東の方でぶつぶつぶつ・・・

楽しむ者。

こんにちは、村瀬です。

今年もちゃんと、早めに暑くなっていますね。

陽射しも強く、

少し外にいるだけで、肌が焦(こ)げる感覚があります。

以前村瀬は、

眼科のお医者様から、

目の疾患(しっかん)を抱えやすい体質だと言われ、

夏場はサングラスを着用することを推奨(すいしょう)されました。

自分でもなんだか照れくさく、着用を避けてきましたが、

どうにも目に痛みを感じることが増えてきたように思うので、

そろそろ掛けなければと考えております。

もし校内でサングラスを掛けた村瀬を見かけましたら、

調子に乗っておしゃれを楽しんでいるわけでなく、

そういう理由ですので、お許しください。

 

そんなことはさておき、

今年度、村瀬は、

およそ8年降りに、

専門教科である「社会」を受け持つという僥倖(ぎょうこう)に恵まれております。

5年生の授業を任せられていますが、

彼らとは昨年度まで2年間、

「外国語活動」

をともに学ばせていただきました。

「このシザースで、

このカードをカットするんだぜ、オーケー?」

といった感じで、

実に「大和魂」(やまとだましい)あふれる外国語を展開しておりましたが、

やさしい子どもたちは積極的に付き合ってくれたのでした。

 

「外国語」は5年生より教科に変わり、

専門性も増しますので、

村瀬には荷が重すぎると理解されたのでしょう。

今年度は、

外国語専攻の5年担任H先生とALTのT先生が、担ってくれることになったのです。

ちらりと授業をのぞきましたが、

さすが専門です。

村瀬と発音が違う。英語を使う時間も違う。分かりやすさも違う。

子どもたちも、楽しく理解を深めている様子です。

「え? そんなこと村瀬から習っちゃいないよ」

という事態も今のところ起こっていないようで、

ホッとしております。

 

さて、社会の授業を受け持つことになった今、

自分自身、一番気をつけねばと自戒しているのは、

「脱線」しすぎないようにすること、です。

各クラス週3回も会うことができ、

学習内容から逸脱(いつだつ)、いや、派生した話をして、

子どもたちの笑顔を見たい、

という誘惑に駆られてしまいます。

しかし、昔より学習内容が増えていたり、

授業時間が少なくなっていたりします。

もしも脱線を重ねすぎると、

学習内容が終わらない、という最悪な事態を招き兼ねません。

気を引き締めて子どもたちと対峙(たいじ)する日々です。

 

と、言いながらも、今日も、

「排他的経済水域」って言葉の響き、かっこいいよね、

必殺技みたいに使ったらいいんじゃない?

たとえばドッジボールとかで、

「はいたてきけいざいすいいきーーーーっ!!」

って、叫びながらやるとかさ、

あと、なんか使うと賢くみえるから、

今日帰ったらおうちの人の前で、

「排他的経済水域かあ・・・」

なんてつぶやくといいよ。

なんてちゃんと脱線し、

子どもたちと笑い合い、喜んでいた村瀬です。

 

ところで、現在の教育現場では、

子どもたちが「主体的」に学ぶ姿勢を身に付けることが重要視されています。

教師が一方的に教えるだけではなく、

子どもたちそれぞれが事象に興味や関心をもち、

それを基に自ら学びを深めようとする。

そんな力を身に付けさせるため、

授業形態も工夫していかなければなりません。

村瀬も今年度、

子どもたちが主体的に活動する時間を多く設けようと企(たくら)んでおります。

先日も、東西南北、それぞれの「日本の端の島」について、

自分が興味や関心をもった一つの島について調べ、まとめる活動をさせました。

まだ活動に慣れていないので、

なかなか思うように進められないのが普通ですが、

なかにはこちらが予想している以上のことを調べ、

理解を深めている子どももいます。

そういった子に共通することは、

楽しそうに活動する姿が見られることです。

「なんでだろう?」「どうしてだろう?」

を、理解できたことや、自分で解決することに、

楽しさを覚えるのだろうなと思います。

 

論語(ろんご・孔子が残した言葉)の中に、

「これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。

 これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」

という言葉があります。

「ある物事を理解している人には知識はあるが、

それを好きな人にはかなわない。

 でも、ある物事を好きな人は、

それを楽しんでいる人にはかなわない」

といった意味でしょうか。

子どもたちの様子を見ていると、

まさにそうだなと思うこともしばしばです。

 

主体的に学ぶ姿勢を身に付ける一番の近道は、

「楽しい」と感じることにあるのではないか。

そう感じられる授業にするためには、

どんな工夫が必要だろう?

答えはなかなか見つかりませんが、

そんなことを考え、教材研究に励んでいるこの頃です。

そのついでに、

そういえば、明日の社会で、

「メタンハイドレード」という言葉がでてきそうだな。

ん? これも、必殺技っぽいな。

口にしたら、賢そうだな。

なんて、ついつい違う楽しみ方も考えてしまう、

脱線王、村瀬なのです。

 

それでは、また。

新しいドア。

こんにちは、村瀬です。

今日も昨日も、眩しい青空が広がっていました。

と、思いきや、夕方に差し掛かると、雷雲が。

もう、夏ですね。

現在もゴロゴロと響き渡っています。

大粒の雨がこぼれ落ちてきて、

おへそを隠しながら、

先程あわてて運動場から職員室に戻ってきた村瀬です。

 

ここまでぶつぶつして、

今週は何をぶつぶつしようとしていたのか、

完全に忘れてしまいました。

肩肘をつきながら、

難しい顔でしばらくフリーズしていたら、

校務主任のM先生が、

そっとお菓子を机に置いてくれました。

「糖分をとって脳みそを動かして、ちゃんと働いてね」

という優しさでしょう。

やろうとしている仕事が「ぶつぶつ」とバレたら、

きっとお菓子を取り上げられてしまうので、

速攻(そっこう)でむしゃむしゃ全て平らげた村瀬です。

 

食べている途中で、

今日1年生がーるから、

「村瀬、今日ギョウザ食べたよ」

と、声を掛けられたことを思い出しました。

「給食のギョウザね。

 おいしかったよね」

「うん、初めて食べてみたの」

「ギョウザを、かい?」

「うん」

「初ギョウザか。

 そいつはナイストライだね。

 めでたい、めでたい。

 おめでとう」

そう祝福の言葉を送ると、

1年がーるは嬉しそうに去っていったのでした。

 

初めてのことは、勇気が必要なことが多いですね。

しかし、勇気をもって新しいドアを開けたとき、

そこには様々な出来事や感情が待ち構えています。

学校には、そんなドアがたくさんあります。

 

ドアの向こうにあるものが、

子どもたちの笑顔をつくったり、

新しい興味や関心につながっていたりする様子を見ることができると、

一緒に喜びを覚え、教員冥利(みょうり)に尽きるなあと、感じます。

もちろん、

ドアの向こうにはいつだって明るい世界が広がっている、

というわけではありません。

ただ、それだって、貴重な体験になるのだと思います。

いろんな世界を覗いて、

自分にとってしあわせに歩める道を見つけてほしいなと願います。

 

年を重ねると、

現状維持でいいかな、という気持ちが広がり、

なかなか新しいドアを開く勇気が湧かない、

という方も多いのではないでしょうか。

村瀬はその筆頭です。

臆病者の見本のような人間です。

いろんなドアをバンバン開けていく人を見ると、

子どもも大人も関係なく、

尊敬の念を抱きます。

 

そんな村瀬ですので、

学校現場で働くということは、

実に、よいことではないか、と思うのです。

子どもたちがドアを開けている姿を見ているうちに、

じゃあ、自分もやってみようかな、

という感情が生まれることが多々あるからです。

おかげで、

臆病代表であっても、

新しい景色を見ることができているのです。

子どもたちや好奇心旺盛の同僚達に、

感謝、感謝の村瀬です。

 

ちなみに今年度は、

「畑で野菜を育てる」

という、ドアを開けることができました。

現在、あすなろ・どんぐり学級や5年生と一緒に、

畑で奮闘しています。

 

あ、思い出した!

