東の方でぶつぶつぶつ・・・

補欠を組む。

2023年10月31日 17時38分

こんにちは、村瀬です。

今日で10月も終わりです。

にもかかわらず、20度を超えています。

涼しさが売りの11月開催の運動会のはずですが、

汗ばんでしまいます。

まあ、夏よりは、

と慰(なぐさ)め合っている、東小一同です。

 

昼の暑さに比べて、朝夕はしっかりと秋らしく冷え込み、

その寒暖差に健康管理が難しいこの頃ですね。

おまけに、

予期せぬ季節外れのいんふるえんざが、

日進市内で猛威を奮(ふる)っております。

運動会がせまる本校にとって、

毎日戦々恐々としながら、健康観察板を覗(のぞ)いています。

 

健康状態の不安定さは、

子どもたちに限りません。

どれほど気を配っていても、

体調を崩してしまう場合が、先生方だって当然あります。

また、先生方のご家族が健康を害してしまうことだってあります。

そんなときは、「お互い様」の精神で、

みんなでカバーをし合っていきます。

 

担任が不在のときに、

代理で誰がどの授業に入るのか決めることを、

教員界隈(かいわい)では、

「補欠を組む」

といいます。

その担当となっているのが、本校の場合、

主に村瀬が務めております。

 

授業内容は主に、お休みされる先生か同じ学年の先生方が決めます。

それが記入された「補欠指導票」という用紙が、

村瀬のところに運ばれてきます。

その計画を基に、村瀬は全先生の時間割表とにらめっこしながら、

誰が代わりに教室へ入るのか決めるわけです。

過去ぶつぶつでも紹介しましたが、

そんなときに活躍してくれるのが、

担任をもっていない、スーパーサブの先生方です。

そこに、村瀬を加え、

ついでに、無理矢理、教頭先生も加え、

「補欠指導票」を完成させていくわけです。

 

日によって違う学級に行くわけですから、

なかなか大変な役割ではあります。

しかし、いまだかつて、

先生方にお願いにうかがって、

No!」

と、断られたことはなく、

みんな笑顔で引き受けてくださいます。

それどころか、

村瀬がいつもおろおろおろおろと、

泣きそうになりながら補欠を組んでいるからか、

「村瀬、○時間目空いてるから、入ってあげるよ」

「村瀬、給食、代わりに行ってあげるよ」

「村瀬、アンタ、ろくなことしないから、アタシが代わりに行くわ」

などなど、温かい言葉をかけてもらうことばかりです。

その優しさには、感謝しかありません。

 

補欠に入る(代理で学級に入ること)と、

多くの子どもたちも優しくしてくれます。

「村瀬、宿題はこうするんだよ」

「村瀬、給食はこうやってやるんだよ」

「村瀬、ちゃんとして」

などなど、「ミニ先生」たちから色々とご教授いただきます。

その優しさにも、感謝しかありません。

 

村瀬も経験がありますが、

学校を休まざるをえない先生は、

「うち(クラス)の子たち、大丈夫かな?」

と、気がつけば考えてしまい、

身体は休めても心は休めない状態に陥(おちい)ってしまいがちです。

そんな先生に、一番の薬となるのは、

「先生のクラスの子たち、頑張っていましたよ」

といったように、子どもたちが褒められることです。

村瀬はそのことをよく、補欠に入ったクラスの子どもたちに伝えます。

すると、ますます、みんなで協力し合ってくれることが多いです。

先生を元気にしてあげたいという思いやりですね。

東小には、そんな素敵な心をもった子どもがたくさんいるのです。

誇(ほこ)るべきことなのだと思います。

 

事あるごとにぶつぶつしているように、

本校も人手不足の感は否めません。

お休みや出張が重なり、

補欠を組まなければならない学級が複数現れると、

村瀬はパニックになって、泡を吹きはじめます。

昨日なんぞは、パニックになりすぎて、

大切な用件で学校にきてくれていた教育委員会学習政策課のKさんや、

教材を運びにきていた業者のNさんや、

忘れ物を教室に届けようと廊下を歩いていた事務のTさんに、

「もし暇なら、補欠に入っていきませんか?」

という大変失礼で無謀な提案をしてしまいました。

もちろん全員が白い目を向け、失笑しておられました。

それでも、先生方と子どもたちのやさしさで、

どうにか昨日も今日も乗り換えられたのでした。

明日もそんなやさしさを頼りに、

補欠指導票を手に、

感謝の気持ちを胸に、

右往左往しているであろう、村瀬なのです。

 

それでは、また。

お昼の放送。

2023年10月26日 18時35分

こんばんは、村瀬です。

穏やかな気候が続いておりますね。

校門の脇で暮らしている「さつき」さん(羊さん)も、

9月より元気そうな気がします。

「天高く羊肥(こ)ゆる秋」といったところでしょうか。

出張の際、「さつき」さんの前で停車すると、

相変わらず「め~~~~~~」(会議で寝るなよ~)

と、応援してくれます。

嬉しい限りです。

 

「さつき」さんに負けず、最近食欲強めの村瀬です。

スーツのズボンがきつくなってきたのは、気のせいでしょうか。

腹筋などを数回して、引き締めた気になっている近頃です。

今日もしっかり、給食をおいしくいただきました。

 

そんな昼の時間、

東小学校では放送委員会のみなさんが、音楽を流してくれます。

もっぱら、ぽっぷなみゅーじっくです。

ヘビーローテーションで流れてくる曲がいくつかあります。

じぶんのかわいらしさに対して、世間に申し訳なさを伝えている曲、

異性に「もてたい」ことを激しく主張する曲、

自分自身が最強であることを訴える曲などです。

その中で、平成初期を彩(いろど)った、

とっとことっとこ歩く、ひまわりの種が大好きなハムスターの歌があるのは、

どういうわけでしょうか。

 

ところで、以前東小に勤めていた頃の数年間、

村瀬も放送委員会を担当していました。

その頃は、

ぽっぷなものだけではなく、

クラシックを流したり、

様々な学年の子どもたちや先生たちからのリクエスト曲を流したりもしていました。

また、音楽だけではなく、昔話だったり、クイズ大会だったり、

いろんな「番組」を子どもたちが考えていました。

かつては、放送委員は放送室でご飯を食べながら、仕事をすることができたので、

そういうことが可能だったのだと思います。

例のういるすのせいで、給食の時間の過ごし方が大きく変わり、

様々な制約があるため、現在は音楽のみの構成になっているようです。

 

「他にはない企画を考えて、給食盛り上げようぜ」

と、村瀬は放送委員の子どもたちに指示を与えておりました。

子どもたちは発想豊かに、色とりどりの企画を考えてくれました。

その中で思い出深いのは、

「人生相談」のコーナーでした。

校舎の様々な場所に「相談箱」を置き、

その悩みをずばっと解決する、という企画でした。

すると、2通の相談が届きました。

投函(とうかん)された記念すべき第一号のお悩みは、

『ぼくはきゅうりがきらいです。

 どうしたら食べられるようになりますか?」

というものでした。

それに対する当時6年生の放送委員の回答は、

以下のものだったことを、はっきり記憶しています。

「どうしたらきゅうりを食べられるようになるか、

 お答えします。

 がんばって食べる、です。

 では次のお悩みです・・・」

教室で聞いていた村瀬は思わず牛乳を吹き出しました。

その回答のせいでしょう、

その後誰も相談箱を活用せず、

あえなく1回で打ち切りの運びとなったのでした。

 

さて、本日のことです。

珍しく、初めて耳にする曲が流れてきました。

とてもきれいな歌声です。

村「珍しく、洋楽ですね」

校長先生に話しかけると、

校「え? これ? 洋楽?」

と、いぶかしむ返答をされました。

村「校長先生、これは英語でしょうよ」

校「村瀬、どんな耳してるの?

