバーを振り回し、どうにか回避します。

幸い何事もなく通り過ぎていきましたが、

またすぐに、違うスズメバチがやってきます。

むむむ、これは、戦うしかないのか。

ライトセーバーを構え、呼吸を整えます。

しかし、ハチさんは村瀬に構わず、

通り過ぎていきます。

それが、ブンブンブンと3匹も続いたものですから、

これはひょっとして、と思い、村瀬は彼らの後を追いました。

すると、正門(オレンジ門)の脇に、

大きな巣があるではありませんか。

むむむ、これは、戦うしかないのか。

いやいやいや、スズメバチは、無理です。

アシナガバチの巣なら、なんとか。

しかし、スズメバチは、断固(だんこ)無理です。

というわけで、忍び足で元の場所まで撤退(てったい)します。

 

ハチのことを一旦(いった)忘れて、

職務を全うするため、再び道路に目を向けます。

もうこれ以上、1台も見逃すわけにはいきません。

しかし、待てど暮らせど、車はやってきません。

気になって駐車場所を見に行くと、

全台到着済み。

秋になってもしっかりやらかす、

村瀬なのでした。

 

というわけで、

ご来校の皆さん、

蜂の巣が撤去されるまで、

オレンジ門付近の通行に、どうぞご注意を。

(市役所学校教育課の方がすぐに業者さんを手配してくださいました。

 感謝、感謝です。)

 

それでは、また。