今日はそのことをぶつぶつしようとしてたんだった!

しかし、ずいぶん、ぶつぶつしたし、

なんだか内容もまとまっている感がでているので、

今日はやめておきます。

村瀬の畝(うね)だけ、

雑草対策に敷いた「マルチ」が風で吹き飛ばされた話は、

いずれ、どこかで。

 

それにしても、糖分って、ちゃんと脳に効くんだなあ。

ありがとう、M先生。

 

それでは、また。

次第に。

こんにちは、村瀬です。

思っていた通り、

メインストレートを走る抜けるF1カーと同じ速度で、

連休が通り過ぎていきました。

同じ想いを抱えた子どももいるようで、

「5日じゃ足りないよ。

 今日と明日も休日にして、

 あと4日連休をのばすべきだよ」

と、朝うなだれながら登校してきた5年ボーイに訴えられました。

「うむ、全くじゃな。

 しかし、あと4日増やしたところで、

 おそらくは月曜日、

 再び同じような気持ちになることであろう。

 4日とは言わず、

 あと1ヶ月ほどのばすべきじゃ!」

「そんなにはいらないよ。

 村瀬、ちゃんと働きなよ」

「お、おう・・・」

思わぬ裏切りに言葉を失った、

連休明けの村瀬です。

 

さて、ゴールデンウィークはいかがでしたでしょうか?

心身ともに少しでも回復できたのであれば、幸いです。

先回ぶつぶつした村瀬のかなしい予定は、

予定通りクリアできず、

予定通り呆然としながら連休明けを迎えたのでした。

 

何もしていないくせに、

身体が重いのはどういうわけでしょう。

おまけに今日は夏の陽射し。

放課後、明日実施される体力テストの準備のため、

少しの間、運動場で活動したのですが、

ぐったりしている初老村瀬です。

 

最近、

「暑熱順化」(しょねつじゅんか)

という言葉をよく耳にします。

次第に暑さに慣れることで、

暑さに強くなり、

「熱中症」対策として非常に有効である、

ということがアナウンスされています。

 

運動場で強い陽射しにさらされながら、

その言葉を思い出しました。

暑さだけでなく、

「次第に」慣れるということが、

いろいろな場面で大切なのではないかな、

ということも考えました。

 

長い休みが挟まると、

生活リズムが乱れがちになってしまいますね。

そんな中で、5時間、6時間と、

集中して授業を受けるということは、

なかなか大変なものです。

残念なことに、この先、

1学期が終わるまで祝日は一日もなく、

週5日の学校生活が長く続いていくことになります。

それを考えると、

余計に心が重くなり、

苦しくなってしまい、

「学校行きたくないな」

と、感じてしまう子もいることでしょう。

 

個人的にはいつも、

ゴールデンウィーク明けの今日を、

「第2の始業式」

と捉えるようにしています。

新学期が始まってから、

次第に学校生活に慣れていき、

リズムをつかんでいったように、

今日から再び、

あわてずゆっくりと歩みを進め、

徐々にまた慣れていってくれたら、

と、願っております。

各ご家庭でも、

お子様の様子を見ながら、

時にはブレーキをかけていただき、

この先の長丁場(ながちょうば)に備えていただけたら、

とも、願っております。

 

まあ、

すぐにモードを変えることのできない、

村瀬自身をフォローする言い訳なのかもしれませんが。

 

そんなことをしみじみ考えていたから、

余計に陽射しを浴び、

余計にぐったりしてしまったのかもしれません。

こりゃあ、明日ものんびりモードだな。

来週から、少しギアをあげるかな。

なんて、早速言い訳をしている村瀬なのです。

 

それでは、また。

ぼーっと。

こんにちは、村瀬です。

「今日、うちの父ちゃん休み」

「そうかね。それはうらやましいね」

「ずるいよね」

「でもほら、普段頑張ってくれているんだから、

 たまには許してあげようではないか。

 それに、ちゃんと学校に来たユーは、偉(えら)いよ」

「そうか、オレ、偉いか」

「ああ、偉い。

 先生もちゃんと来てるから、偉いだろ?

 ほめなさい。さあ、早く」

「村瀬はきて当たり前だよ」

「なんでだよ! ほめてくれよ!」

「いやだよ!」

5年ボーイと、こんなイザコザを巻き起こしていた、

ゴールデンウィークの狭間です。

 

さて、今日から5月です。

先週もぶつぶつしましたが、

唖然(あぜん)とするほど、4月が早く過ぎ去っていきました。

しかし、明日からの5連休は、

愕然(がくぜん)とするほど、さらに早く過ぎ去っていくのでしょう。

授業中、子どもたちに質問してみたところ、

連休に出掛ける予定がある、との回答は半数ほどでした。

中には、ご家族の方が全日仕事に出掛ける、という家庭もありました。

本当に頭が下がります。

そして、心から感謝申し上げます。

そういった方々の支えのおかげで、たくさんの笑顔がつくられている、

その事実を忘れてはいけないのだと思います。

子どもたちにもついつい熱く伝えていた村瀬です。

 

ところで、4月を振り返ってみますと、

記憶を失っているのかというくらい、

個人的なことは覚えていません。

しかし、子どもたちが様々な場面で、

いろいろと努力していた姿はちゃんと覚えています。

4月は、新しい環境に慣れるだけで大変なものです。

そこには緊張もあったことでしょうから、

知らず知らずのうちに疲れもたまっているに違いありません。

 

このタイミングで、

連休を迎えることは実に意義深い気がします。

遊びに出掛けてリフレッシュすることもいいでしょう。

しかし、なんだかもったいない気もするかもしれませんが、

なにもせず、ただただぼーっと、のんびりする、

という時間があることも、

疲れたこころや身体にとっては、大切なのかもしれません。

 