 日本語でしょ、これ。ねえ、K先生?」

校長先生は、職員室で食べていたK先生に問いかけます。

K「え? ええ、これは、日本語ですね。

 あれ? いや、まてよ、英語?

 いや、英語じゃないな・・・」

スピーカーを見つめながら、惑うK先生。

そのとき、事務のTさんがつぶやきました。

T「これは、韓国語でしょう」

校「確かに。

今の子たち、韓国の音楽好きだからね」

K「韓国語ですかあ。そうかもしれませんねえ」

「韓国語」で結論がまとまりそうになるなか、

村「え? 韓国語ですか? いやいやいや、

カムサハムニダ的な言葉出てこないし・・・」

と、村瀬だけはまだ疑(うたが)っています。

 

そこで思い立ち、村瀬は放送室へ向かいました。

そして、活動していた放送委員に質問をぶつけます。

村「あの、すみません」

委「村瀬じゃない。なによ? 暇なの?」

村「いや、はちゃめちゃ忙しいんですけどね、

先ほど、かかっていた曲ありますよね?」

委「これの前の曲?」

村「ええ、あのきれいな歌声の。

 あれは、どこの国の方が歌ってらっしゃいましたか?」

委「日本」

村「え? 左様でございますか。

 ということは、あれは、日本語でございましたか?」

委「ううん」

村「え? では、韓国語ございますかね?」

委「ううん」

村「え? ということは、つまり、

 英語ですね! 村瀬、正解じゃないですか!

 さすが村瀬!」

委「ううん」

村「え? じゃあ、なんですか?」

委「スウェーデン語」

村「スウェーデン語?!」

 

「いやいやいやいや、

そんなの分かるわけないじゃんよぉ。」

答えを持ち帰って伝えたところ、

全員で苦笑いです。

「たまには、昭和歌謡曲、聞きたいよねえ」

そんな声がこぼれた、今日もシニアであふれ返る、

東小学校職員室です。

 

それでは、また。

先生たちだって。

2023年10月23日 18時21分

こんにちは、村瀬です。

今日も過ごしやすい気候です。

ただ、朝夕と昼の寒暖差で、

体調を崩してしまった人々が増えております。(大人も子どもも)

健康維持が難しい季節でもあります。

みなさんどうぞ、ご自愛ください。

 

さて、前回は「日進市球技大会」についてぶつぶつしました。

今回もそのことについてぶつぶつしたいと思います。

 

みなさん、球技大会の審判が、

全員教員であること、ご存じでしたか?

サッカーも、バスケットボールも、

全試合、です。

中学校での大会はしっかりと把握しておりませんが、

少なくとも小学校の大会では、

外部のプロフェッショナルな人々に頼ることなく、

教員で運営されています。

主に顧問によって行われていますが、

人数が足りないときは、中学校の先生の助けも借ります。(その逆もあります。)

今回おったまげたのは、

バスケットボールの試合で、

A小学校のA教頭先生が笛を吹かれていたことです。

大会を支えるため、

一体、何年、コートに立ち続けてくださっているのでしょう。

心より敬意を表します。 

ところで、みなさん、審判、やったことありますか?

経験済みの方はお分かりになると思いますが、

自分がプレーヤーとしてゲームに参加するのと、

審判として参加するのでは、

全く異なる時間となります。

また、フィールドの中にいるのと、

外部から見るのでも、

これまた全く異なる感覚となるものです。

 

かつて村瀬もサッカー部の顧問を務めていたとき、

試合で何度も笛を吹きましたし、

副審も嫌というほどやりました。

その大変さったら、ねえ・・・。

一応村瀬、小学校ではサッカー部に在籍していたので、

ある程度のルールは分かっております。

なので、どうにか形ばかりは「やってる感」をだせていたかなと思います。

もしも、サッカー未経験で、

「審判をしたまえ」と言われたら・・・。

どうですか、みなさん、そんな依頼がもしきたら・・・。

引き受けますか?

 

実は、自分が経験していなくても、

顧問を引き受け、審判も引き受けてくださる先生方が、

それはそれは、大勢いるのです。

東小学校もご多聞(たぶん)にもれません。

サッカー部でメインとなり指導している、

T先生も、M先生も、K先生も、

バスケ部では、T先生も、

みんな部活動などで真剣に取り組んでいたことはありません。

(ちなみに全員野球少年だったそうです。)

それでも彼らは全員、

顧問も審判も嫌な顔をせず引き受けてくれました。

それはもちろん、子どもたちのためです。

(金管バンド部のF先生も、です。)

 

本で学んだり、先輩教員から教えてもらったり。

夏休みには、「審判講習会」という研修に参加したり。

失敗を繰り返しながら、何度も恥をかきながら、

少しずつ、少しずつ、

指導の方法や審判の技術を身に付けていきます。

繰り返しますが、

子どもたちのために、です。

手前みそになってしまいますが、

その姿には、頭の下がる思いです。

 

「審判だって、きみたちと同じように、

 懸命にゲームに参加している。

 きみたちが気持ちよく最後まで戦えるようにね。

 間違った判定をしたくてする審判なんてどこにもいないよ。

 納得いかない判定もあるかもしれない。

でも、不満をぶつけるのはやめよう」

村瀬が顧問だったころ、

子どもたちにそのように必ず指導していたことを思い出します。

それは、

村瀬自身が誤審をしてしまうことへの予防線(言い訳)と捉えられるかもしれませんが、

自分たちのために尽力してくれている審判(先生)たちへの、

「リスペクト(敬意)」を忘れてほしくない、

ということが第一義でした。

 

審判をしていると、意外と外の声が聞こえてくるものです。

応援席の声が届くことも多々あります。

かつて村瀬が笛を吹いた試合で、

「審判どこ見てんだよ!」

と、どこかの保護者から怒声が飛んできたこともありました。

「いや、どこ見てるって、

子どもたちとボール見てますよ。

そりゃあね、

今の判定、自信がありませんよ。

でもね、そう見えたんですもの。

どこぞのどなたかは知りませんが、

それなら代わってくださいよぉ」

なんて心でブーブー言いながら、

それは、それは、凹(へこ)みましたよ。

逆に、試合後、

「老体に鞭(むち)打って、

 最後までありがとうございました。

 お疲れさまでしたね」

と、労(ねぎら)いの言葉をいただけたこともありました。

それは、それは、うれしかったですよ。

 

先日の大会で、

副審として走り回るM先生の姿を目にしました。

子どもたちはもちろんのこと、

村瀬はM先生にも、

「踏ん張れ~! 最終ラインに追いつけ~!

 それ、今だ、フラッグを上げろ~!

