コドモンマスター。
2022年10月4日 17時22分こんにちは、村瀬です。
数日前、くり拾い会場であるみどりの森で、
ツクツクボウシの鳴き声を聴きました。
10月に、セミ。
初めての体験でした。
日本の四季は、どうなっていくのでしょうか。
初めて、といえば、
今週から「コドモン」の運用が始まりました。
以前から日進市内保育園では使用されており、
今年度から小中学校全てに導入される運びとなりました。
2学期初めからすでに運用している学校もありますが、
相野山小学校では10月からと目標を定め、
それに向けていそいそと準備を進めておりました。
教頭先生から、
教「村瀬、誰よりも暇でしょ?」
村「え? ええ、まあ、否定できません」
教「じゃあさあ、
コドモン勉強してさ、みんなに広めてよ。
もし極めたら、かっこいいよ」
なんてそそのかされ、
村「コドモンマスターに、俺はなる!」
と宣言してしまいました。
夏休みに研修があったわけですが、
村瀬は家庭の事情でうかがえず、
なんとなくざっくりとした機能しか理解していないまま、
気が付けば、9月を迎えてしまいました。
いざ、「コドモン」と向き合って、気づきます。
理解不能な機能まみれ、ということに。
「コドモン」なんてかわいらしい名前のくせに、
使用するまでにやらなきゃならないことの難しさったら。
これじゃ「コドモン」じゃなくて「オトナン」じゃないか。
と、村瀬は泣きながら悪態をついていました。
しかし、泣こうが喚(わめ)こうが、
「コドモン」を使用しない、という選択肢はありません。
ということで、いつものことですが、
「困ったときの優しい人頼り」作戦を実行です。
今回白羽(しらは)の矢が立ったのは、
先行実施していた梨の木小学校のI先生と事務のSさんでした。
村「もしもしI様ですか?」
I 「なんだ村瀬か。いそがしいんだけど、何?」
村「コドモンのことで…」
I 「コドモンの何のことよ」
村「コドモンって、名前、かわいすぎません?」
I 「あんたそんなことで電話してきたの?
村瀬なんかに構ってる暇ないんだから、もう切るよ!」
村「あー、うそですー。ちがうんですー。
何もかも、わかんないんですー。
助けて下さいー。グミあげるからー」
そんなやりとりをしながら、
長時間にわたり、レクチャーしていただきました。
一体何度電話したことでしょう。
I先生は村瀬から繰り返し放たれる愚問にも、
(呆れながらも)最後まで親切に答え続けてくださいました。
時に、この地区最強の「コドモンマスター」との呼び声高い、
事務のSさんにも問い合わせ、
様々な設定に協力してくださいました。
こうしてどうにか、最低限の技能を身に付けることができたのです。
次のステップは、
I先生とSさんから教えてもらったことを、
相野山小の教職員に伝達することです。
村瀬が分かれば、みんな分かる。
その視点で、マニュアルを作ります。
作ってみて思います。
なんか、物足りないな。
そうか、キャラクターが足りない。
コドモンという名にふさわしい、
かわいく愛らしいキャラクターを作ろう。
そう決意して、
何度も何度も描いては消すを繰り返しました。
どの仕事よりも情熱を注いで一心不乱に筆を走らせます。
相野山小学校非公式キャラクター「あいことやまお」
の原案者の名に恥じぬものを生み出そうと懸命です。
そして、壮絶な苦悩の末に、
『CoDMON完全非公認・非公式キャラクター「こどもんくん」』
を完成させることができたのです。
ポイントは、
「CoDMON」の「C」と「O」をモチーフに描いたことです。
さらに、
『CoDMON完全非公認・非公式キャラクター「おじもんさん」』
『CoDMON完全非公認・非公式キャラクター「おばもんさん」』
という仲間まで完成させてしまったのです。
今年度最初で最後の大仕事を成し遂げた気分です。
自慢げに公表したところ、
「あんた、一体どこに力を入れてんの?」
と、隣の席のY先生に真っ当な意見を返されましたが。
それに、
Y「あんた、訴えられるんじゃない。はははははー」
と、追い打ちもかけられ、
村「まったく心外です!
ワタクシは営利目的で作製したわけではありません!
なんなら著作権も放棄する所存で、
この三人に命を吹き込んだのです!」
と、不毛な論争も繰り広げられましたが。
(三人のキャラクターは、
ホームページ「コドモンについて」に載せた、
各種使用方法のどこかに潜ませておきました。
興味のある奇特な方は、どうぞそちらへ。)
とにもかくにも、どうにか体制を整えることができました。
梨の木小学校のI先生、Sさんのご尽力があってこそです。
心から感謝しております。
相野山小名物「くり」を進呈したいと考えております。
また、保護者のみなさんにもご協力いただき、
無事に全家庭、アプリを導入していただけました。
感謝、感謝です。
各ご家庭にも「くり」を進呈したいと考えておりますが、
お子様に頼んでください。
毎日のことで、大変わずらわしいことかとは存じますが、
子どもたちの健康管理のため、
これからも引き続き、
なにとぞなにとぞ、ご協力をお願いいたします。
さてさて、
村瀬が「コドモンマスター」になるまでの道のりは、
道半ばではありますが、
今後も「コドモン道」に精進したいと考えております。
それでは、また。