ちなみに、村瀬自身の連休スケジュールですが、

楽しい予定は、ちゃんと皆無です。

たまりまくっている仕事、

乱れまくっている部屋の片付け、

汚れまくっている車の洗車、

逃げまくっている家の用事などなど、

かなしい予定に埋め尽くされてしまいそうです。

5連休では到底足りず、30連休ほどいただければ、

どうにかなるかな、と思います。

そんな中でも、

どうにか時間をこじ開けて、

ぼーーーーっとしたいと企(たくら)んでいます。

まあ、ぼーーーーっとし過ぎて、

予定がクリアできずに連休終了し、

呆然(ぼうぜん)とする自分の姿が目に浮かびますが。

 

とにもかくにも、各ご家庭、

健康や安全には十分ご留意いただき、

おだやかで充実した連休になることを願っております。

そして、連休明け、笑顔の子どもたちに出会えることを、

楽しみにしていますね。

 

それでは、また。

小さな交流。

こんにちは、村瀬です。

気が付けば週末を迎えており、

気が付けば4月も終わりを終盤となっております。

年度初めとなる日本の4月は、

きっとどこの世界も、

目まぐるしく過ぎ去っていくのでしょう。

考えてみれば、「授業公開」で保護者のみなさんにお越しいただいたのは、

今週のことなのですね。

体感としては、先月に開催したような気分です。

それだけ日々、様々な出来事に翻弄(ほんろう)されております。

そして気が付けば、ぶつぶつの更新も忘れており、

危うく更新が滞(とどこお)り、

目標をあっさり反故(ほご)するところでした。

あぶねーあぶねーとあわてて、

重要な仕事を脇に押しやり、

こうしてぶつぶつし始めた次第です。

 

さて、本校オフィシャルぶろぐ「今日のオレンジキッズ」にも記したように、

1年生が入学して2週間あまりが経過しました。

日常のバタバタの中で、

まだあまりかかわりがもてていないのが残念なところです。

しかし、何人かとは交流を果たすことができました。

 

「この人、マイクでよくしゃべる人だよ」

「ほんとだ、マイクでしゃべってるおじさんだ」

1年生ぼーいずから言葉をちょうだいしました。

どうやら、集会等で司会を務めているからでしょう。

少しは認識されているようでよかったです。

「そうだよ。村瀬先生っていうんだよ。よろしくね。

 でもおじさんではないよ、決して」

と、笑顔で返答したところ、

「村瀬のおじさん」

と言い残し、颯爽(さっそう)と去っていきました。

あまりにも爽(さわ)やかだったので、

許してあげましょう。

 

「ねえねえ、この子なんていう名前?」

職員室前でも1年がーるから声を掛けられました。

「この子」とは、

東小のアイドルうさぎの『むぎ』ちゃんのことです。

「この子は、『むぎ』ちゃんっていうんだよ。

 かわいいでしょ」

村瀬は満面の笑みで答えます。

「ちがうよ、食べ物をきいてるんじゃないよ。

 この子のお名前だよ」

ちょっとイライラしはじめた1年がーる。

「え? ですから、あの『むぎ』なのですが・・・」

「それはうさぎさんのご飯でしょ。

 うさぎさんのお名前だよ」

「え? いや、あのですね、

 うさぎさんのお名前が『むぎ』なのですよ。

 ちなみにあの草は麦ではございません」

「もういい、他の先生にきく」

「・・・」

そのとき、通りかかったM先生に、

1年がーるはたずねます。

「ねえ、うさぎさんのお名前なんていうの?」

「『むぎ』ちゃんだよ。かわいいでしょ」

「うん」

え? 納得してる!

出会ったばかりの子どもにも信頼されていない、

さすがの村瀬です。

人を見る目がある、ということで、

許してあげましょう。

 

「大きいね」

放課中、廊下を歩いていると、

1年ぼーいに声を掛けられました。

「はっはっは、すごいだろ。

 先生みたいになりたければ、

 給食をいっぱい食べるのだよ」

そうアドバイスをすると、

「なりたくはない」

と、きっぱり言われました。

返す言葉のない村瀬でした。

確かにこんな大人になることはお勧めできないので、

許してあげましょう。

 

そんな小さな交流が、

心がささくれ立ってしまうような忙(せわ)しない日々に、

癒(いや)しを与えてくれるのです。

今年度もたくさん子どもたちに構ってもらおうと決意する、

村瀬なのです。

 

さて、ちゃんとした仕事に戻りますかね。ふう。

 

それでは、また。

大きな穴。

こんにちは、村瀬です。

今日は一日中青空が広がり、

夏日(25度以上)にもなった模様です。

4月に夏日になるなんて!

と、数年前なら大騒ぎになっていたところでしょうが、

最近では、

「まあ、そんなこともあるよね」程度の感覚になってしまいます。

日本の「四季」が失われつつあることに、

深いさみしさを感じるこの頃です。

 

それ以上のさみしさを感じたのが、

今日行われた離任式です。

オフィシャルぶろぐ「今日のオレンジキッズ」にも記しましたように、

本校からは、8名もの教職員が新しい場所へと旅立たれました。

今日はその内、5名の先生方にお越しいただきました。

どの先生にも、お世話になりっぱなしだった村瀬ですので、

子どもたちに向けて挨拶している姿を見ると、

感謝と申し訳なさで嗚咽(おえつ)してしまいそうになりましたが、

司会を務める立場でしたので、

どうにかこみ上げてくるものを飲み込み続けていたのでした。

 

それにしても、

かなり大きな「穴」が東小に空いてしまった感じを受けます。

田沢湖(日本一深い湖)くらいの深さでしょうか。

それとも、バイカル湖(世界一深い湖)くらいでしょうか。

きっと、誰も埋めることはできません。

 

それならば、新しい環境を創り上げるしかないでしょう。

幸い、今年度本校に赴任したみなさんも、

大変頼りになる方々ばかりです。

子どもたちの心を耕し、種を植え、花を咲かすことができるように、

今いる教職員で手を取り合い、前に進んでいきたいと思います。

もしそこに、

保護者のみなさん、地域のみなさんの手も加わっていただけたのなら、

それほど心強いことはありません。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

そんなわけで、村瀬、

その気持ちを燃やして、

どんぐり学級のT先生、M先生、

4年担任のK先生と5年担任のF先生と手を取り合って、

本館前に広がるここのところ荒れ放題だった畑を、

猛烈に耕したのでした。

 

いやいや、耕すのは、土地じゃないだろ、

という的確なツッコミには耳をふさぎます。

そして、この畑をめぐる話は、またどこかで。

 

最後になりましたが、

離任された教職員のみなさん、

これまで東小を支えてくださり、本当にありがとうございました。

今後もみなさんが健康で笑顔の花が多く咲く日々が過ごせるよう、

東小学校全員で、心より祈っております。

 

それでは、また。

しれっと、始まります。

ご無沙汰しておりました、村瀬です。

みなさん、変わらず元気にお過ごしでしょうか。

だとしたら幸いです。

気を失っていたのかもしれませんが、

気が付けば、令和8年度が始まり、

気が付けば、入学式が行われておりました。

素敵な衣装を身にまとった新1年生を見て、

意識を取り戻した村瀬です。

やはり、学校には子どもたちがいないと、

気が入りませんね。

 