 ナイスジャッジ~!」

と、心で猛烈に声援を送っていました。

そんなM先生をはじめ、

本校教員に限らず、

部活動の顧問を、

そして、審判を引き受けてくれた先生方みなさんに、

身内ではありますが、心から敬意と感謝を申し上げます。

そして、子どもたちには、

「先生たちだって、

 みんなのために一所懸命、頑張っているんだよ」

ということを忘れないでほしいなと願います。

できることなら、

感謝を伝えられたら最高ですね。

 

それでは、また。

応援。

2023年10月22日 12時15分

こんにちは、村瀬です。

今日も秋晴れです。気持ちがいいですね。

外に出て、走り回りたい気分になります。

でも実際走り回ると、開始1分で息が上がるんですがね。

それにしても、運動したいなと思うのは、

気候だけの影響ではなく、

オフィシャルページ「本日のオレンジキッズ」でも記したように、

21日(土)、

「日進市球技大会」を目にしたことに大きな影響を受けています。

サッカー部、バスケットボール部の子どもたちが、

全力でボールを追いかけ、精一杯のプレーを随所に見せてくれました。

村瀬はそれぞれ、1試合ずつを観戦しましたが、

どちらも胸が熱くなる試合を見ることができました。

こんな村瀬も、

数年前まではサッカー部の顧問を務めておりました。

あまりのひどい指導で、とうとう声が掛からなくなりましたが、

以前東小学校に勤めていた頃は、

かろうじて任せられていたのでした。

かつては、

二つの大会がありました。

一つは現在の大会のように市内だけで行う、

4、5年生による「新人戦」、

もう一つが日進市、長久手市、東郷町の小学校全てが参加する、

「郡市球技大会(通称 郡球)」です。

とりわけ「郡球」で優勝を目指す、というのが、

当時のサッカー部、バスケ部の大きな目標でした。

村瀬が東小のサッカー部顧問だったのは、

現教育長I様が東小学校の校長先生だった頃のことです。

自慢ですが、村瀬、

郡球で優勝させてもらっているのです。

当然のことながら、村瀬はただの「お飾り」で、

子どもたちの奮闘と他の先生方の名コーチのおかげですがね。

その頃の東小学校(開校100年あたり)は、

サッカー部、バスケ部共に「新人戦」を優勝するなど、

なんだかイケイケの時代でした。

ちなみにその当時の写真が、

職員室横の写真やホームページに残っております。

ちなみにその写真のなかに、

村瀬と共に息子「まいける」(通称)がおります。

ちなみに「まいける」は当時、

観戦に来ると一度も負けていなかったことから、

「勝ち神様」と称(たた)えられ、

試合前に選手たちが彼の元を詣(もう)で、

足の裏を指でこすってお祈りするというブームが起きていました。

まるで、大阪通天閣の「ビリケン様」と同じ参拝方法です。

まあ、一度負けたら、もう誰も来ませんでしたがね。

ところで今回、観戦していて、

村瀬が顧問だった頃と変わっていないなあ、と感じたことがあります。

それは「応援の声」です。

サッカー部の試合時、村瀬は取材のため、

応援席から遠く離れた反対側のゴール裏にいたのですが、

それでも歓声が聞こえてくる場面が何度もありました。

バスケ部に至っては、

先日のワールドカップを彷彿(ほうふつ)とさせるような、

リズム良い大声援が体育館を響かせ、

ベンチと一体となっておりました。

10年以上変わっていない、東小の「応援団」の姿に、

なんだか、とても嬉しく、熱い気持ちにさせてもらいました。

その声が、選手たちを、ベンチを、また、顧問陣を、

強く後押ししてくれたことは間違いありません。

これも一つの「思いやり」なのだろうな、と感じます。

そんな思いやりがあったからこそ、

選手たちは最後まで全力を尽くしてくれたのだと思います。

当日、現地で声をあげ、手(や太鼓)を叩き、

精一杯応援してくださったみなさん、

素晴らしい雰囲気を作っていただき、ありがとうございました。

それでは、また。

日進市の木。

2023年10月17日 16時50分

こんにちは、村瀬です。

風にまぎれて、素敵な匂(にお)いが漂(ただよ)ってきます。

何を隠そう、村瀬が最も好きな匂いです。

オレンジ色のかわいい花を咲かす、

キンモクセイの香りです。

 

くんくんくんくん、香りをたどっていくと、

見つけました、運動場の東の端(はじ)、プールの前のしげみに。

北館への渡り廊下でも匂いがしました。

ここでも、くんくんくんくん、鼻を利(き)かせると、

見つけました、中庭にも。

トリュフを探すブタさんのように、

この時期、村瀬はいたるところでくんくんしています。

それほど、大好きなんです。

日進市が、「市の木」として、キンモクセイを制定しているのは、

ご存じだったでしょうか?

わんだふるちょいすですね。

これだから、日進市の学校を去ることができない、村瀬です。

 

子どもたちが下校のときに使うプール脇の門のすぐそばに、

キンモクセイがたくさんあります。

本日の一斉下校で、

全員でさようならをするまで、

村瀬はずっと、くんくんくんくんしておりました。

その様子を見ていたからでしょうか、

ある少年が帰り際に、

「先生、これあげる」

と、ぐーにした手を向けてきました。

村瀬は手をパーにして差し出します。

少年の手から、オレンジ色の花がたくさんこぼれ落ちました。

やさしいですね。

鼻に詰め込みたくたりましたが、

大人ですので、そこは我慢しました。

現在も手のひらに残った微(かす)かな香りを、

くんくんしながらぶつぶつしている村瀬です。

 

村瀬にとって素敵な香りに包まれる、夢のような世界も、

おそらくは、今週でおしまいとなることでしょう。

キンモクセイのかわいらしい花々は、

可憐(かれん)すぎるからでしょうか、

あっという間に風に散らされ、

足元をオレンジ色のじゅうたんに染め上げてしまいます。

はかないものです。

しかし、だからこそ、

これほど執着(しゅうちゃく)してしまうのかもしれません。

 

それは、キンモクセイの香りに限らず、

たとえば、桜やヒマワリなど、

限られた季節に美しさを見せてくれる花々が、

多くの人々の心をつかむのも、同じ理由なのではないでしょうか。

花々は、その一瞬ともいえる短い時間のために、

様々な気候に耐えつつ、長い月日をかけて、準備している。

その事実にも、心を動かされているようにも思います。

 

さて、現在、東小学校では、

11月に行われる運動会の練習が行われております。

一所懸命に練習に取り組んでいる子どもたちを見ると、

なんだか嬉しい気持ちになります。

それぞれの演目は、10分程度の短い時間ではあります。

練習時間に比べれば、ほんの一瞬のことでしょう。

しかし、そこには、10分では到底収まり切れない、

子どもたちの汗や努力、苦悩や笑顔に満ちたドラマが潜(ひそ)んでいるものです。

当日、それぞれが精一杯競技や演技に臨むことで、

そのドラマの一端を感じ、

保護者のみなさんの心が動くことを、願ってやみません。

 

なんてことを考えながら、

鼻をくんくんくんくんさせつつ、

運動会の練習を見ていた、村瀬なのです。

 

