楽しむ者。
こんにちは、村瀬です。
今年もちゃんと、早めに暑くなっていますね。
陽射しも強く、
少し外にいるだけで、肌が焦(こ)げる感覚があります。
以前村瀬は、
眼科のお医者様から、
目の疾患(しっかん)を抱えやすい体質だと言われ、
夏場はサングラスを着用することを推奨(すいしょう)されました。
自分でもなんだか照れくさく、着用を避けてきましたが、
どうにも目に痛みを感じることが増えてきたように思うので、
そろそろ掛けなければと考えております。
もし校内でサングラスを掛けた村瀬を見かけましたら、
調子に乗っておしゃれを楽しんでいるわけでなく、
そういう理由ですので、お許しください。
そんなことはさておき、
今年度、村瀬は、
およそ8年降りに、
専門教科である「社会」を受け持つという僥倖(ぎょうこう)に恵まれております。
5年生の授業を任せられていますが、
彼らとは昨年度まで2年間、
「外国語活動」
をともに学ばせていただきました。
「このシザースで、
このカードをカットするんだぜ、オーケー?」
といった感じで、
実に「大和魂」(やまとだましい)あふれる外国語を展開しておりましたが、
やさしい子どもたちは積極的に付き合ってくれたのでした。
「外国語」は5年生より教科に変わり、
専門性も増しますので、
村瀬には荷が重すぎると理解されたのでしょう。
今年度は、
外国語専攻の5年担任H先生とALTのT先生が、担ってくれることになったのです。
ちらりと授業をのぞきましたが、
さすが専門です。
村瀬と発音が違う。英語を使う時間も違う。分かりやすさも違う。
子どもたちも、楽しく理解を深めている様子です。
「え? そんなこと村瀬から習っちゃいないよ」
という事態も今のところ起こっていないようで、
ホッとしております。
さて、社会の授業を受け持つことになった今、
自分自身、一番気をつけねばと自戒しているのは、
「脱線」しすぎないようにすること、です。
各クラス週3回も会うことができ、
学習内容から逸脱(いつだつ)、いや、派生した話をして、
子どもたちの笑顔を見たい、
という誘惑に駆られてしまいます。
しかし、昔より学習内容が増えていたり、
授業時間が少なくなっていたりします。
もしも脱線を重ねすぎると、
学習内容が終わらない、という最悪な事態を招き兼ねません。
気を引き締めて子どもたちと対峙(たいじ)する日々です。
と、言いながらも、今日も、
「排他的経済水域」って言葉の響き、かっこいいよね、
必殺技みたいに使ったらいいんじゃない?
たとえばドッジボールとかで、
「はいたてきけいざいすいいきーーーーっ!!」
って、叫びながらやるとかさ、
あと、なんか使うと賢くみえるから、
今日帰ったらおうちの人の前で、
「排他的経済水域かあ・・・」
なんてつぶやくといいよ。
なんてちゃんと脱線し、
子どもたちと笑い合い、喜んでいた村瀬です。
ところで、現在の教育現場では、
子どもたちが「主体的」に学ぶ姿勢を身に付けることが重要視されています。
教師が一方的に教えるだけではなく、
子どもたちそれぞれが事象に興味や関心をもち、
それを基に自ら学びを深めようとする。
そんな力を身に付けさせるため、
授業形態も工夫していかなければなりません。
村瀬も今年度、
子どもたちが主体的に活動する時間を多く設けようと企(たくら)んでおります。
先日も、東西南北、それぞれの「日本の端の島」について、
自分が興味や関心をもった一つの島について調べ、まとめる活動をさせました。
まだ活動に慣れていないので、
なかなか思うように進められないのが普通ですが、
なかにはこちらが予想している以上のことを調べ、
理解を深めている子どももいます。
そういった子に共通することは、
楽しそうに活動する姿が見られることです。
「なんでだろう?」「どうしてだろう?」
を、理解できたことや、自分で解決することに、
楽しさを覚えるのだろうなと思います。
論語(ろんご・孔子が残した言葉)の中に、
「これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。
これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」
という言葉があります。
「ある物事を理解している人には知識はあるが、
それを好きな人にはかなわない。
でも、ある物事を好きな人は、
それを楽しんでいる人にはかなわない」
といった意味でしょうか。
子どもたちの様子を見ていると、
まさにそうだなと思うこともしばしばです。
主体的に学ぶ姿勢を身に付ける一番の近道は、
「楽しい」と感じることにあるのではないか。
そう感じられる授業にするためには、
どんな工夫が必要だろう?
答えはなかなか見つかりませんが、
そんなことを考え、教材研究に励んでいるこの頃です。
そのついでに、
そういえば、明日の社会で、
「メタンハイドレード」という言葉がでてきそうだな。
ん? これも、必殺技っぽいな。
口にしたら、賢そうだな。
なんて、ついつい違う楽しみ方も考えてしまう、
脱線王、村瀬なのです。
それでは、また。