オフィシャルぶろぐ「今日のオレンジキッズ」

に記しましたが、

大変素敵な入学式になりました。

何より、ふさわしい態度をしようと頑張る、

子どもたちの姿勢が素晴らしく感じました。

さらに、今年度は市長もお越しになり、

素敵な祝辞で花を添えてもくださいました。

例年の東小通り、

保護者のみなさんの協力的な姿勢は言うまでもありません。

村瀬のカミカミでつたない司会や連絡に対しても、

言いたいことをぐっとこらえ、微笑みを保ってくださいました。

今朝テレビで見た「星座占い」で、

見事12位の称号を与えられていましたので、

きっと今日もやらかすだろうとドキドキしておりました。

12位らしく、

自宅の洗濯機が脱水をしてくれなくなる、

というハプニングに見舞われましたが、

入学式は無事に終えることができました。

1年生のみなさん、保護者のみなさん、

入学早々助けてくださり、ありがとうございました。

 

なんて、しれっと、ぶつぶつし始めてしまいましたが、

改めまして、村瀬、今年度も東小にお世話になるという、

僥倖(ぎょうこう)に預かることができました。

どうやら、引き取り手がなく、

懐(ふところ)の深い校長先生が、

「仕方ないわね」と、

引き続き面倒を見てくださることになったみたいです。

子どもたちや保護者のみなさんの険しい顔は見て見ぬふりをして、

あたたかい学校や地域で過ごせることに、

きゃっきゃきゃっきゃと両手を上げて喜んでいる村瀬です。

そんなわけで、今年度もみんなで面倒を見てあげてください。

よろしくお願いします。

 

と、こなさなければならない仕事や書類の山を脇に置き、

ぶつぶつし続けている今、気付きました。

校長先生の許可を得ていないことに。

不要の象徴ともいえるこのページを、

果たして引き続き残してもいいものか、

村瀬自身にも迷いがありますし、

12位なので、きっと「No」が示されると思いますが、

隣に座っていらっしゃるので、

とりあえず今から問い掛けてみます。

 

「校長先生、今年度もぶつぶつしてよろしゅうございますか?」

「はいどーぞー」

 

実に簡単に許可していただきました。

さすが、懐が深すぎる校長先生であります。

 

というわけで、今年度もこのページの存続が決まりました。

数少ない読者のみなさん、どうぞよろしくお願いします。

ぶつぶつ四年目を迎えましたが、今年度の目標も、

「週に一度はぶつぶつ」

です。

また、このページを残していただいた恩義に報いるために、

オフィシャルぶろぐ「今日のオレンジキッズ」

の更新にも日々尽力していき、

今年度も「二刀流」で踏ん張りたいと思います。

ただし、もしもどちらかの刀を折るとしたら、

迷わず「ぶつぶつ」を選びます!

 

あ、1年生の保護者のみなさんをはじめ、

この部屋に(誤って)初めて足を踏み入れてしまった方に、

事前にお断り申し上げます。

こちらは、

主に学校を舞台にした、

村瀬の周辺で巻き起こる出来事がぶつぶつされる、

という極めてどーでもいいページに仕上がっております。

ですので、お忙しい際は、決して訪れることなく、

暇つぶしの手段が見つからないようなときにのみ、

のぞいていただけましたら幸いです。

 

それでは、令和8年度も、

どうぞよろしくお願いいたします。

 

それでは、また。

令和7年度、しゅーりょー。

こんにちは、村瀬です。

本校オフィシャルぶろぐ「今日のオレンジキッズ」に記しましたように、

すっかりと春の気配に包まれているこの頃です。

おそらくは、東小学校周辺の桜たちは、

今週末にでも満開を迎えるのではないでしょうか。

「今年もきれいですなあ。

 少しでも長く、咲いていてはくれませんかなあ」

と、桜たちとおしゃべりするのが近頃日課になっている村瀬です。

 

さて、無事に修了式を迎え、

全員が進級する運びとなりました。

子どもたちも保護者のみなさんも、

大いに喜んでいただければと思います。

今日を迎えられたことは、

当たり前のようで、当たり前ではないのですから。

どうぞ今日は、

両手をあげながら、

きゃっきゃきゃっきゃと各ご家庭で歓声をあげていただければと思います。

 

「今日のオレンジキッズ」に重なりますが、

こうして子どもたちが成長を遂げながら今日を迎えることができたのは、

子どもたち自身の努力はもちろん、

保護者のみなさん、

地域のみなさん、

市役所をはじめとする関係諸機関のみなさんなど、

学校を支援する全ての方々の協力があったからこそです。

今年度も力強く東小学校を支えてくださり、

本当にありがとうございました。

来年度も引き続き、ご理解、ご支援をいただけましたら幸いです。

 

なんてことを希望する村瀬も、

どうにか今日を迎えることができ、

心底ホッとしております。

寄る年波のせいなのか、

例年以上に各器官が悲鳴をあげる時間が、

長くありました(現在進行形)。

「もう、ここまでじゃ・・・」

と、行き倒れになりそうな場面も多々ありましたが、

その都度、

子どもたちや保護者のみなさん、

学校を支える全ての方々や同僚の優しさに救われ、

どうにかこうにか、

歩みを進めることができました。

 

今年度も、数限りない失敗を重ね、

「もう、ここまでじゃ・・・」

と、職を辞さねばと考える場面も多々ありましたが、

その都度、         

子どもたちや保護者のみなさん、

学校を支える全ての方々や同僚の優しさに救われ、

どうにかこうにか、

首をつなぎとめることができました。

 

身体を半分に折り、頭頂部を地面につけながら、

感謝の言葉を伝えさせていただきます。

本当にありがとうございました。

 

感謝ついでにもう一点。

「週に一度はぶつぶつ」という、

誰にとってもどうでもいい目標を、

今年度も達成することができました。

「もう、ここまでじゃ・・・」

と、キーボードをたたく指が止まる場面も多々ありましたが、

その都度、

数少ない奇特(きとく)なぶつぶつ読者のみなさんの、

か細い声援が届き、

どうにかこうにか、

ぶつぶつし続けることができました。

 

ところで、この、ぶつぶつのページ、

来年度は、どうなるのでしょう?

それは村瀬にも分かりません。

もしもページがなくなったとしても、

誰にも迷惑がかからないことだけが、

ぶつぶつの素晴らしさです。

そうなってもいいように、

ここでしっかりと、お礼と謝罪をぶつぶつしておきたいと思います。

貴重な時間を使って、

どーでもいい話にお付き合いいただいたそこのあなたに、

心からの感謝と謝罪を送ります。

ありがとう!

ごめんなさい!