それでは、また。

お宝探し。〜後編〜

2023年10月13日 17時00分

こんにちは、村瀬です。

先程まで、出張で旅立っておりました。

今日の研修では、「教育六法」を使って実習するという、

なかなか高尚(こうしょう)な内容がありました。

あまりの難しさに、途中、意識を失いかけましたが、

どうにか乗り越え、現在はなんだか、賢くなった気分です。

実は先ほどの「前編」に関しては、

研修の休憩時間にぶつぶつしたものです。

様々な地域の先生方が集まっておられましたが、

休憩時間中タブレットに向かい、

黙々とキーボードを打っている村瀬の姿を見て、

「こいつはとんでもない仕事人だ」

と思っていたことでしょう。

記している内容がバレたら、

一瞬でその評価は吹っ飛ぶのでしょうが。

さて、前回ぶつぶつの続きです。

K隊長と別れ、しばらくして、

村瀬は一人、残された安全未確認地域に足を踏み入れました。

左手に金属探知機、右手にスコップという装備でいざ出陣です。

開始早々、

体育器具庫側のサッカーゴール裏で、

探知機から「ピーピーピー」と高らかに音が響きました。

たくましいK隊長がいたら、

スピーディーにホリホリし、

すぐにターゲットに辿り着けたのかもしれませんが、

非力な村瀬では時間がかかってしまいます。

しかし、子どもたちの安全のため、見過ごすわけにはいきません。

K隊長の魂を引き継いだ村瀬は、

手のひらの皮をめくりながらも、諦めず、ホリホリし続けます。

そして、ようやくターゲットを確認!

それは、プルトップでした。

ほら、缶ジュースを飲むとき、最初に指をかけて、

プシュッと開けるところだよ。

みなさん、ポイ捨てはやめましょう。

気を取り直して、探索を続けます。

すると、あしがら山付近で、探知機が大きな反応を示しました。

ホリホリしてしばらくすると、錆びついた金属の板が出土しました。

形はまるで、剣(つるぎ)です。

こ、これは、まさか、鉄剣ではないか?

「大和朝廷」の勢力が広範囲に及んだ証拠として有名な、

「ワカタケル大王」と記された鉄剣の仲間ではないか?

(詳しくは6年生の社会科資料集をご覧ください。)

これは、世紀の大発見かもしれぬ!

なんでも鑑定してくれるというテレビ番組に出せば、

とんでもない額が示されるかもしれぬ!

興奮冷めやらぬまま、村瀬は作業に戻ります。

すると、その近くで、再び同じサイズ、同じ形の、

鉄剣らしき物が発掘されました。

歴史が動く現実味を帯びてきて、社会科教師村瀬は、

武者震いが止まらなくなります。

さらに、あしがら山東部の麓(ふもと)で、

「ピーーーーピッピーーーーー!」

と、本日一番の反応を探知機が示しました。

村瀬がスコップを入れると、ガツンと跳ね返されました。

それも、広範囲で。

これは、とんでもない代物(しろもの)だ!

K隊長、とうとう、やりました!

村瀬は完全に任務の趣旨(しゅし)を忘れ、

考古学者に変身してしまいました。

かなりの時間格闘した末、

ターゲットを土中より引き上げました。

それは、縦60cm、横1mを超える鉄の板です。

一箇所だけ、穴が空いています。

も、もしや、こ、これは、盾ではないか?

弓矢を防ぐ防具ではないのか?

鉄剣に次いで、盾まで発掘されるとは、

遥(はる)か昔、

このあしがら山では激しい戦闘が行われていたに違いない!

今日からこの地を「あしがら山遺跡(いせき)」と名付けよう。

第一発見者の村瀬には、取材が殺到することだろう。

コメントも考えておこう。

まずは金属探知機を貸してくれた日進市教育委員会に対し、

感謝を告げることから会見を始めよう。

鼻息を荒げ、そんな空想を繰り広げていたところ、

B先生が助っ人に現れました。

村瀬はここまでの経緯(けいい)と推論(すいろん)を、

B先生にぶつけます。

するとB先生は、鼻で笑って、説を一蹴(いっしゅう)しました。

ふん、まあいいさ。

大発見は最初、人々から馬鹿にされるのが世の常(つね)さ。

今に見ておれ!

と、密(ひそ)かな闘志を燃やし始めた矢先、

あしがら山中腹(ちゅうふく)にて、探知機が反応を示しました。

B先生が驚いて、力強くホリホリしました。

すると、今までに見たこともない形状の物体が現れたのです。

石器時代の石斧(おの)のような、物体です。

こうなると、B先生も村瀬説を信奉(しんぽう)せざるを得ません。

記者会見の際には、二人でその興奮を伝えようと思います。

研修で賢くなった煽(あお)りで、

ついつい饒舌(じょうぜつ)になってしまいました。

お許しください。

とにもかくにも、

途中、趣旨を見失いながらも、

運動場全域の安全は、とりあえず確保することができました。

子どもたちよ、

安心して運動場で走ったり飛んだり跳ねたり転んだりしなさい。

K隊長とB先生に、お礼を忘れないようにね。

それでは、また。

追伸

発掘された物の一部を、

東小オフィシャルページ「本日のオレンジキッズ」

に掲載してみました。

一体これが何なのか分かる方がおられましたら、

ぜひぜひ教えてくださいませ。

お宝探し。〜前編〜

2023年10月13日 12時38分

こんにちは、村瀬です。

本日は2年生が名古屋港水族館にお出かけです。

絶好の校外学習日和で何よりです。

普段なかなか外に出させてもらえない、

教頭先生が引率者に加わっておりました。

多忙極まりない教頭先生には、

子どもたちと一緒に、

シャチやイルカに癒(いや)されてきてほしいと願っております。

さて、昨日の話です。

修学旅行明け、授業がなく、

ぽけーっと外を見ながらあくびばかりしていた村瀬に、

特別なミッションが与えられました。

それは、

「運動場に埋まる不要で危険な金属物を探し出し、

 それを撤去することで子どもたちの安全を守る」

というものです。

ご存じの方も多いでしょうが、

地中から出ていた金属片により怪我をしてしまう、

という事故が相次ぎました。

そこで、子どもたちが運動場で安全に活動できるよう、

日進市では各学校で同じようなミッションが行われることとなりました。

土中に埋まる金属たちを見つけるのは、

眺めるだけでは不可能です。

そこで、秘密兵器「金属探知機」の登場です。

日進市からレンタルしたそれを活用し、

運動場の隅々まで探索(たんさく)します。

しかし、一人ではさみしいので、

職員室にたまたまいた、K先生を道連れにすることにしました。

二人で探知機を手に運動場の隅に立ち、いよいよスタートです。

左右に探知機をふりふりして、ゆっくり歩み始めます。

二人の息が合わないと、探知機同士が反応し合い、

「ピーピー」鳴ってしまいます。

歩幅、振り幅、左右のリズム、次第にシンクロし始めます。

ゆっくりと探知機で探索するその姿はまるで、

「PKO(国連平和維持活動)」で見られるそれです。

もちろん、事の重大さは比べるまでもありませんが、

子どもたちの安全で平和な暮らしを守るため、

という意味合いでは、同列の作業と言えるのかもしれません。

勝手にK先生を隊長に祭り上げ、任務を進めます。

村「隊長、なかなか鳴りませんね。

 ひょっとすると、夏休みの炎天下で、

 先生たちが頑張って抜いてたから、

 もうないんじゃないですかね?」

K「ないならないでいいではないか!