 

さあ、これにて、令和7年度も終了です。

新学期を迎えるまで、

各ご家庭に穏やかで心安まる時間が流れることを願いながら、

口を閉じます。

 

それでは、また。

ちょっと早めの祝辞。

こんばんは、村瀬です。

ただいま、6年生との別れを惜(お)しむように、

しとしとと雨が降っております。

日も暮れ始めた今、よりさみしさが募(つの)りますね。

オフィシャルぶろぐ「今日のオレンジキッズ」

に記した通り、

今日は5年生が明日に控えた卒業式のために、

素晴らしい働きをしてくれました。

おかげで、気持ちよく6年生を迎えられる状態となりました。

5年生のみなさん、本当にありがとう。

 

これほど準備万端な状況、

そして、6年生の立派な姿が見たいという想いがある村瀬ですが、

無念なことに、

明日、東小学校の卒業式に参加することがかないません。

村瀬、他校の卒業式に参列します。

私事で恐縮ですが、

息子まいける(通称)の中学校卒業に続いて、

娘まーがれっと(通称)も小学校を卒業するためです。

先ほど「無念」とぶつぶつしてしまいましたが、

相方やまーがれっとが万が一これを目にしたら、

とっても怒られそうなので、

少しトーンを下げて、「さみしい」くらいに訂正しておきます。

 

さて、

そういうわけで、明日、

6年生に直接言葉を伝えることができません。

それはとても悔(くや)しいので、

校長式辞よりも、

教育委員会告辞よりも、

来賓祝辞よりも、

各方面から届く祝電よりも早く、

ここでお祝いをぶつぶつしたいと思います。

 

6年生のみなさん、

おめでとう。

小学校の毎日はどうでしたか。

うまくいったこと、いかなかったこと。

笑ったこと、腹が立ったこと。

はしゃいだこと、悩んだこと。

きっといろいろあったでしょうね。

もちろん、この先も、

いや、むしろ、この先の方が、

いろいろあることでしょう。

世の中は、あなたが思うほど、簡単ではありません。

だけどね、あなたが考えるほど、厳しくもないのですよ。

だから、だいじょうぶ。あわてずのんびり行きましょう。

どうかいつまでも、そのやさしい笑顔を、大切に。

自分の分も、友達の分も、ね。

 

加えて、保護者のみなさん、

お子様のご卒業、誠におめでとうございます。

ここに至るまで、

村瀬家のように、

平坦な道のりとはいえず、

また、現在進行形で悩みを抱えているご家庭もあるかとは思います。

そしてまた、

昨今の世界情勢を見渡すと、

子どもたちの未来に不安が尽きない、

そんな想いが募るかとも存じます。

しかし、そんな暗がりから、

少しばかり目を逸らし、

卒業を迎えたお子様を見つめ、

全力で愛(め)でいただきたいと願います。

様々な波風をどうにか乗り越え、

今日に至ることができた。

それは決して「当たり前」のことではなく、

「奇跡」といってもいいことなのですから。

 

最後になりましたが、

巣立ちゆく6年生の歩む道に、

多くの笑顔が咲くことを心から願い、

お祝いの言葉とさせていただきます。

 

それでは、いってらっしゃい。

15年。

こんにちは、村瀬です。

3月も中旬に入りました。

卒業式までの登校日は、式日を含め、残り6日となってしまいました。

式の練習や小学校生活のまとめの活動に勤(いそ)しむ6年生を見ると、

やはりさみしさを感じてしまうこの頃です。

 

中学校は、一足早く、先週末に卒業を迎えております。

私事ながら、我が息子まいける(通称)も、

先日無事に卒業することができました。

村瀬も父親として、式に参列させていただきました。

 

考えてみれば、

小学校の卒業式には、

今まで20回以上参列しております。

2回を除き、運営側としてですが。

しかし中学校の卒業式は、

自分が卒業生として送り出された時以外、

参列したことはありませんでした。

座席はどんな配置だろう?

式はどんな流れだろう?

式後はどうするんだろう?

我が子に集中せず、

運営に興味津々の村瀬。

これは、「教員あるある」なのかもしれません。

その姿勢を相方にたしなめられた父村瀬です。

 

我が子がいるということ、

それに加えて、証書を授与する校長先生が、

父村瀬の中学3年時の担任だった、

というなんだか嬉しい巡り合わせだったことを除いても、

心を動かされる、大変素晴らしい時間であることを実感しました。

特に、「合唱」は、

小学生ではまだ生むことができないであろう重奏なハーモニーが響き、

大きな感動を覚えました。

 

まいけるが、

呼名(こめい)され返事をする姿や、

熱を入れて合掌している姿を見ながら、

しみじみと思いました。

15年、あっという間だったな、と。

 

この15年間、

どのご家庭でもそうであるように、

様々なドラマがありました。

まだ言葉がたどたどしかった頃、

とあるドラマになぜだか感化され、

「ばいがえしだ」

と、ずっと連呼していた、まいける。

保育園時代、進級するときに、

仲良し4人組のうち、

一人だけ違うクラスになり、

絶句(ぜっく)、という状態を体感した、まいける。

とある青いプロ野球球団を愛好するようになり、

例年成績が悪いのは、自分の応援が足りないからだ、

と、よく分からない反省を重ねていた、まいける。

もちろん、そんなどうでもよい出来事ばかりではなく、

ここでぶつぶつすることもはばかられるような、

悲しい出来事に見舞われたことも幾度かありました。

 

彼が歩んできた道のりを、式中、いろいろと思い返しました。

そして、思ったのです。

子どもは、子どもなりに、

どうにかこうにか乗り越えて、

今日を迎えることができたんだよな、と。

そして、それが、どれほど尊いことか。

きっと、村瀬だけでなく、

ほとんどの卒業生の親御さんが、

感じていたことと思います。

 

さて、今日は3月11日。

ご存じのように東日本大震災が発生してしまった日です。

おふぃしゃるページ「今日のオレンジキッズ」にも記したように、

本校では、半旗を掲げて哀悼(あいとう)の意を示すとともに、

全校で黙祷(もくとう)を捧(ささ)げました。

あの日から今日で15年。

くしくも、まいけるをはじめ、

中学卒業を迎えた子どもたちが生まれ育った時間と、

同じくらいの時が流れました。

 

この時期が近づくと、

震災についての様々な物語がメディアで紹介されます。

15年という時の流れの中で、

復旧や復興を果たした場所もあり、

立ち上がり、前に進めた人々もいるでしょう。

しかし、

あの日から変わらず、

動かすことができないかなしみや苦しみもある、

というのも事実なのだろうと、

そういったエピソードに触れる度に思います。

そして、

ただ、ここに、いることができる。

それが、どれほど尊いことか、

卒業式以上に、痛切に感じるのです。

 

『約束する。

今日を生きられなかったあいつの分まで生きる。

 苦しくても、かなしくても、生きる。

 ぼくは、ぼくたちは、生きる。』

かつて、被災地に足を運んだ際、

ある街の公民館で目にした中学生の言葉です。

その言葉を噛みしめ、

被災された皆さんの心安まる日々を願うとともに、

生きていることの尊さを感じる、

今日という日の昼下がりです。

 

それでは、また。

今日は楽しい。

こんにちは、村瀬です。

今日は久しぶりに、一日中雨が降り続いております。

先回ぶつぶつしたときにも雨が降り、

水不足解消の足しになればと思っておりましたが、

回復とはほど遠い結果だったようです。

この地域の生活を支える「牧尾ダム」の貯水率は、

2月末日で「22.8%」ということで、おったまげました。

が、平年もこの時期は「29.1%」くらいだそうです。

それでもやはり、不足していることには変わりなく、

他の地方ではもっと危機的な状況にある場所が多くありますので、

今回の雨が回復につながってくれることを、

心から願っております。

 

さて今日は村瀬、

職員室の自分のデスクでかなりの時間を過ごす一日でした。

今日だけではなく、

ここのところそんな時間が圧倒的に長くなっております。

おまけに腰痛が日々ひどくなっており、

座っているのもしんどいので、立ったまま仕事に励む、

という形で長時間過ごしていました。

このスタイル、仕事の効率が上がるということで、

取り入れている企業もあるそうです。

が、全く効率が上がらないのが村瀬です。

ただただ疲労を重ね、

どんどん効率が低下しているのを実感します。

 

書類たちと格闘し続け、ノックアウトしそうになったとき、

給食の時間を迎えました。

そのメニューを見て思い出しました。

今日は、「ひなまつり」

ということに。

 

こんな大切な節目を忘れていたなんて、

不健康極まりないじゃないか!