 しかし、万が一ということもある。

 子どもたちの安全を守るためだ!

 1秒たりとも気を抜くんじゃない!」

村「はっ! 大変失礼致しました!」

なんて会話をしている矢先、

K隊長の探知機から「ピッピーピッピー」と音が響きます!

村「隊長! これは、まさか・・・」

K「とうとう、この時がきたか!

 村瀬、掘るぞ!」

村「はっ!」

大の大人二人が頭を寄せ合い、

小さなスコップでホリホリしている姿は、

滑稽(こっけい)に見えたかもしれません。

が、二人は真剣です。

しばらく掘ると、しっかりと金属片が現れたではありませんか!

村「隊長、やりました!」

K「うむ。これで危険が一つ去った。

 我々の努力で、子どもたちの安全が少しずつ高まっていくのだ。

 村瀬、分かったか!」

村「はっ! 村瀬、隊長にどこまでもついて行きます!」

その後、何度もK隊長の探知機が音を鳴らし、

その都度、ホリホリしていきます。

時折、誤報もありましたが、

土が流れ、表出したら間違いなく危険な金属片がいくつもありました。

しかし、どういうわけか、

発見するのは、K隊長ばかりで、村瀬の探知機は、一向に音を鳴らしません。

村「隊長!

 私の探知機が反応しないのはなぜでありますか?

 私も、発見してみたいのであります!」

K「バカもん!

 どちらが発見したかは問題ではない!

 撤去することが我々の任務なのだ!

 そういう雑念が探知機を狂わせておるのだ!」

村「はっ! すみませんでした!

 これより村瀬、修学旅行の座禅体験で学んだ、

 『無』の精神で励みます!」

少しして判明したのですが、

村瀬の探知機が反応しなかったのは、

精神の問題ではなく、機械上のトラブルだったのでした。

途中から、一台を交代しながら探索活動を続けました。

清掃の時間や放課の時間も行っていましたので、

不思議な光景を目にして、子どもたちがやってきます。

そして、K隊長に質問しました。

子「先生たち、何してるの?」

K隊長はこう答えます。

K「土の中に危険な物がないか調べているんだよ。

 君たちが怪我をしないようにね」

子「ふーん、ありがとー」

村瀬にも子どもが質問します。

子「村瀬、何やってるの?」

村瀬はこう答えます。

村「お宝探しさ。

 大判小判が、ザックザクさ」

子「うそつけ」

K隊長の誠実な答えからか、村瀬の夢のある答えからか、

低学年の男の子が、

「ぼく、誕生日プレゼントにそれ買ってもらお」

と、言っていました。

もしもご家庭で金属探知機をおねだりされたのなら、

そういう理由でございます。

なんだかんだと、2時間以上の時間を費やした後、

運動場の3分の2の探索が終了しました。

残すは、バスケットコート及び「あしがら山」周辺ですが、

忙しいK隊長はここまでです。

村「K隊長! ここまでありがとうございました!

 隊長から学んだことは、一生忘れません!」

K「うむ、よくやったぞ、村瀬よ。

 もうお前は一人前の隊員だ。

 ここからは、お前に任せたぞ!」

村「隊長〜!」

K隊長との涙涙の別れをした後、

村瀬は一人、残された運動場と向き合うのでした。

ということで、続きは「後編」で。

それでは、また。

修学旅行裏日記⑤(最終回)〜父の帰還〜

2023年10月12日 19時22分

こんばんは、村瀬です。

本日は2時間目の終わりあたりから、

6年生が登校しました。

思っていたよりも元気そうな顔が多く、

旅行が充実したものになったのかなと感じました。

一方の村瀬は、

何もしていないくせに身体が鉛(なまり)のように重く、

30秒に一度のペースであくびをする始末。

困ったものです。

ところで昨晩は、

子どもたちから旅行の思い出を訊(き)くことができたでしょうか?

それとも疲れて、さっさと眠りについてしまったでしょうか?

オフィシャルページはちゃんと昨日締(し)めくくることができましたが、

こちらのしょーもない旅行記を締め忘れておりましたので、

最後に我が家の昨晩の風景をお伝えして、完結させたいと思います。

父「皆のもの、喜べ!父が無事帰還したぞ!」

娘「おかえりなさいませ、父上」

父「うむ、心配をかけたのお。

 しかし、まーがれっと(通称)よ、安心せよ。

 父は見ての通り、元気じゃ」

娘「そんなことはどーでもよろしゅうございます。

 して、父上、約束の物は?」

父「はっはっは。そなたはせっかちじゃのう。

 父が約束を忘れるわけあるまい。

 米国の「落花生(らっかせい)」という名の漫画に出てくる、

 耳の黒い犬の鍵飾りであったな」

娘「左様(さよう)でございまする。

 さっさとお出しくださいませ」

父「父はこれを買うために、奈良の地に集まっていた、

 見知らぬ小学生たちが密集している土産物屋に入り、

 この可愛らしい鍵飾り一つだけを持ち、

 彼らと共に静々(しずしず)とレジまで並んだのじゃ。

 ジロジロ見られて顔が赤くなりつつ、

 店員殿に聞かれてもいないのに、

 『これはお土産です』となぞの言い訳をしつつ、

 手に入れた貴重な物なのじゃぞ」

娘「父上、前置きはどーでもいいのです。

 早うくだされ」

父「仕方ないやつじゃ。ほれ」

娘「・・・」

父「どうした、そんなに鍵飾りを見つめて。

 ほほう、感動のあまり、言葉がつまったのじゃな。

 けっこうけっこう」

娘「いえ、父上。

 これは、実にダサい。ダサすぎでございまする」

父「な、何を申す!

 そなたの好きな犬と、

 さらに好きな黄色い小鳥まで描かれているではないか!」

娘「他にはなかったのでございますか?」

父「う〜ん。

 その者達の他に、何やら気弱そうな男の子やら、

 布切れを持った男の子やら、

 髪を二つに束ねた女の子やら、

 たくさん集合していたものもあったが・・・」

娘「なぜそちらにしなかったのですか!

 父の美的感覚の乏(とぼ)しさには、

 ほとほと愛想(あいそ)がつきまする」

父「・・・」

まーがれっとはため息と共に去っていき、

入れ替わりで息子まいける(通称)がやってきました。

父「おお、まいけるよ、よいところにきた!

 そなたには、洋菓子(ようがし)を買(こ)うてきたぞ」

息子「左様でございますか」

父「ほら、これじゃ。

 京の都で大流行(はや)りの、

 木の年輪(ねんりん)をかたどった菓子じゃぞ」

息子「・・・」

父「どうした、そんなに菓子を見つめて。

 ほほう、感動のあまり、言葉がつまったのじゃな。

 けっこうけっこう」

息子「いえ、父上。

  拙者(せっしゃ)抹茶(まっちゃ)味が苦手でござる。

  ですので、遠慮申し上げる! これにて、ごめん」

父「・・・」

まいけるは呆(あき)れながら去っていき、

入れ替わりで相方がやってきて、無言で手を出してきました。

父親はそこでハッとします。

相方のお土産を忘れていたのです。

父「あ、そうじゃった、そうじゃった。

 この洋菓子はそなたに渡そうと思っていたのじゃ・・・」

相「・・・」

相方は無言で目を鋭(するど)くします。

父「じょ、冗談(じょうだん)、冗談じゃよ・・・。

 どれ、このかばんの中に・・・」

お土産などもうないかばんに手を入れる父親。

すると、1枚の紙が手に触れました。

それは、昨晩、座禅体験で配られた説明書でした。

父親はそれを取り出し、相方に告げます。

父「これじゃ、これじゃ。

 これはかの名刹(めいさつ)妙心寺の住職にいただいた、

 由緒(ゆいしょ)正しき紙であるぞ。

 ほれ、これを見れば、座禅の仕方が一目瞭然(りょうぜん)じゃ。

 座禅は、怒りを鎮(しず)めるともいう。

 そなたにぴったりじゃろう! はっはっはっ」

相方は一段と目を険(けわ)しくして、去っていきました。

そして父親は、いつも通り独りぼっちになり、

涙を流しながら、夜遅くまで座禅を組んでいましたとさ。

ということで、これにて修学旅行裏日記、

終幕でございまする。

それでは、また。

修学旅行裏日記④〜新記録〜

2023年10月11日 16時17分

こんにちは、村瀬です。

先ほど、疲労回復のために坐禅を試みる、とぶつぶつしましたが、

あえなく失敗に終わりました。

上映中の丸くて青い機械猫の映画が感動の嵐で、

集中できないためです。

眼鏡の少年と風呂好きの優しい少女と機械猫のやりとりを、

ハンカチを手に握りしめながら見ている村瀬です。

ところで、ついさっき、

とんでもない記録が誕生しました。

東小のホームページへのアクセス数が、

「700」を超えていたのです。

この数は、ここ数年で最も多い数です。(村瀬調べ)

今こうしてご覧いただいているあなたも、カウントされております。

ご来場誠にありがとうございます。

ここまで数が増えたのは、

きっと6年生の保護者のみなさんが、

子どもたちの様子を気にかけているからなのでしょう。

それは、愛情の表れともいえます。

子どもたちは、とても幸せですね。

これほどたくさんの方にご覧いただいた今、

村瀬はこう思っています。

もっと、ちゃんと考えて書けばよかった! と。

でもまあ、いくら頭を捻(ひね)ったところで、

大して代わり映えのない文章が並んでいたことでしょうが。

ということで、

旅の詳細は、帰宅した子どもたちに直接尋ねてくだされば、と思います。

さあ、いよいよバスは愛知県に入りました。

機械猫の物語も、いよいよ終盤に差し掛かっております。

学校に到着するまでに涙をしっかり拭いて、

最後は笑顔で旅行を終えたいと思います。

それでは、また。

修学旅行裏日記③〜疲労〜

2023年10月11日 15時04分

こんにちは、村瀬です。

間もなく高速道路に乗り、日進へと戻るバスの中より、ぶつぶつしております。

現在、2号車では、丸くて青い機械猫の映画が上映されています。

通常、修学旅行の帰りのバスは、

八割方の乗員が爆睡して帰路につくわけですが、

流れる映画が名作過ぎて、

ほとんどの子どもが起きているという謎の現象が起きています。

でも、まあ、寝不足であったり、思いがけず暑かった天候もあったりで、

疲労していることに間違いはないでしょう。

それでも、始まりから終わりまで、全員揃って活動できたことが、

何より嬉しく思います。

誰よりも働かず、ただニヤニヤしていた村瀬でさえ、

一丁前に疲労を感じております。

清水寺にて、

「お、何か買ったの?」

と、子どもたちに満面の笑みで喋りかけました。

子どもたちは怪訝(けげん)な顔をして、

「ええ、まあ」と鈍い反応を示しました。

なんだよなんだよ、照れるんじゃないよ、と思ったのですが、

目に入った黄色の帽子の「校章」で気づきました。

よその学校の子どもたちだと。

これも、疲労のせいでしょうか。

そういえば、

花園会館ではこんなこともありました。

各部屋カードキーで管理されていたのですが、

子どもたちに、

「部屋の中にカードを入れたままドアを閉めると、

 『インロック』って言ってな、

 二度とドアが開かなくるんだぞ。

 くれぐれも、外に出るときはカードを持っていくのだぞ」

と、ビビらせました。

そして、真っ先にインロックをしたのは、

他でもない、村瀬でした。

マスターキーをT先生に借りていくと、

とてつもない白い目で見られました。

あれもきっと、疲労のせいでしょう。

疲労が蓄積すると、ろくなことはありません。

その回復に効果的なのが、「坐禅」であると昨晩学びました。

では早速、今からやってみたいと思います。

それでは、また。

修学旅行裏日記②〜3階って〜

2023年10月10日 23時30分

お晩です、村瀬です。

オフィシャルページに記したように、

無事に一日目が終了しました。

宿に着いてからも、大きなハプニングもなく、

時間が過ぎて行きました。

ハプニングはなかったのですが、

日程を確認中、一つ疑問が浮かんだことがあります。

我々引率者のしおりに挟まれた日程表には、

子どもたちよりも詳しく予定が記されています。

この時間、○○先生は○階フロアの見回り、

〇〇先生はフロントに〇〇を届けにいく、など、

いつ、どんなことをやるのか、

先生別に結構細かく記されているのです。(学校によりますが。)

村瀬は村瀬の項目に書かれた内容に従って動くわけです。

さて、部屋長会の時間のことです。

いつも通り村瀬はしおりを見て確認します。

ふむふむ、この時間は、見回りなのだな、3階の。

ん?

3階?

男子フロアは6階だぞ。ほお、ここはT先生が見回るのか。

女子フロアは5階。ここは当然、女性のO先生だよな。

添乗員さんやカメラマンさんたちの部屋があるのは、4階。

そして3階は、

一般のお客様の部屋。

それを、見回るのか・・・。難儀な仕事だな・・・。

U先生、いくら村瀬が役に立たないからって、そりゃないぜ・・・。

結局村瀬は、3階に行く勇気が出ず、

しれっと部屋長会に参加していたのだとさ。

めでたし、めでたし。

それでは、また。

修学旅行裏日記①〜アズマ小学校〜

2023年10月10日 17時00分

こんにちは、村瀬です。

ただいま、宿に向かうバスの中です。

子どもたちはぽっぷなミュージックを聴きながら、ただいま休憩中です。

村瀬は座席に備え付けられたトレイにタブレットを広げ、

さながら敏腕ビジネスマンの如(ごと)く、

ぶつぶつしております。

お気づきの方もおられるかもしれませんが、

今回はオフィシャルページ「本日のオレンジキッズ」

も、村瀬ができる限りリアルタイムで更新しております。

二刀流でございます。

お暇な方はどうぞそちらもご覧くださいませ。

さて、ここまでみんな元気で平和な旅行となっております。

工事渋滞に巻き込まれ、30分ほど時間が押しておりますが、

こればっかりは仕方ありませんね。

これまでのところ、

奇跡的に村瀬も大きなやらかしを行なっておりません。

荷物にタオルを入れ忘れ、宿になかったら風呂上がりどうしよう、

と、少しだけ怯(おび)えている程度です。

こちらのぶつぶつでは、道中で起きたハプニングを記録してやろうと、

キョロキョロ旅を見守っているいやらしい男、村瀬です。

東大寺での話です。

とある子が、トイレにしおりを置き忘れてしまったようです。

村瀬はそれを知らずに、班別行動の時間、

一通り見回った後に、トイレ付近のベンチに座り、

ホームページを更新しておりました。

すると、そばで集合していた他の小学校の子たちがざわざわし始めました。

しばらくして、その学校に付き添うガイドさんとおぼしき方が、

「どなたか、アズマ小学校の方はいらっしゃいませんか?