これは、働き過ぎだ。

と、今までサボっていた自分が原因ということを棚に上げ、

積まれた書類をにらみつけながら給食を口にしました。

そのおいしさに、少しずつ冷静さを取り戻した村瀬です。

給食センターの皆様、いつもおいしい給食をありがとうございます。

 

むしゃむしゃ食べ進んでいるとき、

不意にこんな疑問が浮かびました。

そういえば、ひなまつりって、なんだっけ?

 

食後、調査に入ります。

平安時代が起源か。うん、これは知っていた、

社会科教員ですから。えっへん。

それで、ほうほう、へー、そうかね、

ほんで、ふむふむ、ほー、なるほどね。

と、学びを深めた村瀬です。

(気になる方は自分で探究しましょう)

 

調査に満足した後、新たに疑問が浮かびます。

「ひなまつり」の歌って、

最近聴いてないけど、

子どもたちは歌えるのかなあ。

もう、歌わなくなったのかなあ。

 

「あかりをつけましょ ぼんぼりに」

の、アレです。

みなさん、歌えますか?

大人たちのほとんどは、いけますよねえ。

続きは、

「お花をあげましょ 桃の花」

です。

その後なんだか、覚えてますか?

「五人囃子(ごにんばやし)の 笛太鼓(ふえたいこ)」

です。

そして、

「今日は 楽しい ひなまつり」

で終(しま)いです。

いけましたか?

 

居ても立っていられなくなった村瀬は、

昼放課、調査に乗り出します。

出会った少年少女に、

「ねえねえ、YOUはさ、ひなまつりの歌、歌える?」

と、問い掛けていきました。

すると、全員が口ずさめました。

ところどころ、

歌詞をごまかしている者もおりましたが。

なぜ歌えるか訊(き)くと、

幼稚園や保育園でたくさん歌った、

との回答がたくさん集まりました。 

考えてみれば、

村瀬自身もそうでした。

幼い頃に繰り返し口にした歌は、

今でもしっかり残っているものが多いですね。

「童謡」のすごさを、今更ながら感じます。

 

ところで、尋ねた少年の中に、

「替え歌」で返した者もおりました。

その中身は、少年村瀬が歌っていたものと変わらない、

「明かりをつけましょ」

のあとに、危険物を入れ、その後の歌詞が、

「ドカンと一発」

と続く、実にしょーもないもの。

きっと頭に浮かぶ人が大勢いることでしょう。

ああ、そういったものも、残っていくのだなあと、

変に感心した村瀬です。

 

ちなみに、村瀬が東小学校で4年の担任をしていたとき、

給食中にひなまつりの替え歌を口ずさむ少年がおり、

牛乳を吹き出してしまった思い出があります。

それは次のような歌詞でした。

 

「あかりをつけましょ ぼんぼりに~

「お花をあげましょ 貴乃花(たかのはな)~」

 

「貴乃花」、

それは伝説のお相撲さんの名前。

貴乃花をお雛(ひな)様に捧(ささ)げるとは、

とんでもない迷惑ではないか。

大体、ひな壇に貴乃花を捧げたら、

崩壊するじゃないか。

なんて想像をしてしまったら、

口から牛乳が飛び出てしまい、

子どもたちから大ひんしゅくを買ってしまいました。

 

なんて、子どもたちの歌声に癒やされ、

しょーもない思い出を浮かべつつ、

楽しいひなまつりだなあと自分に言い聞かせ、

さらにはそんなどーでもいいことを長々とぶつぶつして、

現実逃避に励む、

桃の節句の村瀬なのです。

 

だから書類が積もっていくんだよなあ。

 

それでは、また。

割れた湯飲み。

こんにちは、村瀬です。

久しぶりにまとまった雨が降っております。

ここのところ、

深刻な水不足となっている地域がたくさんあり、

農作物等にも大きな被害が出ているというニュースを、

頻繁(ひんぱん)に目にします。

それらの地域や農家のみなさんにとって、

「恵みの雨」となっていることを願ってやみません。

 

さて、本日は、

愛知県の公立高等学校の試験日でした。

我が子まいける(通称)も、

「なるようにしかならぬでござる!」

という、

人生を達観したかのような、

開き直りの言葉を残して、

戦場へと向かったのでありました。

 

どうやら先ほど、

長い戦いが終わったようで、

「無念!」

という一言が携帯に送られてきました。

思わず笑ってしまった父村瀬です。

 

受験には悲喜交々(ひきこもごも)、

様々な感情が生まれるのが世の常(つね)です。

思うようなコースをたどることができる人がいれば、

思いがけぬ道を歩むことになる人もいます。

希望通りの道を歩めなかったら、

それで全てが終わり、

ということではないと気付くのは、

子どもたちにとって、ずいぶん先の話になるのでしょうね。

 

ところで、

父村瀬が高校受験をする前、

父の知り合いの住職(じゅうしょく)が営(いとな)むお寺に、

合格祈願のために参拝したことがありました。

その方は趣味が「陶芸」(とうげい)ということで、

敷地の片隅に小さな工房がありました。

祈祷(きとう)を終えた帰り際、

住職が「そうだ」とつぶやき、村瀬を工房へと連れていきました。

工房内の側面には、棚が備え付けられ、

すでに焼き上げられた湯飲みや茶碗がずらりと並べられています。

また、「ろくろ」の上にはまだ形成中の湯飲みが置かれていました。

住職は村瀬をろくろの前に連れていき、

「いいかい?」と呼び掛けた後、

形成中だった湯飲みを手に取ると、

そのまま床に落としました。

それはグチャリと音がして、

ただの粘土の塊(かたまり)と戻ったのでした。

唖然とする村瀬を尻目(しりめ)に、

住職はまた「いいかい?」と呼び掛け、

今度は棚に並べてあった湯飲みを手に取りました。

そして先ほどと同じように、

床に落としたのです。

当然ながら、湯飲みはガシャンと音を立て、

粉々に砕(くだ)け散ったのでした。

状況をよく飲み込めない村瀬に向かい、

住職は笑いながら、こんなことを告げました。

「湯飲みも君も一緒だよ。

 乾(かわ)いていなければ、壊(こわ)れることはない。

 またもう一度、作ればいいだけのことだ。

 乾ききってしまえば、それまでだよ。

 固まってしまわないように、

 たくさん泣いて、たくさん笑って、

 常に心を動かしなさい」

 