 アズマ小学校のしおりがこちらにありますよ」

と、声高らかに尋ね始めました。

アズマ小学校? なかなかイカした名前の学校があるものだな。

どんな漢字だろう?

「吾妻」かな。かっこいいな。でも難しいな。

じゃあ、「東」か。

ん? 「東」? 「ひがし」? 「ひがし」!

うちの学校やん!

あわてて、

「はいはいはい!私の学校です!」

と、ガイドさんの下に向かい、無事引き取ることができました。

その直後、しおりを探してきた子に出会い、渡すことができたのでした。

めでたし、めでたし。

っといったハプニングがこれまで唯一といったところでしょうか。

あと、

Kくんが村瀬とシカさんを見間違えたのか、

鹿せんべいを1枚くれたことぐらい。

平和な修学旅行です。

ところで、

少し酔って参りました。

宿まで残り30分ほどでしょうか。

しばし、休息に努めたいと思います。

それでは、また。

てるてるぼうず。

2023年10月8日 09時02分

おはようございます、村瀬です。

連休はいかがお過ごしでしょうか。

冷え込みが強くなっております。

体調管理が難しい時期ですが、健康にはどうぞご留意を。

 

さて、いよいよ修学旅行がせまって参りました。

金曜日、6年生はわくわくしながら帰っていきました。

見学地の調べ学習などもしっかり行ったようで、

準備万端の様子です。

 

村瀬も連れて行ってもらえることになりました。

わーいわーい。

これで5年連続です。

見学地は毎年、ほぼほぼ変わりませんが、

寺社仏閣好きで社会科教員でもある村瀬は、

尻尾を振ってついていきます。

 

村瀬は喜んでいるのですが、

肝心の6年生や担任陣は、

どうも怪訝(けげん)な顔をしています。

出発が近づくにつれ、

たくさんの子どもたちに、

「村瀬、雨降らすんじゃないよ」

と、口うるさく言われております。

どうも、

「村瀬雨男説」

という前任校から伝わる誤った説が、

しっかりと伝承されているようです。

これぞまさに、風評被害です。

 

先週、立て続けに言われたものですから、

まったく、もう、とぷりぷりしながら、

念のために現地の週間天気予報を確認しました。

そこにあったのは、

傘マーク!

ははは、そんなはずはない。

この天気予報サイトは信用ならぬところだろう。

ということで、国の機関(気象庁)のページへ。

そこにあったのは、

傘マーク!

ははは、はは・・・。

 

村瀬は冷静を装(よそお)いつつ、

職員室のデスクの引き出しにそっと手を入れます。

そこには、

あまりにも雨に祟られている村瀬を心配した、

前任校の子どもが作製してプレゼントしてくれた、

「ムラセーマンてるてるぼうず」がしまってありました。

それを、しれっと表に出し、

こっそり窓辺に飾りました。

 

家では、

娘まーがれっと(通称)がコレクションしている、

てるてるぼうず型ご当地キーホルダーを全て無理矢理取り上げ、

大々的に窓辺に飾りました。

 

そして、神頼みです。

「神様。

これより、修学旅行まで、

ワタクシめは、

飲むとスカッとさわやかになったり、

元気ハツラツになったり、

130年以上の歴史があったりする、

大好物のしゅわしゅわする飲み物たちを断ちます。

ですのでどうか、当日は、

関西地方、とりわけ、奈良、京都あたりには、

雨雲を寄せ付けぬよう、お頼み申し上げます」

 

そんな涙ぐましい努力のかいもあり、

先程確認した天気予報では、

傘の姿がなくなっておりました!

はっはっはっ。

っていうか、

村瀬の責任ではまるでないんですがね。

とりあえず、感謝していただきたいです。

 

とにもかくにも、

今回の修学旅行が、

6年生のみなさんにとって、

素敵な時間となるように、

村瀬もサポートしていけたらと思います。

また、現地の様子は、

オフィシャルページ「本日のオレンジキッズ」にて、

できる限りリアルタイムでご報告できたらと、

考えております。

 

最後に、

6年生の子どもたちに、

素敵な情報を教えてあげましょう。

村瀬が引率した過去4年間の修学旅行では、

一度も雨、降ってないんだぜ! たぶん。

もし、

万が一、

降ったとしたならば、

それは、

T先生のせいだぜ!

 

それでは、また。

ろーど とぅー 学校訪問。

2023年10月6日 15時21分

こんにちは、村瀬です。

今日は風が強めに吹いております。

その中に少し冷たさが混じっているように感じます。

いよいよ、秋でしょうか。

 

本日は大変穏やかな時間が流れている感じの東小です。

昨日とは真逆です。

いや、学校自体は穏やかでしたが、

村瀬がとんでもなくドタバタしておりました。

 

昨日は「学校訪問」という一大イベントがありました。

その内容については、

「本日のオレンジキッズ」で軽く紹介しましたので、割愛(かつあい)します。

ここでは、学校訪問の舞台裏(主に村瀬のドタバタ劇)を、

ぶつぶつしたいと思います。

 

学校訪問における村瀬の役割は、

滞(とどこお)りなくお客様を迎え、案内し、説明し、見送る、

といった裏方全般でございました。

その役割を聞いたとき、卒倒(そっとう)しそうになりました。

「私、失敗しかしないので」

という、どこかの外科医の真逆を生きる村瀬です。

粗相(そそう)なく終わらせることなど、夢のまた夢です。

「いーやーだ、いーやーだ、やーりーたーくーなーいー」

と、泣き叫んだのですが、

「誰もが通る道なのよ。

もうあなた、いい歳なんでしょ!

ちゃんとやりなさい!」

と、校長先生に叱責されました。

 

どこから手をつけて分からない村瀬は、

過去の資料を探りましたが、

例のういるすの影響で今年度とはまるで違う形で実施されており、

どうにも役に立たない様子です。

そこで、すでに学校訪問を終えていたN小学校に、

「助けて~、助けて~」

と泣きべそをかきながら救援を求めたところ、

I教頭先生とY教務主任が快く応じてくださいました。

「村瀬、これがいるから作るんだよ」

「村瀬、こういう順番で書くんだよ」

と、資料まで貸して説明をいただきました。

「ほー、ほー、へい、へい」

と、威勢よく返事をしておきながら、

すぐに大事なことを忘れたり、理解しているふりをしたりする村瀬です。

必要な要項を作りながら、

すぐに手が止まり、疑問が次から次へと生じます。

ええい、こうなったら、ここに質問じゃい!

と、村瀬はあろうことか、来賓として招く、

日進市の教育委員会、K先生に電話をしたのでした。

それは、

「貴方(あなた)たちを歓迎したいんだけど、

貴方たちは何をしたら喜ぶ?」

と問うようなものです。

K先生は、おそらく呆(あき)れかえっていたことでしょう。

「自分で考えなさい」と返されて当然なのですが、

K先生はスーパーご多忙にもかかわらず、

いつも懇切丁寧にいろいろなことを教えてくださったのでした。

お三方の手厚すぎるサポートにより、

どうにかこうにか、必要な要項が完成したのでした。

感謝しかありません。

 

校外に限らず、校内にも村瀬を助けてくださった方々が大勢です。

いや、なんなら、全員です。

感謝、感謝です。

 

昨日お越しになられたみなさんも温かく、

子どもたちが安心して、また、学びを深めて学校生活を送れるよう、

適切なアドバイスをいくつもくださいました。

感謝×8(8人来られたので)です。

 

もう、みなさんに足を向けて眠れないので、

とりあえず、昨晩は立ったまま就寝した村瀬なのでした。

 

それでは、また。

新しい友達。

2023年10月3日 16時17分

こんにちは、村瀬です。

朝の気温が一気に下がってきましたね。

半そで、短パンの上、

ペラッペラのタオルケット1枚のみを支給されている村瀬は、

明け方寒さで起きてしまいました。

まあ、考えてみれば、もう10月ですもんね。

当たり前といえば、当たり前なのかもしれません。

 

4月からスタートをきる学校のスケジュールでは、

10月は折り返し地点に当たります。

昨日(2日)は朝会が行われ、

後期の児童会役員・委員長・学級委員が任命されました。

それと同時に、3年生に転入生が1人来てくれて、

しっかりと挨拶をしてくれました。

さらには、先生も1人仲間に加わってくれました。

前回ぶつぶつでお伝えした通り、

10月より、B先生が担任を受け持つことになりました。

そのフォローとして、

K先生が助けにきてくださったのです。

ありがたや、ありがたや。

 

実は村瀬、K先生と古くからの知り合いです。

知り合いというか、心の師としている方です。

出会ってからもう、15年以上が経過しております。

K先生は、元「プロライダー」という経歴の持ち主です。

現在でも、

道なき山道を自転車で100km以上突き進むというレースに、

喜び勇んで参加するような「超人」です。

「弱人」村瀬なら、

坂道だからペダルを漕げない、

もしくは、

開始10mで谷底に落ちていくことでしょう。

さらにK先生は、

自転車を中心とした、

「交通安全教育」の活動に長い間携(たずさ)わっていらっしゃいます。

外国語も堪能、農作業もお手のものなど、

様々な顔をもつ、フレンドリーな人柄のK先生が、

東小の子どもたちの心をつかむのは、

あっという間のことでしょう。

心強い仲間が加入してくれて、

東小教職員は大喜びをしているところです。

 

しかし、

これだけ強力なサポートがあったとしても、

人手不足の煽(あお)りが解消されたわけではありません。

人が足りなければ、

「チーム東小」として、「思いやり」でカバーし合う他ありません。

ということで、

たまにはお役に立たねば追放されると思い、

環境整備を担当しているB先生の代わりに、

村瀬も出陣したわけであります。

事務作業ばかりに嫌気がさして、

外に逃げたという噂が立っていましたが。

 

前任校のA小学校では、

校舎の中より外にいる時間の方が長かったのでは、

と思うほど、草木と戯(たわむ)れておりました。

村瀬には、草木と戯れるときに活躍する、

「まさおくん」と「たみよちゃん」(草刈ましーん)や、

「風太くん」(ぶろわー:風でぶうぉーっと葉を飛ばすやつ)など、

いつも一緒にいる友達がいました(A小過去ぶつぶつ参照)。

 

東小学校もA小と同じくらい緑が豊かです。

やはり、友達は欠かせません。

倉庫をのぞいて驚きました。

そこには、草刈りましーんが4台もいるじゃないですか。

これだけいると、

村瀬の語彙(ごい)力では、

全員におしゃれな名前を付けてあげることが不可能です。

ぶろわーもちゃんといます。

他の仲間もたくさんいます。

恐るべし、東小!

 

そんな中に、

「電動ばりかん」がちょこんと座っておられました。

思わず冷や汗が吹き出ました。

村瀬には、

電動ばりかんによって、

大けがを負った過去があるのです(A小過去ぶつぶつ参照)。

 

電動ばりかんは、とてもきれいな状態です。

「彼はなんであんなにピカピカなんだい?」

B先生に確認すると、

「村瀬のけがの話を聞いたせいで、

 恐ろしくてあんまり使えてないんだわ。

 村瀬のせいだわ」

とのことでした。

 

村瀬のせいで、活躍の場を失っているとは、

申し訳ないったらありゃしません。

村瀬は電動ばりかんに語り掛けます。

村「きみ、ごめんね、ぼくのせいで」

ば「ムラセトイウノハ、キミダッタンダネ」

村「そうだよ。ぼくのことさ」

ば「タシカニ、ヤラカシソウナカオヲシテイルネ」

村「それは、否定できないな」

ば「ボクノナカマデ、ケガヲスルナンテ、

アンビリーバブル(信じられない)ダヨ。

 フツウニツカエバ、マルデキケンハナイノニ」

村「うん。それも否定できないな」

ば「ボクモミンナミタイニ、カツヤクシタイナ・・・」

村「・・・」

村瀬はしばらく考え、決意します。

村「ぼく、きみとも遊ぶよ!」

ば「デモキミ、オクビョウモノダロ?

 ホントハ、コワインダロ?」

村「うん。でもぼく、もう、大人だし。

  不惑(ふわく)、こえてるし。

  こわくても、乗り越えなきゃ」

ば「アリガトウ!」

村「そうだ。きみにも、

名前を付けてあげなきゃ!」

バ「エ、イイノカイ?」

村「前の子には、名前を付け忘れたから、

 機嫌(きげん)を損(そこ)ねて、

 あばれたからけがをしたのかもしれないし」

バ「ソレハ、100%チガウヨ。

ムラセノオロカサノセイダヨ」

村「よし、今日から君の名は、

 『かりあげくん』だ!」

バ「ワー! ダサイ!」

 

というわけで、「かりあげくん」とさっそく、

職員室周りの植え込みに向かいます。

「かりあげくん」は次々に、草木を整えてくれます。

村瀬も楽しくなって、

観察池の周りや、運動場付近の斜面にも突撃します。

まさに、「カリアゲズ ハイ」状態です。

そんな様子を6年生の子どもたちが、

「村瀬、もうやめな」

「そうだよ、また腰、やるよ」

「また、指も、やるよ」

「そうだよ、もう、おじいちゃんなんだから」

などと、次々に声を掛けてくれました。

村瀬の腰のコンディション(過去ぶつぶつ参照)や、

過去の出来事を知っている子どもたちが、

心配の声を次々にかけてくれたのです。

まったく、優しいですね。

その優しさを支えに、長時間にわたり、

久しぶりに草木と「かりあげくん」と戯れたのでした。

おかげで、3日ほど、

両腕がハンパない筋肉痛になり、

プルプル震えることになりましたが。

 

ちなみに、これは先週のお話です。

一週間ほど経った現在、

きれいにしたはずの植え込みは、

ツンツンと伸びる葉っぱたちが元通り揺れています。

長々としたぶつぶつはここいらで終わり、

「かりあげくん」と外に飛び出そうか迷っている、村瀬です。

 

それでは、また。