当時の村瀬は、驚きの方が勝(まさ)り、

「は、はあ・・・」

という返事しかできませんでしたが、

年を重ねるにつれ、

その言葉の深さを痛感するようになりました。

 

苦しみや哀(かな)しみを経験しないで日々を過ごすことは、

おそらく誰にもできません。

ならば、つらく、下を向いてしまう時間は、

今は雨降りのようだけど、

おかげで心が乾かずにすんだとイメージする。

雨がやんだら、

また新しく始めればいいんだと意識する。

そんな風(ふう)なやわらかな心でありたいし、

子どもたちにもそうあってほしいものだと願ってやみません。

 

窓の外に降る雨を見ながら、

そんなことを思い出していました。

さて、帰ったらまいけるに、

同じことをしてあげようかな。

いや、湯飲みを割った時点で、

相方のカミナリが落ちるな。

やめとこ。

 

それでは、また。

コーチの涙。

こんにちは、村瀬です。

北風に背中を押されるように、

時間はどんどん過ぎていき、

気が付けば卒業式までちょうど1ヶ月の位置にきております。

 

そんな中、世界に目を向ければ、

イタリアにて冬の祭典、オリンピックが開催されており、

連日盛り上がりを見せていますね。

冬季五輪としては、

日本史上、過去最多のメダルを獲得したとの報道もあり、

その活躍を嬉しく思う日々です。

ただ、残念ながら、

時差の関係で、深夜から明け方にかけての競技も多くありますね。

オリンピック大好き人間である村瀬としては、

リアルタイムで見たい、という思いはありますが、

到底(とうてい)眠気に勝つことはできず、体力ももちません。

あと10年、いや、20年若ければと、

寄る年波を恨(うら)みがましく思いながら、

朝の情報番組で歓喜しているこの頃です。

 

それにしても、

どうしてそんなことができるの?

と、どの競技を見ていても驚かされますね。

村瀬も、オリンピックスポーツをいくつか経験したことがあります。

 

スケートは、

生まれたての子ジカのように、

脚(あし)をプルプルさせながら氷上に立つことがやっとです。

滑り出しても自分をコントロールできず、

壁や人にぶつかってようやく方向転換、

そして、いとも簡単に転倒し、頭部を強打すること数知れずです。

ヘルメットをかぶっていなかったら、もうここにはいないでしょう。

 

スノーボードは、

どういうわけだか、斜面を背にして立つことができません。

後ろ向きで立ち上がり、

ゆっくりゆっくり、木の葉のように滑るのですが、

いつまでたっても正面に身体を向けられず、

そのままの姿勢で山のふもとに降りてしまいます。

「どうしてお前は、

 いつも俺たちにおしりを見せつけて降りてくるんだ」

と、一緒に行った友人に呆(あき)れられる始末です。

 

スキーは、

スノーボードに比べたら、まし。

と、思っていたのですが、

数年前、家族でゲレンデにおもむいたときの話です。

10年以上のブランクがあった村瀬は、

予想以上の滑(すべ)れなさに、我ながら唖然としてしまいました。

が、当時、初めて雪山にやってきた、

息子まいけるや娘まーがれっとがいる手前、無様な姿は見せたくない、

とは思いましたが、

スキースクールに数時間通った2人に、

技量をあっという間に追い抜かれてしまいました。

それでも、まーがれっとのおもり役として、

へっぴり腰で後ろからどうにかついて滑っていました。

あるとき、細く、ゆるやかな斜面の真ん中で、

まーがれっとが急に止まりました。

父は衝突を避けようと、板を横に向けたのですが、

止まりません。

ゆっくり、ゆっくりと、コースを外れていきます。

そして、急斜面を滑り落ち、

セーフティーネットに抱きとめられました。

その際、ネットの支柱に右手小指をぶつけ、激痛が走りました。

(ちゃんと骨折していました。)

コース内に取り残されたまーがれっとが心配しないように、

痛みにこらえながら、父村瀬は声をかけます。

「まーがれっとよ、案ずるな。父は無事じゃ。

 そなたは先にゆき、母上のもとへ向かうのじゃ。

 ここは危険であるうえ、父を救おうなどと、ゆめゆめ考えるでないぞ。

 さあ、父のことなどかえりみず、進むのじゃ!」

振り返ると、そこにはマーガレットの姿はありませんでした。

代わりに、

「パパ、あそこで網(あみ)に引っかかってるおじさんがいるよ」

と、ストックで村瀬を示している知らない男の子がいましたとさ。

 

なんて、4年前の北京オリンピックの際にも、

前任校でぶつぶつしたどーでもいいことを再び紹介してしまいましたが、

どの競技だって簡単なものじゃないんだぜ、

ということを伝えたかったのです。

とにもかくにも、

今回のオリンピックも、感動させられる場面が目白押(めじろお)しです。

そんな中で、現時点で村瀬的感動大賞は、

おそらくは多くの人と同じように、

「フィギュアスケート・ペア」についてです。

失敗を乗り越えた大逆転劇であったことや、

演技自体の素晴らしさにも、もちろん感動を覚えましたが、

村瀬の胸を打ったのは、違うシーンです。

 

それは、フリーの演技終了後、

(おそらく)コーチ陣3人の男性が映し出された場面でした。

得点結果発表前の、わずか5秒にも満たない映像でしたが、

3人が目頭を熱くし、抱き合う姿を見て、

ここに至るまで、

演技する2人を全力でサポートし、

数々の問題を一緒になって乗り越えてきたんだな、

と、強く感じたからでした。

 

学校現場では、

子どもたちにとって、

私たち教員は「コーチ」という立場にいます。

ですので、

子どもが何かを達成したときや壁を乗り越えたときには、

一緒に喜びを噛みしめることができます。

ひょっとしたら、

子ども以上に嬉しさを感じているのかもしれません。

当然、困難に立ち向かっている姿を目(ま)の当たりにすれば、

私たちも一緒につらさを噛みしめます。

どこまで負荷(ふか)をかけるべきなのか、

どこまで口や手を出すべきなのか、

そんなことも考えていますので、

ひょっとしたら、

子ども以上に苦しさを抱える場面もあるかもしれません。

しかし、そのマイナスがあるからこそ、

今回3人のコーチ陣が感情をあふれさせたように、

喜びがよりまぶしく輝くのだろうと思います。

 

考えてみたら、その気持ちは、

「親」という立場も同じかもしれませんね。

ただ、学校は、

子どもの数だけそういう場面が多いといえるのでしょう。

オリンピックという大舞台でなくても、

日常的にそのような感動に出会える学校という場所にいられることは、

とてもしあわせなことなのだろうなと感じている、

近頃の村瀬なのです。

 

それでは、また。

来年度も、きっと。

こんにちは、村瀬です。

先週に比べ、冷え込みが随分と緩み、陽射しの暖かさを強く感じました。

来週はまた寒さが戻る予報ですが、

いわゆる「三寒四温」を繰り返し、

春に近づいていくのだなと体感するこの頃です。

 

とはいうものの、

陽射しがない場所の冷気はちゃんと居残り、

校内の廊下や体育館はしっかり厳しい寒さです。

本校オフィシャルぶろぐ「今日のオレンジキッズ」にも記したように、

そんな体育館で本日は「入学説明会」が開催されました。

 

大変お忙しい中にもかかわらず、多くの保護者の方にご来校いただきました。

その恩に報いるために、

分かりやすく説明し、かつ、短時間に収めることにより、

一秒でも早く体育館から開放し、陽射しを浴び、

元気になってから職場に戻っていただこう、

そう決意して保護者の皆様の前に立ち、

マイクを持った村瀬です。

 

そして、見事に失敗しました。

さすが、村瀬です。

 

少しでも心配を取り除くための説明会で、

おいおい、こんな教員がいて大丈夫か、と、

かなりの心配をお土産に持たせてしまいました。

まさに、痛恨(つうこん)の極みです。

新1年生の保護者の皆様は、

誰もご覧になられていないと思いますので、

もしもお知り合いに該当者の方がいらっしゃいましたら、

村瀬の謝意を伝えてください。

昔の携帯電話くらい、

身体を折り畳んで謝罪しています、と。

 

ところで、

そんな村瀬の極めてたどたどしい説明であっても、

保護者の皆様は何も言わずに聴いてくださっていました。

厳しい視線やヤジが飛んできても、

筆記用具が飛んできても、

文句を言えないような状況でしたが、

静かに、おだやかな眼差(まなざ)しで、

最後まで辛抱強く耐えてくださいました。

それを目(ま)の当たりにして、村瀬は思ったのです。

東小学校の保護者のみなさんは、

来年度もきっとあたたかい、と。

 

さらには、会の中で、PTA会長のMさんから、

学校を支えるため、

他でもない子どもたちのために、

学校の活動をPTAも強く支援していく旨の話をしていただきました。

その言葉通り、

会終了後の「お迎え当番」を決めるにあたって、

PTA地区委員のみなさんが大勢駆け付けて、助けてくださいました。

それを目の当たりにして、村瀬は思ったのです。

東小学校のPTA活動は、

来年度もきっとあたたかい、と。

 

そんな感じで、

冷え切った体育館の中で、

春のようなあたたかさに触れ、

申し訳なさとともに、

喜びを強く感じていた村瀬なのです。

 

新1年生保護者のみなさん、PTA役員のみなさん、

来年度もどうぞよろしくお願いいたします。

 

それでは、また。

いないから。

こんにちは、村瀬です。

今日は節分ですね。

給食で豆が出ました。

職員室で騒ぐわけにはいけませんので、

心にすくう鬼たちを退治しようと、

「鬼は外」と心で唱えながら、

豆を噛みしめていました。

「なまけの鬼」「あきらめの鬼」「甘えの鬼」

「よくばりの鬼」「てきとーの鬼」「口だけの鬼」

「言い訳の鬼」「不誠実の鬼」「「無責任の鬼」

「臆病の鬼」「運動不足の鬼」「睡眠不足の鬼」

「腰痛の鬼」「手首痛の鬼」「視覚不良の鬼」

「顎(がく)関節症疑いの鬼」「そのくせ病院嫌いの鬼」

という鬼たちを退治したところで、

豆が尽きてしまいました。

完全制圧するためには、

あと、10袋は必要な様子です。

スーパーで購入して帰宅したいと思います。

 

さて、2月に入りました。

いよいよ、新年度に向けての準備に、

本腰を入れる時期となっております。

中旬には「入学説明会」が予定されており、

「なまけの鬼」が暴れ回っていたせいで、

今更その準備にあわてて取り組んでいる村瀬です。

 

ところで、以前、

オフィシャルブログ「今日のオレンジキッズ」などで紹介したこともありますが、

日進市内の小中学校には、

「スクールサポートスタッフ」(通称SSS、かっこいい)

と呼ばれる方々が活躍してくれています。

本校では、二人いてくださり(二人ともOさん)、

私たち教職員の様々な仕事をサポートしてくれています。

 

強大な力をもった「甘えの鬼」の飼い主村瀬は、

お二方にいつもお世話になりっぱなしです。

「Oさん、これ、お願いできますか?」

と、依頼すると、どちらのOさんも、

「はい、もちろんです」

と、いつも笑顔で引き受けてくださいます。

「縁の下の力持ち」とは、

まさに、SSSさんたちのことでしょう。

(学校には他にもそんな存在がおられますので、

 いずれ、ぶつぶつさせていただきます。)

 

そんなダブルOさんが、諸事情により、

ここのところ不在の日が続きました。

この印刷と、この印刷と、この印刷と、

この印刷と、この印刷と、この印刷、

あと、この印刷物を「トリトリ」(重ねて冊子上にしていくこと)してもらって、

ホッチキスで閉じてもらって、

封筒入れてもらって、

やったぜ、完成だぜ!

なんて、

「甘えの鬼」をリーダーとした、

「無責任の鬼」「口だけの鬼」「不誠実の鬼」たちの連合軍に簡単に操られ、

入学説明会の資料作りの協力を依頼しようとした村瀬は、

不在であるということを知り、震えました。

ここで「あきらめの鬼」に負けるわけにはいかないことくらい、

さすがの村瀬も理解しています。

ということで、

昨日は印刷機と永遠に戦う運びとなったのでした。

 

ガコンガコン音を奏(かな)でて書類をはき出す印刷機を見ながら、

しみじみ感じました。

ダブルOさんたちの存在の大きさを。やさしさを。ありがたさを。

もちろん、日々、感謝はしているつもりなのですが、

こういう状況になると、より一層その想いを強くするものです。

村瀬以外にも、そう感じている教職員はものすごく多いはずです。

「ダブルOさん、いつも本当にありがとう」

印刷の音に紛(まぎ)らわせながらつぶやき、涙をこぼした村瀬なのでした。

 

さて、印刷が終わり、次は「トリトリ」です。

職員室のデスクで、

加齢により指先の油分が低下し、

紙をうまくめくれずに苦戦している村瀬をそばの机で見ていたのでしょう、

「みんな、村瀬が加齢により、

つらい思いをしながらトリトリしているぞ。

 助けてあげようぜ!」

と、F先生が職員室内にいる先生方に声を掛けてくれました。

「加齢なら仕方ない。手伝うよ!」

と、そこにいた間違いなく村瀬よりいそがしい全教員が、

自分の仕事を中断させ、手伝ってくれたのでした。

 

そこにいないからこそ深く感じる、やさしさ、ありがたさ。

そこにいないからこそ生まれる、やさしさ、ありがたさ。

 

きっと誰もが誰かに感じることを、

両方とも実感するという「福」を、

節分前日に手にすることができた村瀬なのでした。

 

それでは、また。